2017.10.30

【ボリビア】

■チリから海の申し出 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は29日、1975年にチリから非公式の「海の申し出」があったことを明らかにした。ツイッターを通じて明らかにしたもので、10キロにわたる「回廊」を設けてボリビアに海の出口を提供する一方、領土を交換したいという内容だった。ウゴ・バンセル政権がアウグスト・ピノチェト政権から、秘密の申し入れを受けていた事実があると断じたものだ。

■ブラジル訪問見通し、立たず La Razónの記事
エボ・モラレス大統領のブラジル訪問の見通しは立たないという。モラレス大統領は30日にブラジリア入りし、同国のミシェル・テメル大統領と会談予定だった。しかしテメル大統領が体調不良で入院し、30日にサンパウロで手術を受けることになり、「延期」が発表された。しかしあらためての訪問時期は、今の時点ではまったく分からないとフェルナンド・ワナクニ外相が言及した。

■二重アギナルド、近く判断か El Deberの記事
マリオ・ギジェン経済相は、「二重アギナルド」(クリスマス手当)の是非について、近く判断する方針を示した。政府は賃金生活者の向上のため、アギナルドの倍払を使用者に義務づけた。昨年は経済成長が目標に達せず実施が見送られたが、今年の実施の可否について、政府側がこの週明けにも判断する見通しだという。

■空色線、ケーブル設営 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)空色線の、ケーブル設営が始まった。市内とエルアルトで5路線が営業するテレフェリコだが、ソナ・スール方面に向かうこの空色線の建設も進んでいる。無人航空機ドローンを使用し、このケーブルの設営作業が始まったことを、運営するミ・テレフェリコが明らかにした。同路線は来年、開業の予定となっている。

■牛乳生産者は歓迎 El Díaの記事
国内の牛乳生産者らは、国内消費の拡大を歓迎している。国内での一人当たり牛乳消費量は近年まで、ラテンアメリカ各国の中で最低水準だった。しかし国がこの消費拡大に力を入れ、昨年は一人当たり消費が60リットルを超えたことを明らかにした。生産者らは、このペースが続けば80リットル台まで拡大するとして、この消費拡大を歓迎している。

■ボリビア、水の日 Página Sieteの記事
ボリビアは29日、水の国際デーを祝った。ボリビア政府は水へのアクセス権を基本的人権の一つと位置づけている。ボリビアは本来、水資源に恵まれた国の一つだが、昨年にはラパスで深刻な水不足が生じ、現在はポトシ県やオルーロ県でも渇水が続いている。また国内では、今も水道を使用できないコミュニティが3000以上あるとみられる。

■コカイン62キロ押収 El Díaの記事
サンタクルスで、コカイン62キロが摘発されたという。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたもので、警察の一斉摘発で押収されたものだ。この時価額は80万ドルにのぼる。国内では違法作付コカ葉によるコカイン生産が今も問題となっており、とくに東部ではコロンビア系の麻薬カルテルの暗躍が伝えられている。

■カラコリョ-コルキリ、進捗58% La Patríaの記事
オルーロ県のカラコリョとラパス県のコルキリを結ぶ新道路建設の進捗率は、58%となった。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにした数字だ。全長35キロの区間の新設整備工事が進められているもので、完成すれば両県間の交通が大きく向上する。しかし今の段階で、完成、開通時期については見通しは示せないという。

■トーレス・デル・ポエタ、来年完成 Página Sieteの記事
ラパス市内に建設中の、職住接近型高層建物「トーレス・デル・ポエタ」は2018年じゅうに完成するという。この建物はポエタ通り沿いに建築されているもので、10階部分をオフィスが、10階を住宅が占める。中心部とソナ・スールを結ぶこの道路沿いの、新たな開発の始まりでもある。この施設には、商業モール出店の話もある。

■万聖節、万霊節は商機に Correo del Surの記事
11月1日の万聖節、2日の万霊節は、商機に育っている。これらの日は日本のお盆にあたる行事で、国内各地にさまざまな風習がある。こうした風習と、国内財界、商業界が結びつき、セールの商機になっている。とくに各地で飾られる習慣がある、タンタワワスなどと呼ばれる人型のパンについては、パン生産者業界が積極参加している。


【ペルー】

■中央道、落石で不通 El Comercioの記事
リマと、内陸のワンカヨを結ぶ中央道は、一部区間で不通となっている。交通通信省によると、フニン県チャンチャマヨ郡のサンラモンから10キロの地点で、落石があった。この岩石が道路を塞いでいるため、車輛の通行ができなくなっているものだ。現在この岩石の除去作業が行なわれている。

■グラン・パハテン、観光化の取り組み La Repúblicaの記事
サンマルティン県のグラン・パハテンについて、観光化の取り組みがなされそうだ。リオ・アビセオ国立公園にあるこの地には、先コロンビア期の遺跡がある。この遺跡を活用した観光化の取り組みを、地域行政が図っているものだ。国内北部のこうした文化遺産の観光開発は遅れているが、チャチャポヤスやクエラップ要塞が一定の効果を上げており、相乗効果を狙う。


【チリ】

■バチェレ、ガラパゴスへ BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、エクアドルのガラパゴス諸島を訪れた。この島で、同国のレニン・モレノ大統領と会談を行なったものだ。両者はこの9月、ニューヨークで短時間の会談を行なっているが、5月に就任したモレノ大統領のもとをバチェレ大統領が訪れるのはこれが初めてだ。通商関係や観光の相互振興などが話し合われた。

■プエルト・ナタレスで浸水 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプエルト・ナタレスで、大雨による浸水が起きている。地元紙によると、この浸水の影響でカスティーリョとプエルト・ナタレスを結ぶ道路の、車輛通行ができなくなっており、大幅な迂回を強いられているという。この一帯の住民らは自主的に避難しており、今の時点で水が引く気配はない。


【アルゼンチン】

■AR、ストライキへ Télamの記事
アルゼンチン航空とアウストラル航空は30日、ストライキを行なう。賃金交渉のもつれなどを受け、両社の5つの労働組合がこの日ストを行なうものだ。ストは24時間の時限となっている。今の時点で、このストによる、他社便への影響はないとみられている。両社では先々週にもストがあり、合わせて100便が運休したばかりだ。

■コンドルの解放 Télamの記事
コルドバでは、保護されていたコンドルが野に放たれた。このコンドルはミナ・クラベロでこの6月に、身動きがとれなくなっていた状態で保護された。コルドバ市内の動物園に預けられ、リハビリが続けられてきたが、体調が回復したとして解放されたものだ。コンドルはアンデス山脈一帯に棲息するが、乱獲などにより個体数が激減している。

■トレン・パタゴニコで人身事故 El Patagónicoの記事
トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)で、人身事故が起きた。27日夕方にビエドマを発ち、28日朝にバリロチェに着く便が、72キロ地点で人を轢いたという。轢かれた人は当時軌道内にいたとみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。列車は予定よりも二時間遅れで目的地に着いている。

■盲目のサーファー La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町、マル・デル・プラタには盲目のサーファーがいる。仲間内で「チリー」と呼ばれているパブロ・マルティネスさんは、全盲の27歳の青年だ。しかし海岸では、仲間からの声に合わせ、器用に波乗りを披露する。国内で初めて、かつ唯一のプロサーファーで、近く米国のサンディエゴで行なわれる身障者の大会に参加するという。

■サン・テルモで「死者の日」 Télamの記事
ブエノスアイレスのサン・テルモでは初めて、「死者の日」のイベントが開催された。31日のハロウィーン、11月1日のメキシコの「死者の日」に合わせたもので、この週末に開催された。生と死をテーマとしたさまざまな仮装の人々が集まったものだ。文化発信地でもあるサン・テルモから、新たな文化を生もうという取り組みだ。

■サンティアゴではゾンビ Contexto Túcumanの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ中心部には、「ゾンビの群れ」が出現した。31日のハロウィーンに合わせ、市内の若者たちが企画したイベントだ。ゾンビのコスチュームの若者たちが市内を練り歩き、リベルタ広場に集合した。カトリックの行事である1日の万聖節、2日の万霊節と合わせ、ハロウィーンも国内に定着している。



【エクアドル】

■TAME、資産売却 El Comercioの記事
公営航空会社TAMEは、資産売却に動く。同社は保有するエンブラエル2機、ボンバルディア3機の、合わせて5機を売却することを明らかにした。さらにこのほかの保有資産11件についても、売却する方針だという。現在国の議会に対し、この売却の許可を求めているところだ。同社の経営は、苦境に立たされていることが伝えられている。

■密造酒、死者12人に El Universoの記事
キトの密造酒事件での死者は、12人となった。密造された酒が販売され、これを飲んだ人が死亡したり、入院したりしているものだ。警察はこの体調悪化の原因が、アルコール分として飲料には向かないメタノールが使用されていたことであったと断じた。メタノールを摂取すると肝臓や腎臓などに重大な影響が及ぶことがある。警察はこの密造に関わった2人を逮捕し事情を聴いている。


【コロンビア】

■アビアンカスト、経済に翳 El Comercioの記事
アビアンカの長期ストは、国内経済にも翳を落としている。同社の操縦士の組合は9月20日にストライキに突入し、すでに40日が経過した。これまでに8千便以上が欠航となり、36万人の利用客が影響を受けている。同社は国内航空の60%のシェアを占め、最大手会社のストにより国内の移動に直接的影響が生じている。

■サントス、投資呼び込み狙う Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、カナダからのさらなる投資呼び込みを狙う。同大統領は29日、同国の首都オタワに入った。公式訪問で、同国のジャスティン・トルドー首相やジュリー・ペイエット総督と会談を予定している。サントス大統領は、コロンビアの投資環境が整っていることをアピールし、投資呼び込みを狙っている。


【ベネズエラ】

■野党、債務の説明求める El Nuevo Heraldの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、ニコラス・マドゥロ大統領に対し、対外債務についての説明を求めた。この20日、国営オイル会社PDVSAが債務不履行を起こしたと国外メディアが伝えている。11月2日にかけ同社の債務支払いが相次ぎ、デフォルトに陥る可能性があるとの指摘がある。マドゥロ政権は国民に一切この事実を知らしておらず、野党は説明を求める姿勢だ。

■麻疹大流行のおそれ Venezuela al Díaの記事
国内では、麻疹(はしか)が大流行するおそれがあるという。米州保健機構が警告を発したものだ。経済失政の影響で医薬品の不足や衛生環境の悪化が続き、この麻疹のワクチンが受けられないこどもが国内に多くいる状態だ。同機関によると、麻疹発生の報告が25件入っており、感染力の強さから国内に蔓延する可能性がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、死者25人に La Prensa Graficaの記事
ニカラグアでの大雨による死者は、25人になったという。マナグア政府が明らかにした数字だ。国内では先週後半以降、各地で局地的な大雨が降り、被害が生じていた。これらの死者の大半は、増水した川に飲み込まれるなどした溺死だという。地域によっては100ミリ以上の雨が降ったところもあり、政府側は今も土砂災害などに対する警戒を呼びかけている。

■選挙戦、ルラ氏がリード El Paísの記事
ブラジルで来年、投票が行われる大統領選挙では、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏がリードしている。グローボ紙が行なった世論調査の結果だ。ルラ氏が35%の支持でトップとなり、下院議員のジャイル・ボルソナロ氏が13%、環境学の専門家であるマリナ・シルヴァ氏が8%で続く。

■グアテマラ、M4.2の地震 El Nuevo Diarioの記事
グアテマラで29日朝8時39分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は同国南部の太平洋、レタルウレウの西南西53キロで、震源の強さはマグニチュード4.2だった。南部を中心に揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。9月7日にメキシコ南東部で起きた地震では、国内でも大きな揺れを感じたばかりだ。

■国立公園火災、コントロールへ Caracol Radioの記事
ブラジル、ゴイアス州のヴェアデイロス平原国立公園で起きた林野火災は、おおむねコントロールされたという。この公園では17日頃から火の手が上がり、公園総面積の28%に相当する68万ヘクタールを焼いたという。400人体制での消火活動が続けられ、火については鎮火の見通しとなった。

■ホンジュラス、再選判断へ Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは28日間の「選挙戦」に入った。同国では大統領の多選が認められていないが、これを認めるかどうかの国民投票が11月26日に行なわれる。賛成、反対双方による選挙運動が29日から開始されたものだ。フアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選を認めるかどうかが、この焦点となる。

■ウルグアイ、ミツバチの20~30%死ぬ W Radioの記事
ウルグアイでは、養蜂家が飼育するミツバチの20~30%が、毎年死んでいるという。同国の環境団体が指摘したものだ。ミツバチは、果物などの農作物の生育促進のため、きわめて重要な役割を果たす。しかし農薬の作用などで、こうしたミツバチが大量死する事態が世界じゅうで報告されている。



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