2017.11.29

【ボリビア】

■憲法法廷、再選出馬認める Página Sieteの記事
スクレの憲法法廷は28日、エボ・モラレス大統領の、2019年選挙出馬を認める判断を下した。オルーロで採択された現行憲法の再選規定で、この出馬は認められないとみられていた。しかし与党MASは、網疏(法の抜け穴)を通じた出馬を模索し、この方法に憲法法廷がお墨付きを与えたこととなる。

■メサ氏「民主主義が損なわれた」 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、28日の憲法法廷の判断を受け「民主主義が損なわれた」と断じた。憲法の再選規定にも関わらず、網疏(法の抜け穴)を認めることでエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認したものだ。メサ氏は、再選規定が事実上無視されたことについて、民意を完全に疎外した判断だ、と断じた。

■スクレ、緊急事態宣言 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレ市は、市内に緊急事態を発令した。同市を含むチュキサカ県は雨不足による異常渇水が続いている。スクレ市内ではすでに、高台などで水が出にくい状態が生じているが、市側は渇水についての緊急事態を発令し、市民に節水対応を求めた。地域でまとまった雨が降るまで、まだ時間が必要とみられる。

■オルーロも水が逼迫 Página Sieteの記事
オルーロも、水について逼迫した状態にあるという。オルーロ県の緊急事態局が明らかにしたもので、県内の3つの行政地域では渇水の異常事態となり、水道供給ができなくなっている地域があるという。チュキサカ、ポトシ県と同様にオルーロ県も異常渇水に見舞われ、各地で水不足が深刻化している。

■不明潜水艦にボリビア人の子 El Díaの記事
不明になっているアルゼンチン海軍の潜水艦の乗組員の中に、ボリビア移民の息子が含まれていた。15日夜、ウシュアイアからマル・デル・プラタに向っていたこの潜水艦が消息を絶ち、44人の乗組員については生存が絶望視されている。このうちの一人が、タリハ出身のボリビア移民の31歳の息子であることが明らかになった。

■サンタクルス、市場で無効運動 El Deberの記事
サンタクルス市内の市場では、この週末に行なわれる司法官選挙の「無効」を求める運動が、行なわれた。地域の若者らが商店主や利用客に、無効票を投じるよう求めたものだ。この選挙について、現政権に反対する勢力が、各地で同様の運動を展開している。市場でこの運動に参加した多くは、地域の大学生だった。

■国内、禁酒へ Página Sieteの記事
国内では1日午前0時から、アルコール類の販売、提供が禁じられる。3日、国内では司法官選挙の投票が予定されており、これを円滑に行なうためとられる措置だ。禁酒令は投票翌日の4日まで継続される。またこの投票にかかり、1日からは移動制限も実施される。通常選挙と同様の規制が、今回も行なわれることとなる。

■ブラジルに尿素販売開始 Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は29日から、ブラジルへの尿素輸出を開始する。コチャバンバ県で新たに稼働し始めた工場で、この尿素の大量生産が可能となった。工業上重要な物質であるこの尿素の多くは、ブラジルに輸出されることになっている。この輸出販売が、29日からいよいよ本格するとYPFBが明らかにした。

■道路封鎖、強制解除 Página Sieteの記事
サンタクルスで行なわれていた道路封鎖は、警察により強制解除された。地域の交通事業者が、交通政策への批判から6個所で、道路封鎖を実施していたものだ。社会的影響が大きいとして警察はこの強制解除展開を実施し、抵抗するデモ隊に催涙ガス弾を使用したことを明らかにした。現在、地域交通はすべて通常体制に戻っている。

■落雷でヤギ170頭死ぬ Página Sieteの記事
チュキサカ県で落雷があり、ヤギが大量死した。地域メディアが報じたもので、この事態が起きたのはアラバテの農村部だという。突発的な天候の変化で、身を寄せ合っていたヤギらが連鎖的に落雷による感電の影響を受けた。この事態で172頭が死んだという。このほか地域では、農業被害も出ている。


【ペルー】

■クスコ、温泉で男児が死亡 La Repúblicaの記事
クスコ県カンチス郡の温泉で、11歳の男児が死亡する事故が起きた。地域の学校の児童らが遠足で、アグアス・カリエンテスの施設を訪れた。この際、一人の児童がプール内に転落し、溺れて死亡したという。この施設がある村には医師はおらず、唯一いる看護師が駆けつけた際には、男児は死亡していた。

■クスコ市民、空港延長反対 Correo Perúの記事
クスコ市民の間では、アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の供用時間延長に反対の声が強いという。この空港の供用時間が短いことから、観光事業者らが延長を行政側に求めている。しかし行政側は、騒音問題があるとしてこの延長に慎重な姿勢だ。とくに空港周辺に住む住民らも、この延長には強い反対の姿勢を示している。


【チリ】

■アタカマ、先コロンビア美術館 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のエル・タイラに、先コロンビア時代のアートを集めた美術館がオープンする。世界でもっとも乾燥した沙漠とされるアタカマ沙漠などで見つかった、先コロンビア時代の壁画など、アートを紹介展示する施設だ。地域の新たな観光スポットとなることが期待されている。

■ビーニャ・デル・マール、バス炎上 BioBio Chileの記事
第5(アントファガスタ)州ビーニャ・デル・マールの道路で、バス車輛が炎上する事故が起きた。27日16時頃、市内を走る213番の路線バスから、火が出たものだ。現場はアレッサンドリ通りの軍病院近くで、乗っていた15人はすぐに避難し無事だった。この火災の影響で、この道路の通行は一時差し止められた。


【アルゼンチン】

■艦内浸水で断線か El Paísの記事
15日夜から不明になっている潜水艦ARAサンフアンでは、浸水により断線が生じた可能性が高いという。海軍側が新たな見方を示したものだ。ウシュアイアからマル・デル・プラタに向かっていたこの潜水艦はチュブ州沖で消息を絶った。前後の通信のやり取りから、浸水が起きた可能性が高まったという。

■警察、過度の武力使用か El Paísの記事
警察が、デモ隊鎮静化のために過度の武力を使用たとの見方が強まっている。インディヘナ(先住民)のマプチェのデモの鎮静化で発砲があり、22歳の青年が死亡した。この男性の死亡原因となった銃痕が、警察のエリート層が使用する銃器から生じたものであったことが指摘されている。バリロチェではこの過度の武力使用に対する抗議行動が起きている。

■スブテ、29日にスト Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)全路線は29日朝、ストライキ実施が通告された。各路線の労働組合が明らかにしたものだ。労働者に対する新たな雇用条件などが示されたが、組合側がこれに反発したものだ。朝5時から7時までの2時間、6路線すべてで運転を見合わせる。今後同様のストが繰り返される可能性もある。

■アビアンカ、2路線め Télamの記事
アビアンカ・アルゼンチンが、2路線めとなる路線を開設した。新たに運航を開始したのは、ブエノスアイレスのアエロパルケと、マル・デル・プラタを結ぶ路線だ。同社は今月、アエロパルケとロサリオを結ぶ路線で国内参入を果たしたばかりだ。同社は今後、さらにネットワークを拡充する方針だ。

■AR、バルセロナ線休止へ Télamの記事
アルゼンチン航空はブエノスアイレスとスペイン、バルセロナを結ぶ路線を、来年2月1日をもって休止する。同社が明らかにしたもので、休止の理由は経営上の判断だという。同便のチケット保有者と連絡を取り、別路線へのチケット切り替えなどに応じる。同社は週3往復、この路線を運航している。

■OECD、来年は3.2%成長 Télamの記事
経済協力開発機構(OECD)は、アルゼンチンの2018年の経済成長が3.2%になるとの見方を示した。同機関が予想する今年の成長率は2.9%で、来年はこれをわずかに上回る予想となったことになる。同機関はアルゼンチンへの国外からの投資が好調であること、さらに農業開発がさらに進むことなどを高く評価した。

■ロサリオ空港、72時間休止 Rosario Nuestroの記事
ロサリオのイスラ・デ・マルビナス空港は28日から、72時間にわたり休止している。同空港唯一の滑走路の再舗装の工事などが行なわれているためだ。国際線の便はブエノスアイレスを発着しており、ロサリオとの間でバスによる輸送が行なわれる。12月1日から、便の運航は正常化される予定だ。

■マル・デル・プラタ、最安は鉄道 Télamの記事
ブエノスアイレスからマル・デル・プラタに向かう、もっとも安い移動手段は鉄道になるという。これから夏を迎え、海岸保養地のマル・デル・プラタに向かう人が増える。鉄道は普通席が片道510ペソ、プルマンクラスが615ペソと、自家用車、バス、航空と比較してもっとも価格が安くなる。この航空路線には、アビアンカやフライボンディといった、LCCの参入計画も相次いでいる。


【エクアドル】

■グアヤキルで地震 El Universoの記事
グアヤキルでは27日21時4分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は市内から15.4キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.4、深さは30キロだ。市内では強い揺れを感じたが、被害の報告はない。また28日朝5時21分頃には、グアヤキル沖を震源とするマグニチュード4.2の地震も起きている。

■ムイスネ、瓦礫撤去終わる El Universoの記事
エスメラルダス県のムイスネでは、瓦礫の撤去作業がようやく終了した。昨年4月16日、マグニチュード7.8の大地震が起きたが、震源に近いこの町では多くの建物が倒壊するなど、甚大な被害をこうむった。この瓦礫の除去が続けられていたが、地震から20か月が経ちようやく週了したものだ。


【コロンビア】

■サントス、ベネズエラに不満 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、隣国ベネズエラの対応に不満を訴えた。ベネズエラでは経済失政で食料や医薬品などの物資不足が深刻化している。こうした中コロンビア政府や国内団体は同国に、人道支援物資を送ろうとしたが、ベネズエラ側に拒まれているという。サントス大統領は同国の姿勢に強い不満を示した。

■ボゴタ、自転車政策策定へ Caracol Radioの記事
ボゴタ市は、自転車についての市としての新たな政策を、1年以内に策定する。新たな交通手段として自転車を使用する人が増加傾向で、二酸化炭素を排出しないこの交通手段の定着化に向け、市側も新たな政策を示す方針だ。現行で自転車利用は8%程度だが、1年後には9.1%に引き上げたい姿勢だ。


【ベネズエラ】

■レデスマ氏、世界に支援求める El Paísの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、世界各国に対しベネズエラ解放への支援を求めた。スペインに事実上の亡命をした同氏は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁と会談を行なった。この中で、ベネズエラの民主化、解放には、世界各国からの協力と理解が必要との見方で一致したという。

■アルマグロ氏、野党分裂に懸念 Caracol Radioの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラの野党の分裂に、懸念を示した。ニコラス・マドゥロ政権の独裁色が強まる中、これに対峙するためには野党の統一的態度が欠かせないが、現在野党間の結束に綻びが生じている。アルマグロ総裁はベネズエラの民主主義回復を目的に、野党が再結集する必要性を指摘した。

■ブラジル、ロライマ州支援 Reutersの記事
ブラジル政府は、北部のロライマ州の電力について、全面支援を行なう。同州は使用される電力の大半をベネズエラから輸入している状況だ。しかしベネズエラ情勢の悪化で、発送電に問題が招じ、ロライマ州内では電力に対する不安が高まっている。ブラジル政府は、この支援のため「あらゆる選択肢」をとるとの方針を示した。

■国内、「ホロコースト」懸念 El Nacionalの記事
国内は「ホロコースト」の事態に見舞われる可能性があると、薬剤師の団体が警告した。経済失政のため国内では物資不足が続き、とくに食料や医薬品の不足、涸渇が顕著だ。南部では衛生状態悪化でマラリアの流行が起きつつあり、今後肺結核などの感染症が蔓延し、大戦時の大量虐殺に近い状態が生じるおそれがあると指摘したものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、結果が混沌 El Comercioの記事
ホンジュラスの大統領選挙が、混沌とした状況となっている。26日に投票が行なわれたこの選挙には、再選を目指す現職を含め9人が立候補した。現職が「勝利宣言」を出す中、左派候補がリードしていることを選管が発表している。しかし結果確定にはまだ時間を要するとみられる。国民間では、再選に反発する人も少なくない。

■選挙による浄化を求める El Paísの記事
ブラジルの検察は、国民に対し選挙投票を通じた「浄化」を求めた。ブラジル政界では汚職の蔓延が指摘され、検察による捜査や起訴も相次いでいる。検察は、2018年に行なわれる総選挙を通じ、国民がこうした疑惑のある候補者を選別し、政界の浄化を図る必要があると、異例の声明を出した。

■メキシコ、空の混乱 El Universoの記事
メキシコシティの空港では28日、利用者に混乱が生じた。最大手のアエロメヒコの操縦士らの組合がこの日の朝、突然のストライキに入った。病欠の操縦士の職務復帰などを経営側に求めた動きだ。このストのため同社の国内線と国際線合わせて42便が欠航となり、3500人の利用客に影響が及んだ。

■ベトナム、キューバにコメ Caracol Radioの記事
ベトナム政府はキューバに、1000トンのコメを送った。キューバではこの9月、ハリケーン「イルマ」の直撃を受け、甚大な被害を受けた。共産党政権同士の交流があるベトナムは、この復興支援を目的に、同国産のコメを送ることを決めたものだ。この支援のコメは、同国北部のハイフォン港から積み出されている。



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