2017.12.15

【ボリビア】

■エボ、ローマに到着 Página Sieteの記事
欧州歴訪中のエボ・モラレス大統領は、イタリアのローマに到着した。14日13時40分、大統領専用機はローマの空港に降り立った。15日にはこの歴訪最後の日程として、バチカンでローマ法王フランシスコ1世と会談する。環境問題などが会話のテーマだが、ボリビアがチリに海岸線を要求している件についても、モラレス大統領は触れたいとみられる。

■横断鉄道、2025年目標 La Razónの記事
ボリビア、スイス、ドイツの3か国は、横断鉄道の整備を2025年を目標に進めることで合意した。ボリビア国内の鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を鉄路で結ぶ大型プロジェクトだ。欧州訪問中のエボ・モラレス大統領はスイスのベルンでこの会合に参加し、両国からの協力取りつけの確約を得た。

■Cepal、4.0%成長を予想 El Díaの記事
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)は、2018年のボリビア経済について4.0%の成長を予想した。この数字は、同機関が予想する今年の成長3.9%をわずかに上回る。この成長は、ラテンアメリカでも上位の数字にあたり、同機関は国内経済の活性化や低い失業率などを高く評価している。

■パラグアイへのGLP輸出、激増へ Página Sieteの記事
ボリビアからパラグアイへの液化天然ガス(GLP)の輸出は来年、激増する見通しだ。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにしたものだ。サンタクルス県のプラント稼働で、GLPの大量生産が可能となり、同国に輸出されている。今年は5500トンの輸出だが、来年にはこの量が6万6千トンに達するとの見方が示された。

■尿素停止、一日70万ドルの損失 Página Sieteの記事
コチャバンバ県ブロブロの尿素工場の停止で、一日に70万ドルの損失が出ているという。政府により建設され、操業を開始したばかりのこの工場だが、何らかの理由でストップしている。政府側はメンテナンスのためとしているが、現場側は技術的問題を指摘している。この工場で生産された尿素の大半は、ブラジルに輸出されている。

■オルーロ県、プエルト・セコに注力 La Patríaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、プエルト・セコ(乾いた港)計画を推進する姿勢を示した。オルーロは鉄道の起点であり、チリの港湾に向かう交通の要衝だ。この地の利を利用し、壮大な物流拠点を設ける計画が以前からある。北欧の大手物流企業が参入に関心を示しており、県側はこの計画を進める方針を強調した。

■医療スト、依然続く Página Sieteの記事
医師や看護師、医大生らによるストライキが、依然として続いている。医療政策の要求行動などが各地で起きているもので。この事態で公共病院の医療がストップする事態が各地で起きている。ストは現在もラパス、サンタクルス、チュキサカ、タリハ、ポトシ、コチャバンバの各県で続いており、収束の見通しは立っていない。

■BoA、価格つり上げの告発 El Deberの記事
国内最大手、国営ボリビアーナ航空(BoA)について、運賃つり上げの告発がなされた。記者がラパスのエルアルト国際空港で、実際に目撃した内容を伝えたものだ。空港内のチケットブースで、通常の3~4倍の運賃を請求していたという。同社のロナルド・カッソ会長は、当該史実はないと否定している。

■サンタクルス、暑さ続く El Deberの記事
サンタクルスでは、依然として暑さが続いている。市内では13日、気温が摂氏35度に達し、冷房使用による電力需要増加から最大出力が597メガワットと、過去最高記録を更新した。この暑さは14日も続き、市内のプールは涼を求めた人々で賑わっている。気象機関はこの暑さがまだ続くとして、熱中症予防を呼びかけている。

■カルナバルは国産曲のみ La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルを主催するフォルクローレ委員会は、国産曲のみの演奏を通達した。カルナバルのパレードの際、さまざまな楽曲が演奏されるが、外国の有名曲のアレンジが使用されるケースもある。同委員会は、この音楽表現について、ボリビア文化を発信する上で国産曲にするべきとの見解を示した。


【ペルー】

■ビルカバンバで新たな発見 La Repúblicaの記事
クスコ県のビルカバンバで、考古学上の新たな発見があったという。考古学者のハビエル・フォンセカ氏が明らかにしたものだ。遺跡の調査をしていたところ、祭壇とみられる跡が見つかった。壁の跡のほか、陶器なども出土している。詳細はまだ不明だが、インカか、その前のワリ文化期のみのとみられている。

■ワールドカップは逆風か La Repúblicaの記事
ペルー経済の成長を支える観光業にとって、ワールドカップは逆風となる可能性がある。来年行なわれるロシア大会だが、国内の観光業がこの関心に食われ、来訪者が落ち込む可能性があると観光議会が指摘した。さらにペルー代表がこの出場を決めたことで、国内旅行客も減少する可能性が高いという。


【チリ】

■チロエ地震、1960年大地震の余震だった BioBio Chileの記事
昨年12月に第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で起きたM7.6の地震は、およそ60年前の地震の余震だったという。調べを進めていた地質の専門家が明らかにしたものだ。1960年5月、規模としては世界でもっとも強いM9.5の地震が、バルディビアで起きた。チロエ島地震は、解析の結果この大地震の震源域の一部で起きていたことが明らかになった。

■Ripleyに制裁 BioBio Chileの記事
サンティアゴの司法は、百貨店チェーンRipleyに対し、140万ペソの制裁金を科した。同社の広告について、「消費者を騙す内容だった」と断じたものだ。広告の中で、Ripleyは多くの商品群が割引になると表示したが、実際には一部品目だった。司法はこの広告の内容が、消費者を欺きかねないものだと指摘した。


【アルゼンチン】

■年金改革に激しい抵抗 El Comercioの記事
ブエノスアイレスでは14日、激しいデモが行なわれた。マウリシオ・マクリ政権が進めようとしている年金改革に反発した動きた。年金受給者の団体や労働組合、さらに左派、中道左派政党がこの動きに参加した。コングレソ(議会)近くでデモ隊と警官隊との間の衝突が発生し、議会側はこの日の法案審議を中止している。

■潜水艦、新たな捜索 Télamの記事
海軍は、新たな「物体」の可能性を指摘した。11月15日、海軍の潜水艦ARAサンフアンが、チュブ州沖で消息を絶った。海軍は各国の協力を受けながら、今もこの捜索を続けている。14日海軍は、水深900メートル地点で、この潜水艦の新たな手がかりとなる可能性のある物体を観測したことを明らかにした。

■コングレソ近くで爆発 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、コングレソ(議会)近くで車が爆発した。14時朝5時25分頃、議会庁舎から6ブロックのペロン通りとウリブル通りの角付近で、一台の乗用車が大きな爆発を起こした。この爆発で周囲の建物にも被害が及び、その後車は炎上した。この爆発による負傷者はない。警察は、テロ事件である可能性もあるとして、捜査している。

■Cepal、2.9%成長予想 Télamの記事
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)は、今年のアルゼンチン経済の成長が2.9%になるとの予想値を示した。同機関が発表したもので、国内経済の拡大傾向とインフレの一定の抑止を評価したものだ。また同機関は、2018年については同様の3.0%の成長を予想している。2016年の成長は2.2%だった。

■勝手な行き先変更に怒り El Diario de Madrynの記事
チュブ州プエルト・マドリンの人々が、怒っているという。アルゼンチン航空やLATAMアルゼンチンが、この町からブエノスアイレスに向かうべんについて、到着地をホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)からエセイサ国際空港に、勝手に変更するケースが増えているという。チケットを扱う旅行会社にも多くの苦情が寄せられている。

■アンデス航空、新機材受領 Informate Saltaの記事
昨年LCCに転換したアンデス航空が、8機めとなる新機材を受領した。ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で引き渡されたのは、最新のボーイング737-800型機だ。同社はLCC転換後、国内市場での存在感を増しており、機材増強による新路線の展開などを計画している。国内ではアビアンカがLCC便の運航を開始し、来月にはフライボンディも参入予定だ。


【エクアドル】

■キト、商業施設で火災 El Comercioの記事
キト中心部の、商店が多く入る雑居ビルで14日未明、火災があった。この事態が起きたのは商業施設「エルマノ・ミゲル」で、火はすぐに消し止められボヤで済んだものの、2つの店舗が被害を受けた。出火原因は不明だが、クリスマスの電飾などによる、断線や漏電の可能性があると、消防は見ている。

■クエンカ、35メートルツリー El Universoの記事
アスアイ県の県都クエンカ中心部には12日、高さ35メートルのクリスマスツリーがお目見えした。このツリーはオトロンゴ広場に立てられたもので、電飾がほどこされ多くの市民や観光客を楽しませている。クエンカは古くからの建物が多く残る中心部が、ユネスコ世界遺産に登録されており、国内有数の観光地となっている。


【コロンビア】

■またベネズエラ軍越境か Caracol Radioの記事
ベネズエラ軍の部隊が、またコロンビア領土内に越境したという。アラウカ川で漁をしていた漁業者の男性が告発したものだ。クラリネテロ川付近の国内領土に、ベネズエラ軍の軍服を着た若い3人の兵が、現れたという。サンタンデール県で同様の越境が報告され、コロンビア外務省がベネズエラ側に抗議したばかりだ。

■メデジンの空港、改良工事 Caracol Radioの記事
メデジンの空港の改良工事が、着手された。工事が始まったのは2つある商業空港のうちの、ホセ・マリア・コルドバ空港だ。3500億ペソを投じて、エスカレーター、エレベーター新設や、入国審査スペースの改善などが行なわれる。これらの工事が終われば利便性向上や、待ち時間の短縮などが図られるという。

■フットボールで禁酒令 Caracol Radioの記事
ボゴタでは11の地域に対し、アルコール類の販売提供や、公共スペースでの飲酒を禁じる措置がとられた。選挙投票日などにとられることが多いこの措置だが、今回の理由はフットボールの試合だ。国内リーグのシリーズ最終戦がこの週末に行なわれることから、安全を目的にこの禁酒令がとられた。


【ベネズエラ】

■OEAは民主主義の敵 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米州機構(OEA)がベネズエラの民主主義の敵だと断じた。国内ではこの4月から7月にかけ、野党などによる反政府デモが相次いだ。OEAはベネズエラで民主主義が危機にあるとして、この野党の動きに理解を示している。しかしマドゥロ大統領は、このデモは破壊行動そのもので、民主主義の対極にあると断じた。

■最高額紙幣、36%価値喪失 El Nacionalの記事
新たに投入された最高額紙幣、10万ボリバール札はこの43日で、すでに36%の価値を損なった。国内では10月と11月、ハイパーインフレを記録した。このため、投入されたこの10万ボリバール札の価値は現在、当時の額で6万4千ボリバール分しかないという。議会は今年の年間インフレ率が、2000~2100%になると予測している。

■エステラール、マドリード乗り入れへ El Mundoの記事
エステラール航空が新たに、カラカスとスペインのマドリードを結ぶ路線を開設するという。ポルトガルのHiFly社に業務委託する形で、来年12月から週3往復で運航する予定だ。経済失政のため外国航空会社の撤退、休止が相次いでおり、旅客需要に応えるためこの開設を決めたとみられる。同路線はイベリア航空が、サント・ドミンゴ経由で運航している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■SICA、ホンジュラスに懸念 Caracol Radioの記事
中米統合構想(SICA)は、ホンジュラスの現在に懸念を示した。パナマで、SICAのサミットが開催され、各国首脳がこの懸念を表明したものだ。11月26日に投票が行なわれた大統領選で、現職のフアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選が発表された。しかし野党や国民が不正選挙と訴え、国内では抗議行動が相次いでいる。

■遠いクリスマス Caracol Radioの記事
ホンジュラス国内では今季、クリスマス色が薄れている。11月26日に行なわれた大統領選挙の結果をめぐり、不正選挙との指摘が相次いでいる。このことから国内各地で抗議デモなどが続いており、クリスマスの華やいだイメージからは程遠い状況だ。このような状況は国内の観光や商業にも、翳を落としている。

■アズール、モンテビデオのハブ化断念 El Observadorの記事
ブラジルのアズール航空は、ウルグアイのモンテビデオをハブ化する計画を断念した。ウルグアイではフラッグキャリアだったプルーナ航空が破綻し、さらにBQB航空も停止した。カラスコ国際空港をベースとする航空会社として、アズールに白羽の矢が立ち、交渉が進められていたが、アズール側が断念を伝えてきたという。

■パナマ、電気自動車浸透せず La Estrellaの記事
パナマでは、電気自動車がなかなか浸透していない。政府は2012年、電気自動車の導入促進を図る法を施行した。エネルギー構造の転換を図り、環境対策にも役立てる目的だった。しかし国内では電気自動車の販売は伸びず、また充電拠点の整備も十分に進んでいない。一方、ハイブリット車については、堅調だという。

■ニカラグア、送金13.6%増 Forbesの記事
ニカラグアがこの第3四半期、国外から受け取った送金の額は、13.6%の増加となった。同国中央銀行が明らかにした数字だ。この期の受取送金額は3億5560万ドルだった。送金元は米国が53.8%を占め、以下コスタリカ19.4%、スペイン10.7%、パナマ7.2%だ。こうした受取送金は、ニカラグアの国内総生産(GDP)のおよそ1割を占める。

■トレーラーから29人救出 Caracol Radioの記事
メキシコ、プエブラ州で、トレーラーの中から29人が救出された。このトレーラーに乗っていたのはグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル国籍の人々で、北米への密入国を求め、移動中だったとみられる。しかしコヨーテと呼ばれる仲介斡旋者に放置され、身動きがとれなくなっていた。この中にはこども12人も含まれていた。



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