2017.12.08

【ボリビア】

■エボ「投げ出すわけにはいかない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は自身の再出馬について、「国民を投げ出すわけにはいかない」と理由を述べた。英国のメディアBBCの取材に答えたものだ。憲法法廷が、多選規定にも関わらずモラレス大統領の再出馬を容認し、国民的議論となっている。モラレス大統領は「本当は出馬したくない」と述べ、責任を全うするため出馬すると述べた。

■外国メディア、ベネズエラと重ねる Página Sieteの記事
国外の主要メディアは、ボリビアとベネズエラを重ねている。先週、憲法法廷が多選規定にも関わらずエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認する判断をした。このことが、「永年政権」を模索するベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と姿勢が重なると、メディアが指摘しているものだ。多くの国民が、この憲法法廷判断に疑問を呈している。

■サンタクルス、雨の抗議デモ Página Sieteの記事
サンタクルスでは雨が降る中、抗議デモが行なわれた。先週、憲法法廷が、多選規定にも関わらずエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を容認した。市民グループは、昨年2月21日の国民投票で、多選規定見直しは否決されており、この措置は民主主義に反するとして抗議行動を続けている。国内では15日、各地で大規模デモの実施が予定されている。

■2018年正常化を模索 Correo del Surの記事
政府は来年に、米国との関係を正常化することを模索している。米国の特任大使が国内を訪れ、正常化に向けた意見交換を行なった。両国は2008年にパンド県で起きた事件をきっかけに、相互に大使を召還し、関係が冷え切ったままだ。両国とも、この状況を続けることが国益にならないことは理解しているが、もつれた糸をほぐすのに時間がかかっている。

■尿素工場、早くもトラブルか Página Sieteの記事
コチャバンバ県で稼働し始めた尿素・アンモニア工場で、早くもトラブルが起きているとみられる。ブロブロにあるこの工場の職員らが、明らかにしたものだ。生産体制の不備などから、生産ラインが十分に機能していないという。同工場で生産された尿素の多くは、ブラジルに輸出されることになっている。

■豚肉、生産増へ Página Sieteの記事
養豚業者らは、クリスマスから年末に向けて出荷量を増やす。国内ではこの時期につくられる特別な伝統料理に、豚肉が使用されることが多い。このため一年を通じて豚肉の需要がもっとも多くなるため、これに備えて流通量が増やされるものだ。市場に出されるブタの頭数は、9万から10万頭にのぼるという。

■紫線、期待高まる Página Sieteの記事
ラパスでは、テレフェリコ(ロープウェイ)紫線への期待が高まっている。この路線は市内中心部の郵便局の建物と、エルアルトのファロ・ムリーリョを直接結ぶもので、実現すればわずか8分で移動が可能になる。現在運用されている路線に比しても、利用が劇的に増えるとみられる路線だ。早ければ来年後半にも、開業する見込みだ。

■トウガラシ生産、安定せず Los Tiemposの記事
トウガラシ生産は、未だ安定したものではないという。チュキサカ県を中心に国内では、トウガラシ生産が盛んな地域がある。国内消費だけでなく輸出もされているが、天候に左右されず生産する技術などはまだ確立されておらず、生産者らはリスクと隣り合わせで生産にあたっている状態だ。それでも地域を代表する農産物となりつつある。

■ラパスは84銘柄認定 Página Sieteの記事
ラパス市は、市販されているパネトン(パネットーネ)84銘柄を、安全と認定した。スポンジケーキのパネトンは、国内ではクリスマス時期に広く消費される。需要が増える一方、市場には粗悪品が混じるケースが報告されており、市側が商品や生産現場をチェックし、安全とみとめられる銘柄を発表したものだ。

■シナモンアイスは文化財 La Patríaの記事
オルーロ県は、県内で古くからつくられ、市民に愛される「シナモンアイス」を文化財認定した。県議会がこの議案を可決したものだ。シナモンテイストのこのアイスは、県内で広く消費されており、県民の食文化を語る上で欠かせないものと位置づけられた。シナモンアイスは市販され、ラパスやコチャバンバなどでも売られている。


【ペルー】

■タラポト、9時間の雨 El Comercioの記事
サンマルティン県のタラポトでは、9時間にわたり雨が降り続いた。気象機関によると同県の広い範囲で雨になり、道路の冠水などの事態が生じたという。同県を含む国内の広い範囲はこれから本格木的な雨季を迎えるが、同県では早い雨により川の増水などがすでに発生している。県側は、地盤が緩んでいる場所があるとして、警戒を促している。

■トルヒーリョ、倒壊おそれ40棟 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョ中心部では、40棟の建物に倒壊のおそれがあるという。市の文化局が明らかにした数字だ。中心部には植民地時代からの建物が多く残り、歴史景観地区が形成されている。しかしメンテナンス不足などから劣化が進んでいる建物が多いことが指摘されていた。個別の調査で、40棟に倒壊のおそれがあることが分かった。


【チリ】

■アルゼンチンと電力融通合意 La Terceraの記事
チリ、アルゼンチン両国は、電力の相互融通について合意した。両国間では依然、電力の相互融通が行なわれていたが、10年前から途絶えていた。両国のエネルギー担当相は、この電力融通を再開することと、新たな送電網を設けることで合意した。ネウケン州の資源開発で、アルゼンチンで電力需要が増すことが指摘されている。

■中部から中南部、暑くなる BioBio Chileの記事
中部から中南部にかけての地域はこの週末にかけ、暑くなるという。気象機関が予報し、各地に注意を呼びかけているものだ。サンティアゴでは摂氏30度、バルパライソは34度、コキンボでは32度と、最高気温が予想されている。突然気温が上昇するため、体調の変化や熱中症についての予防、注意が必要と気象機関は指摘する。


【アルゼンチン】

■CFK、容疑を否定 Telesur TVの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏は、容疑がかけられているマネーロンダリング、汚職を否定した。議会で、同氏に対する尋問が行われたものだ。同氏は、この容疑そのものが「存在しない」と否定し、こうした容疑をかけられること自体が個人の尊厳を傷つけるものと断じた。尋問にあたった議会側は、この説明に納得しなかった。

■アエロパルケで遅れ Infobaeの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では6日夜、多くの便に遅れが生じたという。運航安全性を担う企業職員らが、ストライキを突然行なったためだ。国内各地で遅れが生じたが、同空港にその「被害」が集中し、40分遅れた便もあった。7日朝については、大きな混乱は生じていない。

■水深940メートル、潜水艦の可能性 Télamの記事
海軍の船ヤンタルが、水深940メートル地点に、潜水艦である可能性のある物体を観測したという。11月15日、チュブ州沖で海軍の潜水艦ARAサンフアンが消息を絶った。今も手がかりが見つかっておらず、対象海域での捜索が続く。こうした中、ヤンタルのこの観測が発見につながるか、注目が集まる。

■先コロンビア時代の墓を発見 La Nacionの記事
ラ・リオハ州で、先コロンビア時代の埋葬場所とみられる遺跡が発見された。カタマルカ州境で発見されたもので、地域の人が遺跡の可能性があると警察に通報し、調べで古代の墓と判明したという。この墓は、紀元前400~700年頃の、シエナガたはアグアダ文化期のものと推定されている。考古学者が、詳しい調べを続けている。

■ラ・プラタ道、事故で大渋滞 La Nacionの記事
ブエノスアイレスとラ・プラタを結ぶ高速道で、大渋滞が生じた。ブエノスアイレスから5.5キロの地点で混雑時間帯に自動車同士の衝突事故が発生し、1人が死亡、1人が負傷した。この事故により道路の通行が制限されたことから渋滞となり、車輛によっては道路上で5時間を過ごしたものもあったという。

■エコビシ、大拡充 Télamの記事
ブエノスアイレスでは、公営貸自転車「エコビシ」が大幅に拡充される。市議会がこの拡大計画を承認したものだ。中心部などにある、自転車を貸し借りする「エスタシオン」を200個所に増やし、使用自転車を2500台体制とするものだ。2010年にスタートしたこの事業は定着し、今は一日8千人がサービスを利用している。


【エクアドル】

■キト、水問題で経済活動停止 El Universoの記事
キトは7日、水問題を受け経済活動がほぼ停止となった。南部のエル・トロヘで起きた土砂災害により水道網が被害を受け、市内170地域で断水となった。このため市内の多く学校が休校措置をとり、さらにレニン・モレノ大統領は公務員などの活動の停止も発表した。土砂災害現場では、1人が死亡している。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、最良に Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ボゴタのエルドラード空港が、地域で最良の空港になると断じた。政府はこの空港のキャパシティ増加のため、巨額の投資を行ない、拡充工事などを行なうことを明らかにしたばかりだ。サントス大統領は最良の空港とし、サンパウロやリマ、パナマの空港に勝利を収めたい、とした。

■作業員ら、転落を防ぐ Caracol Radioの記事
カルタヘナの工事現場で起きかけた惨事を、作業員らが食い止めた。マルベリャ地区で建設中の建物の9階の足場から、32歳と33歳の男性作業員2人が転落しかけた。しかし周囲にいた作業員らがこれに気づき、ぎりぎりのところでこの転落を防いだという。転落しかけた2人に負傷などはなかった。

■アビアンカへの漠然とした不安 Caracol TVの記事
航空便利用者の間で、アビアンカ航空に対する漠然とした不安が広がっている。国内最大手位の同社だが、先週末には多くの便がキャンセルされた。この理由は「天候」としているが、競合する他社に同様の事態は起きていない。クリスマスから年末年始の高需要期に、同社便を使用することに不安を持つ人が増えた。


【ベネズエラ】

■レデスマ氏幇助で女性逮捕 El Nacionalの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏の亡命を助けたとして、61歳の女性が逮捕されている。その家族らが不当逮捕と訴えているものだ。在宅逮捕中だったレデスマ氏は先月18日、突然コロンビアに出国し、その後スペインに発った。女性はこれを助けたとされるが、家族らによると逮捕状は出ておらず、正規の手続きがとられた逮捕ではないという。

■スペインとメキシコ、対話に協力 Caracol Radioの記事
スペイン、メキシコ両国は、ベネズエラの与野党間対話に協力する。ドミニカ共和国政府の斡旋で、サント・ドミンゴでこの対話がようやく実現した。喫緊の経済問題などを話し合うものだが、両国はベネズエラの民主主義回帰のため、この対話がより一層深まることに期待を示し、協力する姿勢を示した。

■サントス、「ペトロ」を批判 Caracol Radioの記事
コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領が、ベネズエラの仮想通貨(暗号通貨)「ペトロ」を批判した。先週、ニコラス・マドゥロ大統領が自国通貨の独立性などを維持するため、ペトロを創設することを明らかにした。これに対しサントス大統領は、国内経済に煙幕をかけるだけだと批判し、その意味合いを否定した。

■インフレ、1369% Efecto Cocuyoの記事
国内の今年のインフレ率は、1369%だという。野党が圧倒的多数を占める議会が報告した数字だ。経済失政で物価高騰が起きる中、国の意向を強く受ける中央銀行は、インフレ率などについての数字の発表をこの2年間、控えている。この代わりに議会側がこの数字を示しているものだ。この11月のインフレ率は56.7%だった。

■カラカス、殺人スポットツアー EWNの記事
カラカスでは、殺人が起きやすいスポットをめぐるツアーが、ひそかに人気だという。ボランティアが案内するツアーで、市内でこうした事件が起きやすい場所を回るものだ。経済失政による混乱などを受け、国内では殺人や強盗などの重大事件が頻発している。これを逆手にとったこのツアーは、闇レートで0.2~2ドルほどの参加費だ。

■旅をするのに危険な国に El Nacionalの記事
ベネズエラは、旅をする上で世界でもっとも危険な国、となった。NGO団体のインターナショナルSOSとコントロール・リスクが明らかにしたものだ。2018年、世界各国の中で旅行先としてもっとも危険で、リスクが高いと評価された。50の危険都市リストにも、カラカスとバルキシメトが含まれている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、混沌続く NBC Newsの記事
ホンジュラスの選挙後の混沌は続いている。11月26日、同国では大統領や議会議員、地方首長の選挙投票が行なわれた。しかしすでに10日以上が経過する今になっても、選管は公式な結果発表ができずにいる。報道の出口調査の結果と、選管が発表する速報で大統領選の状況が大きく異なることから、国民から不正選挙だとの指摘が続く。

■アルマグロ、問題点を指摘 El Paísの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ホンジュラス選挙の問題点を指摘した。11月26日に実施された選挙結果が未だに示されず、国内で混乱が続いている。同総裁はこの原因について、選挙そのものの異常性やミス、さらには選挙システムの欠陥があると断じた。OEAはこの選挙に、監視団を送っている。

■夜間外出禁止令、一部緩和 Públicoの記事
ホンジュラス当局は、国内全土に出されていた夜間外出禁止令を一部緩和した。7日、国内18県のうち9県について、この解除の措置をとったものだ。しかし首都テグシガルパを含むほかの9県については、20時から朝6時までの外出禁止措置が続く。選挙監視団を送っている米州機構(OEA)は、この禁止令の早期解除を求めていた。

■ナスラリャ氏、国際社会に協力求める El Universoの記事
ホンジュラス大統領選に出馬した左派のサルバドール・ナスラリャ氏は、国際社会に対し事態打開への協力を求めた。11月26日に行なわれた選挙の速報の最新の数字で、同氏は現職のフアン・オルランド・エルナンデス氏をわずか5万票差で追う。結果に対する信頼が揺らぐ中、同氏は票の再カウントを含め、国際社会に協力を求めた。

■ニカラグア、天皇誕生日を祝う El 19の記事
ニカラグアの首都マナグアでは、天皇誕生日が祝われた。今月23日に今上天皇が84歳の誕生日を迎えられることを受け、日本大使館が行なった祝賀行事だ。与党サンディニスタ党の幹部を含む、政界関係者らが多く参加し、酒樽を割る「鏡割り」などが行なわれた。両国は1935年2月20日に国交を樹立している。

■パナマ、失業率上昇 La Estrellaの記事
パナマでは、失業率が上昇に転じた。同国では経済が好調に推移し、雇用については比較的安定した状態が続いている。しかし国の統計機関が示した直近の失業率の数字は5.0%と、前年同期の4.4%から、0.6ポイント悪化している。パナマ大学は、この数字の変化について、職探しをあきらめていた人が再開したとみている。

■ハリケーン復興基金 
Caracol Radioの記事
プエルトリコ政府は、ハリケーンからの復興基金を新たに立ち上げることを明らかにした。この9月、プエルトリコはハリケーン「マリア」の直撃を受け、インフラなどに甚大な被害を受けた。地方都市のインフラ復興などのため、プエルトリコ政府は1億ドルの基金を設け、この対応にあたることを決めた。

■ニカラグア、コカイン1トン Caracol Radioの記事
ニカラグアの軍が今年摘発したコカインの量は、すでに1トンに達しているという。同国政府側が明らかにしたものだ。今年摘発された量は1077キロに達し、合わせて8人が逮捕されている。南米から北米に向け、国内領土、領空、領海を運ばれるコカインの量は、年々増えているとみられ、この摘発は国境を越えた問題となっている。



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