2017.10.31

【ボリビア】

■二重アギナルド、実施見送り Página Sieteの記事
この年末の二重アギナルド(クリスマス手当)は実施が見送られることになった。政府は給与生活者の向上のため、アギナルドの倍払政策をとった。しかし昨年は、成長率が予想を下回ったため見送られていた。マリオ・ギリェン経済相は、今年の成長率も3.94%と目標を下回ったことから、昨年に続き二重アギナルドを見送ることを明らかにした。

■財界、二重アギナルド見送りを歓迎 Página Sieteの記事
財界は、政府がこの年末の二重アギナルドを見送ったことを歓迎した。民間企業の多くが加盟するラパスの商工会のマルコ・サリナス会頭はこの決定について、「正直なところ安心している」と評価した。国内企業の間では、経済の数字の伸びを実感していないケースが多く、二重アギナルドは経営上の大きな不安となっていたという。

■渇水とガス輸出不振が要因 El Deberの記事
経済成長が、目標を大きく下回った理由について、国内で続く渇水と天然ガス輸出の不振があると指摘された。政府は今年の目標を4.5%としていたが、30日に経済相が3.94%になるとの見方を占めた。国内では現在もポトシ、オルーロ県などで渇水が続いていること、さらに主要輸出相手国であるブラジルの需要減少から天然ガス輸出が落ち込んだことが響いたと分析された。

■道路遅れ、制裁発動か Los Tiemposの記事
政府は道路工事の遅れを受け、制裁を発動する可能性を示した。ラパスとエルアルトを結ぶ高速道では、改善工事が行なわれている。しかし工期が遅れに遅れ、両都市間の交通に支障が生じていることが指摘されている。政府側はこの工事受注会社の責任を今後追及する姿勢を示した。

■ミトマ氏「汚職は蔓延」 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長は、「現政権内に汚職、政治腐敗が蔓延している」と断じた。同氏は左派政権である現政権下では、国の政策下で汚職が増殖しやすいと言及した。本来国民に還元されるべき富が、特定の者に入っていると指摘した。COBは当初エボ・モラレス政権を支持したが、今は袂を分かっている。

■HIV、6割が気づかず Página Sieteの記事
国内ではHIV感染者の60%はその感染に気づかず、治療も受けていない実態だという。HIV感染者支援の活動を行なう団体が指摘したものだ。世界的に、HIVの新規感染者が減少していることが伝えられているが、ボリビアを含むラテンアメリカでは今も増加傾向にある。この背景には、この感染症への無関心さがあると警告した。

■ピルコマヨ川、父子が溺死 El Deberの記事
タリハ県を流れるピルコマヨ川で、38歳の父親と16歳の息子の2人が、溺死した。ビジャモンテスのラ・ボンバで、この息子が川に落ち、助けようとした父親とともに溺れたという。通報を受け消防がボートを出して捜索し、1時間半後に2人を相次いで発見したが、すでに死亡していた。

■オルーロ、食の安定に努力 La Patríaの記事
オルーロの地域行政は、県内の食の安定供給に向け、努力し協力体制を築く。市町村首長らの団体が、この件についての協議を行なうものだ。気候変動による温暖化、さらには渇水の影響で、県内では食の供給不安が広がっている。県、そして地方自治体が協力し、県民、市民の不安を払拭する努力を続ける。

■バリビアン通り、ハロウィーン開放 La Razónの記事
ラパス、ソナ・スールの幹線道路バリビアン通りは31日夕方以降、片側車線が歩行者に開放される。市側が明らかにしたものだ。近年国内でも、欧米からハロウィーンの文化が入り、多くの家族が仮装などのコスチュームを楽しむ。この道路の片側を、こうした仮装の「パレード」向けに開放するという。

■スクレ墓所、開放措置 Correo del Surの記事
スクレの中央墓所は万聖節の11月1日と万霊節の2日、すべての出入り口が解放される。これらの日は、日本のお盆にあたる行事で、多くの人が墓参りに訪れる。このため通常は出入りが限られるこの墓所だが、すべての入り口が開かれるという。この墓所は、ユネスコ世界遺産に登録されるこの市街地内でも、指折りの観光地でもある。


【ペルー】

■サティポ、M5.6の地震 La Repúblicaの記事
フニン県のサティポでは30日12時12分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はサティポの北57キロで、震源の強さはマグニチュード5.6、深さは128キロだ。サティポを中心にリマ県北部などの広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。国内の海岸部では11月3日、地震と津波の発生を想定した大規模訓練が予定されている。

■ワンカベリカで事故、20人死亡 El Comercioの記事
ワンカベリカ県で30日朝、大きな事故が発生した。フニン県都ワンカヨとワンカベリカを結ぶ道路のスルクバンバで、走行中のトラックが道路を外れて500メートル下の谷に転落した。この事故で乗客ら20人が死亡し、多くの負傷者を出している。この車輛に乗っていた多くは、学生らとみられている。


【チリ】

■観光客ら、詐欺被害に BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のサンペドロ・デ・アタカマで、欧州の観光客男女が詐欺被害にあった。この男女は、カラマの空港に航空便で到着し、観光地であるサンペドロに向かおうとした。男がサンペドロまでの案内を買って出たが、この男は男女の金品を奪い、逃げたという。男女は警察に被害届を出しているが、途方に暮れた状態となっているという。

■ラ・セレーナ、航空便に怯える BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州ラ・セレーナの人々が、航空便に怯えているという。ラ・セレーナの空港に就航する航空便が増加しているが、とくに大型の機材が増えているという。こうした航空機が、町の上空を低空飛行しており、住民などの間で、恐怖感を覚える人が続出しているというものだ。


【アルゼンチン】

■ARスト、影響広がる Infobaeの記事
アルゼンチン航空とアウストラル航空は30日、ストライキを行なっている。両社の5つの労働組合は、賃金交渉などのもつれを受けこの日の午前0時からストに突入した。多くの便が欠航となったり、遅れが出たりしており、影響が全土に及んでいる。組合側は26%の賃上げを求めており、今後について同日午後、話し合うという。

■ポルトガル語、公用語に Télamの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では11月1日から、ポルトガルが「公用語」に加えられるという。この空港は国際線の多くを受け入れており、ブラジル各地と結ばれている。「ブラジル・フレンドリー」をこの空港は今後の方針として掲げており、この一環としてポルトガル語をオフィシャル言語に加えることを明らかにした。

■ブラジル、250万人を待つ Télamの記事
ブラジルはこの夏、アルゼンチン国民250万人の来訪を待っている。夏のバカンスシーズン、とくに同国南部のビーチは、アルゼンチン国民の旅行先として人気だ。この250万人のうち60万人は、フロリアノポリスに向かうと予想されている。ブラジル政府観光局は、アルゼンチン旅行者に対し、アピールを活発化させている。

■100年車輛、また復活運転 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアAで100年にわたり使用された車輛が、また復活運転する。ベルギー製のこの車輛の一部は、保存されている。これらの車輛が、博物館が深夜営業する「博物館の夜」が行なわれるこの4日、リネアAのペルー-サン・ペドリート間で運転される。この保存車輛は、特別運転用となっている。

■エル・パロマール、見通し立たず La Nacionの記事
ブエノスアイレス、モロンにあるエル・パロマール空港からの旅客定期便運航の見通しが立たない。12月に国内航空に参入するLCC、フライボンディはこの空港をハブとする方針だ。しかし準備が整わないことから、当面はホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を使用することになった。同社の親会社であるノルウェー企業は、早期にエル・パロマールを使用したいとあらためて語った。

■カナダ社、ウラン鉱発見 Télamの記事
カナダのブルースカイ・ウラニウム社が、国内で新たにウラン鉱が見つかったと発表した。このウラン鉱はリオ・ネグロ州内で見つかったもので、現在同社が、その開発可能性を模索している。このウラン鉱の埋蔵量は「相当量」にのぼるとみられ、開発が実現すればアルゼンチンは世界有数の産出国となる可能性がある。


【エクアドル】

■火山の影響で休校 El Comercioの記事
ナポ県のエル・チャコの学校は30日、休校の措置がとられた。レベンタドール火山の活動の影響で、この地域に火山灰が降った。児童、生徒への影響を避けるため、教育局は急遽、休校を決めたという。レベンタドール火山はこの15年にわたり、活動の活発化を繰り返しており、周囲への火山灰による影響が大きい。

■登山者を救出 El Comercioの記事
ピチンチャ県とサント・ドミンゴ・デ・ツァチラス県にまたがるロス・イリニサス公園内で、登山者の救出作戦が展開された。29日午後、標高5100メートル地点で登山グループが身動きがとれなくなったと連絡があった。メヒアの山岳救助隊が出動し、負傷して動けなくなっていた1人を救助し、一緒にいたグループも下山したものだ。

■マレコン通り、自転車一色に El Comercioの記事
グアヤキルの海岸、マレコン通りは29日、自転車一色となった。市内の自転車愛好家らが、市街を一斉に走行し、マレコン通りに集結したものだ。国内の各都市では自転車が新たな交通機関として、その重要度を高めている。海岸の港町であるグアヤキルでは利用者、愛好家がとくに多い。

■ハチに襲われ女性が死亡 El Universoの記事
トゥングラワ県のペリレオで、ミツバチの大群に襲われた女性が死亡した。この事故が起きたのはチンビアトのコミュニティだ。地域に住む59歳の女性が、自宅近くで襲われたという。女性は地域の、ガルシア・モレノにある病院に運ばれ手当てを受けたが、その後死亡した。この自宅近くには3カ月ほど前に、蜂の巣ができていたという。


【コロンビア】

■アビアンカ、運航90% Gestionの記事
アビアンカ航空の便は、現在は90%が運航されているという。同社の操縦士の労働組合は9月20日から、ストライキに入ったままだ。世界最長となる40日を超えるストライキだが、一部の操縦士は職務に回帰し、外国人操縦士を雇用するなどして便の運航は回復傾向だ。しかし操縦士の組合側は、今もスト継続の態度を変えていない。

■カルタヘナ湾で油流出 Caracol Radioの記事
カルタヘナ湾で油流出事故が起きた。海軍が明らかにしたもので、この油が拡散しないよう、ブロックしていることを明らかにした。現在この油の回収に向け、準備が進められている。見つかった油は小量で、周囲への影響は小さいと分析されている。船から流出した可能性が高いが、この船は特定されていない。


【ベネズエラ】

■デフォルト懸念高まる ABC2の記事
ベネズエラが債務不履行に陥るという懸念が、国際金融市場で高まっている。国営オイル会社PDVSAがこの20日、債務の一部の決済ができなかったことが伝えられた。同社は11月2日にかけ、大型の債務決済が相次ぎ、不履行となる可能性が高まっているとさまざまなアナリストが指摘している。政府側は不履行の可能性を否定している。

■国境問題に注力か Venezuela al Díaの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、ガイアナとの国境問題の前進に向け、注力しているとみられる。先週末、ベネズエラ、ガイアナ両国の外務省担当者が、米国ニューヨークで会談を行なった。両国間には領土問題があり、正規の外交関係がない状態が続いている。この件について、解決に近づくための努力が図られているとみられ、国連も協力姿勢を示している。

■ロペス氏政党、選挙不参加 Caracol Radioの記事
指導者レオポルド・ロペス氏が率いる政党は、地方首長選挙に参加しない。党側がロペス氏の意向を示したものだ。12月に市町村長選挙が予定されているが、この政党は候補者を立てない。ロペス氏は2014年のデモの責任を問われて14年の刑を受け、今は在宅逮捕中だ。国民の多くはこの逮捕、有罪を政府による「弾圧」とみている。

■航空便、18時間待ち Panoramaの記事
カラカスから西部のマラカイボに向かう航空便の利用者らが、実に18時間も待たされたという。この路線は現在、複数の航空会社が一日5往復運航している。しかし経済事情などから便が減らされ、便変更を余儀なくされる事態が相次ぐ。このため一部の乗客は、マイケティア空港で18時間も待たざるを得なくなったという。

■マイケティア空港、警官逮捕 La Patillaの記事
カラカスのマイケティア空港に勤務する警官2人が、逮捕された。バルガス州の警察によると、これらの警官は同空港を利用した男女の手荷物から、合わせて30ドルの現金を盗んだという。この男女の訴えを受け、盗んだ警官らが特定され、逮捕に至った。逮捕された2人は、盗みの動機などについては明らかにしていない。

■食肉消費、大幅減 El Sol de Margaritaの記事
ベネズエラ国民の食肉消費は、やはり顕著に減少している。食肉生産者の団体Fedenagaによると、ベネズエラ国民一人あたりの年間食肉消費量は2012年には81~82キロだったが、2016年には33~34キロに落ち込んでいる。国内では経済失政のあおりで物資不足と価格高騰が起きており、食肉を求めづらい環境となっていると団体側は指摘する。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル、休校に El Nuevo Díaの記事
エルサルバドル国内の学校の多くは30日、休校となった。同国には太平洋で発生した熱帯性低気圧「セルマ」が接近し、各地で被害が報告されている。政府側が国内教育機関に対し、休校にするよう呼びかけ、各校がこれに応じたものだ。政府側によるとこの定期気圧による雨や風で、少なくとも11の学校が施設に被害を出しているという。

■ウルグアイ、独立認めず El Paísの記事
ウルグアイ政府は、カタルーニャの独立を認めない。タバレ・バスケス大統領は30日、先週末に独立宣言をしたカタルーニャはスペインの一部であると断じ、政府としてこの独立宣言は受け入れないと明言した。ウルグアイはスペイン政府と、外交関係、友好関係を結んでいると言及している。

■マリアのゴミ、3400万トン Caracol Radioの記事
プエルトリコの中心都市サンフアンでは、ハリケーン「マリア」によるゴミや瓦礫の量が、3400万トンに達している。このハリケーン接近によりこの島では大きな被害を出しており、現在も復旧作業が続けられている。今後、これらの大量のゴミの処理が、大きな課題となる見通しだ。

■パラグアイ、10万ha喪失 Caracol Radioの記事
パラグアイ北部では、この8年間で、合わせて10万ヘクタールの森林が損なわれたという。同国の団体EPPが明らかにしたものだ。サンペドロ、アマンバイ、コンセプシオンの3地域の森林面積の減少が、顕著に進んだとしたものだ。これらの森林の大半は、大豆畑に姿を変えているという。

■パナマ、森林に2300万ドル Caracol Radioの記事
パナマ政府は、再森林化に2350万ドルを投じる。フアン・カルロス・バレラ大統領が30日、明らかにしたものだ。国内でも森林破壊の傾向が続いているが、破壊地域の再森林化などの26の事業に、この費用を政策として投じるという。政府は2030年までに、破壊された森林の回復を目指すという。

■ウルグアイ、管制官スト El Paísの記事
ウルグアイの航空管制官らが、ストライキを通告した。モンテビデオやプンタ・デル・エステの空港の管制官らが、この6日にストライキを実施するという。ストは無期限で、午前0時から2時、正午から14時の2度に分けて行なう。これらの時間帯、便の離着陸ができなくなるという。管制官らの組合は、、賃金や待遇の改善を求めている。

■パラグアイ、電源に不安 La Naciónの記事
パラグアイでは、電源に不安が生じているという。同国内の電力は、水力に多くを依存している。国内の水力発電は、稼働開始時には余裕があり、余剰電力をブラジルなどに販売することも可能だった。しかし今、国内の電力需要が伸びたことから、すでに発電量と消費量に差がない状況だという。今後国内の電力は、不足に陥る可能性がある。

■アスンシオン空港にワニ ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港に、ワニが現れた。同空港の排水施設内で見つかったのは、パラグアイカイマンと呼ばれるワニだ。体調1メートル40センチで、空港関係者らにより捕獲されている。現場はタクシーウェイのすぐ近くだったが、同空港の離着陸便への影響はなかった。



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