2017.12.02

【ボリビア】

■裁定への反対デモ続く Página Sieteの記事
憲法法廷の裁定に対する反対デモが、続いている。現行憲法の多選規定に関わらず、エボ・モラレス大統領の2019年選挙出馬を容認する判断を下したものだ。この判断に反対する市民によるデモが各地で行われ、ラパスのムリーリョ広場では12人が逮捕された。国民の多くは、政権の独裁化を懸念している。

■タリハ、葬儀のデモ Página Sieteの記事
タリハではデモとしての「葬儀」が行なわれた。市民グループらが棺を担ぎ、市内中心部を練り歩いたものだ。憲法法廷がエボ・モラレス大統領の再選出馬を容認したことに反発、反対する動きだ。ボリビアの民主主義や法治国家としての立場が「死んだ」として、この葬儀を模したデモをおなった。このデモ隊は警官隊に止められている。

■サンタクルス、民主主義を求める Página Sieteの記事
サンタクルスの市民らは、民主主義の尊重を求めた。憲法法廷がエボ・モラレス大統領の再選出馬を容認したことに反発した動きだ。この判断は、憲法の多選規定に触れるものだとし、民主主義の根幹である法治主義を守るよう、市民グループが声を上げるデモを大規模に行なった。昨年2月の国民投票の内容を尊重しろとの声も上がった。

■スペイン紙、エボの過ちを指摘 Página Sieteの記事
スペインの有力紙El Paísは、エボ・モラレス政権の過ちを指摘した。憲法法廷が憲法の多選規定にも関わらずモラレス大統領の再出馬を容認したことを伝えたものだ。この判断により、モラレス大統領の政治生命が、「短縮」されたと同紙は断じた。再出馬強行は、国民の不安と不信を煽ったと指摘している。

■米国とチリはエボを恐れている La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、米国とチリがエボ・モラレス大統領を「恐れている」と断じた。憲法法廷が、憲法の多選規定にも関わらずモラレス大統領の再出馬を容認した。米国とチリはそれぞれ、この憲法法廷の判断を批判しているが、ワナクニ外相はこの批判が、両国がモラレス大統領を恐れていることの裏返しだ、と語った。

■再選反対動画の男性を逮捕 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領の再選出馬に反対する内容の動画を公開した男性が、警察により逮捕された。憲法法廷の判断を受け、アルフォンソ・トリコ・バルディビア容疑者はこのことに反対する動画を、SNSで公開したという。この男性の周囲と弁護士は、意見表明で逮捕された事実を批判し、さらに民主主義が脅かされていると断じている。

■ユンガスでまた事故 El Deberの記事
ラパス県のユンガス地方でまた、事故が起きた。30日20時30分頃、ラパスとヨロシタを結ぶ道路で、ミニバスが別の車輛と衝突し、コントロールを失い谷に転落した。この事故でミニバスに乗っていた2人が死亡し、8人が負傷している。ユンガスはアンデスとアマゾンの間の巨大な崖の地形で、一般に道路事情は悪い。

■医療スト、一時中断 Página Sieteの記事
公営病院の医療ストライキは、一時中断した。医師や看護師、医学校の学生らがストライキを行なっていたものだが、長期化の批判を受け一時中断したものだ。医療政策などについての要求行動によるもので、この週末の間はストは中止するという。行政側との協議が前進しなければ、4日からストを再開する。

■タリハ、ブドウに被害 Página Sieteの記事
タリハ県では大雨により、ブドウに被害が生じているという。県都に近いサンロレンソで局地的な雨が降り、一部で浸水などが生じて住宅にも被害が及んでいる。国内随一のブドウの産地を襲ったこの雨で、ブドウの一部も被害を受けているという。同県ではこのブドウによるワインやシンガニの生産も盛んだ。

■年金支給対象拡大を検討 Página Sieteの記事
政府は退職を事由とする年金支給対象の拡大を検討している。国内では国民皆年金ではなく、一部の職域年金などに支給が限られる状況だ。将来的な皆年金制度実現を見据え、これまで支給対象となっていなかった退職事由の年金の支給対象を拡大することを検討している。実現すれば15万2千人が、新たに年金を受けとることになる。


【ペルー】

■アレキパで地震訓練 La Repúblicaの記事
アレキパでは、大地震発生を想定した訓練が実施された。オコニャの南西20キロを震源とするマグニチュード8.5、深さ20キロの地震が発生したとの想定で行なわれたものだ。避難や救助などの訓練に加え、水道などのインフラが損なわれたとの想定も加えられた。アレキパでは2001年、大詩人が発生し建物などに被害が生じた。

■アマソナス、道路封鎖 La Repúblicaの記事
アマソナス県では、社会闘争による道路封鎖が続いている。地域のコメの生産農家らが、幹線道路であるフェルナンド・ベラウンデ道を封鎖しているものだ。行政に対し、コメの買い取り価格の見直しを求めた動きだ。この封鎖のため、サンマルティン県のタラポトとコスタ(海岸)を結ぶ道路交通に、影響が出ている。


【チリ】

■トレン・セントラルでスト BioBio Chileの記事
トレン・セントラル(中央列車)の職員らは1日、突然ストライキを実施した。待遇などの改善を求めた動きで、この日の午前0時からストが始まったという。労使間の協議の場はもたれたが、組合側によると平行線をたどったまま歩み寄りはなかった。このストのため、同路線の利用者5万5千人に影響が広がった。

■橋から南京錠を撤去 BioBio Chileの記事
サンティアゴ、プロビデンシアのピオ・ノノ橋から、大量の南京錠が撤去された。市側が行なった作業で、橋の欄干の南京錠が一つ一つ外されたものだ。恋人たちなどが愛を誓うため、こうした南京錠をくくりつける習慣が定着している。しかしこの南京錠の重さで、橋の耐性に影響が生じかねない状況だという。


【アルゼンチン】

■乗組員家族ら、捜索継続を要請 El Paísの記事
潜水艦ARAサンフアンの44人の乗組員の家族や関係者は、マウリシオ・マクリ政権に対し捜索継続を要請した。この潜水艦は11月15日、チュブ州沖で消息を絶ち、未だに見つかっていない。艦内酸素量の関係で44人の生存は絶望視され、海軍は「救出」を断念し「捜索」にとどめるとの方針を30日に示していた。

■前大統領、起訴へ El Universoの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏が、起訴される見通しとなった。検察が明らかにしたもので、同氏がマネーロンダリングに関与した可能性が高まったという。また同氏の長男で上院議員のマキシモ・キルチネル氏、長女のフロレンシア・キルチネル氏もこの捜査対象に含まれており、同時に起訴される可能性がある。

■アエロパルケ、スト影響のおそれ Ushuaia24の記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)は来週、ストライキの影響を受けるおそれがある。同空港の管理、セキュリティ業務の職員の労働組合が、スト実施の方針を示したものだ。雇用側の態度を厳しく批判しており、ストは実施となる可能性が高い。同空港は国内空港の中でもっとも便の発着数が多い。

■イグアス空港閉鎖、最短でも30日 Noticias del 6の記事
ミシオネス州のイグアス空港の閉鎖は、最短でも30日となるという。同空港では滑走路の再舗装などの工事のため、来年4月から一時閉鎖されることになっている。開始時期は未定だが、30日以上は便は全面的に休止されることになる。この間、同空港の便は異例ながら、ブラジルのフォス・ド・イグアス空港を発着する。

■BsAs、健康ステーション La Nacionの記事
ブエノスアイレス市は市内40個所に、「健康ステーション」を整備する。市の保健局が新たに整備するこの施設は、市民の相談を受けつけたり、血圧や体重、血糖値を図るなど、基礎疾患、生活習慣病予防の拠点となるという。市民の健康維持の拠点を設けることで、医療費の抑止を図ることも目的の一つだ。

■ピグエ、巨大オムレツ Télamの記事
ブエノスアイレス州南西部のピグエではこの週末、巨大オムレツがつくられるという。この町が誕生し133年となることを祝うイベントの目玉として、予定されているものだ。タマゴ1万6千個を使用したこのオムレツは、地域のガウチョ文化を今に伝えるものでもあるという。このほかハム80キロ、油50リットルなどが用意される。


【エクアドル】

■キト、電気自動車のバス El Comercioの記事
キトでは初めて、電気自動車のバス車輛が導入される。市側が導入するこのバス車輛は中国製で、長さが18メートル、定員は160人だ。動力はすべて電力で、二酸化炭素や窒素酸化物などの排出がない、クリーンな車輛だ。メトロブスでの運用が、この12月11日から開始され、市側は今後この車輛を増やすことも検討している。

■被災ビル、ようやく解体 El Universoの記事
マナビ県バイア・デ・カラケスの被災ビルが、ようやく解体されることになった。昨年4月16日にエスメラルダス県南部で発生したM7.8の大地震で、この町は甚大な被害を受けた。事実上全壊状態の建物、エル・アルミランテの解体がようやく決まり、20日から作業が行なわれることとなった。この建物の放置の危険性が指摘されていた。


【コロンビア】

■ユネスコ、カルタヘナ視察 Caracol Radioの記事
ユネスコ関係者が、カルタヘナを視察するという。カリブ海岸のカルタヘナは要塞都市として、旧市街がユネスコ世界遺産に登録されている。しかしこの要塞にほど近い場所に高層の建物が建設されており、景観などに影響を与えていると指摘されている。ユネスコの関係者はこの現状を確認するため、この町を訪れるという。

■LGBTスポーツ祭 Caracol Radioの記事
ビジャビセンシオでは3日、LGBTのためのスポーツ祭が開催される。国内のLGBT団体と、ビジャビセンシオのスポーツ団体が協力して行なうものだ。LGBTの市民が参加し、フットボールなど10の競技の実施が予定されている。国内でLGBT向けのスポーツのイベントが開催されることは、あまり例がない。


【ベネズエラ】

■与野党対話始まる Caracol Radioの記事
与野党間の対話が1日、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴで始まった。ニコラス・マドゥロ政権と野党の間では、意見の隔たりが大きいまま、さまざまな政策について膠着した状態となっている。この打開を図るため、ドミニカ共和国政府の呼びかけでこの対話が実現したものだ。この対話をラテンアメリカ各国の監視団が見守っている。

■1ドル、10万Bsを突破 Portafolioの記事
闇市場に置いて1米ドルは、10万ボリバールの大台を突破した。ウェブサイト上で公開されているレートによると1日、1ドルは10万3024Bsとなった。経済失政によるインフレの進行などで通貨ボリバールの下落、一部では暴落が生じている。国が定める最低賃金は17万7507Bsで、闇レートでの換算で1.72ドルに過ぎない。

■組織犯罪、80.5%増加 Caracol Radioの記事
国内では組織犯罪が、実に80.5%も増加しているという。NGO団体パス・アクティバが今年第3四半期の数字を示し、前年同期と比較したものだ。7月1日から9月30日にかけ、一日平均50件の組織犯罪が同機関に報告されているという。経済失政で国民生活が窮乏に向かう中、こうした犯罪化がさらに国民生活を苦しめている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、銀行焼ける Prensaの記事
ホンジュラスでは銀行の建物が焼かれる事態が生じた。同国では11月26日に大統領選挙の投票が行なわれたが、未だに選管は結果を示せていない。中間発表について、多くの国民が疑いを持ち、不正選挙ではないかと訴えるデモが各地で起き、暴徒化し、略奪も生じている。デモ隊と警官などとの衝突で、12人が負傷している。

■選管、間もなく発表へ Caracol Radioの記事
ホンジュラス選管は、間もなく大統領選の結果を発表するとした。11月26日に同国では選挙投票が行なわれ、選管が開票、集計を進めている。再選を目指す現職のフアン・オルランド・エルナンデス候補と、左派のサルバドール・ナスラリャ候補が激しく争っている状況だ。この選挙をめぐり国内ではデモや暴徒化が起きている。

■テメル、基盤の一つ失う El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル政権は、連立に参加していた政党PSDBからの支持を失った。元大統領が率いる同政党は、テメル支持から離れることを正式に表明した。この脱退は、来年に迫る大統領選挙を見据えた動きとみられる。ジルマ・ルセフ前政権の失職で副大統領から昇格したテメル氏には、厳しい局面が続いている。

■コスタリカ、軍廃止69年を祝う Caracol Radioの記事
コスタリカは、軍の廃止から69年を祝った。同国は近代国家として初めて、1948年12月1日に国軍を廃した。軍備費を教育や保健などに優先的にあてることが本来の目的で、防衛については近隣国との間の協定に頼っている。首都サンホセではこどもたち400人が参加し、この日を祝う式典が行なわれた。

■ニカラグアの水道に投資 Caracol Radioの記事
米州開発銀行は、ニカラグア国内の水道、下水などの整備に7200万ドルを投じる。同行とニカラグア政府との間の協議が首都マナグアで行なわれ、合意されたものだ。この事業は、ニカラグア国内12年での水道、下水整備を進めるものだ。水道については、新たに6万5千人が、この恩恵を受けることになるという。



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