2017.10.17

【ボリビア】

■イロ港、3億ドルの投資必要 El Deberの記事
ペルー南部のイロ港を訪れた国内財界関係者は、3億ドルの投資が必要と結論づけた。内陸国のボリビアは現在、チリ北部の港湾を外港として使用している。しかしチリとの関係悪化から、この機能をイロに移す計画だ。港湾を視察した財界は、港湾設備がまだ小さく、投資が必要と指摘し、ペルー政府からインフラ整備への投資が行なわれることに期待を示した。

■エボ、マドゥロを祝福 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を祝福した。15日に行なわれたベネズエラ国内23州の知事選挙で、マドゥロ大統領が率いる与党が17州で勝利したことが伝えられた。マドゥロ大統領と盟友関係にあるモラレス大統領はこれを祝福し、マドゥロ政権を非民主主義的と批判する各国を批判した。

■横断鉄道、チリにも重要 Página Sieteの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、ボリビア政府が計画する大陸横断鉄道はチリにとっても重要と断じた。この計画はボリビア国内の鉄道網を活用し大西洋岸のサントス港と、太平洋岸のイロ港を鉄路で結ぶものだ。チリはこのルートから外れるが、ワナクニ外相はチリにとっても、大西洋岸の港につながることになり、利益が大きいと断じた。

■チリの候補者、国境封鎖に言及 Página sieteの記事
チリの大統領選の候補者の一人が、ボリビア国境の封鎖に言及した。独立系のホセ・アントニオ・カスト候補が、密輸対策の一環としてボリビアとの国境をすべて閉鎖する選択肢もあるとツイッターで考えを示したものだ。国交のない両国間で、密輸の問題が現在、大きく扱われている現状だ。両国は今年、国境についての協議を再開させている。

■アルゼンチン合法居住者、60万人 Página Sieteの記事
アルゼンチンで居住許可を受けているボリビア国民は、60万人に達するという。同国の外務省側が明らかにした数字だ。このほか非合法居住ボリビア人は40万人いるとみられ、合わせて100万人が現在居住しているとみられる。ボリビアからはよりよい仕事、生活を求め国外に移民する人が多いが、スペインの経済問題以降、アルゼンチン居住者が増加していることが伝えられている。

■チェコ、国産バナナに関心 Página Sieteの記事
チェコ政府が、ボリビア産バナナの輸入に強い関心を示しているという。国内ではコチャバンバ県の熱帯地方を中心にバナナが生産され、そのほとんどはアルゼンチンに輸出されている。国産バナナとしては新たな販路確保が必要な状態だが、こうした中チェコがその輸入に関心を持っていることが新たに伝えられた。

■暗黒の10月メモリアル行進 La Razónの記事
ラパスとエルアルトでは、「暗黒の10月」のメモリアル行進が行なわれる。2003年のこの月、チリへのガス輸出の可能性が報じられたことから「ガス戦争」となり、国内では50人以上が死亡した。このメモリアルと、米国に亡命したゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ元大統領の国内引渡しを求めた行進が、行なわれるものだ。

■トゥピサでまた社会闘争 Página Sieteの記事
ポトシ県のトゥピサでまた、社会闘争が起きている。この町では水道インフラに脆弱性があり、この改善、安定供給を求めた市民による社会闘争が繰り返されている。市民らは16日から、72時間の新たなストに入り、幹線道路などが封鎖される事態となっている。市民らは県や国から十分な回答がなければ、来週からは無期限ストに入ることを示唆している。

■オルーロ、落雷で夫婦死亡 Página Sieteの記事
オルーロ県では15日昼頃、落雷により夫婦が死亡したという。警察によると、この事態が起きたのは同県のカラコリョだという。オートバイに乗り56歳の夫と55歳の妻が、移動していた。この際に雷の直撃を受け、2人は病院に運ばれたが死亡が確認された。この夫婦は近くのワイリャマルカに居住しているという。

■祝いの場でダイビングの事故 El Deberの記事
サンタクルス県のモロモロで、祝いの場でスカイダイビングの事故が起きた。15日、10日に創設96年を迎えたアリルマのコミュニティの、祝賀行事が行なわれていた。この場に、スカイダイビングのパラシュートが降り立つ演出があったが、事故によりこの30歳の男性が死亡したという。事故の詳細については、明らかにされていない。


【ペルー】

■フリアカターミナルが浸水 Correo Perúの記事
プーノ県最大都市フリアカのバスターミナルが、浸水したという。地域一帯では強い雨が降り、行き場を失った雨水がタクナ通りのこのターミナルに流れ込んだ。この影響でターミナルそのものが機能を失い、バスの便は周辺の街路から出発したという。現在シエラ(アンデス)は乾季から雨季に移行する時期で、季節外れの大雨だった。

■ワチパで土砂災害 La Repúblicaの記事
リマ県北部のワチパで、土砂災害が発生した。16日未明、サンタクルス・デ・カハマルキーリャの山肌から岩石が流れ出したものだ。この岩石が地域の住宅を直撃し、中にいた22歳の母親と生後5か月のこどもの2人が、死亡している。また周囲にはこの土砂災害現場から流れ出た泥流が広がっている状態だという。


【チリ】

■津波警報が誤作動 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州で、津波の警報装置が誤作動したという。政府防災機関は日本からの協力を受け、津波の発生や到来を知らせる警報装置を海岸に展開している。アントファガスタ、メヒジョネスなどでこの装置が作動し、多くの市民を驚かせたという。この装置の誤作動は、今年すでに3度めだという。今回の誤作動原因はまだ分かっていない。

■アンゴル、プーマを保護 Biobio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のアンゴルで、野生のプーマ(ピューマ)が保護された。このプーマは、農村部のトロニクラで動けなくなっているのを、地域の人々に発見された。地域の警察が出動し保護したもので、プーマは重傷を負っていたという。南米大陸の広い範囲に棲息するプーマだが、近年は個体数の激減が指摘されている。


【アルゼンチン】

■AR、正常化へ Republikの記事
アルゼンチン航空はこの16日には、便の運航は正常化したと発表した。賃上げをめぐる労使対立から先週、突然のストライキが行なわれた。この影響で多くの便に遅れなどの影響が残存ししていたが、この日からは正常化したという。この週末は連休で、航空便の利用者は通常より多い状態だった。

■サンフアン、ソンダの影響 Diario la Provincaの記事
サンフアン州はこれから、また「ソンダ」の影響を受けるという。ソンダはアンデス山脈からフェーン現象をともなって吹き降ろす、乾いた熱風だ。今週、この風がまた吹き、州内では気温が大きく上昇する見通しだという。すでにメンドサはソンダの影響を受けており、気温はこの時期としては高い摂氏32度まで上昇している。

■週末、100万人が旅行 La Voz de Cataratasの記事
連休となったこの週末、国内では100万人近くが、旅行した。観光省が明らかにしたもので、国内外を訪れた人の数は99万7千人に達したという。この数は前年同期比で6.7%の増加で、国内観光業の経済効果は24億7200万ペソと試算された。国内の主なホテルの平均客室稼働率は70%に達したという。

■マル・デル・プラタも賑わう La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町マル・デル・プラタもこの週末、観光客で賑わった。連休となり、とくにブエノスアイレス都市圏からこの地を観光で訪れた人が多かった。最高気温は23度と、海水浴にはやや低かったが、それでもビーチは水浴客で賑わったという。この町はこれから夏にかけ、本格的な観光シーズンに入る。


【エクアドル】

■デ・プラティで火災 El Universoの記事
グアヤキル中心部の百貨店、デ・プラティで火災があった。ルケ通りに面する店舗の外側部分で火が出たもので、消防により消し止められ、壁が焦げる程度の被害で済んだ。百貨店側は、この建物の電気設備の断線が、火災原因であったと発表している。この百貨店の営業は、通常通り行なわれた。


【コロンビア】

■アビアンカ、スト継続 El Espectadorの記事
アビアンカ航空のストライキは、週明けの16日も継続している。操縦士の労働組合員702人は、9月20日から賃上げなどを求めストに入った。しかしこのストが違法であるとの司法判断があり、77人については職務に戻っているが、残る操縦士らはストを継続中だ。この週明けからスト終了となる可能性があったが、結局ストは継続されたままとなった。

■カルタヘナ、高層ビル差し止めか Caracol Radioの記事
カルタヘナで進められている高層住宅の建設計画が、差し止められる可能性がある。市内で計画されているのは30階建ての建物だ。しかし検察が、この建物により中心部、歴史景観地区の景観に重大な影響が及ぶおそれがあるとして、建設主と建設会社に対し説明を求めている。要塞都市カルタヘナの旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されている。


【ベネズエラ】

■与党、17州で勝利宣言 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領率いる与党は、州知事選挙での勝利を宣言した。15日、23州の知事選挙が行なわれたが、与党は17州で勝利したという。野党が勝利したのはアンソアテギ、メリダ、ヌエバ・エスパルタ、タチラ、スリアの5州にとどまる。これまで野党が知事を占めていたララ、ミランダ、アマソナスの3州でも、与党が勝利したことになる。

■マドゥロ、SNS正常化宣言 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、SNSの正常化を宣言した。15日に投票が行なわれた23州の知事選挙で、同大統領が率いる与党が17州で勝利した。国内では反政府運動が激化したが、SNSがこの上で大きな役割を果たしていたことから、政府がさまざまな制限を取っていた。今回の勝利を受け、こうした制限を中止することを明らかにした。

■野党、新たな闘争へ El Paísの記事
野党は国民に対し、新たな闘争を呼びかけた。15日に投票が行なわれた23州の州知事選挙で、与党が17州での勝利を宣言している。しかし野党は、この選挙そのものが公正、自由ではないとして反発している。国民に対し、民主主義の回帰を求めるデモを行なうよう、呼びかけを行なった。国内では4月から7月にかけ、連日こうしたデモが行なわれていた。

■野党候補、結果に疑義 Caracol Radioの記事
ボリバール州の知事選挙の野党候補が、選管に対し疑義を申し立てた。国内23の州でこの15日、州知事選挙が行なわれている。すでに22州について結果が発表されているが、同州についてはまだ結果が示されていない。野党のアンドレス・ベラスケス候補は同州の開票について、何らかの「力」が加わっている可能性を指摘し、疑義を申し立てた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、マリファナ輸出か El Paísの記事
ウルグアイは、マリファナ(大麻草)成分の輸出を計画している。同国では個人使用が解禁されるなど、マリファナの合法化が進んでいる。医療用マリファナが解禁されているメキシコ、カナダ市場に、国産マリファナオイルを輸出する準備を進めているという。早ければこの12月にも、この輸出が開始される見通しとなった。

■音響攻撃、キューバに責任 El Paísの記事
キューバで発生したとみられる「音響攻撃」について、米国のドナルド・トランプ大統領はキューバ政府に責任があると断じた。ハバナの米国大使館にこの攻撃が仕かけられ、外交官や職員が聴覚に異常をきたしている。この事態を受け米国は同大使館職員の多くを帰国させている状態だ。両国関係の悪化の責任が、キューバ側にあると断じたものだ。

■魚大量死、調べを開始 El Universoの記事
パラグアイの環境当局が、魚の大量死についての調べを開始した。大河パラグアイ川の支流であるコンフソ川で魚が大量死し、川面が死んだ魚に覆われる事態となっている。アスンシオンの北50キロで起きたこの事態について、原因などについての調べが着手されたものだ。雨不足で川の水量が減り、水中の酸素不足が起きた可能性が高いとみられている。

■エルサルバドル、週末殺人53件 El Salvadorの記事
エルサルバドル国内では先週末、53人が殺害されたという。同国警察が明らかにしたもので、14日には24人、15日には29人が殺害されている。国内ではマラと呼ばれる犯罪組織と、パンディージャと呼ばれるそのメンバーらの暗躍で、凶悪犯罪が起きやすい状況にある。十月前半の殺人数は211件で、一日平均14件、発生したことになる。

■ホンジュラス、滑走路摘発 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは、勝手につくられた滑走路がまた、摘発された。新たに摘発されたのはニカラグア国境に近い、グラシアス・ア・ディオスのブルス・ラグーナだ。長さ1200メートル、幅15メートルの滑走路が何者かによりつくられていた。メキシコや北米に向けて薬物を輸送するための小型機の発着に使用されていたとみられる。

■エルサルバドル、エビ禁漁 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは、エビの禁漁措置がとられた。同国の農業畜産省が通達したものだ。漁業者に対し、エビの禁漁措置をとったことを明らかにしたもので、資源保護の観点から判断したという。禁漁期間は11月15日までの1か月間だ。同国の海産物の中でもエビは重要度が高く、漁業者の団体もこの措置に理解を示している。

■献血、慢性的不足 ABC Colorの記事
パラグアイの血液銀行は、国内では献血者が、慢性的に不足していると指摘した。同国でも輸血血液は献血に頼っているが、自主的に献血する人は慢性的に足りないという。年間、必要とされる輸血血液は14万パックだが、献血により得られるのは9万6千パックで、差し引き4万4千パックが不足している。



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