2017.10.11

【ボリビア】

■コチャバンバで反対行進 El Deberの記事
コチャバンバでは反対の声を上げる市民らが、行進した。民主主義回復35年を記念する行進が、エボ・モラレス大統領の再選反対の行進に変化したものだ。与党MASは憲法の多選規定にも関わらず、モラレス大統領の再選出馬を強行しようとしている。市民らは、昨年2月21日に行なわれた憲法改正を問う投票の結果を尊重するよう政府に求め、行進した。

■ユンガスのコカ葉農家らが行進 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らの団体が、ラパス市内でデモ行進を行なった。コカインの原料になるコカ葉の生産や流通は国内法で規制されているが、政府側がこの改正案を示した。生産者らは、生産者の立場が悪化するとしてこの改正に反対するため、このデモ行進を実施した。国内ではユンガスと、コチャバンバ県のチャパレが二大生産地となっている。

■IMF、4.2%成長予想 La Razónの記事
国際通貨基金(IMF)は、今年のボリビアの経済成長を4.2%と予想した。10日、各国の経済について報告し予想値を示したものだ。この数字は昨年の成長率4.3%を0.1ポイント下回るものだ。またIMFは2018年のボリビアの成長については4.0%との予想を示している。IMFはエネルギー価格の下落の影響をボリビアが受けているとの見方を同時に示した。

■経営者ら、イロ港視察へ Los Tiemposの記事
国内の主な企業の経営者らがこの14日、ペルー南部のイロ港を視察する。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しているが、関係悪化にともないこの機能をこのイロに移す計画を示している。民間企業の間ではこの外港機能移転への不安もあり、経営者らが直接この場を訪れ、疑問解決を図ることが目的だ。

■ペルーと国境同時展開 Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国の警察は国境地域での同時展開を実施した。南米では薬物や武器、現金の輸送が国境を越えた問題となっている。こうした摘発を集中展開するため、両国警察はそれぞれ、同時の展開を実施したという。今月5~7日にかけて集中的に行なわれたもので、両国それぞれで摘発があった。

■トンネル内で多重衝突 La Razónの記事
ラパス市内、ソポカチのトンネル内で多重衝突事故があった。9日夜、アメリカーノ機構のトンネル内で、一台の車輛のブレーキが利かなくなった。この車が前の車輛に追突し、後続車輛がまきこまれたもので、合わせて6台がからんだという。この事故で5人が負傷しミラフローレスの病院に運ばれた。

■ヤクイバの国境は再開 El Díaの記事
タリハ県ヤクイバの、アルゼンチン国境は正常化した。9日、この国境ではアルゼンチン側の税関に爆破予告の電話があり、国境橋の通行が差し止められる事態が生じた。両国警察が周辺を捜索したが不審物は見つからず、悪質ないたずらであったとみられる。安全性が確認されたとして、国境は通常の体制に戻った。

■トトラ燃やし、影響調査 La Patríaの記事
オルーロ県では「トトラ燃やし」の影響調査が行なわれる。トトラは同県内の湿地などに生える葦の一種だ。国内では東部で、チャケオと呼ばれる野焼きが焼き畑のため行なわれるが、オルーロ県でもこのトトラ燃やしが同じ目的で行なわれる。しかしこのトトラ燃やしによる環境への影響が懸念されており、環境行政などが調査を行なう方針を示した。

■アニマル・プラネットが犬引き受けか Página Sieteの記事
動物関連のテレビ番組制作、放送を手がける「アニマル・プラネット」が、ラパスのシャーペイ「パントゥケ」を引き受ける可能性がある。この犬は8月、12歳の男児を襲い、重傷を負わせた。この件の裁判が行なわれているが。犬の再教育と寛大な処分を求めた、弁護団が結成される事態となっている。アニマル・プラネット側がこの犬を引き受け、再教育を番組化することに意欲を示した。

■墓所、準備始まる El Deberの記事
サンタクルスの墓所では、11月2日の「万霊説」に向けた準備が始まった。この万霊説は日本のお盆にあたる行事で、多くの人が亡くなった家族の霊をなぐさめるため、墓参りを行なう。市内の公営墓地では、この日を前に清掃や不具合個所の修理などの作業が着手された。こうした動きは国内全土の墓所で今後始まる。


【ペルー】

■タクナに一時津波注意報 El Comercioの記事
国内南端のタクナ県の沿岸には10日、一時津波注意報が出された。ペルー時間1時32分、チリ北端のアリカ・パリナコタ州でM6.3のやや強い地震が起きた。震源から100キロ余りのタクナ市内でも揺れを感じ、一部で落石などの被害が報告されている。太平洋岸に出された注意報はその後解除され、潮位の変化などはとくに報告されなかったという。

■マチュピチュ観光、影響なし El Comercioの記事
国内随一の観光地マチュピチュでは10日、とくにストによる影響はないという。鉄道駅と遺跡公園を結ぶバス路線への新規参入の是非をめぐり、地域住民らが参入反対のストをこの日、実施したものだ。クスコとの間の鉄道便やこのバスの便、さらに遺跡公園ではこれらのストによる影響は生じていない。


【チリ】

■北部でやや強い地震 BioBio Chileの記事
国内北部では10日午前3時32分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は第15(アリカ・パリナコタ)州プトレの南西38キロで、震源の強さはマグニチュード6.3、深さは99.3キロだ。同州や第1(タラパカ)、第2(アントファガスタ)州各地でやや強い揺れが生じ、アリカではメルカリ震度7を観測した。同日、この地震の余震とみられる揺れも相次いでいる。

■イケア、チリ進出か La Terceraの記事
スウェーデンの家具量販店イケアが、国内への進出を検討している。同チェーン側が明らかにしたものだ。ラテンアメリカ初の出店について、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルーの4か国が進出の有力候補地になっているという。現在同チェーンは49か国に、合わせて400店を展開している。


【アルゼンチン】

■IMF、2.3%成長予想 La Nacionの記事
国際通貨基金(IMF)は、アルゼンチンの今年の経済成長を2.3%と予想した。10日、各国の予想値について示したもので、アルゼンチンについては4月に示した数字から0.2ポイント上方修正されたことになる。またIMFは、2017年の国内インフレ率について、22.3%となるとの予測値も同時に示している。

■パラグアイ国境、賄賂横行 Misiones Cuatroの記事
パラグアイ国境、ミシオネス州のサンロケ橋では、賄賂が横行している実態だという。国内から、より物価の安いパラグアイへ日用品や食料品を買い出しに行く人が多い。国境を通過する車輛を取り締まる税関職員に対し、円滑な通過のため賄賂を渡す行為が、日常化している現状だと報告された。税関側も、実態調査を開始した。

■フライボンディ、12月から Los Andesの記事
国内参入を計画しているノルウェー資本のLCC、フライボンディの参入は12月になるという。同社側が明らかにしたもので、参入する最初の路線はコルドバ-メンドサ線となるという。すでに同社は、ボーイング737型機を2機調達している。国内では昨年末から、アンデス航空がLCC型の便を運航している。

■フローレスで爆発 Pura Ciudadの記事
ブエノスアイレス、フローレスの住宅で爆発があった。10日15時前、ネウケン通り沿いの3階建ての建物で、爆発が起きた。ガス器具からのガス漏れが原因とみられ、この建物はその後、火災となった。駆けつけた消防がその後、火を消し止めている。この建物や周辺から多くの人が一時避難したが、負傷者などはない。

■クジラの紙幣に栄誉 Télamの記事
新たに発行された、ミナミセミクジラがデザインされた200ペソ札に、栄誉だ。ラテンアメリカの紙幣の中から、「LatiNum賞」が贈られたものだ。コロンビアの5万ペソ札、メキシコの100ペソ札とともに受賞した。また独立宣言200年を記念して発行された2ペソ硬貨についても、賞が贈られている。国内ではグアナコデザインの20ペソ札の流通も始まったばかりだ。

■プエルト・マデーロ、水の汚染 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロでは、水の汚染が深刻だ。この地が面するドック内で、水に浮くゴミの量が激増しているという。プエルト・マデーロはミクロセントロに隣接する地域で、この数十年で住宅開発が一気に進んだ再開発地域だ。これらのドックは、カヤックが運航されるなど、観光開発も進んでいる。


【エクアドル】

■アンバト-リオバンバ道で事故 Caracol Radioの記事
トゥングラワ県のアンバトと、チンボラソ県のリオバンバを結ぶ道路で、バス事故が起きた。10日午前8時、この区間を走行していたバスがエル・カルメン付近で、対向してきたトラックと正面衝突したものだ。この事故で、バスの乗客2人が死亡し、複数の負傷者が出ている。事故原因について、警察が調べを進めている。

■バーニョス、賑わう El Comercioの記事
トゥングラワ県の温泉保養地バーニョスは賑わった。この9日はグアヤキルの記念日で、連休となった。海岸部から内陸の観光地に向かった人が多く、とくにバーニョスは人気が高かった。温泉プールは週末の間連日、多くの水浴客で賑わった。一方、海の観光地は気温が低かったこともあり、水浴客は少なかったという。


【コロンビア】

■アビアンカ、巨額の損失 El Colombianoの記事
国内最大手のアビアンカ航空は、巨額の損失を出しているという。同社の操縦士の組合は先月20日から、ストライキを行なっている。これらのストで便の欠航が相次ぎ、利用者にも大きな影響が出ている。同社によるとこのストにより、一日当たり250万ドル、累積ですでに5千万ドルもの損失を出したという。今もスト打開の兆しは見えていない。

■国民の40%、精神疾患のおそれ Caracol Radioの記事
コロンビア国民の実に40%は、何らかの精神疾患を抱えている可能性があるという。世界保健機関(WHO)が、10日の世界メンタルヘルスデーに合わせ、明らかにした数字だ。18歳から65歳の生産年齢の国民のうち、40%に精神疾患またはその予兆がみられるという。磁針の評判に影響が生じるとして、精神科医などの診察を受けることを避ける人が、多いという。


【ベネズエラ】

■IMF、12%マイナスと予想 El Nacionalの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラの今年の経済について、12%のマイナスと予想した。経済失政によるインフレ進行、物資不足が起きる国内についての予想値を示したものだ。今年の物価上昇は653%、2018年については2349%との予想も示している。ベネズエラ中央銀行は、インフレ率などのデータを2015年以降、示していない。

■政府、IMFに反論 Caracol Radioの記事
ベネズエラ政府は、国際通貨基金(IMF)に反論した。IMFは今年のベネズエラの国内総生産(GDP)について、前年比で12%のマイナスになるとの予想値を示した。フアン・アリアス大臣は「意図的に誇張された数字だ」と反論した。同大臣はベネズエラ経済について、「回復基調にある」と強調し、この発表に不快感を示した。

■ビットコイン通貨化に現実味 The Jack Newsの記事
国内ではビットコインの「通貨化」の、現実味が増している。経済失政により国内ではインフレ進行と物資不足が続く。通貨ボリバールは暴落が続き、公定レートでは1ドルは10ボリバールだが、現在の闇レートは1ドルは2万7651ボリバールだ。通貨への信頼が完全に損なわれた状態で、これに代わるものとして仮想通貨ビットコインによる決済が、国内で急増している。

■オルテガ氏「法治国家ではない」 Caracol Radioの記事
元検察長官のルイサ・オルテガ・ディアス氏は、ベネズエラはもはや法治国家ではなく、民主主義もないと断じた。ニコラス・マドゥロ政権を追求した同氏は、制憲議会により一方的に解任され、コロンビアに亡命している。同氏はボゴタの大学で講演し、ベネズエラの現在の状況が独裁専制国家になっていると断じた。

■肺炎レンサ球菌ワクチンが涸渇 El Carabobeñoの記事
国内では、肺炎レンサ球菌へのワクチンが、涸渇しているという。医療機関が明らかにしたもので、成人用、小児用ともに国内では入手できない状態となっているという。この細菌は呼吸器感染症や全身感染症を引き起こすもので、ワクチン涸渇によりこれらの感染症が国内で今後、激増するおそれがある。

■カラカス空港、ケーブル盗難 Globovisionの記事
カラカスのマイケティア国際空港で、ケーブルを盗んだとして21歳の男が逮捕された。同空港施設内では今年4月末以降、銅線などが盗まれる被害が続出していた。警察はこれらの盗みを働いた容疑で、市内に住むジェイソン・ヘスス・フィゲロア・オルテガ容疑者を逮捕したことを明らかにした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル大地震から31年 La Prensaの記事
エルサルバドルを襲った大地震から、10日で31年となった。1986年のこの日、午前11時49分にマグニチュード7.5の大地震が発生し、首都サンサルバドルはメルカリ震度9の強い揺れに見舞われた。当時同国は内戦中で、死者数などの正確な情報は今も明らかではない。同国では2001年1月、2月にやはり大きな地震が生じ、多くの死傷者を出した。

■結婚年齢引き下げ勧告 Caracol Radioの記事
国連はウルグアイ政府に対し、婚姻年齢の引き下げを勧告した。同国では婚姻が可能な年齢が16歳となっているが、この状態が若年層の権利侵害に当たっていると指摘したものだ。この上で、世界的な「標準」である18歳以上に引き上げることを、同国政府側に求めた。ウルグアイ議会内でも、この引き上げが議論となっている。

■ブラジルコーヒー、10.2%減 Caracol Radioの記事
ブラジルからのこの1~9月のコーヒー輸出は、前年同期比で10.2%のマイナスとなった。コーヒー輸出業の団体Cecaféが明らかにしたものだ。この9月の輸出は、前年同月比で25.1%、8月からは12%の減少となっている。輸出相手トップは米国で19.7%を占め、以下ドイツ17.4%、イタリア9.2%、日本7.1%となっている。

■ギャングメンバーを引き渡し Breitbartの記事
米国の移民局は、ギャングメンバーの男をエルサルバドルに送還し、引き渡す。テキサス州ヒューストンで捕えられたこの男は、同国で暗躍する「MS-13」のメンバーで、エルサルバドルで2件の殺人事件の容疑がかけられている。エルサルバドルはこうした組織メンバーの暗躍により、治安の悪化が大きな問題となっている。

■売春強要のベネズエラ女性らを保護 Caracol Radioの記事
パナマ当局は、売春を強要されていたベネズエラの女性6人を保護した。この6人はパナマシティのロス・メルセデス地区で、売春をさせられていたという。売春強要の容疑で、ベネズエラの2人と中国の3人が事情を聴かれている。経済問題からベネズエラから国内に移住した人は多く、仕事を得られない女性が売春をさせられていたとみられる。


【国際全般】

■オフェリア、ハリケーンに El Universoの記事
大西洋上で発生した熱帯低気圧「オフェリア」がハリケーンになる見通しだ。米国の気象機関が明らかにしたもので、早ければ11日にもハリケーンのカテゴリーに成長するという。現在このオフェリアはアゾレス諸島の西南西1270キロにあり、南東に向けて時速6キロで移動している。今の時点で島や大陸に影響は生じていない。



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