2017.11.09

【ボリビア】

■エボ、チリ批判強める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリへの批判を強めた。来年1月にローマ法王フランシスコ1世がチリを訪れるが、チリ政府が法王に対し「海岸線問題」への言及をやめるよう働きかけたことが伝えられた。モラレス大統領はこのチリ政府の姿勢を厳しく糾弾し、「チリは侵略戦争という歴史を直視していない」と語った。ボリビアはこの問題を、ハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■政府、電力供給に自信 Página Sieteの記事
政府は、電力の安定供給に自信を示した。ポトシ県のウユニ塩湖や、オルーロ県のコイパサ塩原には、リチウム鉱がある。この資源開発を政府は狙うが、この前提として大きな電源が必要となる。政府は国内の電力開発が大きく進んでいるとして、リチウム鉱の安定開発に必要な電源は、確保できるとの見方を示した。

■米ドル札型のビラが撒かれる Página Sieteの記事
7日にラパスで行なわれた、エボ・モラレス大統領再選の支持デモの際、米ドル札型のビラが撒かれた。このビラは大統領やアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領の似顔絵や「汚職」などの文字が並んだもので、再選反対派が用意したとみられる。オルーロで採択された現行憲法ではモラレス大統領は次期選挙に出馬できないが、法の抜け穴を通じ出馬が模索されている。

■社会主義団体、再考促す Página Sieteの記事
国際的な社会主義団体も、エボ・モラレス政権に対し再考を促している。憲法規定に関わらず、モラレス大統領が2019年大統領選に出馬しようとしている問題だ。憲法改正を問う国民投票が昨年2月21日に行なわれ、反対多数で否決されたことを尊重すべきとの指摘を受けたものだ。モラレス政権は、社会主義に依拠している。

■ドリア・メディナ氏、憂慮示す Página Sieteの記事
エボ・モラレス政権と対峙する経営者のサムエル・ドリア・メディナ氏が、憂慮を示した。7日に行なわれたデモの際、エボ・モラレス大統領再選の反対ビラを撒いた人が、拘束される事態が生じた。同氏は、ビラを撒いただけで逮捕というのは行き過ぎと指摘し、「意見の合わない者を排除する」現政権の姿勢に、重大な憂慮を示した。

■ABC、2千万Bsを用意 El Deberの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、雨季到来に向け2千万ボリビアーノを用意している。この年末から来年3月頃にかけて、雨季のピークを迎える。この時期には各地で土砂災害などにより、道路が被害を受けることが想定される。この対策、対応費として、この額をすでに準備しているという。

■ラパスの水源、56.6% La Razónの記事
ラパス市の水源となっている貯水池の、貯水率は56.6%となっているという。市側が、5つの水源の平均値を示したものだ。現在、乾季から雨季に移行する時期で、各地で水源の水量がもっとも少ない時期でもある。昨年のこの時期、国内では渇水が深刻化し、ラパスやエルアルトなどで計画断水が行なわれる事態となった。

■オルーロで見本市 Los Tiemposの記事
オルーロでは9日から、県内最大の見本市が始まる。開催されるのは今回で21回めとなるExpotecoだ。カンポ・フェリアルで19日まで開催されるもので、国内外から300を超える企業などが参加する予定だ。商談については、13日から15日までの3日間がピークでもこのほか地域産品や文化紹介などが行なわれる。

■高速、12月15日までに開通 Página Sieteの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道の片側車線は、12月15日までに再開する。この道路は改善工事のため長期間にわたり、通行制限が行なわれていた。しかし告発を受け調べたところ、進捗状況があまりに遅いことが判明した。政府が介入し、この工事を直轄化したもので、ラパスからエルアルトに向かう車線の7キロについて、この日までに工事を終了するという。

■奇祭「ニャティタス」開催 La Razónの記事
ラパスでは8日、伝統の奇祭「ニャティタス」が行なわれている。先祖の頭蓋骨を、コカ葉や花、帽子、アグアヨなどで飾り、タバコや酒などを備える、この地独自の習慣だ。こうした頭蓋骨は中央墓地に持ち込まれ、街路にずらりと並べられる。記録によるとこの習慣は1820年代頃から始まったという。市内の新住民層の間では、この習慣に否定的な考えも根強い。


【ペルー】

■アメリカワニの1ソル硬貨 El Comercioの記事
中央銀行(BCR)は、新たにアメリカワニをデザインした1ソル硬貨を発行した。同行はこの7月、国内の自然資源をデザインした1ソル硬貨のシリーズを展開することを発表している。メガネグマに続く第2弾として、国内太平洋岸地域などに棲息するこのワニをデザインした硬貨を8日、発表した。

■フリアカで社会闘争 Correo Perúの記事
プーノ県最大都市のフリアカで、社会闘争が起きている。市民グループらは8日、市内の幹線道路の封鎖に踏み切った。市や県に対し、水道や下水道のインフラ整備を求めた要求行動だ。フリアカは人口が急増する一方、こうした生活インフラの整備が遅れ気味であることが指摘されている。


【チリ】

■パレスチナ銀、サンティアゴへ La Terceraの記事
パレスチナ銀行が、サンティアゴに事務所を設けた。同行はこの事務所を通じ、パレスチナ自治政府が管理する地域内のインフラ整備に向けた、投資を模索する。未独立のパレスチナに本拠を持つ同行は、イスラエルのシステム下で営業している。チリ政府は、パレスチナを国家承認している。

■Q熱が増加 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州でのQ熱感染例が、56件に増えた。同州保健局が明らかにし、注意を呼びかけたものだ。Q熱は人獣共通感染症で、同州のプエルト・オクタイで集団感染に似た事例が発生している。牛やヒツジとの接触でこの感染が広がったとみられ、保健局は地域一帯に注意喚起を行なっている。


【アルゼンチン】

■バイア・ブランカ、ミニ竜巻 Radio Mitreの記事
ブエノスアイレス州のバイア・ブランカで、ミニ竜巻が発生したという。首都圏とを結ぶ国道3号付近で発生が報告されたものだ。複数の人がこの様子を携帯電話などで撮影し、SNSなどに投稿している。竜巻雲が進む様子が映されているが、その後この雲は消え、被害などはなかったとみられる。

■コパ航空、メンドサへ Jornadaの記事
コパ航空はこの15日から、メンドサに乗り入れる。同社が新設するのは、パナマシティとメンドサを結ぶ直行路線で、週4往復の運航となる。同社は現在、パナマとブエノスアイレス、コルドバ、ロサリオを結ぶ路線を運航しており、国内4地点めの乗り入れとなる。北米、中南米からの乗り継ぎ客の利用に、同社は期待を示した。

■8月のスブテ、記録的 Télamの記事
この8月、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の利用者は、記録的だった。運営側によると全路線のこの月の利用者総数は3006万人と、過去最高となったという。一日当たりの利用者平均は121万人で、2013年平均から29%もの増加となった。スブテでは現在も延伸工事が続いており、リネアFの新設に向けた準備も進められている。

■豚肉輸入が激増 La Nacionの記事
豚肉や食用豚の輸入が、激増しているという。豚肉生産者の団体AAPPが明らかにし、警戒感を示したものだ。この10月の豚の輸入は、前年同期比で32.2%も増えた。さらに1~10月の輸入は、前年同期比で46.1%もの増加となっている。スーパーなどでの豚肉の販売促進が相次ぎ、国産で賄えない分を輸入に求めた結果だという。

■ネウケンでゲイ・プライド La Mañana Neuquénの記事
ネウケン市内ではこの12月2日に、「ゲイ・プライド」が開催される。同性愛者や性同一障害を抱える人など、性的マイノリティの尊厳を示すイベントだ。LGBT団体が中心となり、パレードが開催される。カトリックの影響で同性愛などには保守的な人が国内には多かったが、近年は同性婚が認められるなど、環境が変わりつつある。

■サンティアゴ、暑くなる Uno Santa Feの記事
サンティアゴ・デル・エステーロはこれから、真夏の暑さになるという。地域気象機関が明らかにし、市民に注意を呼びかけたものだ。現在春を迎えている国内だが、州都を含む州内の広い範囲はこれから数日間、最高気温が摂氏30度を超える見通しだ。身体がまだ暑さに慣れていない時期だけに、熱中症などに注意が必要と気象機関は指摘する。


【エクアドル】

■レールバス、脱線事故 Caracol Radioの記事
アラウシで、鉄道線路上を走るレールバスが脱線事故を起こした。7日昼頃、乗客を乗せたレールバスが、ピルカバンバ付近で脱線した。この軌道付近で作業をしていた31歳の男性がこの直撃を受けて死亡し、その後運転手も死亡した。車輛に乗っていた乗客12人が負傷し、病院に搬送されている。この事故は、車輛のトラブルが原因とみられている。

■バイク二人乗りを禁止 El Universoの記事
グアヤキルのハイメ・ネボ市長は、オートバイの二人乗りを禁止する措置を急遽、発動した。市内では二人乗りバイクによるかっぱらい事件や、バイクを使用した事件現場からの逃走が相次いでいる。この事態を受け市議会が、二人乗りを禁止する条例を審議し、ネボ市長がこれを施行したものだ。この措置の期限は、今の時点では示されていない。


【コロンビア】

■アビアンカストは終盤 Portafolioの記事
アビアンカ航空の操縦士によるストライキは、終盤だという。9月20日からストが続いており、50日を迎えようとしている。しかし国内法では、合法的なストは上限が60日で、この日を超えるとスト参加の操縦士らはこの雇用を失う可能性が高い。労使間交渉は膠着しているが、なし崩し的にストが終了する可能性が高い。

■カウカ県で水害 Caracol Radioの記事
国内南西部のカウカ県で、水害が起きた。コリントのオスカル・カンポで、大雨の影響によりパイラ川が氾濫したものだ。地域行政によると、今の時点で4人の死亡が確認され、18人が不明となっているという。国内の広い範囲で雨となった影響でボヤカ県やサンタンデール県では、土砂災害発生が報告されている。


【ベネズエラ】

■EU、武器輸出を禁止 ABC.esの記事
欧州連合(EU)は、ベネズエラへの武器輸出を禁止した。欧州議会がこの異例の措置を議決したものだ。今年4月から8月初めにかけ、国内では反政府デモの嵐が吹き荒れたが、この際に警察や軍がデモ隊に過剰な武力を使用したことが報告されている。この事態を受け、EUはベネズエラへの制裁発動を決めており、この一環としてこの件が判断された。

■メディアへの弾圧を強化 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権の意向に直結する制憲議会は、メディア規制の強化を議決した。「フェイクニュース」を伝えるなどした場合、最大で20年の刑が下る可能性があり、さらにのその当該メディアの閉鎖も可能となる。制憲議会は、吹き荒れた反政府デモを煽動したのが、メディアであるとの結論を示した。

■デフォルト危機、米国の制裁が引き金 El Paísの記事
ベネズエラが直面するデフォルト危機の引き金を引いたのは、米国による制裁発動だったという。国営オイル会社PDVSAが10月20日、債務不履行を起こしたことが市場で伝えられている。国家財政の破綻を意味する債務不履行に陥る可能性が指摘されているが、ドナルド・トランプ政権が今年発動した制裁が、この事態を引き起こしているとアナリストが指摘したものだ。

■ビジネスの6割が断念 Caracol Radioの記事
国内ではこの5年で、会社経営や店の営業など、ビジネスの60%が、その継続を断念したという。国内の商工団体Consecomercioが明らかにした数字だ。経済失政にともなう経営環境の変化を受け、休業、廃業する動きが国内で広がったという。さらに4~7月の反政府デモで、さらに混乱が増したことで休業、廃業はさらに拡大した。

■陸路交通も危機に El Comercioの記事
国内では、陸路交通も危機にあるという。経済失政の影響で、外国航空会社の撤退、休止が相次ぐなど、空の交通をめぐる環境が著しく悪化していることが伝えられる。陸路交通を担うバスについても、経済失政に加え、ガソリンの不足、涸渇などを受け、使用できる車輛の80%は現在、使用されていない状況にあるという。

■物々交換が増加 Sumariumの記事
国内では現在、物々交換により物資を得ようとする人が増えているという。経済失政のため国内では、高い物価上昇率と物資不足が続く。通貨の信頼性が損なわれたことから、もの同士を直接交換する人が増えている。また生活物資調達のために、保有するものを交換せざるを得ない人も多いとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■プエルトリコ、人口流出 News24の記事
プエルトリコでは、2019年にかけ人口が14%減る見通しだという。地域政府が見通しを示したもので、この年時点の人口は290万人となる予想だ。この9月、同国をハリケーン「マリア」が直撃し、インフラなどに甚大な被害をもたらした。この影響で、住民の島外流出が起きると予想したものだという。

■米国民、キューバ訪問困難に CNBCの記事
米国民のキューバ訪問や、キューバとのビジネスは、より障壁が高くなるという。ドナルド・トランプ政権が方針を示したものだ。バラク・オバマ前政権時代に関係が正常化したが、対キューバへの態度硬化が再び起きている。新たな規制では、旅行などの渡航は米国の旅行会社によるもののみとなり、指定ホテル以外の宿泊が禁じられるという。

■パナマ大統領、中国へ Caracol Radioの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領がこの16日、中国を訪れる。パナマは今年6月、それまでの台湾との外交関係を破棄し、中国と国交を樹立したばかりだ。パナマ首脳の中国訪問は、初めてのこととなる。同大統領は北京と上海に22日まで滞在し、周近平国家主席と会談し、自由貿易協定などについて話し合うとみられる。

■LGBT向け、刑務所の必要性 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは、性的マイノリティについて刑務所における「配慮」の必要性が指摘された。専門家が提言したもので、同性愛者やバイセクシャル、性転換者などに対する、収監時の配慮がなされる必要性があるとしたものだ。国内ではLGBTの人権認識が高まり、同性婚も可能となっている。

■サンクリストーバル火山が活発に La Prensaの記事
ニカラグア最高峰の活火山、サンクリストーバル火山が活発化している。標高1745メートルのこの火山は、観測機関によるとこの7日以降、14度にわたり火山性の爆発を起こしているという。周辺コミュニティへの火山灰の降灰も報告されており、地域の生活や農業への被害も懸念される。

■イベリア、グアテマラへ Estrategia y Negociosの記事
スペインのイベリア航空は、来年10月からグアテマラシティに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、289人乗りのエアバスA330-200型機を使用し、毎日の運航となる。マドリードからは直行だが、マドリードへはサンサルバドルまたはマナグア経由と、いわゆる三角運航となる。

■リオ、血液型表示義務 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロの児童、生徒は、血液型を表示することが義務化される。市議会側が議決したもので、学校の制服にこの表示が必要となるという。事故など緊急事態が生じたときのため、あらかじめ自身の血液型を調べ、表示しておくことが必要になる。児童生徒などが、市内で発生する犯罪に巻き込まれるケースも少なくない。

■ATM爆破相次ぐ El Paísの記事
ウルグアイでは、銀行自動機(ATM)が爆破され、中の現金を奪おうとする犯罪が相次いでいる。モンテビデオのコロン地区で8日、この手口の犯罪が再び起きた。警察によるとこの犯罪はこの一週間あまりで4度めで、同一犯、グループによるものである可能性がある。これら4件では、ATMは破壊されたものの、中の現金は奪われていない。



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