2017.12.16

【ボリビア】

■エボ、法王と面会 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が、ローマ法王フランシスコ一世と面会した。モラレス大統領は欧州歴訪の最後の訪問地であるバチカンを訪れた。両者の会談内容は明らかにされていないが、気候変動など環境問題などについて触れられたとみられる。エボ・モラレス大統領の再選問題、海岸線問題について意見交換がなされたかは不明だ。

■ムニョス、吐き捨てる Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、エボ・モラレス大統領とローマ法王フランシスコ一世の会談について「何もなかった」と吐き捨てた。ボリビアはチリに対し、主権ある海岸線を求めており、モラレス大統領はこれについて会談で触れる可能性があった。しかしこの件について具体的に伝えられておらず、同外相の発言につながった。

■エボ、チリとの関係改善に期待 Los Tiemposの記事
欧州歴訪中のエボ・モラレス大統領は、メディアの取材に対しチリとの関係改善に、期待を示した。チリではこの17日、大統領選の決選が行なわれる。モラレス大統領は、どちらの候補が勝利しても、関係改善の可能性があるとした。海岸線問題を受け、両国関係はこれまででもっとも冷え切った状態となっている。

■サンタクルス、反再選デモ El Deberの記事
サンタクルスでは15日、エボ・モラレス大統領の再選に反対するデモが行なわれた。憲法の多選規定にも関わらず、網疏(法の抜け穴)をつく形でモラレス大統領が再出馬することを、憲法法廷が認めた。しかし多くの国民は、この再出馬に反対し、昨年2月21日に行なわれた憲法改正を問う国民投票の結果を尊重するよう、声を上げた。

■医療闘争、未だ続く Página Sieteの記事
医師や看護師、医大生らによる社会闘争は、今も続いている。医療政策の要求行動を続けているもので、公立病院の医療体制に影響が生じているものだ。政府側は対決姿勢を示し、医療分野の労働者のストを規制する法を施行させたが、医師らは今も国内各地の街路で、要求行動をとり続けている。国内の年金者団体が、医師ら側への支持を表明した。

■ラパス県で狂犬病死者 La Razópnの記事
ラパスで今季初めてとなる、狂犬病発症による死者が確認された。9月16日に市内ウユストゥスのカラタユ通りで犬に噛まれた48歳の男性が、この感染症を発症していた。国内ではサンタクルス、オルーロ県を筆頭にこの感染症が広がっている。狂犬病は感染し、その後発症すると致死率がほぼ100%という危険な感染症だ。

■チリ国境、3個所めの拠点 Página Sieteの記事
税関は、チリ国境で3個所めとなる「拠点」を設けた。この施設が設けられたのはポトシ県のリカの集落だ。ボリビアとチリの間では、さまざまな密輸が問題となっており、この監視活動の拠点となるものだ。すでにオルーロ県2個所に、同様の施設が設けられている。この密輸により、ボリビアの国益が大きく損なわれていることが指摘されている。

■SOATの販売始まる Los Tiemposの記事
国内ではSOAT2018の販売が、始まった。SOATは国内で、車輛を保有する人すべてに加入義務がある、自賠責保険だ。毎年更新する必要があり、年末にこの販売が開始される。国内1800個所で、この手続きができるようになったという。現在国内で、合法的に使用されている車輛の台数は、135万台にのぼると推定されている。

■スクレ、巨大ピカナ El Díaの記事
憲法上の首都スクレでは、巨大な「ピカナ」がつくられる。ピカナはクリスマス時期に国内の各地で食べられる、伝統の豚肉料理だ。とくにスクレでは、このピカナをつくる習慣が今も根づいている。17日、市内で1500人分のピカナをつくるイベントが行なわれることを、市側が明らかにした。市内の有名シェフが「司令塔」となり、調理するという。

■オルーロは9銘柄 La Patríaの記事
オルーロ市は、9つのパネトン(パネットーネ)の銘柄を安全と発表した。スポンジケーキであるパネトンは、国内ではクリスマス時期に広く食べられる。しかし市場には粗悪品が混じることから、行政側が品質や生産工程を調べ、安全銘柄を発表している。すでにラパスやエルアルト、サンタクルスなど各地で、この発表がなされている。


【ペルー】

■ラ・ニーニャ発生が確定 El Comercioの記事
ペルー沖の海水温が低下する、ラ・ニーニャ現象の発生が断言された。ペルーの気象機関が断じたものだ。今回、6シーズンぶりにこの現象が起きていると結論づけられたものだ。国内ではこの現象が起きると、雨の降り方が極端化する傾向が強く、国内各方面で警戒感が広がっている。国内のコスタ(海岸)、シエラ(アンデス)はこれから本格的な雨季に入る。

■ワイルロ・ツアーズの事故 Correo Perúの記事
バス会社ワイルロ・ツアーズのバスの便が14日朝、プーノ県で事故を起こした。ヤマナヨのアルト・ペルーを走行していた便が、側溝に脱輪し、動けなくなったものだ。現地の人々が総出で、このバスを回復させたという。この事故による負傷者などはない。ワイルロ・ツアーズは、クスコとプーノを結ぶバスの便を運行している。


【チリ】

■研究機関でシアン事故 La Terceraの記事
サンティアゴ、サンホアキンの研究機関で、シアン(青酸)化合物による中毒事故が起きた。フレセニウス・カビ研究所で、このシアンにより男性研究員が死亡したものだ。シアンが漏れたことによるもので、施設内から150人が一時避難した。事故が起きた経緯などについては、まだ分かっていない。

■遊歩道から20人転落 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州のウィロウィロ自然保護区内で、遊歩道から観光客22人が落下する事故が起きた。敷地内の観光客の移動のため設けられた木製の遊歩道の一部が崩落したものだ。人々は3メートルの高さから転落し、15人が重軽傷を負った。崩落の原因などについては、まだ分かっていない。


【アルゼンチン】

■年金、マクリ政権に逆風 El Paísの記事
年金改革をめぐる社会闘争の激化が、マウリシオ・マクリ政権に打撃をもたらした。この改革法案の審議に反対し、多くの年金受給者や労働組合、野党などが反対闘争を繰り広げた。ブエノスアイレスのコングレソ(議会)近くでは治安部隊と衝突があり、多くの逮捕者も出ている。好調な経済を背景に順調に歩んだ政権だが、風向きが変わったことになる。

■逮捕者ら、すでに釈放 Télamの記事
14日、年金闘争の現場で逮捕されたデモ参加者らの大半は、すでに釈放されたという。政府が年金改革を試みたが、これに反対する大規模デモがブエノスアイレス、コングレソ(議会)付近で行なわれた。治安部隊との衝突の末、多くの逮捕者が出ていた。議会での審議はこの事態を受け、注視となっている。

■潜水艦不明1か月、未だ手がかりなし Télamの記事
チ海軍の潜水艦ARAサンフアンが不明となり、一か月が経過した。先月15日、ウシュアイアからマル・デル・プラタに向かっていたこの潜水艦は、チュブ州沖430キロの地点で消息を絶った。海軍は19か国の協力を受け捜索を続けているが、未だに手がかりすら見つかっていない。消息不明の乗組員44人の家族らが、早期発見を求めて声を上げている。

■LATAM、スト通告 La Diariaの記事
LATAMアルゼンチンの職員らが、18日のストライキ実施を通告した。ブエノスアイレスの2つの空港でのストを通告したもので、実施されれば国内の便への影響は必至だ。同時に、ブラジルのLATAMの組合も同日にストを行なう。LATAM側が34人の職員を一方的に解雇したことに抗議し、復職を止めたものだ。

■ロサリオ空港、拡張へ El Litoralの記事
ロサリオのイスラス・マルビナス空港は、用地が拡張されるという。空港の運営側が明らかにしたもので、新たに周辺の18ヘクタールの用地を取得する。空港内で不足している駐機スペースなどを確保するものだ。国内ではLCCの相次ぐ参入で同空港も今後、便数が大幅に増えると予測されている。

■スタバでPCウイルス感染か La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスターバックスの店舗で、利用客のコンピュータがウイルスに「集団感染」したとみられる。ビットコインなどの仮想通貨を奪う目的のウイルス感染報告が、相次いだものだ。店舗で使用されるWiFiの電波を通じ、このウイルス感染が起きたとみられる。スターバックス側は、利用者に注意を促した。


【エクアドル】

■ビーチのパーティで大規模中毒 El Comercioの記事
グアヤキル近郊のビーチで行なわれたバーベキューパーティで、大規模食中毒が発生した。14日夜から、中毒症状を訴え病院を訪れたり、搬送されたりする人が増加し、その数は166人に達した。これらの人々はサバナ・グランデで行なわれたパーティに参加しており、この場の食品が原因の中毒とみられる。パーティの主催側から警察が、事情を聴いている。

■モレノ、ビザ免除への協力求める Caracol Radioの記事
レニン・モレノ大統領はスペイン政府に対し、欧州連合(EU)のシェンゲン協定国へのビザ免除について、協力を求めた。モレノ大統領はマドリード入りし、同国高官らと会談している。この中で、観光やビジネスなど短期滞在時、ビザを免除するよう求めたものだ。同じアンデス共同体(CAN)加盟のペルー、コロンビアの免除が認められたばかりだ。

■インバブラ県で事故 El Universoの記事
インバブラ県北部で車の衝突事故があった。15日朝、サンロレンソとイバラを結ぶ道路で、保健省の関係者を乗せた車輛と、トラックが衝突したものだ。この事故で2人が死亡し、3人が負傷している。負傷者らはサンフアン・デ・ラチャスの病院に運ばれ手当てを受けた。警察が事故原因などについて、調べを進めている。


【コロンビア】

■カルタヘナ、遊泳禁止 Caracol Radioの記事
観光地、カルタヘナのビーチでは遊泳禁止の措置がとられた。悪天候に相次いで見舞われている地域一帯だが、この影響で海が大荒れとなり、遊泳に適さない状態となっている。今の時点でこの禁止措置は17日までだが、延長される可能性もある。クリスマス休暇を前にした週末、ビーチ一帯の観光に思わぬ逆風となった。

■違法鉱山、32人摘発 Caracol Radioの記事
カウカ県警は、違法な鉱山採掘を行なったとして、合わせて32人を摘発した。警察、検察、そして軍が協力し、一斉摘発を実施したものだ。環境への影響調査などを経ず、採掘を行なっていたとしてブラジル国籍の13人、コロンビア国籍の19人が逮捕となった。国内各地で、違法採掘が問題化している。


【ベネズエラ】

■米国、人道上の危機と指摘 Caracol Radioの記事
米国政府は、ベネズエラのとくに農村部などが、人道上の危機にあると断じた。経済失政の影響で、ベネズエラ国内では物資不足が続き、とくに食料や医薬品などは危機的状況にある。米国は独裁色を強めるニコラス・マドゥロ政権の誤った政策が、この事態を引き起こしていると断じた。同時にベネズエラへの経済制裁の正当性を、あらためて指摘している。

■ベネズエラ、2018年はさらに悪化 El Nuevo Heraldの記事
ベネズエラの経済状況は2018年、さらに悪化すると断じられた。国際通貨基金(IMF)のアレハンドロ・ワーナー氏が指摘したものだ。国内ではこの10、11月と、物価上昇が50%を超えるハイパーいインフレとなった。この状況はさらに続き、国民生活の窮乏はさらに悪化するとの見方を示している。2018年のインフレ率は2400%に達すると予想した。

■カラカス、コミュニティ通貨 20 Minutosの記事
カラカス西部のコミュニティが、独自の「通貨」を設けた。1月23日地区の人々のみが、地域で使用できる独自通貨だ。国内ではインフレの進行と通貨ボリバールの暴落を受け、紙幣そのものが入手しづらい状況となっている。これを解決し、地域内の経済を守るため、地元の人々が独自に導入したものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、激しいデモ Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは15日、激しいデモが行なわれた。11月26日に投票が行なわれた大統領選挙で、多くの国民は不正があったと考えている。このことに抗議し、選挙の無効などを求めた社会闘争だ。首都テグシガルパやサンペドロ・スーラの街路ではタイヤなどが燃やされ、デモ隊と治安部隊がにらみ合う状態が続いた。

■ホンジュラス観光、壊滅的 Caracol Radioの記事
ホンジュラス国内の観光業は、まさに壊滅的な打撃を受けているという。同国の観光議会(Canaturh)が明らかにしたものだ。11月26日投票の選挙結果をめぐり、国内では抗議デモが相次ぐなど混乱が続いている。クリスマス、年末年始を控え、観光業が活気づく時期ながら、今期はキャンセルが相次ぐなど、多くの観光事業者が困難に瀕しているという。

■アマスソナス、クリティバ線 Contacto Newsの記事
アマスソナス・パラグアイが、アスンシオンとブラジルのクリティバを結ぶ路線を開設した。同社はこの13日から、アスンシオン-カンポ・グランジ線とともにこの路線を設けたものだ。50人乗りのCRJ200型機を使用し、一日1往復運航する。同社はボリビアのアマスソナス航空と、スペイン企業が合弁で立ち上げた。

■モンテビデオ、Uber闘争 El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオでは、配車アプリケーションUberに対する闘争が再び起きた。市内で営業するタクシー150台が、市内でデモ走行したものだ。このUberの普及で、タクシー営業が難しくなるとの観測があり、政府などに対しこの禁止を求めた動きだ。同様のサービスアプリであるCabify、Easy Taxiについても禁止を求めている。



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