2017.12.06

【ボリビア】

■ブラジル、横断鉄道に参加 Página Sieteの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、ボリビア政府が計画する大陸横断鉄道計画への参加を正式に表明した。エボ・モラレス大統領がブラジリアに赴き、首脳会談が行なわれ、この場で明言したものだ。この計画はボリビア国内の鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶものだ。周辺各国の参加協力の言質はすでに得られている。

■エボ-テメル会談に違和感も Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領とブラジルのミシェル・テメル大統領の会談に、違和感を覚えるとの報道もある。昨年、ブラジルでは弾劾によりジルマ・ルセフ前大統領が失職し、副大統領だったテメル氏が昇格した。この際モラレス大統領はブラジル議会を批判し、テメル政権のボイコット姿勢を示していた。今回、会談で協力体制が示されたことに、言行不一致との指摘がある。

■反裁定デモ、続く Página Sieteの記事
憲法法廷による裁定に反対するデモは、今も続いている。先週同法廷は、憲法の多選規定にも関わらず、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認した。法治国家体制と民主主義が損なわれるとして、国内各地で激しいデモが先週末まで繰り広げられた。現在、規模は小さくなったもののサンタクルスやラパスで、デモが続いている。

■ブラジル4州と協力合意 Página Sieteの記事
ボリビア政府と、ブラジルのアクレ、ロンドニア、マト・グロッソ、マト・グロッソ・ド・スールの4州との間で、協力体制構築が合意された。エボ・モラレス大統領のブラジリア訪問に合わせ、4州の州知事らとの会談が行なわれたものだ。国境警備やエネルギー、尿素供給などの点で、協力関係を強化するという。

■エボ、2.21結果を「尊重」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、昨年2月21日の国民投票の結果について「尊重する」と断言した。この日、国内では大統領の多選規定などの憲法改正が図られ、「No」が過半数を占め勝利した。モラレス大統領はこの結果について、否定的な見方を示していたが、結果を尊重すると断言した。一方、憲法法廷の判断について、異論は唱えなかった。

■トリニダが水浸し Página Sieteの記事
ベニ県都トリニダが、水浸しとなった。5日未明から朝にかけ、トリニダ一帯では激しい雨が降った。この影響で市内の市街地の道路の広い範囲が水に浸かるなどの状況となり、一部では住宅への浸水も報告されている。とくに市内を流れれる小川であるパトゥフ川があふれ、この周囲で被害が広がった。

■トリニダ、サーフィン少年 El Deberの記事
ベニ県都トリニダで、サーフィンをする少年の姿が、SNSなどで話題となっている。5日未明から朝にかけ、トリニダでは激しい雨が降り、浸水被害が生じた。この水を利用し、サーフィンをする少年の動画が投降され、SNSで拡散しているものだ。少年はスケートボードの上に立ち、バイクに引かれる形でサーフィンを楽しんだ。

■土砂災害でこども2人死亡 Página Sieteの記事
コチャバンバでは土砂災害により、こども2人が死亡した。突然の大雨の影響で地盤が緩み、プリメーロ・デ・マヨ地区で土砂崩れが発生し、住宅が被害を受けた。この建物の壁の下敷きになり、こども2人が死亡したものだ。事故が起きたのは5日午前1時頃で、こどもたちは就寝中だったとみられる。

■アルカンタリ空港、5時間停止 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港は4日、5時間にわたり滑走路が閉鎖された。朝9時、空港一帯に濃い霧が立ち込め、視界不良を理由に滑走路閉鎖の措置がとられた。この影響で国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス、エコジェットの3社の便が休止し、多くの利用客が足止めされた。昨年5月の開港以来、もっとも長い閉鎖となった。

■ラパス、またスト圧力 El Díaの記事
ラパスではまた、交通ストライキの圧力が強まっている。バスなどの交通事業者の団体が、再びストを行なうことを示唆した。人件費や運転コストの上昇から、運賃引き上げの認可を市側に求めているものだが、ルイス・レビジャ市長側は否定的な姿勢だ。事業者らはまず、市側との対話の機会を求めている。

■オルーロ-ラパス県境協議 La Patríaの記事
オルーロ、ラパス両県の間では県境をめぐる協議が続いている。国内では県境が確定していないポイントが多く残存し、この対立が深まる事態が頻発している。両県はこの未確定部分の確定に向け、協議を続けているもので、一定の前進が見られているという。早ければ未確定の14キロについて、近く合意がなされる可能性がある。

■パネトン35種を認定 Página Sieteの記事
エルアルト市は、パネトン(パネットーネ)35種類を、安全と認定した。スポンジケーキの一種であるパネトンは、国内ではとくにクリスマス時期に消費が増える。市場に多くの商品が並ぶものの、中には粗悪品も含まれる。市側はその品質と生産工程を調べ、安全と認定した35種類の銘柄を発表したものだ。


【ペルー】

■公害車輛に制裁へ La Repúblicaの記事
環境省は、公害をまき散らす車輛の所有者に対する、制裁を強化する。市街地を走行するバス車輛などからの排気ガスが、窒素酸化物による大気汚染を引き起こしている。この対策として、状態の悪い車輛などを所有、使用している者に対し、486ソルを上限とする罰金を科す方針を、同省が示したものだ。

■イカ、苛酷なマラソン El Comercioの記事
イカ県では、世界でもっとも苛酷なマラソンが行なわれた。ダカールラリーのマラソン版として行なわれたこの大会は、同県の沙漠地帯を走り抜けるものだ。「砂のマラソン」と称されたこの大会は、沙漠250キロを走るり、ナスカ、パラカスといった観光地付近を通過した。最終的にモロッコから出場した選手が優勝した。


【チリ】

■アンモニア噴出事故 La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州都プエルト・モントで、アンモニアが噴出する事故が起きた。市内の工業地域にある、サケ養殖加工業者の工場で、冷却装置からアンモニアガスが噴出したものだ。このガスを吸うと命の危険があるため、工場やその周辺から200人が避難した。このガスにより合わせて30人が体調を崩すなどし、病院で手当てを受けた。

■過剰な抗生物質、続く BioBio Chileの記事
国内のサケ養殖業者による、過剰な抗生物質の使用が続いているという。国内と欧州のNGO組織が共同で調べたものだ。国内南部ではサケの養殖が盛んで、欧州や日本などに輸出されている。しかし生産現場で、病害を防ぐことを理由に過剰な抗生物質の使用が指摘されていた。この問題が明らかになった以後も、状況は変わっていないという。


【アルゼンチン】

■潜水艦、深海捜索 El Paísの記事
不明潜水艦について、水深6千メートルの深海でも、捜索が始まる。11月15日、海軍のARAサンフアン号がチュブ州沖で消息を絶ち、今も行方が分かっていない。ロシアの深海探索艦が新たにこの深海部分での捜索を開始することとなった。艦内酸素量の観点から、44人の乗組員の生存は絶望視されている。

■潜水艦から連絡は8回 El Paísの記事
不明潜水艦から、消息を絶つ直前に海軍に、8回の連絡があったという。海軍側が新たに、明らかにしたものだ。この内容は、艦内の電源が損なわれたという内容だったという。最終の交信時、この潜水艦は水深940メートルの地点にいたと推測されている。小規模爆発が使用時、電源が損なわれ、艦内に水が入り込んだと推定されている。

■ビジャリカ火山に警戒 Télamの記事
チリ南部のビジャリカ火山が活発化し、国内でも警戒が呼びかけられた。第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州の境にある標高2847メートルのこの山が活発化している。この山はネウケン州のサンマルティン・デ・ロス・アンデスからわずか130キロしかなく、噴火に至れば火山灰の影響を国内中西部が受けることになる。

■川の上の空港 iProfesionalの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)の拡張工事の入札が、始まるという。中心部に近いこの空港は需要が高いが、ラ・プラタ川に隣接しているため拡張が難しかった。しか交通省は、川に上に新たなスペースを作り、滑走路とターミナルを整備する方針を示した。国内初となる、川の上の空港に注目が集まる。

■バスロケーションシステム導入へ Télamの記事
ブエノスアイレスでは、新たに「バスロケーションシステム」が導入される。市側が新たに導入を決めたもので、2018年末までに市内全域に設けるという。市内の街路を走行するコレクティーボ(路線バス)の運行状況をパネルなどで表示するものだ。7番、23番、76番など一部のバス路線でまず試験的に導入する。

■イグアス空港閉鎖、初の取り組み Primera Ediciónの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港閉鎖は、まさに初の取り組みだ。国内ではトゥクマン空港の大規模改修で、近隣空港に機能が一時移転した例が記憶に新しい。イグアス空港については、閉鎖中はブラジルのフォス・ド・イグアスの空港に、国境をまたいで機能が移る。空港側は、利用者の混乱を招かないよう、細心の注意を払うとしている。


【エクアドル】

■クエンカ、クリスマス仕様 El Universoの記事
クエンカ旧市街でも、クリスマス色が強まりつつある。ユネスコ世界遺産に登録されるこの旧市街の建物などで、クリスマスのイルミネーションが広がっているものだ。企業や商店だけでなく、一般市民もこうした飾りつけに関心が高い。エル・オーロ県のマチャラでは、国内最大ツリーの点灯も開始されている。


【コロンビア】

■ELN-FARC間で戦闘 News24の記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)と、対立する左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の間で、戦闘が起きたという。エクアドル国境に近い地域で先週起きたもので、民間人を含む13人が死亡している。FARCは政府との間で全面停戦に合意し、ELNも期限つきの停戦に入っていた。FARC側は武解除を進めるプロセスが進展していた。

■アンティオキア、コーヒー不作 Caracol Radioの記事
アンティオキア県では今季、コーヒーが不作となっている。生産者らの団体によると、今季の生産量は従来に比して、30%程度落ち込む見通しだという。天候不順などの影響を受けたもので、この落ち込みは一時的なものとみられる。また品質もよくはなく、買い取り価格も下落する見通しで、コーヒー生産者にとって厳しい内容となっている。

■アビアンカ、中国社と提携 Portafolioの記事
アビアンカ航空と中国国際航空が、提携に合意した。コードシェアなどを行なう内容で、アビアンカの便としては国内とスペインのマドリード、バルセロナ、英国のロンドンを結ぶ路線に中国国際空港のコードをつける。両社は、今後東アジアと中南米の間の旅客交通が大きく伸びると予想し、この提携に踏み切った。


【ベネズエラ】

■国連大使が辞任 El Paísの記事
国連大使のラファエル・ラミレス氏が、辞任したという。同氏は2004年から2014年まで、国営オイル会社PDVSAのトップを務め、その後国連大使に転任していた。PDVSAを舞台とした汚職対策の一環で、各方面への追及が進む中、ニコラス・マドゥロ政権から辞任圧力を受けていた。政府は後任に元副外相のサムエル・モンカダ氏をあてた。

■レデスマ氏、カプリレス氏に拒否反応 Infobaeの記事
スペインに亡命した前カラカス市長、アントニオ・レデスマ氏は、野党リーダーのエンリケ・カプリレス氏への拒否反応を示した。来年の大統領選挙の、野党統一候補としてカプリレス氏を擁立することを全否定したものだ。レデスマ氏は反政府デモの責任を問われ、2015年に拘束されたがこの8月に在宅逮捕に切り替えられていた。

■教員の逃亡が深刻化 Expansiónの記事
国内の教育機関からの教職員の「逃亡」が深刻化している。首都カラカスの名門大学、シモン・ボリバール大学からは2015年以降、430人の教職員が離職した。経済失政などのため国内での生活が厳しく、一定の専門性やスキルのある人々の国外逃亡が続いている。こうした事態で、国内教育機関の根幹が損なわれつつある状態だ。

■抗生物質、抗てんかん薬が涸渇 Venezuela al Díaの記事
国内の医薬品市場から、抗生物質と抗てんかん薬が涸渇してしまったという。薬剤師の団体が指摘し、警告を発したものだ。経済失政の影響で物資不足が続くが、とくに医薬品や現物や原材料の大半を輸入に依存するため、不足の度合いが高い。これらの医薬品不足で、国内では病気と闘う者の死亡例が激増していることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルナンデス氏再選が既定路線 El Paísの記事
ホンジュラスでは、フアン・オルランド・エルナンデス氏の再選が、あたかも既定路線のようになっている。11月26日に投票が行なわれた大統領選で、エルナンデス氏はわずか5万票の差で左派のサルバドール・ナスラリャ候補を上回ったと選管が発表した。しかし国民からは、この選挙が不正だとの声が続き、事態は収束していない。

■OEAも厳しい見方 Infobaeの記事
米州機構(OEA)も、ホンジュラス大統領選に厳しい見方を示している。監視にあたった元ボリビア大統領のホルヘ・キロガ氏は、事態収束のためには上位2候補を含む主要候補による協議の必要があるとの見方を示した。上位2候補が僅差であった上に、国民から不正選挙との指摘が相次ぎ、選管発表そのものへの信頼も揺らいでいる状況だ。

■外出禁止令、時刻を変更 El Universalの記事
ホンジュラス当局は、出されている夜間外出禁止令の対象時刻を変更した。選挙後の混乱を受け、今月10日までの措置として18時から朝6時までの外出禁止の措置がとられた。この措置の開始時間を18時から、20時に変更したという。国民生活や経済への影響を考え、変更したものだ。昼間の時間帯、国内はやや落ち着きつつあるという。

■警官、一部ボイコット Regeneraciónの記事
ホンジュラスの警官の一部が、職務をボイコットしているという。選挙後の混乱で、国内では不正選挙を訴える国民のデモが各地で頻発している。こうしたデモの鎮静化、取り締まりにあたるはずの警察官の一部が、ボイコットの姿勢を示した。警官らは、「われわれはロ機械やロボットではない」とし、デモ隊に危害を加えかねない行為を拒絶しているという。

■エルサルバドル、M4.3の地震 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは5日朝3時47分頃、地震が起きた。環境省によると震源はラ・リベルタのミセタ海岸から28キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.6、深さは60キロだ。この地震の揺れは首都サンサルバドルを含む広い範囲で感じたが、メルカリ震度は最大で3で、人や建物への被害はなかった。

■警官、ホモフォビア行為か El Paísの記事
ウルグアイ、パイサンドゥで同性愛者の男性が、警官のホモフォビア(同性愛憎悪)行為を告発した。この29歳の男性は、ナイトクラブを出たところで、一人の警官に不当な扱いを受けたという。侮蔑のされ、さらに「死んでしまえ」などとの脅迫めいた言動を受けた。国内法で同性愛者への差別行為は、違法となっている。

■ブラジル、年金改革反対デモ Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロでは政府による年金改革に反対するデモが行なわれた。ミシェル・テメル政権が進めるこの改革は、年金の支給開始年齢の引き上げなどを含むもので、来年1月からの実施に向け政府内で調整がなされているものだ。数百人の労働者や年金受給者らがこの措置に反対する声を上げ、市内を歩いた。

■97%、ヘルメット使用せず Ultima Horaの記事
パラグアイでは、オートバイ利用者の実に97%が、ヘルメットを使用していないという。保健省とアスンシオン大学が共同で行なった調査の結果だ。74%のバイク保有者はヘルメットを持っているが、「暑い」「湿気がこもる」「運転しにくい」などの理由で使用していない現状だ。国内ではこのヘルメットの取り締まりは緩い状態となっている。



最近の記事