2017.10.23

【ボリビア】

■モレノ氏、多選に懸念 El Deberの記事
エクアドルのレニン・モレノ大統領が、多選に対する懸念を示した。ツイッターを通じ、際限のない多選は「独裁化」を生むおそれがあると警告したものだ。ボリビアでは憲法規定に関わらず、エボ・モラレス大統領が次期選挙に出馬する見通しとなっており、これを念頭に置いたコメントとみられる。同氏は、ラファエル・コレア前政権に代わり、この5月に大統領に就任した。

■エボ、捻じ曲げられた歴史を語る El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は22日、チリによる「捻じ曲げられた歴史」に言及した。1868年のこの日、ボリビアはアントファガスタに近代港を開港した。しかしその11年後、チリによる侵攻でリトラル県を失い、ボリビアは内陸国に押し込められた。モラレス大統領は海岸線を失った「太平洋戦争」を決して忘れるべきではない、と述べた。

■PPK、来暮へ Correo del Surの記事
ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が来暮する。ルイス・アルベルト・サンチェス大臣が明らかにしたものだ。この11月、サンタクルスでは天然ガス輸出国サミットが開催される。このサミットに同大統領が参加することが決まった。このサミットにはロシア、イランの大統領参加が決まっており、ボリビアはブラジル、アルゼンチン首脳らに招待状を送っている。

■受取送金、8億3210万ドル El Díaの記事
ボリビアが今年1~8月に、国外から受け取った送金額は8億3210万ドルだった。中央銀行(BCB)が明らかにした数字だ。国外に移住した国民から、国内家族への送金は、ボリビアの国内総生産(GDP)のおよそ1割を占める。送金元の国別でもっとも多いのはスペインで31.9%を占め、以下米国が17.3%、アルゼンチン14.2%、ブラジル12.5%、チリ9.3%となっている。

■尿素、ブラジルに33万5千トン El Díaの記事
ボリビアはブラジルに尿素を、年間33万5千トン輸出する。コチャバンバ県で新たなプラントが稼働し、工業上重要な尿素の産出が可能となった。両国間の協議で、この工場生産のほぼ半分に相当するこの量が、ブラジルに輸出されることとなった。ルイス・アルベルト・サンチェス大臣によると、ブラジルの購入価格、条件ともにボリビアを納得させるレベルだったという。

■エタノール、6億ドルが必要 El Deberの記事
国産エタノールを軌道に乗せるには、6億ドルの投資が必要だという。新たなエネルギーとして、植物からエタノールを精製する計画を政府が示している。しかしそのためには、農業生産の拡大とプラントの設営が必要で、民間企業の団体が6億ドルという必要投資額を試算したものだ。近隣国ではアルゼンチンやブラジルで、すでにこの取り組みがなされている。

■中国産で家具市場圧迫 La Patríaの記事
国内への中国産家具の流入で、国産業界が大きな圧迫を受けているという。オルーロの家具生産者らの団体が指摘したものだ。衣料品分野と同様に、中国産の安い家具が国内市場を確実に侵食しているという。この状況を放置すれば、国内家具生産者はすべて立ち行かなくなるとした。エルアルトの家具生産者らも、中国産家具の国内からの「追放」を訴えた。

■大豆油、大きく成長 El Díaの記事
国産大豆油の輸出が、この10年で大幅に伸びたという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたものだ。今年の大豆油の輸出量は280万トン、輸出額は23億4500万ドルに達する見通しだ。この量、金額ともに10年にわたり一貫して緩やかに増加し続けているという。国産大豆油の96%は、サンタクルス県内での生産だ。

■スクレの大気汚染 Correo del Surの記事
スクレの大気汚染は、深刻とまでは言えないものの、注意が必要なレベルが続いているという。市の環境局が明らかにしたものだ。今月初めの時点でのモニター調査の結果、汚染の値は悪化はしていないが、継続して生活すると影響が生じかねないレベルとなっているという。市内の汚染の大半は、使用される自動車の排気ガスが原因とみられている。

■雨の影響、建物に El Deberの記事
サンタクルスでは大雨により、多くの建物に影響が被害が生じている。この19日、市内では局地的な大雨が降り、各地で浸水被害などが生じた。この雨で、産婦人科こども病院では建物の天井に穴が開く事態が生じ、このほか一般住宅でも建物の損傷被害が相次いでいる。市内を含む国内はこれから、本格的な雨季を迎える。


【ペルー】

■センソ、全土で実施 La Repúblicaの記事
国内では22日、センソ(国勢調査)が行なわれた。47項目の質問をするもので、国民は原則、朝8時から17時まで、外出が禁じられた。しかしクスコ県のラ・コンベンシオン郡では、市民の協力が得られないとして行政側の判断で、この実施が見送られている。この日、マチュピチュなどの観光地や、国際線の航空便については通常通りとなった。

■カルカで集団中毒 La Repúblicaの記事
クスコ県のカルカで、集団中毒が発生した。ティラカンチャ・アルタに住む43人が19日、体調の不良などを訴え地域の病院に運ばれたものだ。人々は腹痛や嘔吐などの症状を示していた。県保健局によると、この地域に供給された水道水に過剰な塩素が使用され、この水を使用した人々が中毒症状を訴えたという。


【チリ】

■トーレス・デル・パイネ、観光客不明 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園で、ドイツ人観光客が不明となっている。消息を絶っているのは69歳の男性で、24日以降、連絡が取れなくなっているという。この不明の通報を受け、森林組合(Conaf)や警察、消防らが捜索活動を行なっているが、今の時点で手がかりはつかめていない。

■ホームレス、襲撃され死亡 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のロス・アンへレスで、ホームレスの男性が襲撃を受け、死亡した。21日夜、市内で路上生活をしていたこの48歳の男性は、若者のグループに襲われ、暴行を受けた。市内の病院に搬送されたが死亡が確認された。この男性と一緒にいた50歳の男性も重傷を負っている。警察は、襲撃した16~18歳の若者らを拘束している。


【アルゼンチン】

■投票率は78% Télamの記事
22日に投票が行なわれている議会、地方首長選挙などの推定投票率は、78%とみられる。すでに多くの投票所では終了となり、開票が始まったり、開票に向けた準備が進んでいる。今後続々と、この結果についての情報が入るとみられる。この日、国内1万4千個所の投票所で投票が行なわれ、有権者数は3300万人だった。

■イグアスで投身自殺か Misiones Onlinesの記事
ミシオネス州のイグアスの滝で、投身自殺があったとみられる。22日17時20分頃、観光スポットであるガルガンタ・デル・ディアブロ(悪魔の喉笛)付近で、赤いパーカーの男性が飛び込んだと警備員が伝えたものだ。この男性の安否、身元などはまだ分かっていない。イグアス川の下流域で、今後捜索が行なわれるとみられる。

■邦人観光客、メキシコで死亡 Télamの記事
アルゼンチンの観光客2人が、事故によりメキシコで死亡した。リベラ・マヤを訪れていた31歳と29歳の女性2人が、宿泊先で爆発事故に巻き込まれ、重度の火傷を負うなどして死亡したという。2人はブエノスアイレス州のマル・デル・プラタから13キロの、バタンに居住しており、今月16日からメキシコを訪れていた。

■公共料金、税も電子決済 Télamの記事
国内では公共料金や税についても、クレジットカードや電子決済による支払いが増えているという。商工会が明らかにしたもので、こうした支払いは今年、前年比で55%もの増加となった。とくに携帯電話を通じた電子決済の利用が、急増している。国内では現金不足を受け、こうした電子マネーの普及が急速に進んだ経緯がある。


【エクアドル】

■クエンカ、工場火災 El Universoの記事
アスアイ県都クエンカで、工場火災が起きた。22日朝6時頃、市内の工業地域内にあるグライマングループの工場で火災が起きた。規模が大きく、市内などから消防士やボランティア100人が出動し、消火活動を行なった。火はやがて消し止められ、負傷者なども出ていない。この工場は、建設資材などを生産している。

■10階から転落して死亡 El Comercioの記事
キト市内の集合住宅の10階から、男性が転落して死亡した。20日13時50分頃、この事態が起きたのは国連通りに面する建物だ。転落したのはこの建物に住む39歳の男性で、男性は現場で死亡が確認されている。状況などからこの男性は自ら飛び降り、自殺を図ったのではないかとみられている。


【コロンビア】

■アビアンカ、欠航8393便に El Paísの記事
アビアンカ航空の欠航便はこの30日で、8393便となった。同社の操縦士の労働組合は、賃金をめぐる労使交渉のもつれから9月20日以降、ストを続けている。航空会社のストとしては世界最長となったこの事態で、のべ36万人の利用者が影響を受けたことになる。司法がこのストを違法と判断したが、ストそのものは膠着状態となっている。

■旅行会社、90%に影響 Caracol Radioの記事
国内の旅行会社、代理店の実に90%に、アビアンカ航空のストの影響が生じているという。旅行会社の団体Anatoが明らかにしたものだ。9月20日から続くストで多くの便がキャンセルされ、航空網に影響が広がっている。旅行そのもののキャンセルや、便や手段の変更など、旅行会社もさまざまな対応に迫られている。


【ベネズエラ】

■野党、不正選挙と断じる El Nuevo Diarioの記事
野党は、この15日に行なわれた州知事選挙について、不正だと断じた。23州の知事選で与党が18州で勝利したとの結果が報じられている。しかし野党側は、この選挙結果はニコラス・マドゥロ独裁政権により捏造された、非民主的な結果であると断じた。この選挙前、野党側は調査などを通じて16州で勝利するとの見方を示していた。

■マドゥロ「結果を認めろ」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、野党に対し「選挙結果を認めろ」と述べた。15日に行なわれた州知事選挙では与党が大勝したと伝えられたが、野党側は不正だと訴えている。マドゥロ大統領は選管の事務は公正であり、結果を受け入れるよう求めた。また制憲議会の正当性も訴え、改正憲法についても野党に受け入れを求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、レプトスピラ Caracol Radioの記事
プエルトリコで、レプトスピラ症が増えているという。主に齧歯目(ネズミ類)を介して感染する人獣共通感染症であるこのレプトスピラの感染者が、76人に達したことを保健当局が明らかにした。ハリケーン「マリア」のインフラ被害により、衛生環境が悪化した影響を受けたとみられる。感染が増えている地域で、当局側予防対策を進める。

■ベネズエラ学生の増加 El Paísの記事
ウルグアイ国内の中学、高校ではベネズエラ出身学生の数が、増えている。経済問題などから、国外に移民するベネズエラ国民が多いが、ウルグアイもその移民先の一つだ。こうした中、国内の学校でベネズエラ出身者の数が増えている。とくに移民に「可能性」をかける生徒が多く、成績優秀者も少なくないという。

■コンフソ川、大量死続く ABC Colorの記事
パラグアイを流れるコンフソ川では、魚の大量死問題が今も続いている。大河パラグアイ川の支流であるこの川では、大量の死んだ魚が水面を埋め尽くす事態が生じた。渇水による水量減少で、水中酸素量が減った可能性が指摘されるが、メカニズムはまだ完全に解明されていない。

■シナゴーグで爆弾騒ぎ Caracol Radioの記事
ウルグアイ、モンテビデオのユダヤ教施設シナゴーグで、爆弾騒ぎがあった。22日朝8時頃、爆発物を仕かけたとの電話があり、不審物が見つかった。警察が出動したが、2時間後までに爆発物ではないことが確認されている。このシナゴーグ付近では同様事件が相次ぎ、また国内のホロコーストの記念碑に落書きが見つかったばかりでもある。

■殺害警察官、39人に Caracol Radioの記事
エルサルバドルで殺害された警察官の数は今年、すでに39人となった。国内ではパンディージャと呼ばれる、犯罪組織のメンバーの暗躍が続き、殺人発生数が多い状態が続いている。こうした中、警察官が殺害される事件も頻発している状態だ。今年1月から今月11日までに、殺人事件の犠牲者となった数は3005人となっている。

■パラグアイ、鉄道への期待 Hoyの記事
ボリビアが計画する大陸横断鉄道が実現すれば、パラグアイが受ける利益が大きいと分析された。同国内の鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港と、ペルーのイロ港を結ぶ鉄道整備計画だ。支線を通じてパラグアイもこの鉄道に結ばれ、大西洋岸、太平洋岸双方に直接のルートを持つことになり、産品輸出などで効果が高いと分析がなされた。

■パナマ、大量コカイン押収 Caracol Radioの記事
パナマで、大量のコカインが摘発された。同国警察が明らかにしたもので、コロンビアとの国境をなすダリエンギャップ(地峡)で、この摘発が行なわれたという。押収されたコカインは1357パックにのぼり、この輸送に関わっていたコロンビア国籍の3人が逮捕されている。今年同国で押収されたコカインは45トンにのぼる。

■ニカラグアでレプトスピラ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアではレプトスピラ症により、1人が死亡したという。レプトスピラはネズミなど齧歯目が主に感染源となる感染症で、国内では毎年この感染症が確認されている。保健省によると今年、この感染症と確認された人は359人で、昨年の今の時期の450人からは20%減っている。同省は衛生環境の改善などが今後も必要と指摘する。



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