2017.11.11

【ボリビア】

■イグレシアス氏、ボリビアの海を支持 El Deberの記事
スペインの政治家、パブロ・イグレシアス氏が「ボリビアの海」を支持した。同氏はラパスを訪れ、エボ・モラレス大統領と面会した。この会談の中でボリビアがチリに求める「主権ある海の返還」に理解を示し、支持を表明したものだ。イグレシアス氏は39歳、スペインの政治番組の司会を長く務め、その後政治家に転身した。

■憲法法廷、コカ葉増枠を承認 Página Sieteの記事
憲法法廷は、コカ葉生産枠の増枠を承認した。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、コカインの原料になることからその生産、流通は厳しく規制されている。政府はコカ葉を新たな産品に活用する方針を掲げ、生産枠をこれまでの1万2千ヘクタールから、2万2千ヘクタールに増やす法案を通した。この増枠について、米州各国などから懸念の声も上がっている。

■違法開発で中国人ら逮捕 Página Sieteの記事
警察は、無許可で鉱山開発を試みた中国の6人を逮捕した。ラパス県警が摘発したもので、この6人はラパス市内のサンペドロ刑務所に拘置された。警察によると6人は、県内で違法に鉱山採掘に向けた開発を試みたという。新規開発については審査、認可が必要で、環境対策などの投資も求められている。6人はこうした手続きを一切無視し、開発を進めようとした。

■チュキサカ、水不足悪化 Página Sieteの記事
チュキサカ県の水不足の状況が、さらに悪化している。県側によると県内の22のコミュニティは、生活用水すらもすでに涸渇している状態にあるという。異常渇水は県内の広い範囲で発生し、隣のポトシ県でも深刻な状況だ。国内の広い範囲は間もなく雨季を迎えるが、事態が正常化するには、まだ時間を要するとみられる。

■ヤクイバ、遺体を発見 Página Sieteの記事
タリハ県のアルゼンチン国境、ヤクイバでは1人の遺体が発見、収容された。この町では局地的な豪雨が発生し、市街地で急流が発生し、1人が死亡、1人が不明となっていた。この不明者の遺体が、下流域にあたるアルゼンチンサルタ州のタルタガルで発見された。亡くなった男性は、車の運転中に、急流にのまれたとみられる。

■ポオポ湖回復に4~35年 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の回復には、4年から35年を要するという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにした数字だ。ポオポ湖はデサグアデーロ水系の水量減少で干上がり、2015年12月には地域行政が消滅を宣言した。以後水は戻っているが、通常の水準には回帰していない。例年並みの降雨があったとしても、最短で4年、最長で35年を回復に要するという。

■サンタクルス、犬をめぐる対立 El Díaの記事
サンタクルス市内では、犬をめぐる対立が激化している。狂犬病発生か相次いだことから、市の保健局は野犬を捕獲する作業を開始した。これに動物愛護団体が反発し、この4日間にわたり施設前で激しいデモ行動をとっているものだ。今年だけで市内では478件、県全体では558件の狂犬病が確認されているが、団体側は殺処分などに反対している。

■オルーロのカルナバルアプリ La Razónの記事
オルーロのカルナバルを案内する、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリケーションが、新たに開発された。アンドロイド向けに「QuiBus」がリリースしたもので、カルナバルのパレードや参加団体、ダンスなどの紹介がなされる。主宰するフォルクローレ委員会も、この作成に全面協力した。

■ミ・テレフェリコが植樹 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコが、6千本の木々を植樹するという。今年開業したオレンジ線、来年にかけて開業する白線、空色線の駅や沿線の緑化活動に力を入れるものだ。これらの建設で、木々が切られた地点もあり、環境の回復に、運営会社としても力を入れる姿勢を示す。

■鉄道橋、文化遺産に Página Sieteの記事
ラパス市議会は、市内にある鉄道橋跡を文化遺産に指定した。ミナサ川にかかる「コロニアル橋」は、1915~1917年に建造されたレンガ造りの橋だ。現在は鉄道は運行されていないが、近代建造物として価値が高いとし、文化遺産となったものだ。この橋の周辺住民も、地域の観光開発に期待を示す。


【ペルー】

■マチュピチュへの鉄道で落石 El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡に向かう鉄道が、落石の影響を受けた。10日朝、オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶこの鉄道区間が、落石により軌道が塞がれた。小規模の土砂崩れの影響とみられ、この影響で列車の運転が一時、見合された。地域ではまだ雨季は本格化しておらず、雨の影響ではないとみられる。

■ワジャガ川、氾濫寸前 El Comercioの記事
ロレト県を流れるアマゾン水系の河川、ワジャガ川が氾濫寸前の状態だという。上流部で降った雨の影響で、この河川は増水が続いていることが伝えられていた。氾濫が起きる可能性が高まっていることから、流域住民の一部は、自主的に避難している。ロレト県は一帯に対し、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」を発令した。

■ニュージーランド戦、商業に効果 El Comercioの記事
ペルー代表のニュージーランド戦を控え、国内の商業分野での経済効果が高いという。中央銀行(BCR)が指摘したものだ。来年のワールドカップロシア大会への出場権を争う大陸間プレーオフに、ペルー代表は進出した。この試合を控え、代表ユニフォームなどが飛ぶように売れ、23%もの経済効果を生んでいるとした。

■リマ-クスコ間でバス事故 Correo Perúの記事
リマからクスコに向かっていたバスが10日未明、事故を起こした。アバンカイとクスコ市を結ぶ区間の、クスコ県イスクチャカで起きたものだ。ワリ社の便が道路を外れ、側面に衝突したものだ。この事故で、運転手として業務にあたっていた36歳と38歳の男性2人が、負傷している。警察が事故原因の調べを進めている。


【チリ】

■高速道路にブタ BioBio Chileの記事
高速道路上を、ブタが逃げ回る事態が生じた。サンティアゴのカラスカルの中央道で、ブタを輸送していたトラックと、別の車輛が衝突する事故が起きた。この事故で「積荷」のブタが路上に投げ出されたもので、多くのブタが死んだものの、生きたブタが高速道上を逃げ回ったという。安全確保のため、この道路の車輛通行は一時、差し止められた。

■メトロ6号線、エレベーターに悪評 BioBio Chileの記事
今月2日に開業したサンティアゴのメトロ(地下鉄)6号線では、各駅のエレベーターの評判がよくないという。深度があることから、地上との往来にエレベーターを利用する人が多く、待ち時間が長くなっている。とくに車椅子を使用する身障者らは、常に待ち時間を強いられるとして、運営側に対策を求めた。


【アルゼンチン】

■IMF、マクリ政策を支持 Télamの記事
国際通貨基金(IMF)は、マウリシオ・マクリ政権の経済政策を支持した。IMFの視察団が国内を訪れ、明らかにしたものだ。マクリ大統領は国内軽鎖材の立て直しを掲げ、さまざまな政策を進めている。国内の経済は上向き傾向であることがデータなどで示されており、IMFはこれらの政策を評価し、政権の政策を支持するとしたものだ。

■コカ・コーラ社、投資を凍結 Cadena3の記事
コカ・コーラ社は、アルゼンチンでの設備計画などの新規投資の凍結を発表した。製品の増産などを図るため、工場の投資の計画を示していた。しかしマウリシオ・マクリ政権が税制改革に着手し、増税となる可能性が高まったことを受け、この計画を凍結した。同社はこの改革で、投資効果が期待できなくなるためと説明している。

■UBA、ほくろ検診 Télamの記事
ブエノスアイレス大学(UBA)は、市民向けにほくろ検診を実施する。この13日から17日まで、同大学の腫瘍学センターが実施するものだ。ほくろの中には、皮膚癌またはその前兆であるケースがあり、こうしたものを早期発見するための検診だ。市内中心部、サンマルティン通りの施設で、この検診が実施される。

■マイク・タイソン氏を入国拒否 La Vanguardiaの記事
アルゼンチンは、米国の元ボクシング選手、マイク・タイソン氏の入国を拒否する。政府側が決定したものだ。同氏は米国で有罪判決を受けており、入国基準などから拒絶を決めたという。同様の判断は、すでに隣国チリが行ない、発表していた。同氏はアルゼンチン航空の便で、ブエノスアイレス訪問を予定していた。


【エクアドル】

■マナビ県でやや強い地震 El Universoの記事
マナビ県で10日午前1時56分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はヒピハパの海岸付近で、震源の強さはマグニチュード4.7と推定される。県都ポルトビエホではこの地震の後、緊急通報が20件ほどあったという。この地震の11分後には、M3.5の地震も発生した。いずれも、昨年4月16日のM7.8の地震の余震とみられている。

■グアヤキル、交通制限 El Comercioの記事
グアヤキル中心部では、交通に制限が加えられる。市側は中心部と、近隣のドゥランを結ぶアエロビアと呼ばれるテレフェリコ(ロープウェイ)を建設する計画だ。この計画立案のための調査が行なわれるため、ルート上にあたる道路の一部通行が制限されるという。市側は、一部で渋滞が起きるおそれがあるとして、ドライバーなどに注意を促している。


【コロンビア】

■アビアンカ、51日のスト終了 El Paíの記事
アビアンカ航空の操縦士の労働組合は、ようやくストライキ終了を発表した。賃金交渉のもつれから同組合は、9月20日からストを継続していた。航空会社のストとしては、イベリア航空の記録を倍以上に塗り替える、51日間という過去最長のものとなった。この間、同社の1万4千便に影響が及んだという。

■拘置所から集団脱走 Caracol Radioの記事
ボゴタ市内の拘置施設から、集団脱走があったという。9日夜から10日未明にかけ、市内のモリノス地区にある施設から、拘置中だった20人ほどが一斉に脱走した。この施設周辺の防犯カメラが、逃げ出す姿を映しだしていた。現在警察が、逃げ出したこの20人ほどの行方を全力で追っている。


【ベネズエラ】

■Corpoelecが債務不履行か Caracol Radioの記事
国営電力会社Corpoelecが、債務不履行を起こしたという。国内メディアが10日、伝えたものだ。同社がワシントントラスト社に対し支払う必要があった2800万ドルについて、不履行となった。国営オイル会社PDVSAが10月20日、同様の不履行を起こしていることが伝えられ、デフォルト・ドミノが起きる可能性を多くの経済アナリストが指摘している。

■1ドル、5万Bs突破 NTN24の記事
闇市場では10日、1米ドルが5万2128ボリバールと、ついに5万ボリバールの壁を突破した。この1日、ニコラス・マドゥロ政権は最高額紙幣となる10万ボリバール札の発行を発表した。しかしこの闇市場では、最高額紙幣も2ドル以下の価値しかないことになる。経済失政により高いインフレ率と通貨暴落が生じ、物資不足が深刻化している。

■ゲバラ氏、チリへの脱出を模索 T13の記事
野党が多数を占める議会の副議長、フレディ・ゲバラ氏が、チリへの「亡命」を模索している。4月から7月にかけ国内で行なわれた反政府デモの責任を問われ、同氏を逮捕する動きが生じた。ゲバラ氏は4日からカラカスのチリ大使館に身を寄せている状態で、チリへの脱出、亡命を検討していることが明らかになった。

■過激派の拠点化を懸念 Infobaeの記事
ラテンアメリカ各国は、ベネズエラが過激派の拠点になることを懸念している。すでに複数国の政府が警告を発しているものだ。経済の混乱に乗じて、イスラミック・ステート(IS)やアルカイダなどの過激派がベネズエラに流入し、拠点化するおそれがあるという。政治的混乱を招いたシリアと同様の事態になることを、各国は心配している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メルコスル-EU、年内合意か Caracol Radioの記事
経済ブロック、メルコスルと欧州連合(EU)の間の自由貿易協定について、年内にも合意がなされる見通しとなった。ブラジルのアロシオ・ヌネス外相が明らかにしたものだ。両者間の協議が続いており、今年末までの妥結に向け、スピードアップが図られているという。ブラジル政府がこの交渉の進展を前向きに評価していることも明らかにした。

■グアテマラで大きな火災 El Universoの記事
グアテマラシティで10日朝、大きな火災があった。この事態に見舞われたのは第3区のロス・ピノス地区で、合わせて90棟の住宅が焼けたという。この地域は貧困層が多く住んでおり、焼けた住宅の大半は木造、トタン屋根だった。この火災による負傷者などはないが、合わせて300人が焼け出された状態だ。

■アマスソナス機で爆発 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港で、旅客機内で爆発が起きた。9日22時頃、この事故が起きたのはアマスソナス・ウルグアイの機体だ。機体整備中に起きたもので、作業にあたっていた男性が両足を負傷している。周囲に駐機していた機体にも一部影響が及んだが、爆発が起きた機材以外は10日、通常通り運航されている。

■ブラジル、26人脱獄 El Paísの記事
ブラジル、マト・グロッソ州の刑務所から、26人の受刑者が脱獄した。マタ・グランデ刑務所で爆発があり、建物の壁の一部が破壊され、中にいた受刑者らが逃げ出したという。外部の人間が協力し、脱獄目的でこの爆発が起こされたとみられる。この協力の容疑で、2人の男が拘束を受けた。現在、受刑者らの捜索が続けられている。



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