2017.12.09

【ボリビア】

■裁定、政権に絶対有利ではない Correo del Surの記事
憲法学者は、憲法法廷の裁定が必ずしも、エボ・モラレス政権に有利なわけではない、と断じた。先週同法廷は、現行憲法の多選規定にも関わらず、モラレス大統領の2019年選挙出馬を容認した。このことで国民から反発の声があるが、この事実は大統領および副大統領の現政権の体制維持において、必ずしも有利ではないとした。

■エボ、米議員に反駁 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が米国議員に、反駁した。共和党所属の議員が、ボリビアの選挙法廷がモラレス大統領の次期選挙再出馬を容認したことに触れ、「キューバのようになる」可能性があるとツイートした。モラレス大統領は同じくツイッターを通じ、「ボリビアはキューバではない」とした上で、この議員が「歴史を知らない」と批判した。

■メキシコ、ビザ免除へ La Razónの記事
ボリビア、メキシコ両国は、観光やビジネスでの入国時のビザの免除に合意した。フェルナンド・ワナクニ外相と、メキシコのルイス・ビデガライ・カソ外相が会談し、合意にこぎつけたものだ。現在、両国民は相互に訪れる際、ビザ取得の必要がある。短期滞在の場合、このビザを免除することになるという。

■ムリーリョ広場をめぐる攻防 Página Sieteの記事
ラパス中心部、ムリーリョ広場をめぐる攻防が8日、あった。医療政策などを求める医師や看護師、学生らがこの広場に向けデモを行なった。しかし混乱を避けるため警官隊がこれを阻止し、催涙ガス弾を使用し応戦したものだ。医師らによるストは長期間続いており、国内の公営病院の中には機能停止状態のところもある。

■スクレ-サンタクルス道で事故 Página Sieteの記事
スクレとサンタクルスを結ぶ道路で、バス事故が起きた。シン・フロンテーラ社のバスの便が8日未明、パンパ・グランデ付近で衝突事故を起こしたものだ。このバスには当時35人が乗っていたが、事故により3人が死亡し、22人が重軽傷を負った。現場は地元の人がロス・ネグロスと呼ぶ、危険なカーブだという。

■リベラルタ、デング流行 El Díaの記事
ベニ県のリベラルタで、デングが局地的に流行しつつあるという。地域保健局が明らかにしたもので、合わせて15件の感染者を確認している。国内の広い範囲は雨季に入りつつあり、今後この感染症を媒介するネッタイシマカが劇的に増えると予想されている。保健局は、蚊に刺されないよう、市民に注意を促した。

■キヌア農家の危機感 La Patríaの記事
オルーロ県のキヌア農家らは、危機感を強めているという。産地の一つであるサリナス・デ・ガルシ・メンドサ生産者らは各方面に、キヌアの新たな市場開拓を求める嘆願などを行なっている。栄養価に富むキヌアだが、2013年の「国際キヌア年」をピークに消費が頭打ち状態で、生産者らは今後の国産キヌアの展開に不安を抱いている。

■ブッシュ港活用協議 El Díaの記事
サンタクルス県のブッシュ港の活用について、官民間での協議が行なわれる。この港はパラグアイ川に面し、大西洋側への出口の一つとなっている。現在、十分に活用されているとは言えず、今後の活性化について官民挙げて知恵を出すという。地域からは、この港を観光用に活用する案などが出されている。

■ラパス-エルアルト道、進捗30% Página Sieteの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道の工事の進捗率が、30%となった。この道路は昨年、メンテナンス工事などのため一部通行が制限される措置がとられた。しかし以後の工事進展があまりに遅いとして告発があり、公共事業省が別のプロセスに急遽切り替えた。制限区間の一部について、この20日には解除される見通しだ。

■スクレ、浄水場で事故 Correo del Surの記事
スクレの浄水場で、事故があった。ヨタラのエル・カンパナリオにある浄水施設内で、運営する水道会社ELAPASの職員が貯水池の一つに転落したという。周囲にいた人々によりこの職員は引き上げられたが、その後死亡が確認された。この63歳の男性が」なぜ転落したのかなど、詳しいことはまだ分かっていない。


【ペルー】

■ウカヤリ、道路整備へ El Comercioの記事
議会はウカヤリ県内の道路整備計画を、可決した。セルバ(アマゾン)地方に位置するウカヤリ県は道路網が脆弱なままとなっている。議会はコスタ、シエラ(アマゾン)と同県を結ぶ道路整備を進める法案を賛成多数で可決したものだ。この道路は将来的にブラジルと結ばれ、国境道となる見通しだ。

■観光用レストランが崩落 El Comercioの記事
ロレト県のイキートスでは、観光用のレストラン施設が崩落した。この「アハリス」は観光客向けに、地域の伝統的な建築スタイルである高床式の建物を使用していた。この建物が壊れ、イタヤ川の中に崩落したものだ。事故が起きたのは8日朝5時頃で、施設には人はおらず人的被害は免れている。所有者によると20万ソルほどの被害だという。


【チリ】

■在留パレスチナ人らがデモ BioBio Chileの記事
サンティアゴでは、国内在住のパレスチナ人らがデモを行なう。米国のドナルド・トランプ政権がイスラエルの首都としてエルサレムを認定し、大使館をこの町に移す姿勢を示した。このことに抗議するため、11日19時30分からサンティアゴ中心部で米国大使館に向け、抗議デモを行なうという。チリはパレスチナを国家認定している。

■パラグライダーの事故 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のプチュンカビで、パラグライダーの事故が起きた。マルテンシーリョビーチでこのアクティビティを楽しんでいた男性が、近くの住宅のベランダに激突したものだ。この男性は当時、コントロールを失っていたとの証言がある。男性は重傷を負い、地域の病院で手当てを受けている。


【アルゼンチン】

■ピッチ上でタバコ1本を探すようなもの El Paísの記事
海軍の広報は、不明潜水艦の捜索について、フットボールのピッチ上でタバコ一本を探すようなもの、と例えた。11月15日、チュブ州沖を航行中のARAサンフアンが消息を絶ち、未だに行方の手がかりが見つかっていない。44人の乗組員の家族らから不満の声が上がっているが、海軍側もこの捜索作業がきわめて困難であることを、広報は強調したかったとみられる。

■エーデルワイス航空、BsAs就航へ iProfesionalの記事
ルフトハンザ傘下のエーデルワイス航空が、ブエノスアイレスに乗り入れる。来年11月8日から、同社がハブとするチューリヒと、エセイサ国際空港を結ぶ路線を運航することが発表された。今年アルゼンチンはLCC元年を迎えており、ノルウェーのLCCが近くロンドン線を開設予定だ。エーデルワイス航空のラテンアメリカ路線は3路線めだという。

■ラ・ボカで観光客襲われる El Intransigenteの記事
ブエノスアイレスの観光地ラ・ボカで、米国人観光客が襲われた。8日朝8時30分頃、「カミニート」に近いオラバリア通りを歩いていたこの観光客が、バイクで乗りつけた男に殴られ、金品を奪われた。この観光客は負傷し、市内のアルヘリッチ病院に運ばれている。当時は、歩く人などは少ない時間帯だったという。

■この週末、29億ペソの効果 Télamの記事
国内観光業はこの週末、29億ペソの経済効果の恩恵を受ける。この週末は連休となり、多くの国民が国内外を訪れるとみられる。観光省は国民一人当たり2672ペソを消費し、総額で29億ペソの効果が生まれると試算した。ブエノスアイレスからは、大西洋岸の町に向かう道路の混雑が、予想されている。


【エクアドル】

■キト、給水車81台が出動 El Comercioの記事
キトでは現在も、81台の給水車が市街に水を運び続けている。7日、エル・トロヘで土砂災害が発生し、主要水道管が損傷した。この影響で市内170地区、60万人が断水に見舞われた。一部は回復し、全面停止していた公立病院などの運営は再開された。しかし影響を受けた範囲は今も広い範囲で残存し、給水車が活躍している。


【コロンビア】

■刑務所でケンカ、34人負傷 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のベジャビスタの刑務所で受刑者同士の、大規模なケンカが起きた。地域メディアの報道によると、対立するグループ同士の抗争が激化し、ケンカにつながったという。この事態で34人が地域の医療機関に搬送されており、このうち2人は重傷だ。この刑務所には定員の275%にあたる3260人が収容されている。

■UAとの交渉が妥結 iProfesionalの記事
アビアンカ航空は、米国のユナイテッド航空との提携交渉が妥結したことを明らかにした。同社は今年中盤から、同じ航空連合スターアライアンスに加盟するユナイテッド側と、交渉に入っていた。またアビアンカは2018年に、別会社となっているアビアンカ・ブラジルと合併し、メキシコのアエロマールとも統合を図る方針を示している。

■カルタヘナ、落雷で2人死亡 Caracol Radioの記事
カルタヘナは悪天候に見舞われ、落雷により2人が死亡した。観光地である旧市街を含む広い範囲が雷雨に見舞われた。サンルーカスで落雷により、ビジャビセンシオから来た観光客2人が、死亡した。さらに市内では倒木や、冠水した街路で車が動けなくなる事態が相次いだ。消防によると、水に流された2人が救出されているという。


【ベネズエラ】

■対米原油輸出、2003年以来最低 Reutersの記事
ベネズエラから米国への原油輸出は今年、2003年以来最低となった。国営オイル会社PDVSAが明らかにしたものだ。今年のこの原油輸出は、昨年同期比で実に36%もの落ち込みを記録した。経済失政の影響で国内では必要物資がなく、労働者のサボタージュも重なり、原油生産や精油が滞っていることが指摘されている。

■医薬品、闇市場形成 Panoramaの記事
国内では医薬品の闇市場が形成されている。経済失政のため国内では物資不足が続いているが、とくに医薬品は深刻だ。薬剤師の団体は、国内の市場では90%以上の医薬品が涸渇していることが指摘される。こうした中闇市場が活性化しており、コロンビア国境に近いマラカイボのバスターミナルでは、密輸された医薬品が並べられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、再カウント開始 El Comercioの記事
ホンジュラスでは、危機打開のため一部の票の再カウントが開始された。同国では11月26日に大統領、議会議員、地方首長選挙が行なわれた。しかし大統領選の上位二候補が僅差で、かつ国民間から不正選挙との指摘が相次いだ。選管側は、この開票結果に疑いはない、としたが、危機を脱するため一部の票の数え直しを始めたことを明らかにした。

■夜間外出禁止令、さらに緩和 El Heraldoの記事
ホンジュラス当局は、国内に出している夜間外出禁止令をさらに緩和した。11月26日の選挙後の混乱で略奪などが起きたため、全土でこの措置がとられていた。現在は18県中、9つの県で継続されているが、対象時間を22時から朝5時までに短縮した。しかし事態が鎮静化していないシグアテペケのみは、20時から朝6時までのままとなる。

■観光業、1億ドルの損失 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは選挙後の混乱を受け、観光業は1億ドルもの損失を得ているという。ホンジュラス観光議会(CANATURH)が明らかにした数字だ。11月26日の選挙を不正と訴える市民のデモが29日頃から激化したことを受け、夜間外出禁止令が出される事態となっている。このため観光分野で、旅行のキャンセルなどの影響が広がっているという。

■パナマ-コスタリカ鉄道着工へ El Universoの記事
パナマとコスタリカを結ぶ鉄道の建設が、始まる見通しだ。この鉄道は、中国が投資し建設を行なうもので、近く予備調査の結果が発表されるという。パナマはこの6月に台湾との外交関係を破棄し、中国と国交を樹立している。この鉄道建設を通じ、中国はラテンアメリカでのさらなる影響力確保を狙うものとみられる。

■キューバ-米国間、SMS可能に Caracol Radioの記事
キューバと米国の間で、携帯電話を通じたショートメール、SMSの送受信が可能となった。キューバ国営の通信会社Etecsaが明らかにしたもので、一通あたりの送信には0.60ドルほどの料金となる。米国の主要携帯電話各社との間で、このサービス利用ができるようになった。また一部ではローミングサービスも開始されている。

■ブラジル、受刑者76万人 Caracol Radioの記事
ブラジル国内の受刑施設で刑に服している人の数は、76万6712人だという。同国の法務省が8日、明らかにした数字だ。国内受刑者数の数としては、米国、中国に続き世界で3番めに多いという。また2014年以降だけで、受刑者数は10万4千人もの増加を示している。18歳から29歳の黒人系男性が、受刑者全体の40%を占める。

■ウルグアイ-モンテネグロ、ビザ免除 El Paísの記事
ウルグアイと、欧州バルカン半島のモンテネグロは、相互のビザ免除に合意した。両国外務省間の協議で、観光やビジネスなどでの訪問の際、ビザなしで90日滞在できるようになる。ただし、直近一年間に90日滞在している場合は、ビザを取得する必要が生じる。このビザ免除で、両国間の経済交流の活性化が期待される。

■ラウル、経済制裁は足枷 Caracol Radioの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、同国への経済制裁が、経済成長の足枷になったと語った。カリブ共同体(Caricom)のサミットに参加し、述べたものだ。米国との関係正常化を受け、制裁そのものは大幅に緩和されている。しかし今もなお残存しており、国内経済のさらなる活性化の阻害要因になっていると断じた。



最近の記事