2017.12.01

【ボリビア】

■裁定反対闘争で衝突 Página Sieteの記事
憲法法廷の判断に反対するデモ隊と、警官隊との間で衝突が起きた。現行憲法の多選規定に関わらず、エボ・モラレス大統領の2019年選挙出馬を同法廷が認める裁定を出した。これに反発するデモが各地であり、ラパスとサンタクルスで衝突が起きたものだ。このほかスクレやコチャバンバでも、デモ隊が市街で声を上げた。

■ロドリゲス氏も疑念 Página Sieteの記事
前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏も、憲法法廷の判断に疑義を唱えた。同氏は元最高裁長官で、法の番人としての意識を強く持つ。同氏は今回の裁定について、憲法は国民の主権により成り立つものとの見方を示し、憲法法廷があたかも「違憲」である内容を認めたことに、強い疑問を呈した。

■パッチ知事「独裁国家になる」 Página Sieteの記事
ラパス県のフェリクス・パッチ知事は、ボリビアが独裁国家に向かう道を歩んでいると警告した。憲法法廷が、憲法の多選規定にも関わらずエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認する判断を下した。パッチ知事はこの事態が「きわめて危険なもの」であると断じ、法治国家と民主主義が同時に脅かされていると警告した。

■ムニョス氏、驚天動地 Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、驚天動地の心境だったと述べた。チリのメディアに語ったもので、ボリビアの憲法法廷がエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認したことを受けたものだ。ボリビアとチリは正規の外交関係を持たず、海の問題で関係は悪化している。チリ政府内でも、この判断に警戒する声が強まっているという。

■ポトシでは複合的デモ Página Sieteの記事
ポトシでは、憲法法廷の判断を受け、複合的なデモが行なわれた。エボ・モラレス大統領の再出馬容認に反対する動きに、もともとモラレス政権に批判的な市民団体と労働組合連合が加わり、デモ行進を行なったものだ。ポトシ市民と現政権との間には大きな齟齬があり、ポトシ県はモラレス政権にとってのまさにアキレス腱となっている。

■エボ、米国からの圧力に言及 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、米国からの圧力と内政干渉を批判した。憲法法廷が、多選規定に関わらずモラレス大統領の再出馬を容認する判断を示した。この件にモラレス大統領は具体的言及を避けていたが、このことに米国政府から「懸念」が伝えられたことを受け、米国への批判に転嫁したものだ。

■コイパサ、リチウム工場 Página Sieteの記事
オルーロ県のコイパサ塩原近くに、リチウム資源の一次加工工場の建設が始まる。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにしたものだ。国内ではポトシ県のウユニ塩湖のリチウム資源開発計画が進むが、第二のリチウム量を誇るとみられるこの塩原でも、開発が始まるものだ。この建設には中国、ブラジル、ペルーからの協力を得る。

■ブラジル国境にも最新機材 Página Sieteの記事
税関は、ブラジル国境にも最新のスキャナー機材を導入する。近年、南米各国間では密輸が、国境を越えた問題となっている。国境通過者や通過する物品の管理徹底のため、税関はオルーロ県のチリ国境に、この最新機材をすでに導入している。これに続き、新たにブラジル国境にも導入し、高度のチェック体制を整える。

■ラパス、バスは20時まで La Razónの記事
ラパスのバスターミナルの営業は2日、20時までとなる。国内では3日、司法官選挙の投票が行なわれる。国内では選挙前後、禁酒令が敷かれ、さらに移動制限がかけられる。このためラパスのバスターミナルからは、20時発のオルーロ行きが、投票前最後の便となるという。バスの出発の再開は4日午前4時となる。

■オルーロ、自転車促進 La Patríaの記事
オルーロ市は、自転車利用を促進する政策をとる。市側が明らかにしたもので、自転車の利用促進や環境整備のための新たな法を準備するという。国際的な自転車デーである来年4月19日までに、この見通しを立てる。市側は、二酸化炭素を排出しないこの交通機関を活用することで、大気汚染の軽減などを図る。


【ペルー】

■イカ、M5.6の地震 El Comercioの記事
イカでは30日朝、やや強い地震が起きた。観測機関によると県内で発生したこの地震の規模はマグニチュード5.6で、このほか4度の揺れがこの朝の時間帯に観測されたという。地震国であるペルーの中でも同県はとくに地震が頻発しており、2007年8月には大地震発生でピスコが壊滅的被害を受けた。今年同県で起きた地震は23回だという。

■Canatur、解決を求める Gestionの記事
観光議会(Canatur)は、マチュピチュ村に対し、早期の解決を求めた。鉄道駅と遺跡公園を結ぶバス路線に新会社参入が認められたことに反発し、この29日には一時このバスが運行停止となる事態が生じた。Canaturは観光業界への影響を懸念し、この社会闘争の早期解決を求めた。参入の背景には、バス運賃の異常上昇がある。


【チリ】

■レコレタの銀行で盗難 BioBio Chileの記事
サンティアゴの北、レコレタの銀行店舗で盗難が起きた。エル・サルト通りのバンコエスタードの支店で2億ペソ相当の現金が盗まれたという。調べによると窃盗犯はこの建物の天井部分を壊して中に侵入し、金庫を開けて現金を盗み出したとみられる。警察は防犯カメラの解析を行ない、容疑者の特定を急いでいる。

■イキケ-サルタ線開設へ Economía y Negociosの記事
ボリビアのアマスソナス航空は、イキケとアルゼンチン北部のサルタを結ぶ路線を開設する。50人乗りのCRJ200型機を使用し、12月5日から週3往復の体制で運航するという。同社はパラグアイ、ウルグアイの子会社を含め、観光需要の高い路線を中心に南米でのネットワークを拡大しており、チリの国内線の運航も開始している。


【アルゼンチン】

■海軍、「救出」は断念 Télamの記事
海軍は、不明潜水艦の44人の乗組員の「救出」については断念すると発表した。11月15日、ウシュアイアからマル・デル・プラタに向かっていたARAサンフアン号が、チュブ州沖で消息を絶った。捜索が続くが、艦内酸素量から乗組員の生存は絶望的とみられている。海軍は救出は断念するが、発見に向けた努力を続ける姿勢だ。

■前大統領への追及本格化 Télamの記事
クリスティナ・フェルナンデス前大統領への追及が、本格化することになる。同前大統領について検察は、マネーロンダリングや汚職などの容疑で、捜査を行なっている。検察は自身が関係する企業や団体への、利益誘導があった可能性が高まったとして、立件に向けた捜査をさらに進める姿勢を示した。

■1000ペソ札、流通開始へ Télamの記事
中央銀行は、1000ペソ札の流通が近く開始されることを明らかにした。国内では長く、100ペソ札が最高額紙幣だったが、ペソ下落で現金不足が生じていた。このため相次いで500、200ペソ札が投じられ、新たに1000ペソ札が発行されることとなった。新紙幣は国内に棲息するカマドドリをデザインしている。

■レジ袋、議論くすぶる Télamの記事
ブエノスアイレスでは、レジ袋についての議論が今もくすぶっている。市内ではスーパーなどで、レジ袋を販売することも今年1月1日から、禁じられた。ゴミ削減などを目的にした措置で、それまでの販売から、制限が強化されたものだ。しかしこの措置で、買い物そのものが無図隠しなったとの市民の声も、上がり続けているという。

■コリエンテスにアマスソナス Corrientes Hoyの記事
コリエンテスに、アマスソナス・パラグアイが就航した。同社が新たに開設したのは、アスンシオンとコリエンテスを結ぶ路線だ。50人乗りのCRJ200型機を使用し、両都市をわずか35分で結ぶ新路線だ。ボリビアのアマスソナス傘下の同社は、さらにこの夏、ブラジル観光都市など3地点に、季節便を運航予定だ。

■薬物航空便、一日2便 ABC Colorの記事
アルゼンチンにはパラグアイから、一日平均2便の「薬物航空機」が飛来しているという。当局側が明らかにしたものだ。パラグアイ南部では、アルゼンチンやウルグアイに薬物を送る、大規模な拠点が新たに見つかった。この個所から、コカインなどの薬物がアルゼンチンにも毎日供給されていたとみられる。


【エクアドル】

■メトロ建設現場で死亡事故 El Comercioの記事
キトのメトロ(地下鉄)建設現場で29日夜、死亡事故が起きた。市内ではスペイン、マドリードのメトロの協力を受け、新路線建設工事が行なわれている。この掘削機の事故で、マドリードから派遣されている54歳の男性エンジニアが死亡した。この男性は地質や掘削の専門で、工事開始からこの計画に携わっていたという。

■エア・ヨーロッパ、エクアドル線増便 El Universoの記事
スペインのエア・ヨーロッパは、エクアドル線を増便するという。同社は現在、マドリード-キト-グアヤキルの三角運航路線を、週3便運航している。この路線を、来年中盤には週5便に増やす予定だという。同社はマドリードとラテンアメリカを結ぶ路線を積極展開しており、先日にはパラグアイ線の増便を明らかにしたばかりだ。


【コロンビア】

■ボゴタ、小型機事故 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊のサバナで、小型機が墜落する事故が起きた。北部のコグアにあるロス・マンサノス農場内に、飛行していた小型機が突然墜落したものだ。この小型機は地域の飛行学校が所有するもので、飛行訓練中に事故が起きたという。この機に乗っていた2人は、遺体で収容されている。墜落原因の調べが続いている。

■カルタヘナで停電予定 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは4日、停電が予定されているという。電力会社によるとボカグランデにある変電施設の工事のため、午前8時30分から12時30分までの4時間、一部地域で停電となる。この対象範囲内には、海岸のリゾートエリアが含まれており、観光業にも影響が生じるおそれがある。電力会社は理解と協力を求めている。


【ベネズエラ】

■2018年予算、36兆ボリバール Caracol Radioの記事
2018年のベネズエラの予算は、36兆ボリバールとなるという。タレク・アレッサミ副大統領が明らかにしたものだ。政府はこの予算案を、制憲議会に諮るという。この予算額は同国としては過去もっとも多い額だ。公式レートでは1000万ドル強だが、闇レートではボリバールは暴落しており、価額は低くなる。

■レデスマ氏、マイアミへ El Nuevo Heraldの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、米国のマイアミを訪れるという。同氏は2週間前、突如コロンビアに出国し、スペインに事実上の亡命を果たした。在宅逮捕を逃れたこの動きは、国内外に波紋を広げた。独裁色を強める政権に対峙する、野党の再結集に向け国外から、さまざまな手を尽くすため、訪米を決めたとみられる。

■アビオール、欧州禁止 El Universoの記事
国内の航空会社、アビオールの機体は、欧州への乗り入れが禁じられた。欧州連合(EU)の航空当局が、同社を禁輸リストに加えたものだ。同機関は、アビオールの機体や運航体制にリスクがあり、安全が担保されないと判断した。アビオールは現在7路線の国際線を展開しているが、欧州には乗り入れていない。

■アヤカ、さらに困難に El Universalの記事
国内でクリスマス時期に広く消費される伝統食、アヤカは今年、さらに実現が難しくなる。経済失政の影響で物資不足と価格上昇が招じ、昨年のクリスマスにはこのアヤカの調理を諦める世帯が続出した。今年のクリスマスはさらに状況が悪化し、アヤカを食べられる世帯はさらに減ることが予想されているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、激しいデモ Clarínの記事
ホンジュラスでは、激しいデモが行なわれた。26日に投票が行なわれた大統領選だが、5日が経過しても結果が明らかにならず、上位2候補が競る形だ。野党支持者らが、政権がこの結果に何らかの影響力を与えているとの観測が広がり、政府に対する抗議行動がテグシガルパやサンペドロ・スーラで行なわれた。

■両候補、0.1ポイント差 El Paísの記事
26日に投票が行なわれたホンジュラス大統領選では、上位2候補の差がわずか0.1ポイントとなっている。選管が発表した開票89%の時点で、左派のサルバドール・ナスラリャ候補が42.1%、再選を目指す現職のフアン・オルランド・エルナンデス候補が42.2%となっている。出口調査の結果と大きく異なる状況に、不正選挙の可能性を指摘する声が高まっている。

■キューバ、観光客420万人 Guerrilleroの記事
今年キューバを訪れた外国人観光客は、すでに420万人に達したという。同国の旅行業の団体が明らかにしたものだ。1月から11月26日までの数字で、すでに観光客数がこの数に達した。ドナルド・トランプ政権からの圧力が増す中、この観光客数に占める米国人の数は57万3千人だ。団体は、ホテルなどの投資がさらに必要との見方を示す。

■ニカラグア、カタールと航空交渉 Prensa Latinaの記事
ニカラグアとカタール両国は、航空交渉を行ない、妥結した。両国の航空当局の担当者が、カナダのモントリオールで交渉に臨んだものだ。相互の航空会社の就航や路線延伸について合意し、さらに両国が観光、ビジネス分野で協力することにも内容が及んでいる。今の時点で直行便就航などの具体的な計画はない。

■メトロ3号、延伸か La Estrellaの記事
パナマシティのメトロ(電車)3号線では、早くも延伸の可能性が検討され始めた。この路線は中心部と西部を結ぶもので、全長34キロでの計画が進められている。市側と国の交通当局側によると、この路線をさらに延伸し、コスタ・ベルデまで将来的に向かわせたいという。この路線は、パナマ運河を橋で渡る計画だ。

■コパ航空、ラテンアメリカ映画展開 Caracol Radioの記事
パナマのコパ航空は、機内エンターテインメントとして、ラテンアメリカ映画に注力する。同社が明らかにしたもので、2018年から機内上映の作品に、ラテンアメリカ映画作品のラインナップを増やす。作品は、主にパナマシティで開催される映画祭ノミネート作を中心に選ばれる。機内上映を通じ、ラテンアメリカ作品の発信に努める。



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