2017.10.12

【ボリビア】

■9県都で再選反対デモ Página Sieteの記事
10日夜、国内9県の県都でそれぞれ、エボ・モラレス大統領の再選に反対するデモが行なわれた。憲法の再選規定に関わらず、モラレス大統領の次期選挙出馬を与党が画策している。民主主義回帰35年を祝うこの夜は、憲法と民主主義を守るための集会に変わった。昨年2月21日に行なわれた憲法改正投票で、「No」が勝利したことを尊重するよう、市民は訴えた。

■国外でも再選反対デモ Página Sieteの記事
10日、国外でもエボ・モラレス大統領の次期大統領選出馬に反対するデモが行なわれた。憲法規定に関わらず出馬を強行する動きに、米国、スペイン、スイス、イタリア在住のボリビア国民が「No」を訴えたものだ。この日は民主主義回復35年を祝う動きが、国内9県都で再選反対デモに変化した。在外邦人の間でも、この再選の動きに危機感を覚える人が増えているという。

■ロメロ大臣「認識している」 Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、国内でエボ・モラレス大統領の再選に反対する声が高まっていることを「認識している」と述べた。10日夜には国内各地で反対デモが行なわれ、1万人以上が参加したとみられる。ロメロ大臣は一連の動きについて認識しているとし、その上で政府として国民の理解を求める、との姿勢を示した。

■横断鉄道、ブラジルと合意へ Página Sieteの記事
政府が計画する大陸横断鉄道計画について、ブラジルにも合意が得られる見通しだという。今月末、エボ・モラレス大統領とミシェル・テメル大統領の会談が行なわれる。この場で合意がなされ、覚書が交わされる見通しとなった。この鉄道は国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶもので、3か国のほかパラグアイ、ウルグアイも賛同している。

■チリと自由通行を協議 Página Sieteの記事
ボリビア、チリ両国政府は両国国境での自由通行の是非などについて、協議を行なう。11日からアリカで、この協議が行なわれているものだ。両国は関係悪化からこうした交渉を長い間棚上げしていたが、今年に入り再開させていた。両国では密輸の横行が問題となっている一方、ボリビア貨物の通関の簡素化などについても、議題として触れられていた。

■イロ港、25%引き下げ提示 El Deberの記事
ペルー南部のイロ港は、ボリビア貨物について使用料の25%引き下げを提示した。内陸国のボリビアは現在、チリ北部の港湾を外港として使用している。しかし国同士の関係悪化から、この機能をイロ港に移す計画を進めている。イロ港の港湾管理側がこの動きを受け、ボリビア貨物の優遇案としてこの引き下げを提示したものだ。

■エスピリトゥ・サント2橋の危機 Los Tiemposの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路区間にある、エスピリトゥ・サント2橋が、危機に瀕しているという。地域の交通の要所となっているこの橋だが、土台部分に亀裂が生じるなど、崩壊するおそれがあるとの警告が、地域行政から出された。この橋は中国企業が建造したもので、ボリビア道路管理局(ABC)が緊急の調査を行なっている。

■性犯罪、厳罰化へ El Díaの記事
性犯罪について、厳罰化が図られる。下院議会は、強姦や性的強要、さらに児童年少者に対する性犯罪について、量刑を最大12年とすることを可決した。国内でも性犯罪の増加の傾向があり、これを抑止することが目的だ。またセクシャルハラスメントや痴漢行為についても、現行の量刑上限4年を、8年に引き上げる。

■テレフェリコ、工事再開へ La Patríaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の建設工事が、再開される。資金ショートなどの理由からこの工事は8月18日から中断されている。県側が再開案を提示し、請け負っていたフランスのポマ社が受け入れたことから、工事が再開される見通しとなった。県側は来年2月のカルナバル前までに、このテレフェリコを開業させたい姿勢だ。

■スアレス氏、ラミアのタトゥー El Deberの記事
昨年11月のラミア墜落事故から生還した、ヒメナ・スアレスさんが、この件についてのタトゥーを身体に入れたという。ブラジルのチームシャペコエンセの選手らを乗せたこの機は、コロンビアで墜落した。客室乗務員だったスアレスさんは、奇跡的に生還した。このラミアと、この事故で死亡した同僚らを忘れないため、タトゥーを入れたことをSNSで明かした。


【ペルー】

■サクサイワマン、ツアーバス禁止へ El Comercioの記事
クスコ市は、サクサイワマン要塞遺跡へのツアーバス立ち寄りを禁止した。9日、クスコ議会が特別の議決を行ない、この措置を決めたものだ。市内の名所などをめぐるツアーバスの運行がなされているが、サクサイワマンへの入園料の問題などから、この禁止措置が発動された。今後違反した業者には、罰金が科されるという。

■インカの都市跡発見 La Repúbliaの記事
クスコ県で、新たにインカ都市の遺跡が発見された。考古学者によると、サクラメントのラッコ-ヤベロ谷、メガントニサンクチュアリー付近で、都市跡が見つかったものだ。インカ時代に作られたとみられる町の壁や石造りの道、階段、段々畑の痕跡などが見つかっている。この範囲は2千平方メートルに及ぶが、どのような町だったかはまだ分かっていない。


【チリ】

■コンセプシオンに充電ステーション La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンに、電気自動車専用の充電ステーションがオープンした。この充電スペースは、電気自動車への充電が無料でできるという。サンティアゴ以南の国内では、初めての開設とみられる。国内でもガソリン車から電気自動車への転換が徐々に進んでおり、今後国内に同様の充電ステーションが次々と設けられるとみられる。

■ビニール業界、今後に懸念 BioBio Chileの記事
国内のビニール、ナイロン業界は、国の環境政策に怯えているという。買い物の際のレジ袋の有料化などの措置が、国内の小売現場でも進んでいる。国はビニールゴミの削減に向け今後、こうしたレジ袋の使用そのものを禁止する可能性があり、この措置が取られれば同業界は大きな困難に直面する。


【アルゼンチン】

■苦しみの末出場権獲得 Futbol Totalの記事
アルゼンチン代表は、崖っぷちからワールドカップ出場権を獲得した。10日、南米予選最終戦が行われ、アルゼンチン代表はエクアドルと、キトで対戦した。試合開始早々に失点したが、リオネル・メッシ選手のハットトリックで勝利し、予選三位となり、ロシア大会出場権を獲得した。圏外からの大逆転で、国内でも歓喜の声が上がった。

■AR、今週末ストのおそれ Diario Registradoの記事
アルゼンチン航空は今週末、ストライキを行なうおそれがある。同社の複数の労働組合と経営側が、賃金や待遇についての交渉を行なった。経営側から16%の賃金引き上げ提示があったが組合側はこれを不服としている。今週中に交渉が妥結しなければ、連休となる今週末に、ストが行なわれる可能性があるという。

■80年前の船を引き揚げ La Nacionの記事
ラ・プラタ川では、1930年に沈没したとみられる船の残骸が、引き揚げられた。この川の浚渫作業の一環で行なわれたものだ。沈没したのは長さ45メートル、重さ40トンの船で、川底から残骸が一つ一つ、引き揚げられた。担当者によるとこの作業には、10日前後が必要だという。

■ビジャ・クレスポ、現場事故 TNの記事
ブエノスアイレス、ビジャ・クレスポの工事現場で事故が起きた。11日午後、バレンティン・ビラソロ通り沿いでの建物の建設現場で、壁が崩落したものだ。この崩落に巻き込まれ、30歳と32歳の男性作業員2人が死亡している。現場では崩落した瓦礫の撤去作業が行なわれるとともに、原因の調べが進められている。

■2ペソ札、廃止へ La Gacetaの記事
アルゼンチン中央銀行は、現在流通している2ペソ札を、6か月以内に廃止することを明らかにした。国内ではすでに2ペソ硬貨が発行され、紙幣から硬貨への置き換えが進んでいる。バルトロメ・ミトレの肖像が描かれたこの2ペソ紙幣は1993年に流通を開始した。固定レート時代は2米ドルの価額だったが、今は0.1ドルほどの価値となっている。

■世界の果て列車、売却 Télamの記事
ティエラ・デル・フエゴ州のウシュアイアの観光列車「世界の果て号」が売却された。この列車は1994年から、全長7キロの区間で運転されている観光用のものだ。23年間運転してきた企業から、地域の企業連合に一括で売却されたという。ウシュアイアの観光議会も、新しい体制での同列車の運転に、期待を示している。


【エクアドル】

■グアヤキル-ドゥラン橋計画 El Universoの記事
レニン・モレノ大統領は、グアヤキルとドゥランを直接結ぶ橋の建設計画を示した。グアヤス川にかかるこの橋の建設には、8億ドルが必要とみられる。モレノ政権は、新たな公共事業の展開には消極的だが、この計画については必要性を認めているという。今後交通公共事業省が、計画の細部をつめることになる。

■中国、病院建設に協力 El Universoの記事
中国が、被災地での病院整備、建設に協力する。昨年4月16日に発生したM7.8の大地震で大きな被害を受けた、マナビ県のチョネで病院整備計画が進められている。中国はこの整備のため、1億5千万ドルを投資することを明らかにし、エクアドル政府側と覚書を交わした。また中国は、同国産のコンピュータ1000台を、教育省に提供する。


【コロンビア】

■アビアンカスト、3週間 El Espectadorの記事
アビアンカ航空の操縦士の組合によるストライキは、開始から3週間となった。組合側は労使交渉のもつれから、9月20日からストライキを続けている。4千便が欠航し、35万人の利用客に影響が及んでいる。司法はこのストを違法と判断し、労働省が操縦士らに職務に戻るよう勧告したが、事態に大きな変化は生じていない。

■テレビ販売に商機か Caracol Radioの記事
国内の家電業界が、勢いづいている。10日に行なわれた予選を経て、コロンビア代表が2018年ワールドカップロシア大会の出場権を獲得した。この大会の試合観戦のため、テレビを買う動きが国内で広がることが期待される。メーカー、家電販売店ともこの商機を生かそうと、早速動き出したという。

■ベネズエラ労働者、社会保障可 Caracol Radioの記事
国内に身を寄せているベネズエラ移民は、国内での社会保障を受けられるという。政治経済の問題から、ベネズエラからコロンビアに移り住む人が増加している。国内の職域社会保障について、ベネズエラ国籍者もコロンビア国民と同様に、適用されることが発表された。健康保険や年金などの利益を受けられるという。


【ベネズエラ】

■カプリレス氏が離職 Caracol Radioの記事
野党指導者エンリケ・カプリレス氏は11日、ミランダ州知事の職を離れた。同国では15日、州知事選などの選挙が予定されており、これを前に離職したものだ。同氏は、この15日の知事選出馬を認められなかったが、今後もニコラス・マドゥロ政権の退陣を求め、政治活動を続ける姿勢を示している。

■野党、国際社会に監視を求める Caracol Radioの記事
野党は国際社会に対し、15日に行なわれる地方首長選挙についての「監視」を求めた。ニコラス・マドゥロ政権は、この選挙を通じてその体制の強化を図りたい姿勢だ。野党はこの独裁政権が、選挙を不正に誘導、捏造するおそれがあるとして、国際社会に対し、厳しい目を向けるよう求めた。

■公共交通システムが破綻寸前 El Nuevo Heraldの記事
国内では公共交通システムが、破綻寸前となっている。経済失政により物資不足と物価高騰が続く中、都市部のバス交通などでは便が大幅に削減されている。交通事業者が、現行運賃では経営が続けられないとして、従来体制での運行を拒んでいるものだ。カラカスなど都市部では、数少ない便に利用者が集中し、いずれの便も大混雑の状況となっている。

■アレパが涸渇 El Universalの記事
国内では、伝統的なパンの一種「アレパ」が涸渇した。経済失政の影響で、多くを輸入に頼る小麦粉不足が深刻化している。もともとアレパはトウモロコシ粉からつくるが、この不足から小麦粉が使用されていた。この小麦粉も深刻な不足となり、庶民の味であるアレパが、国内市場からほぼ消滅してしまった。

■癌治療、不可能に El Universalの記事
国内医療機関での癌治療は、ほぼ不可能となっているという。腫瘍学の専門医らが明らかにしたものだ。経済失政の影響で、多くを輸入に頼る医薬品の不足が起きている。癌治療に使用される医薬品は全面的に涸渇し、治療も手術も国内では現在、不可能な状態だという。国内では衛生の悪化も、同じ理由で指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、スーパー機能せず Caracol Radioの記事
プエルトリコでは、未だにスーパーが機能していないという。3週間前、この島をハリケーン「マリア」が襲った。インフラへの被害が大きく、物流が十分に機能しないため、商品が十分に流通していない状態だという。住民はこのハリケーン襲来以降、その生活の維持も難しい状況に立たされている。

■ニカラグア、M4.8の地震 Caracol Radioの記事
ニカラグアでは11時午前3時26分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は太平洋岸のボカ・デ・パドレ・ラモスの西78キロで、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは38キロだ。太平洋沿岸の町を中心に揺れを感じたが人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。

■ロシーニャにまた部隊 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロのロシーニャに、また軍の部隊が投入された。ブラジル国内の年には、ファヴェラと呼ばれるスラム街が多く形成されているが、ロシーニャはリオ市内最大規模のファヴェラだ。地域に巣食う犯罪掃討のため警察が展開しているが、軍がこれを側面支援するため部隊を送ったものだ。今回は600人が、動員されたという。

■パラグアイ、マリファナ議論延期 ABC Colorの記事
パラグアイ議会では、マリファナ(大麻草)合法化についての議論が延期された。同国議会では、マリファナの薬事利用解禁に向け、その枠組みなどの議論が行なわれている。しかし上院議会は、この合法化による影響などに調査が必要として、実質的に解禁議論そのものを先送りした。ラテンアメリカ各国でも、薬事利用の解禁が進んでいる。

■メキシコ、刑務所暴動 El Universoの記事
メキシコ北部の刑務所で暴動が起きた。現場となったのはヌエボ・レオンにある、カデレイタ刑務所だ。受刑者同士のケンカがきっかけで暴動に発展し、13人が死亡したという。現在当局側が、この事件が起きた経緯などについて、調べを進めている。この刑務所では昨年にも暴動があり、49人が死亡していた。

■ユダヤの碑に落書き El Paísの記事
ウルグアイで、ユダヤの碑に悪質な落書きがあった。プンタ・カレタスにあるこの碑は、第二次大戦中にホロコーストで死亡した油断人を追悼するものだ。この碑に、このホロコーストを肯定する文言が落書きされ、「たった30万人のユダヤ人しか死んでいない」と書かれていた。フデオフォビア(ユダヤ人憎悪)によるものとみて、捜査機関が調べを進めている。

■ニカラグアではまた雨 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでは、また大雨の予報だ。気象機関は、カリブ海で発生した新たな低気圧の影響で、国内の広い範囲で強い雨がふるおそれがあると予報した。国内では先週、その後ハリケーンに成長した低気圧「ネイト」の影響で、各地で大雨による被害が生じている。地盤が緩んでいる地域があるとして、気象機関は警戒を呼びかけた。

■受刑者880人が移動 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは、受刑者880人が大移動した。11日、同国では新しく、テグシガルパの北西70キロに、エル・ポルベニール刑務所の運用が始まった。国内の刑務所は定員オーバーの状態が続き、この是正のため新たに設けられたものだ。パンディージャと呼ばれる組織犯罪のメンバーの暗躍で、国内では治安問題が深刻なレベルとなっている。



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