2017.12.14

【ボリビア】

■エボ、スイスへ Los Tiemposの記事
欧州歴訪中のエボ・モラレス大統領は13日、スイスのベルンに入った。この訪問で、ドリス・ロイトハルト大統領との会談が予定されている。ボリビアは国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ大陸横断鉄道計画を進めている。スイスはこの計画への参画を表明しており、この件が会談の主なテーマとなるとみられる。

■エボ、裁定後は「ビジネス」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ハーグの国際司法裁判所の裁定の後に待つのは戦争ではなく「ビジネス」だと語った。歴訪中の欧州で、メディアの取材に答えたものだ。ボリビアは太平洋条約に基づき、チリに対し主権ある海岸線を求めており、この件を同裁判所に持ち込んでいる。この中でモラレス政権は、裁定後への準備を進めていることを明らかにした。

■2月21日にゼネストを計画 El Díaの記事
国内の複数の社会団体が、来る2月21日にゼネストを行なうことを検討している。昨年の2月21日に憲法を問う国民投票が行なわれ、大統領の多選規定の見直しが問われた。この結果「No」が勝利したが、政府はエボ・モラレス大統領の再出馬を強行しようとしている。サンタクルス、コチャバンバ、タリハ、オルーロ、チュキサカ各県の団体が、このストを準備している。

■尿素工場、損失出ている Página Sieteの記事
コチャバンバ県ブロブロの尿素工場は、操業停止で巨額の損失が出ていると報告された。政府が建設したこの工場は、操業を開始したばかりだが、停止したことが伝えられた。政府側はメンテナンスのためとしているが、各方面からこの事態は重大で、操業できないことで大きな損失を生んでいるとの告発がなされたものだ。

■ラパスの観光警察官、英語を学ぶ Página Sieteの記事
ラパスの観光警察官らが、英語を学ぶという。主に観光地に配備される観光警察官らは、観光客と触れる機会も多い。在ラパスの英国大使館の協力で、50人が2018年から、英語を学び始めることになった。外国人観光客への対応力を磨くことが目的で、警察は今後国内各地にこの動きを広めることも検討している。

■シャペコエンセ、情報求める El Díaの記事
ブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセがボリビアに、情報の開示を求めた。昨年11月、ラミア機の墜落事故で同チームの選手や関係者らが多く死亡した。ラミアの会計には不透明な点が多く、隠し資産などがないかボリビア側に情報の提供を求めたものだ。保険金支払いなどをもっても、補償額が不十分と同チーム側はみている。

■狂犬病、4人めの死者 El Díaの記事
サンタクルスでは今年4人めとなる狂犬病の死者が、確認された。10月に犬に噛まれた9歳の少女が、その33日後に死亡した件が、狂犬病であることが確認されたものだ。国内ではサンタクルス県はオルーロ県とともに、狂犬病感染が多い状態だ。狂犬病は感染しその後発症すると、致死率はほぼ100%という危険な感染症だ。

■サンタクルス、消費電力新記録 El Deberの記事
サンタクルスでは、消費電力が過去最高を更新した。地域電力会社によると13日15時30分、出力が597メガワットに達したという。10月に記録したばかりの594メガワットを上回り、記録を塗り替えた。この日市内では気温がぐんぐん上がり、摂氏35度に達したこともあり、冷房使用による電力需要が急増したとみられる。

■アンデスール機の墓場 Los Tiemposの記事
コチャバンバのホルヘ・ウィルステルマン空港の一角が、アンデスール機の墓場化している。2012年に破綻したアエロスールは、この空港をメインハブとしていた。この空港には同社が保有していた7機の機材がそのまま放置され、朽ちつつある。機材の再使用は難しいとみられるが、今後どうなるか見通しは立っていない。

■アルカンタリ、搭乗橋検討 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港のターミナルでは、新たにボーディング・ブリッジ(搭乗橋)を設営することが検討されている。同空港は昨年5月に開港したが、ターミナルに搭乗橋は設置されていない。利用客の利便性向上のため、新たな設営計画が浮上しているものだ。しかし予算の問題もあり、具体的時期は明らかではない。

■サンタクルス、パネトン119銘柄 El Díaの記事
サンタクルス市は、市販されているパネトン(パネットーネ)119銘柄を、安全と発表した。スポンジケーキのパネトンは、クリスマス時期に国内で広く消費される。しかし中には粗悪品も混じっていることから、品質と生産工程をチェックし、行政側が安全性を認定しているものだ。同様の発表は国内各地の行政が行なっている。

■スーパーマリオ、カポラル版 Página Sieteの記事
日本人4人によるフォルクローレ音楽ユニット「ワイラ・ハポン」が、スーパーマリオブラザーズのテーマ音楽を、カポラルにアレンジした。このユニットはボリビアのフォルクローレグループで経験を積んだ4人が結成したものだ。近藤浩治氏作曲のこの作品を、ボリビアの伝統リズムに乗せ演奏する。同グループは14、15日にラパスでコンサートを行なう。


【ペルー】

■コンドルの1ソル硬貨 Correo Perúの記事
中央銀行(BCR)は、コンドルをデザインした1ソル硬貨を発表した。国内では文化・史跡シリーズに続き、絶滅に瀕する動植物を描いた1ソル硬貨の特別シリーズが投入されている。アメリカワニ、メガネグマに続く第3弾として、コンドルの硬貨が発行されるものだ。発行枚数は、1千万枚だという。

■チリ観光客が客死 Correo Perúの記事
クスコで、チリの女性観光客が客死したという。アフリヒドス通りのホテル「ボス・アルテ」の客室内で、宿泊していたこの56歳の女性が死亡しているのが発見された。検死の結果、心疾患を起こしたことによる自然死であったことが分かっている。同行していた男性によると、この女性は糖尿病などの基礎疾患を抱えていたという。


【チリ】

■電気自動車化を推進 BioBio Chileの記事
チリ政府は、国内で使用される自動車の電気自動車化を推進する。エネルギー省が目標値を示したものだ。2050年時点で、使用される乗用車などについては40%、公共自動車については100%を電気自動車とするという。電気自動車購入の推進と同時に、充電スポットの拡充や電力供給の安定化などを政府として注力する。

■テムコ、偽札の増加 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のテムコでは今年、偽札の発見、摘発が増加しているという。地域の警察が明らかにしたもので、摘発件数は前年同期比で17%も増えている。発見が増えている偽ペソ札は、透かしがや光学処理がなされていないなど、質が優れたものではない。年末に向け、警察はさらなる摘発を行なう方針だ。


【アルゼンチン】

■乗組員家族ら、議会前でデモ Páina12の記事
11月15日にチュブ州沖で不明となった潜水艦ARAサンフアンの乗組員家族や関係者らが、ブエノスアイレスの議会前でデモを行なった。この潜水艦の消息は未だに分かっておらず、捜索活動が続けられている。間もなく一カ月になるが、発見に至らないことに、44人の乗組員家族らは苛立ちを募らせている。

■スブテ、輸送力が「破綻」 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は13日午後、利用者殺到で輸送力が事実上、破綻した。この日、中心部の7月9日通りで大規模なデモ行進が行なわれ、BRTであるメトロブスの軌道が塞がれた。このため移動者がスブテに殺到し、とくにリネアCとDは利用者が改札を通れないほどの混雑となった。

■観光客襲撃、容疑者から聴取 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの警察は、観光客が襲撃された事件で、容疑者2人から聴取を行なっているという。先週、ラ・ボカの観光地カミニート近くで、米国男性が殴られ金品を奪われた。この男性は胸部を負傷し、今も重篤な状態だ。警察は18歳の男性と、パラグアイ国籍の17歳の少年から現在、事情を聴いているという。

■エル・パロマールで反対運動 Diaro Popularの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港近くで、反対運動が激化している。新規参入のLCC、フライボンディがこの空港を新たなペーストすることを発表した。しかし現在、旅客便が就航していないこの空港が使用され、騒音などの環境が悪化するおそれがあるとして、住民らが反対運動を行なっている。


【エクアドル】

■空軍機が墜落事故 El Comercioの記事
グアヤス県で13日、空軍機が墜落する事故が起きた。現場となったのはグアヤキル近郊、ヤグアチのタウラ空軍基地のすぐ近くだ。9時50分頃、訓練飛行中の「チーター」がこの地に墜落し、炎上した。乗っていた操縦士は脱出し、無事だった。現在空軍の事故調が、原因などの調べを進めている。

■保護プーマを解放 El Universoの記事
エル・オーロ県のピニャスでは、保護されていた野生のプーマ(ピューマ)が、解放された。このプーマは9日、全身に傷を負った状態で発見され、保護されていた。野犬の群れに襲われたとみられ、地域の施設で手当てが行なわれた。このプーマは若く、回復も早いことから、保護された現場近くで、解放された。


【コロンビア】

■ウィラとトリマで緊急事態 Caracol Radioの記事
ウィラ県とトリマ県で、川の氾濫による水害が相次いで発生した。ウィラ県ではアルヘシラスでブランコ川が氾濫し、市街地が泥流に見舞われた。この川にかかる3つの橋が流されたとの報道がある。トリマ県ではビジャリカで、同様の氾濫により市街地の80%が水に覆われている。この町では数百人が避難を強いられている。

■マグダレナ川、教会施設を流す Caracol Radioの記事
マグダレナ川が氾濫し、教会施設を流したという。この事態に見舞われたのはボリバール県マガングエの、川の河畔に立つバルボア教会だ。川が氾濫して堤を侵食し、地域のシンボルとなっていたこの教会の塔を水が飲みこんだ。現在、この塔は土台だけが残る状態となっている。このコミュニティは県や国に対し、水害復興の支援を求めている。

■サンアンドレス島、航空混乱 La FMの記事
カリブ海のサンアンドレス島を発着する航空便が、大きく乱れている。悪天候の影響でこの3日間にわたり、旅客便の発着が途絶えているという。LATAMコロンビアの便だけで、すでに28便が欠航となっており、多くの利用客が島に足止めされている状態だ。高齢の利用者の中には、体調を崩す人も現れているという。


【ベネズエラ】

■野党の元市長が亡命 Caracol Radioの記事
野党所属の元市長が、コロンビアに亡命した。新たにこの事実が伝えられたのは、マリオ・ブリセニョの元市長、デルソン・グアラテ氏だ。陸路でコロンビアに越境し、事実上の亡命を果たしたことが伝えられた。同氏は弾圧による逮捕を逃れるため、亡命を選んだとみられる。先月、カラカス前市長が在宅逮捕中ながら、亡命を果たしたばかりだ。

■野党、EUから表彰 El Universoの記事
野党が、欧州連合(EU)から人権賞である「サラエボ賞」を受けた。欧州議会はベネズエラの野党と国民が、民主主義や自由を守るため闘う姿勢を取り続けたことを高く評価した。スペインに亡命を果たしたカラカス前市長のアントニオ・レデスマ氏が授賞式に参列し、この賞を命を落としたすべての若者たちに捧げる、と宣言した。

■投票率、30%程度か El Universoの記事
国内でこの10日に投票が行なわれた選挙の投票率は、30%程度にとどまったとみられる。民間のアナリストが分析した結果だ。国内335の地方首長を選ぶ選挙だが、投票所がガラガラであったことが報じられていた。選管側は40~50%の投票率としたが、分析の結果30%程度にとどまったとみられるという。

■不正対話の抑止を求める Caracol Radioの記事
野党はリマ・グループに対し、不正・偽装対話の抑止を求めた。ドミニカ共和国政府の斡旋で、ベネズエラの与野党間対話が行なわれている。しかし対話をしたという事実だけをベネズエラ政府に与え、再び勝手なふるまいをすることを野党は恐れている。ベネズエラ政府に厳しい視線を送る国々が揃うリマ・グループに、抑止力を期待した。

■ターキッシュ、増便か VTVの記事
トルコのターキッシュ・エアラインズが、カラカス線を増便することを検討している。マイケティア国際空港側が明らかにしたものだ。同社はイスタンブールとの路線を現在週3往復運航しているが、5往復に増やすことを検討しているという。経済問題から国際線の路線減少が続く同空港だが、久しぶりの明るい知らせとなる可能性がある。

■マラリア、33%増 El Impulsoの記事
国内でのマラリア発生数は今季、前期比で33%も増えている。経済失政による物資不足で衛生関連品が入手しづらくなり、国内では衛生環境の悪化が伝えられる。このため媒介する蚊が増加し、ボリバール州を震源にこの感染症が激増している。また国内では黄熱病や水痘(水ぼうそう)、風疹、ジフテリアなどの増加も伝えられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス野党、国民運動呼びかけ Procesoの記事
ホンジュラスの野党は国民に対し、動くことを呼びかけた。11月26日に行なわれた大統領選挙を受け、国内は大きく揺れている。選管発表では現職のフアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選となったが、野党や多くの国民はこの選挙で不正があったとみている。この選挙の無効、やり直しを求める運動を呼びかけたものだ。

■アムネスティ、不正選挙を告発 Caracol Radioの記事
アムネスティ・インターナショナルは、ホンジュラスの選挙で不正があったと告発した。11月26日に投票が行なわれた大統領選挙について指摘したもので、国民、有権者の権利を蹂躙する行為があったとしたものだ。同団体はこの選挙には公正性、透明性が欠如しているとし、国際社会に対し結果を受け入れないよう求めた。

■ルラ「悪魔の力」 News24の記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が「悪魔の力がはたらいている」と語った。同氏は来年に行なわれる大統領選挙に出馬予定となっている。しかし、大統領時代の汚職の容疑で起訴され、この再審の判断が1月24日に示されることになった。同氏は、自身の大統領への道を阻むような、不可思議な力がはたらいているとの見方を示した。

■キューバ東部で水害 Infobaeの記事
キューバ東部で、大雨の影響で川が氾濫し、合わせて2千人ほどの住民が避難する事態となった。この雨に見舞われたのはオルギン県で、サグア川があふれて複数の町が水浸しになったという。この水害で広い範囲が停電に見舞われている。今の時点で人的被害は報告されていないが、農業分野の被害は大きいと予想されている。

■パラグアイ穀物市場 Caracol Radioの記事
パラグアイでは13日、国内初となる穀物専用の取引市場が開設された。アスンシオンに設けられたもので、来年4月から、小麦、大豆、トウモロコシの売買を開始するという。大蔵省はこの開設で、国内の穀物価格の安定化、さらには貧困からの脱却が図られるとしている。パラグアイ経済の30%は、農業に占められている。

■パナマ、船籍でギネス登録 Telemetroの記事
パナマは、その船籍数で、世界記録を集めた「ギネスブック」に登録されることになった。海事省が明らかにしたもので、この15日に認定を受けるという。パナマは多くの便宜置籍船を受け入れており、船籍登録数は右肩上がりで増えている。パナマに次ぐのはリベリアで、以下マーシャル諸島、香港、シンガポールとなっている。

■ピッチ上で若者6人殺害 Caracol Radioの記事
ブラジル、マナウスのフットボール競技場のピッチで、若者6人が銃殺された。試合を行なっていたところ、現れた武装者が銃撃を行なったという。死亡したのは24歳から33歳のいずれも男性で、このほか9人が負傷している。警察によると、対立するグループ間の抗争が、背後にあったとみられるという。

■アマスソナス、カンピーナスへ Contacto Newsの記事
アマスソナス・パラグアイがブラジル、サンパウロ州のカンピーナスに新たに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、アスンシオンとを結ぶ直行便を1月18日から、毎日1往復運航するという。使用機材は50人乗りのCRJ200型機だ。同日からアスンシオン-リオデジャネイロ線の運航も開始予定となっている。

■ペペ・ムヒカがホットワードに El Paísの記事
ツイッター上で13日、「ペペ・ムヒカ」が突如、ホットワードになったという。この言葉は、ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏の愛称だ。チリ大統領選の決選に臨むアレハンドロ・ギジェル氏が、ムヒカ氏からの支持を得られたとツイートし、リツイートが相次いだ。ムヒカ氏は在任中、「世界でもっとも貧しい大統領」として知られた。



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