2017.11.12

【ボリビア】

■国連、憲法法廷に違和感 La Razónの記事
国連はボリビアの憲法法廷の判断に異例の「違和感」を表した。国内では、性適合手術を受けた人が、戸籍上の性別や名前を変更できるようになった。しかし憲法法廷は、こうした性別変更者の婚姻を認めないとの判断を示した。国連側は、性同一性障害を持つ人の権利などを侵害する内容で、違和感を禁じ得ないとの見解を示した。

■国内LGBTも反発 La Patríaの記事
国内LGBTも、憲法法廷の判断に反発を示している。戸籍上の性別を変更した者は、婚姻できないとの判断を同法廷は示した。LGBT団体は、性的マイノリティの権利を不当に侵害するものだ、と反発している。オルーロ中心部の2月10日広場では、地域のLGBT団体がこの抗議のデモを急遽、実施した。

■フォロワートップはメサ氏 Página Sieteの記事
国内の政治家の中で、ツイッターのフォロワーがもっとも多いのは、元大統領のカルロス・メサ氏だ。デジタルサービスの分析会社がランキングを示したものだ。メサ氏は32万383人で、エボ・モラレス大統領の29万5956人を上回る。メサ氏は、チリに対する海岸線要求運動での演説から、国内でその支持が高まったと評価されている。

■トリニダで浸水 El Díaの記事
ベニ県都トリニダで、浸水被害が生じている。11日、市内ではおよそ6時間にわたり、強い雨が降り続いた。町の排水能力を超える雨だったため、市内の街路などが水浸かったり、冠水したりする被害が生じたものだ。ベニ県を含む国内の広い範囲は、間もなく本格的な雨季を迎えることになる。

■医薬品に不足感 El Díaの記事
国内では医薬品の不足感が、広がりつつあるという。薬剤師の団体が注意喚起したものだ。特定の医薬品ではなく、全体的に品薄感が生じていると、末端の薬剤師らが考えている。これに対し、医薬品会社や卸業の団体は、不足は生じていないとこの指摘を否定している。国内流通の医薬品の多くは、現物または成分を輸入に頼っている。

■スクレ、学校入札 Correo del Surの記事
スクレでは13日、学校施設の補修に関する入札が行なわれる。市内では先月、相当量の降雹があり、学校施設の一部が崩壊するなどの被害が相次いだ。市側は4つの学校の施設について、この補修工事を行なうことを決め、この入札を実施することを明らかにした。この降雹による倒壊で、死傷者も出している。

■国産カカオに高い評価 Página Sieteの記事
国産カカオに対し、高い評価が下された。フランス、パリで「サロン・ド・ショコラ2017」が開幕し、ボリビア産カカオも出展されている。この場で、最高評価18品目の中に、国産カカオが含まれたものだ。国産カカオがこの評価を受けるのは、これで3度めだという。国内の熱帯地方ではカカオ生産が本格化しているが、世界市場の中では後発参入組となっている。

■番号持ち運び、簡素化 Página Sieteの記事
交通通信監督庁は、携帯電話の番号の「持ち運び」の手続き簡素化と、一部無料化を実施する。契約するキャリアをまたいで、同じ番号を利用できるシステムが、国内でも導入されている。しかし手続きの煩雑さや、有料であることから利用が少ない状況だ。新たな措置では、3度までは、無料でこのシステムが利用できるようになるという。

■犬をめぐる平行線 El Deberの記事
サンタクルスでは犬をめぐる、二つの考え方が対立している。狂犬病感染が相次いでいることから、市側は野犬の捕獲を続けているが、動物愛護団体が施設前などで反対抗議デモを行なっている。一方市民からは、野犬の捕獲を求める通報が毎日14~15件ある状態で、賛否それぞれ意見が混在する状況にあるという。

■ウル・チパヤの新作物 Página Sieteの記事
オルーロ県のインディヘナ(先住民)コミュニティ、ウル・チパヤが新たな作物に取り組んでいる。伝統的な生活を踏襲する同コミュニティだが、新たにレタスやアセルガ(フダンソウ)の生産が始まっているという。これらの作物はオルーロやラパスの市場に供され、コミュニティにとって重要な現金収入をもたらしつつある。


【ペルー】

■トゥクメ、新たな墓 La Repúblicaの記事
ランバエケ県のトゥクメ遺跡群で、新たに10の墓が出土した。先インカ時代に祭壇などに使用されたワカで見つかったものだ。この地には26のピラミッド、墓が確認されていたが、一つのピラミッドの発掘で新たな墓が見つかったものだ。またこの場所ではチムー文化期からインカ時代にかけての、古代の織物も発見されている。

■リマ中心部、建物崩落 El Comercioの記事
リマ中心部の建物の一部が崩落する事故が起きた。9日、マンコ・カパック通りと7月28日通りの角にある古い建物の、バルコニーが崩落した。人通りが多い地点だが、幸いにも巻き込まれた人はいなかった。古い建物が多く残りユネスコ世界遺産に登録される中心部だが、メンテナンス不足で崩落の危険のある建物も少なくない状態だ。

■プーノ、22日にスト Diario Correoの記事
プーノ県ではこの22日、ゼネストが行なわれるという。フリの住民らが、地域行政に対する要求行動でストを実施する方針を示したものだ。住民らは水道システムの改善などを求めている。フリがあるチュクイト郡全体で行なわれるもので、ボリビア国境のデサグアデーロとプーノを結ぶ交通が、影響を受けることになる。

■ワンカベリカ、谷への転落事故 La Repúblicaの記事
ワンカベリカ県で、車輛が谷に転落する事故が新たに発生した。現場となったのはフニン県都ワンカヨとワンカベリカ市を結ぶ道路のワンド付近だ。走行中の車輛が道路を外れて、200メートル下に転落した。この車輛はスピードを出しすぎ、衝突事故を起こしてその勢いで落下したとみられる。この事故で2人が死亡した。


【チリ】

■ジャンクフード税を提案 BioBio Chileの記事
国内の栄養学の教育機関が、ジャンクフード税の新設を提案した。国内ではこの第3四半期、ファストフードの利用が7.5%もの伸びを示したことが発表されている。同機関は、ジャンクフードの消費が国内での肥満増加につながっているとして、この新税創設を提案した。この税収は保健、肥満や生活習慣病対策にあてる考えを示している。

■19日、メトロは無料に BioBio Chileの記事
この19日、サンティアゴやバルパライソのメトロ、コンセプシオンの近郊鉄道ビオトレンは、無料になるという。大統領府が明らかにしたものだ。この日国内では、大統領選の投票が予定されている。この選挙投票時間帯について、こうした交通機関を無料にし、投票を促すというものだ。一方、サンティアゴのバス交通システムトランサンティアゴは、無料とはならない。


【アルゼンチン】

■サルタでM5.0の地震 La Gacetaの記事
サルタ州で11日午前1時21分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は同州南部で、震源の強さはマグニチュード5.0だ。この揺れは州都サルタを含む広い範囲で感じたが、人や建物への被害はない。また同日午前7時55分頃には、余震とみられるマグニチュード4.4の地震も発生している。

■AR機、ドローンと衝突 Télamの記事
アルゼンチン航空の旅客機が飛行中、無人航空機(ドローン)と衝突した。11日、この事故に遭遇したのはリオ・ガジェゴスからブエノスアイレスに向かっていたボーイング737型機だ。海岸部の上空通過時に起きたもので、同機はアエロパルケに緊急着陸した。飛行そのものに影響はでなかったが、機体の機首部分に大きく損傷を受けたという。

■開かずの踏切で事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、パレルモの「開かずの踏切」で人身事故が起きた。ゴリティ通りにかかるサンマルティン線の踏切で、20代前半ぐらいの女性が列車に轢かれ、死亡したものだ。長時間の待ち時間に耐え兼ね、この女性は遮断機をくぐり横断しようとしたという。この一帯にはナイトクラブなどが多くあり、若者らが同様の行為に出ることが多かった。

■11歳男児に暴行、男を逮捕 La Nuevaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロで、11歳の男児に暴行を加えたとして、近所に住む27歳の男が逮捕された。この男は男児に性的暴行を加え、さらに鉄の棒などを使用し重傷を負わせたという。男児は身体に重傷を負い、さらに腹部に大きな内出血を抱えているる。男は男児に、オートバイに乗せてやると連れ出し、行為に及んだとみられる。


【エクアドル】

■チョネで銃撃、2人死亡 El Universoの記事
マナビ県のチョネで銃撃があり、2人が死亡した。11日昼頃、海岸部のラ・フロレスタにあるサンタリタ学校近くで、銃撃戦があったとの通報が警察に入った。警官らが現場に赴き、26歳の男性と、50代くらいの男性の2人の遺体が発見されたという。発砲はオートバイからなされたとみられ、目的などは分かっていない。

■TAME、機体状態悪い El Comercioの記事
公営航空会社TAMEの機体状態の悪さを、操縦士らが訴えているという。元大統領候補者のアブダラ・ブカラン・プリュエイ氏が、ツイッターを通じ明らかにしたものだ。複数の操縦士から聴取した内容として、同社の安定運航に影響を与えかねないレベルに、機体の状態が悪化しているという。航空分野の競争激化で、同社の環境が悪化していることが伝えられている。


【コロンビア】

■ウィラ、M4.6の地震 Caracol Radioの記事
ウィラ県のリベラで11日午前9時45分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によるとこの地震の震源の強さはマグニチュード4.6で、同県の広い範囲のほかトリマ、クンディナマルカ、メタ、カケタ、キンディオ県など広い範囲で揺れを感じた。しかしこの地震による、人や建物への被害報告はないという。

■アビアンカ輸送、35%に Caracol Radioの記事
最大手アビアンカ航空のこの10月の旅客輸送は、前年同月比で35.3%に落ち込んだという。同社の操縦士の労働組合は9月20日からストライキに入り、51日ぶりにストを解除したばかりだ。ストが続いたこの月間、便の欠航などが相次いだことから、利用が大きく落ち込むこととなった。この月の便の搭乗率は84.5%と、前年同月を0.45ポイント下回った。


【ベネズエラ】

■国連安保理、経済危機を協議 Caracol Radioの記事
国連安全保障理事会は13日、ベネズエラの経済危機について協議を行なう。専門家の分析の結果などをふまえ、ベネズエラの現状についての把握と、今後についての話し合いを持つものだ。国営オイル会社PDVSAが10月20日に債務不履行を起こしたことが伝えられ、今後同様のデフォルトが連鎖的に発生するとの観測が、経済アナリストの間で指摘されている。

■国民、さらなる飢餓へ El Nacionalの記事
ベネズエラ国民は、さらなる飢餓にさらされるおそれがある。世界の経済アナリストが、今後ベネズエラはドミノ式にデフォルトを起こすおそれがあると警告する。国際通貨基金(IMF)を脱退しているベネズエラへの影響は小さいとの評価もあるが、一方でさらなる輸入の滞りは確実で、食料を含む物資不足がさらに悪化する可能性がある。

■インフレ、2349%か Kienkeの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラの物価上昇が2018年には、最大で2349%にのぼるおそれがあると試算した。ベネズエラはこの10月、月間物価上昇が50%を越え、初めてハイパーインフレに陥った。2018年については現在の水準が続けば、物価上昇率は1133%と、やはりハイパーインフレの状況は脱しない見通しだという。

■野党、対話拒絶 Excelsiorの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権との対話を拒絶した。ドミニカ共和国政府の斡旋で、ラテンアメリカ各国の立会いのもとサント・ドミンゴでこの15日、両者間の対話が予定されていた。しかし野党は、マドゥロ政権の意向を受ける制憲議会が、野党が多数を占める議会のフレディ・ゲバラ副議長の逮捕を議決したことに反発し、今回の対話の見送りを伝えたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、不明機捜索続く Prensaの記事
ホンジュラスでは、不明となっている小型機の捜索が続いている。9日、農場への薬剤散布のため飛行していた、パナマで登録されている小型機が消息を絶った。11日も、不明となった山岳地域を中心に空から捜索が行なわれているが、まだ手がかりは見つかっていない。この機には、操縦士1人が乗っていたとみられる。

■リオ、7人殺害 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロで7人が殺害される事件が起きた。近郊都市のサンゴンサロの、ファヴェラと呼ばれるスラム街で11日未明、発砲事件が起きた。屋内で行なわれていたパーティの場で銃が乱射されたとみられ、男女7人が死亡したという。警察が捜査を開始しているが、今の時点で犯人像などはつかめていないという。

■ムヒカ氏に栄誉 El Paísの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏に、国立パナマ大学が栄誉を贈る。ムヒカ氏の政権時代の民主主義に対する姿勢、考え方を評価し、賞を贈ることを決めたという。ムヒカ氏は23日にパナマを訪れ、受賞に臨む。ムヒカ氏は「清貧」の姿勢を大統領在任中も貫き、「世界でもっとも貧しい大統領」として知られた。

■ハバナ、国際音楽フォーラム Radio Rebeldeの記事
キューバの首都ハバナでは今月27日から30日にかけて、国際音楽フォーラムが開催されるという。キューバ音楽機構のアレハンドロ・グマ副会長が明らかにしたものだ。独自の発展を遂げている国内音楽を世界に発信し、また才能ある演奏家を知らしめることが、目的のフォーラムだ。ソンなどの伝統音楽だけでなくクラシックやジャズなど、ジャンルは問わない。



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