2012.02.25

【ボリビア】

■トリニダ、カルナバル中止 Los Tiemposの記事
ベニ県の県都トリニダでは、今季のカルナバル関連行事の中止が発表された。同市議会が決定したもので、来週末に予定されていた関連行事はほぼすべてが凍結される。今季の雨によりベニ県では甚大な被害が生じており、トリニダでも先週、市街地が水没する事態が起きた。市議会は災害対応を優先させるとし、行事の中止を決めたという。

■トリニダ、2千世帯が避難 El Deberの記事
洪水に見舞われたトリニダでは、今もなお2千世帯が避難している。先週、市街地では最大で1メートルの高さまで水が達したが、現在は3センチ程度まで引いている。しかし多くの世帯が避難したままで、市側が用意した1400世帯分のキャパシティを上回っているという。今後被害地域では衛生状態の悪化や感染症の発生が懸念されている。

■ルレナバケ、復旧続く El Deberの記事
ベニ県のルレナバケでは復旧作業が黙々と続けられている。この町ではベニ川の氾濫と大規模土砂崩れが発生し、10人の犠牲者を出してから1か月が経った。市民生活は平常に戻りつつあるものの、市街地にも多くの泥が残留し、後片づけの作業は今も続けられている。ベニ県全体で雨の多い状況は続いており、氾濫の再発生を市民は懸念している。

■ピライ川、2人が不明 El Deberの記事
異常な増水となっているピライ川流域では、2人が不明となっているという。この川では過去最高の水位を記録し、氾濫のおそれがあるとしてサンタクルス県が、上から2番めのランクの警戒警報を出している。県側によるとこの増水の影響で2人が不明となり、また1個所で氾濫によるとみられる洪水が起きているという。

■エボ支持、73% Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領への支持率は上昇し、73%となった。調査会社タル・クアルが行なった世論調査の結果で、半年前の支持率59%から、実に14ポイントも上昇したことになる。支持しないと答えた人は22%だった。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領に対しては支持が64%、不支持が31%だった。

■ラパス、プマ・カタリが開業 El Deberの記事
ラパスでは24日、市が導入した大型バスによる新交通システム「プマ・カタリ」が開業した。このサービスは市側が導入した61台の中国製新車輌を使用したもので、この日から市内とソナスールを結ぶ3路線で運転を開始した。従来のミクロやミニブスよりもキャパシティが大きく、大量輸送が可能となる。今後市側は、路線網を拡大させる方針だ。

■テレフェリコ、稼働は年間360日 La Razónの記事
ラパス-エルアルト間に建設されているテレフェリコ(ロープウェイ)は、年間360日の稼働となる。市側が明らかにしたもので、メンテナンスなどのため年間5日程度、「休日」を設ける方針だという。また運転時間は朝5時から22時までで、夜間はやはりメンテナンスの時間となる。一方、市側はまだ、この利用運賃を明らかにしていない。

■ハードロックカフェがオープン El Deberの記事
ボリビア国内初となる「ハードロックカフェ」の店舗が24日、サンタクルスにオープンした。この店は整備が続いている大型商業施設ベントゥーラモールに設けられた。同カフェはアルゼンチンやペルーなど近隣国にはあるが、これが国内初出店で、さらにラパスへの出店計画もあるという。

■オルーロ、バス需要増 La Patríaの記事
オルーロに向かうバス需要は、季節的な増加を示している。3月1日のカルナバルを前に、この週末には最後のリハーサルが行われた。この日、ラパスなどからオルーロに向かうバスの便は混雑し、早くも運賃の値上げが起きたという。ラパスとの間の便は通常は30ボリビアーノだが、35ボリビアーノで販売された便もあった。

■サンホセ、酸性廃水の流出続く La Patríaの記事
オルーロ県のサンホセ鉱山からの廃水の危険性が、あらためて指摘された。この鉱山からの酸性廃水がそのまま流出し、地域の川や湖を汚染していることが以前から指摘されている。この状況はむしろ悪化し、中にはきわめて強い酸性を示す数値も、近隣で表れているという。環境行政は、この鉱山廃水の一次処理のシステムに不備があると指摘した。

■アマスソナス、クイアバへ Midia Newsの記事
アマスソナス航空は5月22日から、サンタクルスとブラジルのクイアバを結ぶ路線を就航する。ブラジルの航空当局が就航を認めたもので、週3往復での運航となる予定だ。同社は破綻したアエロスールから受け継いだクスコ線を皮切りに、アレキパ、アスンシオンへの国際線の便を次々と就航し、このクイアバで4路線めとなる。

■オルーロのカルナバル、50万人 La Razónの記事
パブロ・グロウクス文化相は、3月1日に開催されるオルーロのカルナバルには、50万人の観光客が集まるとの見方を示した。ユネスコ無形文化遺産に登録されるこの催しは地場の音楽文化とカトリック信仰が結びついた独特のものだ。同大臣は今年のこの催しで、オルーロは10億2千万ドルの経済効果を得るとの見方も示している。


【ペルー】

■クスコ、また落書き La Repúblicaの記事
クスコで、またインカ由来の壁が落書き被害を受けた。落書きされていたのはアルマス広場から1ブロックのコリ通りの壁だ。積まれた石20個分に、地域のフットボールチーム「シエンシアノ」に関連する文言が書かれていた。インカの古都であるクスコでは、こうした文化遺産への落書きは重罪となっている。

■デサグアデーロ道、また封鎖 RPPの記事
プーノ市とボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ道路が24日、また封鎖された。封鎖を行なったのは同県チュクイト郡のコミュニティだ。人々は、地域を往来する交通運賃の値下げなどを求めている。コミュニティ側は24時間の封鎖実施を通告しており、この封鎖はまだ解除されていない。

■マドレ・デ・ディオス、また氾濫 RPPの記事
マドレ・デ・ディオス県では大雨の影響で、ハヤベ川が氾濫した。この被害を受けたのはプエルト・マルドナードから123キロの地点で、この町とクスコを結ぶ交通が支障を受けている。この事態で少なくとも2世帯が、自主的に避難している。同県ではこの雨季、川の氾濫や洪水、土砂崩れが相次いでいる。

■ワンカヨ、15世帯が浸水 RPPの記事
フニン県のワンカヨでは5時間にわたり大雨が降り、合わせて15世帯が浸水被害を受けた。雨が降ったのは23日夜から24日朝にかけてで、地域消防にはこの間、10~15件の雨の関連の出動要請もあったという。また市内ではこの雨による冠水が相次ぎ、交通も一部で支障が生じた。

■クスコ、日本人の忘れ物が戻る La Repúblicaの記事
クスコで、正直なタクシー運転手が話題となっている。プーノからバスターミナルに到着した日本人旅行者、カノ・コウジさんとユウコさんが市内の宿に移動した際、タクシー車内にカバンを忘れたという。この43歳の運転手が気づき、宿泊先のホテルに届けた。カバンの中には現金やカメラなどが入っていたが、すべてそのままだったという。


【チリ】

■イキケ、5人死亡事故 La Terceraの記事
第1(タラパカ)州のイキケで軍用トラックとワゴン車が衝突し、5人が死亡した。24日朝7時20分頃、事故が起きたのは地域の国道上だ。事故の状況からトラック側が、ワゴン車に突っ込んだとみられている。死亡したのはこども2人を含むワゴン車の人々で、警察はトラックの運転手を拘束し、事情を訊いている。

■1月の航空、6.2%増 La Terceraの記事
チリでこの1月、航空便を利用した人の数は166万3898人で、前年同月比で6.2%の増加となった。チリ民間航空委員会が明らかにした数字だ。この数字によると国際線の利用者は前年同月比で2.3%の増加にとどまったが、国内線の利用が9.8%と高い伸びを示したという。

■北部海岸、野鳥の大量死 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州と第2(アントファガスタ)州の州境付近で、カモメなど野鳥の大量死が起きているという。海岸道路付近に多くの死骸があるとの報告を受け、地域の農業行政がこの状況を確認した。21日だけで25羽の死骸を発見したという。この大量死を招いた原因についてはまだ分かっておらず、調べが続けられている。


【アルゼンチン】

■空港問題で男性が命の危機 TN.comの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)の問題で、高齢男性が命の危機に瀕した。21日昼過ぎ、バイレスフライ社の小型機が、病人搬送のため同空港を発とうとしたが、ハンガー使用などを差し止められるなどし、運航できなかった。搬送されるはずだったトゥクマンの男性は結局24時間も待たされ、同州政府の機体でコルドバに輸送されたという。混雑が激しいアエロパルケの運営権の問題が、危うく人命を奪うところだった。

■通学には透明バッグ La Nacionの記事
ミシオネス州モンテカルロの学校が、生徒らに透明のバッグの使用を義務づけた。この措置は2014年の新学期からとられるもので、銃器や刃物などの武器を校内に持ち込むことを防ぐための措置だという。学校側は説明を尽くし、保護者らからの賛成も得たとした。

■BoA、サルタに挨拶 El Tribunoの記事
ボリビアの国営ボリビアーナ航空(BoA)のアルゼンチンの責任者がサルタを訪れた。アルゼンチン航空当局は、同社が申請していたサルタ-サンタクルス線の就航を許可した。これを受け、同社は週2往復の体制で同路線を近く運航開始する見通しで、サルタの政府関係者や観光事業者などに挨拶をしたものだ。乗り入れ開始はセマナサンタ(聖週間)前後になるとみられる。

■週明けのペソは横ばい La Nacionの記事
アルゼンチンの通貨ペソはこの週明け、横ばいとなっている。24日、1ドルは7.84ペソと、週末から2センターボの下落となった。また平行市場(闇市場)での通称「青ドル」も11.75ペソと、5センターボの下落だった。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ、デモ死者14人 Caracol Radioの記事
ベネズエラの検察は、一連の反政府デモによる死者数が14人となったことを明らかにした。国内では2月12日以来、学生や反政府勢力によるデモが全国で行なわれている。これらのデモでこれまでに13人が命を落としており、このうち6人をカラカスが占めている。24日にもサンクリストーバルで1人が死亡した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジャマイカ、マリファナ合法化へ El Universoの記事
ジャマイカ政府は、年内にもマリファナの個人使用と薬事使用を合法化する方針を示した。同国の科学技術エネルギー鉱山相が24日、明らかにしたもので、合法化されるのは少量の使用などにとどまる。カリブ海地域ではプエルトリコやサンタルシア、グレートビンセント及びグレナディン諸島などで合法化の動きがある。