2017.11.08

【ボリビア】

■2019年までに皆保険 La Razónの記事
政府は2019年までに、国民皆保険制度を構築する方針を示した。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が7日、明らかにしたものだ。国内では医療保険は職域などが中心で、無保険者が少なくない。同副大統領は、この国民向け制度の構築には、年間3億ドルが必要との見方を示している。

■エボ「チリは怯えている」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、「チリは怯えている」と断じた。来年1月にローマ法王フランシスコ1世が同国を訪れるが、バチカン側に同国外務省が、海岸線問題について言及しないよう求めたことが伝えられた。ボリビアはチリに対し、主権ある海岸線を求めており、この件をハーグの国際司法裁判所に求めている。モラレス大統領はチリ側の要求は、チリ側の論理の齟齬の現れと断じた。

■エボ再選支持行進 Página Sieteの記事
ラパスで7日、エボ・モラレス大統領の再選を支持するデモ行進が行なわれた。オルーロで採択された現行憲法では、モラレス大統領は次期選挙に出馬できない。しかし与党は「法の抜け穴」を通じて出馬を強行させる方針だ。モラレス政権により恩恵を受けてきた農業層や公務員などを中心とした階層が、この支持後進に参加し、サンフランシスコ広場を埋め尽くした。

■対米衣料品輸出は激減 Página Sieteの記事
ボリビアから米国への、衣料品の輸出は激減していると中小企業の団体が指摘した。衣料品は伝統的な国内の産業だが、2004年には対米輸出が4千万ドルだったのが、現在は100万ドルに減っている。アンデス通商促進麻薬根絶法(Atpdea)による関税の優遇策が、エボ・モラレス政権の対米姿勢などから打ち切られたことが、減少の最大の原因だ。

■キヌアの緊急事態 El Deberの記事
国内のキヌア生産者の団体は、緊急事態を発令した。一キンタルあたりの価格が300~330ボリビアーノに著しく下落したことを受けたものだ。国際キヌア年だった2013年のピーク時の1500~200ボリビアーノから、5分の1に下がったことになる。素材としてのキヌアブームの終焉や、ペルーでの無秩序な増産の影響を受けたとみられている。

■ポトシの水対策 Página Sieteの記事
環境省は、ポトシの水対策として2つの計画を示した。ポトシでは雨不足の影響で、水の不足が深刻化している。環境省は水の安定供給確保のため、ポトシ近郊2個所に、貯水目的のダムを設ける方針を示した。これらの計画が実現すれば、ポトシ市内の水道供給は安定すると同省は説明している。

■コビッハ、国境橋封鎖 El Díaの記事
パンド県都コビッハと、ブラジル国境を結ぶ橋が7日、封鎖された。地域の交通事業者が行なった社会闘争による封鎖だ。この事業者らは、コビッハを中心としたパンド県内の道路インフラの整備、拡充を行政側に求めている。またブラジル側とのトラック往来について、その自由度を高めることも同時に要求している。

■バス、すわ転落 Correo del Surの記事
チュキサカ県のモンテアグードで、バスが谷に危うく転落しそうになった。モンテアグードとエル・サルトを結ぶ道路で、スダニェス社のバスが道路を外れて転落しかけたものだ。大雨の影響で道路事情が悪化し、タイヤを取られたことが原因だった。車輛は道路を外れたが転落は免れ、乗客や運転手は無事だった。

■犬64万匹にワクチン Página Sieteの記事
保健省は国内で飼われる犬64万匹に、狂犬病のワクチン接種を行なう。国内では狂犬病の感染の増加が指摘され、今月に入り発症した男性がサンタクルスで死亡したことも伝えられた。狂犬病件数が多いサンタクルス、オルーロの両県でこの18、19日に集中予防接種を行ない、64万本のワクチンを用意するという。

■コチャバンバ、降雹被害 El Díaの記事
コチャバンバ県では、降雹による被害が生じている。パソラパで起きたこの降雹で、住宅27棟と学校施設1棟が被害を受けたことを、地域選出県議会議員が明らかにした。同地域は農業地域で、この降雹による農作物への被害も生じているという。同県議は、被害を受けた世帯、農家に対する支援の必要性を指摘している。

■サポコ、ピラニア被害 El Deberの記事
サンタクルス県のサポコの貯水池にピラニアが現れ、人が噛まれる事故が起きているという。4日、この貯水池で水遊びをしていた男性と4歳のこどもが、ピラニアに噛まれた。男性は16個所を噛まれ、命に別状はないものの病院で手当てを受けた。この貯水池は遊泳者が多く、地域行政が注意を呼びかけている。

■ラパスではニャテイタス Página Sieteの記事
ラパスでは8日、奇祭として知られる「ニャテイタス」が行なわれる。先祖の頭蓋骨をアグアヨと呼ばれる伝統の布やコカ葉、タバコなどで飾るもので、この頭蓋骨を中央墓地に持ち込み、儀式を行なう。国内でもラパスだけでみられる行事で、この日は数々の頭蓋骨が中央墓地に揃うことになる。


【ペルー】

■クロイワ氏に濱村梧陵賞 El Comercioの記事
国立工業大学のフリオ・クロイワ教授に、日本政府から濱村梧陵国際賞が贈られる。この賞は1854年に、津波被害から村人を守った濱村梧陵の功績から、津波防災に力を尽くしたエンジニアや研究者に贈られるものだ。クロイワ氏は地震国ペルー国内の、津波防災に新たな提言、実践を続ける姿勢が高く評価された。

■トルヒーリョに大穴 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョ中心部の街路に、大きな穴が出現した。エスパーニャ通り第8ブロックの路面に突然現れたのは、幅2.5メートル、深さ3メートルの穴だ。この直前に一帯の強い雨が降り、地盤の変化を誘発したとみられる。交通量の多い街路だが、穴出現直後に注意喚起がなされたため、車輛などの被害はなかった。


【チリ】

■マイポ広場で3人負傷 BioBio Chileの記事
サンティアゴのマイポ広場で7日、事件があり合わせて3人が負傷した。違法営業タクシーを取り締まった警官がこの車輛に轢かれて負傷し、さらに逃げようとしたタクシーを止めようと別の警官が発砲したものだ。この警官と運転していた54歳の女、同乗していた30歳の男の3人が病院に運ばれたが、命に別状はない。

■6号線開業で2.8%増 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)利用者は、6号線の開業で2.8%増加した。メトロの運営側が7日、明らかにしたものだ。今月2日にセリージョスとロス・レオーネスを結ぶ15.3キロの新路線が開業し、一日の平均利用者が295万5千人と、7万2千人増えたという。また6号線開業効果で、1、2、5号せんの混雑の緩和もみられた。


【アルゼンチン】

■ロサリオ、最後の別れ Télamの記事
ロサリオでは7日、死亡した5人の葬儀が行なわれた。10月31日、ニューヨークで車輛が暴走するテロ事件が発生した。8人の死者のうち5人は、旅行でこの地を訪れていたロサリオ市民だった。この5人の遺骸が帰国し、この日葬儀が行なわれたものだ。この前日、ニューヨークを訪れたマウリシオ・マクリ大統領は現場で、献花を行なっている。

■ARスト、6百万ドルの損失 iProfesionalの記事
アルゼンチン航空は直近のストライキで、6百万ドルの損失を出したという。同社の5つの労働組合が、26%の賃上げを求め、先週にかけ2度にわたりストを行なっている。多くの便が欠航となるなど、利用者に影響が広がった。組合側はさらに、ストライキを行なう姿勢を強めているが、労使間交渉は暗礁に乗り上げた状態だ。

■パラナ空港は再開 Revista Analisisの記事
パラナ空港の滑走路の運用は、再開された。同空港では滑走路の舗装が一部剥がれ、この6日にはアルゼンチン航空のブエノスアイレス便が欠航する事態となっていた。緊急の補修工事が行なわれ、空港側によると7日からは平常通りとなったという。しかし滑走路の傷みは目立ち、近く本格的な工事が必要との見方も示している。

■コルドバ、町自体が博物館に Télamの記事
コルドバ州では、町自体を博物館化する計画が浮上している。この計画が示されているのはビジャ・トゥルンバの町だ。この町は市街地の多くの建物が18世紀から19世紀に建造され、古い町並みが手つかずのまま残る。この町の行政と州側は、地域の観光開発の一環で、この町自体を博物館として観光客にアピールする計画を示したものだ。


【エクアドル】

■キトで倒木 El Universoの記事
キト市内では6日16時頃、倒木があった。ウゴ・オルティス通り沿いの高さ36メートルの街路樹が、突然倒れたものだ。この倒木に巻き込まれ、4歳の女児を含む3人が負傷している。この倒れた木が、街路を通るトロリーバスの架線を直撃したため、このバスの運転も見合された。街路の通行とトロリーバスの運転は、20時頃までに再開している。


【コロンビア】

■アビアンカ、年末への不透明感 Vanguardiaの記事
航空の繁忙期であるクリスマスから年末年始、アビアンカの体制に不透明感がある。この時期は旅行、帰省客が増え、航空便の利用需要が非常に高い。しかしアビアンカの操縦士は9月20日からストを続けており、年末までに妥結するかどうか分からない。今月24日には、この時期のチケットが販売される「ブラックフライデー」もあり、この販売時期に新たな混乱が生じるおそれがある。

■ベネズエラからの移民、依然多い El Diario de Guayanaの記事
ベネズエラから国内への移民は、依然として多い状態だ。経済問題などから、言葉の障壁が少ない隣国コロンビアに、移民する人が激増していることが伝えられている。移民局はこの8月の同国からの移民が8万9112人、9月は7万9306人だったことを明らかにした。政府はこうしたベネズエラ移民に対する、一定の社会保障を保証する姿勢を示している。

■アルゼンチン人が客死 Caracol Radioの記事
観光都市のカルタヘナで、アルゼンチンの男性が客死したという。カルタヘナの観光業の団体が明らかにしたものだ。6日、この町の観光桟橋で、ロサリオ島とを結ぶ船を利用しようとしたアルゼンチン観光客が、心疾患を起こしたという。男性は病院に運ばれたが、発作から10分後にはすでに心肺停止の状態だった。


【ベネズエラ】

■インフレ率、825% Caracol Radioの記事
国内でのこの1~10月の物価上昇が、852.7%であると報告された。野党が多数を占める議会で報告された数字だ。国内では経済失政の影響で、物価上昇と物資不足が続いている。中央銀行はこの状況を受け、物価上昇率などのデータ発表を見送っており、議会側が数字を示したものだ。議会は今年の年間物価上昇が1400%に至る可能性を指摘している。

■ゲバラ氏への追及姿勢を「無効」 Caracol Radioの記事
野党が多数を占める議会は、フレディ・ゲバラ副議長に対する制憲議会による「追及決議」を無効とした。政府の意向を受ける制憲議会は、国内で起きた反政府デモの責任がゲバラ氏にあるとして、拘束しようとしている。ゲバラ氏は現在、チリ大使館で保護されている状態だ。議会はこの政府側のゲバラ氏への姿勢は、単なる政治弾圧であると反発した。

■ゲバラ氏、さらなる抵抗呼びかけ Telesur TVの記事
野党指導者で議会副議長のフレディ・ゲバラ氏は国民に対し、さらなる抵抗を呼びかけた。制憲議会は6日、同氏に対する追及を決議している。現在チリ大使館に保護されているゲバラ氏は、こうした政府弾圧に屈してはならないと国民に呼びかける動画を、YouTubeに投稿した。チリ側はゲバラ氏の出国を模索している。

■記者、拉致され暴力受ける La Nacionの記事
反政府の立場の記者が連れ去られ、激しい暴力を受ける事件が起きた。国内の記者の団体が明らかにしたものだ。カラカス市内でこの男性記者は何者かに連れ去られ、その72時間後にカラカスとラ・グアヒラを結ぶ道路上で保護された。団体はこの記者の拉致、暴力は政府関係者または政権支持者らが、口を封じようとしたものだと断じた。

■国際航空便利用、63%減 uy.pressの記事
ベネズエラの国際航空便の利用者は、この4年間で63%も落ち込んだという。国内の航空業の団体ALAVが明らかにしたものだ。経済失政による経済問題と安全性の問題から、外国航空会社の撤退が相次ぎ、供給そのものが減ったことが原因とみられる。この8月以降だけでアルゼンチン航空やデルタ航空、ユナイテッド航空などが便を休止している。

■ジフテリアの予防接種実施へ El Comercioの記事
保健省は国民を対象に、ジフテリアへの予防接種を実施することを明らかにした。ルイス・ロペス大臣が、国営メディアを通じて発表したものだ。国内ではこの感染症の広がりが報告されている。国民不安を払拭するため、すでに流行が起きつつある地域を手始めに、この予防接種を広く行なうという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、文化財戻る Prensa Libreの記事
グアテマラの文化財が、欧州から同国に返還された。国内で出土した陶器などが多く持ち出されていたが、政府文化行政は保有する各国に返還を働きかけていた。これに応じ、ドイツ、イタリア、スイスから返還されたものだ。政府側はこうした文化財を、今後適切に保存し、また展示する方針だ。

■ニカラグア、選挙暴力で5人死亡 Caracol Radioの記事
ニカラグアで行なわれた地方首長選挙をめぐる暴力で、合わせて5人が死亡したという。先週末に行なわれたこの投票では、153の行政のうち135で、ダニエル・オルテガ大統領が率いる与党サンディニスタ党が勝利した。一方、各地でこの選挙をめぐる暴力事件が起きたと、監視団が明らかにしたものだ。

■グアテマラ、ストの影響甚大 Caracol Radioの記事
グアテマラの産業界は、ストライキの影響が甚大であると断じた。国内のカンペシーノ(農業)層が、ジミー・モラレス大統領が議会議員らの辞任を求めた社会闘争を開始し、各地で道路封鎖やデモを実施している。この影響でこくないの産業界は、数百万ドル規模の損害を受けているとしたものだ。

■ウルグアイ、ガス闘争 El Paísの記事
ウルグアイのガス産業の労働組合によるストが、激しくなっている。国内のガス関連施設が組合員により封鎖されるなどの事態が生じ、エネルギー担当省庁前でのデモも行なわれた。労働省の斡旋で、賃金などについて話し合うことが合意され、封鎖は解除される見通しだが、ストライキそのものは継続の姿勢となっている。

■アマスソナス、コリエンテスへ El Litoralの記事
アマスソナス・パラグアイは、アスンシオンとアルゼンチン北部のコリエンテスを結ぶ路線を開設する。同社が明らかにしたもので、11月23日から50人乗りのボンバルディア機を使用し、この路線の運航を開始するという。同社はボリビアのアマスソナス航空とスペイン企業の合弁で立ち上げられ、アスンシオンからのネットワークを広げている。

■パラグアイ、対身障者不十分 Ultima Horaの記事
パラグアイでは、身体障碍者に対する政策が不十分と、国連側が指摘した。同機関はパラグアイでの身障者に対する公共政策や就労支援などの体制が整わず、あたかも身障者が放置されているようだと批判している。この状況が続けば、身障者の多くが社会から孤立しかねないとの警告を発した。



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