2017.12.17

【ボリビア】

■エボ再選支持集会 Correo del Surの記事
16日、コチャバンバではエボ・モラレス大統領の2019年選挙での再選を支持する集会が行なわれた。欧州から帰国したばかりのモラレス大統領を、与党MASメンバーや支持団体などが出迎え、気勢を上げたものだ。現行憲法の多選規定にも関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じ再出馬を図る動きが加速し、憲法法廷もこれにお墨つきを与えた。

■2都市では再選反対デモ Página Sieteの記事
コチャバンバでエボ・モラレス大統領の再選支持集会が行なわれた一方、ラパスとサンタクルスでは再選に反対するデモ行進が大規模に行なわれた。昨年2月21日、憲法改正を問う国民投票が行なわれ、多選規定の改定は否決された。にもかかわらず出馬を強行しようとしている大統領側に、あらためて「No」を突きつける動きだ。

■医療スト、エボとの対話を求める Página Sieteの記事
医療従事者らは、エボ・モラレス大統領との直接対話の機会を求めた。医師や看護師、医大生などが医療分野の政策要求行動から、ストを行なっている。政府側はこうした医療職員のスト権を制限する新たな措置を発動したが、ストはそのまま継続されている。国のトップとの直接対話で、事態を打開したい姿勢を医療側が示したものだ。

■医療体制が急遽崩壊 Página Sieteの記事
国内の多くの医療機関で15日、体制が崩壊しかねない事態が生じた。政府は医療関係者のスト権を制限する措置を新たに発動したが、この発表にともない診療を受ける人が各病院に殺到したものだ。医療ストの影響で受診を送らせていた人が集中したものだ。ラパスのオブレロ病院では、病床が足りず人工透析室も病室として使用される事態となった。

■尿素工場、あと8日か Los Tiemposの記事
コチャバンバ県ブロブロの尿素工場の再開には、あと8日程度かかるとみられるという。操業開始したばかりのこの工場だが、何らかの理由で操業がストップした状態にあることが報告された。政府側はメンテナンスのためとしたが、現場は大きなトラブルが起きたことを示唆している。この停止状態はもうしばらく続く見通しだという。

■電車デザインが決定 Los Tiemposの記事
コチャバンバに導入される都市型電車の車輛デザインが、決定した。建設を請け負うホカ社と、スイスのモリナリレール社の協議で、決定したものだ。既存の鉄道網を活用し、都市交通の基盤整備が行なわれるが、この使用電車のデザインはこれまで未定だった。この整備には、30億ボリビアーノが投じられる。

■鳥対策、一応は完了 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港の鳥対策は、一応完了したという。この空港の近くにゴミ処分場があり、ここに鳥が集まることで、空港発着航空機がバードストライクを起こすリスクが高まっていた。空港側は8万ボリビアーノを投じ、対策の手を打った。今後については、状況を見て判断する方針だ。

■自転車3台、500キロ走る Los Tiemposの記事
若者ら3人がサンタクルスからコチャバンバまで、自転車で走り抜けた。この500キロの道のりは高低差が大きい。3人は各地で、自転車利用者への交通安全配慮などを呼びかける運動のため、このチャレンジを行なった。国内では自動車交通が最優先となり、自転車が走りやすい環境とは必ずしもなっていない。

■アマスソナス、サンイグナシオに El Díaの記事
アマスソナス航空は、チュキサカ県のサンイグナシオ・デ・ベラスコに乗り入れた。サンタクルスのビルビル国際空港とを結ぶ路線を新規開設したものだ。同社のチュキサカ県内への乗り入れは、スクレに続くものだ。この路線はアルゼンチン国境のヤクイバとを結ぶ便が、立ち寄る形での就航となっている。

■リンチのドキュメントにゴヤ賞 Página Sieteの記事
ボリビアのリンチ事件を追ったドキュメント作品に、スペインのゴヤ賞が贈られた。マベル・ロサノ監督のこの作品は、2013年に国内農村部で泥棒が村人にリンチを受けた事件を描いた。インディヘナ(先住民)社会では盗みは重罪で、法の正義の前に私刑を加えるケースが後を絶たない。リンチ行為そのものを掘り下げた、これまでにない作品となっている。


【ペルー】

■PPK、職務停止の可能性 El Paísの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の職務が、停止される可能性が浮上している。議会がこの手続きを開始する見通しとなったものだ。同大統領に対しては、ブラジルの建設会社Odebrechetと「近すぎる関係」が指摘され、モラル上の問題が取りざたされている。同社との関連ではオリャンタ・ウマラ前大統領が逮捕される事態も起きている。

■カハマルカ、集団食中毒 La Repúblicaの記事
カハマルカ県では、集団食中毒が発生した。セレンディン郡のマリア・イグレシアスで供された食事から、この食中毒が起きたもので、症状を呈している人は200人に達している。原因は食事に使用された牛肉とみられるが、原因菌は分かっていない。多くの人が地域の病院に押しかけ、医療体制が限界に達している。


【チリ】

■第10州で土砂災害 La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州のビジャ・サンタルシアで、大規模土砂災害が生じた。16日午前、大雨の影響で土砂崩れが発生し、土砂が住宅20棟を飲み込んだ。今の時点で3人の死亡が確認され、15人が不明となっている。同日午後、この事態を受けミチェル・バチェレ大統領は地域に非常事態を宣言し、公共事業相が現地に派遣された。

■本日大統領選決選投票 Clarín.comの記事
チリでは17日、大統領選の決選投票が行なわれる。先月の第一ラウンドでの上位2候補で争われるものだ。前大統領のセバスティアン・ピニェラ氏と、左派のアレハンドロ・グイジェル氏がこの決選に進んでいる。すでに在外投票はオセアニアなどで始まっている。チリ時間17日深夜までには、大勢が判明するとみられる。


【アルゼンチン】

■海軍トップを更迭 El Paísの記事
海軍のトップが更迭された。国防省が明らかにしたもので、マルセロ・エドゥアルド・イポリト・スルル氏が解任されたものだ。先月15日、チュブ州沖で潜水艦ARAサンフアンが不明となり、未だ手がかりすら見つかっていない。この事故から1か月を経て、同氏の責任が問われこの更迭となったとみられる。

■捜索、悪天候に阻まれる Télamの記事
チュブ州沖での潜水艦の捜索は16日、悪天候に阻まれた。11月15日に消息を絶ったARAサンフアンは、陸地から430キロ沖付近にあるとみられ、19か国の協力を受け捜索が行なわれている。しかし海軍によるとこの日、強風が吹き仕切り、捜索ができない状況となったという。家族らは、捜索続行を求めブエノスアイレスでデモを行なった。

■年金法案、18日議決予定 El Paísの記事
議会は年金改革法案について、この18日にも議決を行なう方針だ。この改革はマウリシオ・マクリ政権が進めるものだが、年金受給者や左派、労働組合が激しいデモを行ない、先週の議決は延期されていた。新たな日程が示されたことで、再び激しいデモとなる可能性がある。政府側はこの改革を、推し進める方針だ。

■自動車、10%増産へ La Nacionの記事
国産自動車は2018年、今年に比して10%の増産になるという。自動車工業の団体Adefaが明らかにしたものだ。国内需要が好調で、かつ景気回復基調にあるブラジルの需要も伸びていることから、各社が増産を判断した。2018年の生産は、53万台となる予想で、2015年の水準まで回復することになる。


【エクアドル】

■食中毒、263人に El Comercioの記事
グアヤス県のビーチで起きた集団食中毒の患者数は、263人に増えた。保健省が明らかにした数字だ。グアヤキルに近いサバナ・グランデで行なわれたバーベキューに参加した人々が、腹痛や嘔吐などの症状を次々と呈し、病院に運ばれたものだ。この催しは地域の人々が、クリスマスのパーティを行なっていたものだった。

■モレノ、法王と面会 El Comercioの記事
欧州を訪れているレニン・モレノ大統領はスペインに続いてバチカンを訪れ、ローマ法王フランシスコ一世と面会した。今年5月の就任以降、同大統領が法王に会うのは、これが初めてだ。両者はアマゾンのインディヘナ(先住民)の生活と地域環境を守ることなどで、意見交換を行なっている。


【コロンビア】

■ラルガ通り修繕、再開されず Caracol Radioの記事
カルタヘナ中心部、ラルガ通りの修繕工事が、中断したままとなっている。ユネスコ世界遺産に登録されるこの要塞都市の、まさに歴史的景観地区にある街路だ。都市工学、建築、文化などの専門家、エンジニアらがこの修繕に参加しているが、工事は空転したまま停止し、再開のめどがまったく立っていないという

■ヘビに噛まれ高齢者死亡 Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊で、ヘビに噛まれた72歳の男性が死亡した。この事態が起きたのはアルホナのバルサモと呼ばれる農業地域だ。ユカ(キャッサバ)を栽培しているこの男性が農作業をしていた際に、ヘビに噛まれたとみられる。男性の頭部は、刃物で切られたような傷があり、当初は何らかの事件とみられていた。


【ベネズエラ】

■米国の援助は「悪い冗談」 Caracol Radioの記事
政府は、米国がベネズエラに対し人道援助をする可能性を示したことについて、「悪い冗談だ」と切り捨てた。経済失政による物資不足で、国内は食料や医薬品、衛生関連品などの不足が生じ、米国は人道的危機にあると断じている。経済制裁を強める中、人道援助の可能性に触れたが、政府は飴と鞭を同時に示したものだ、と断じた。

■親と面会のこどもたち、出国できず El Universoの記事
国内に住む親と面会するため、ペルーから国内を訪れたこどもたち130人の出国が、当局により差し止められた。ペルーのNGO団体が企画し実施したツアーだが、帰国便に乗ろうとした際に差し止めを受けたものだ。この企画を行ない、同行したアンドレス・ウルタド氏が逮捕されている。この差し止めと逮捕に、各方面から批判が起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、抗議デモ続く El Paísの記事
ホンジュラス国内では、激しい抗議デモが続いている。11月26日に行なわれた大統領選では、フアン・オルランド・エルナンデス大統領が僅差で再選を決めたとみられる。しかし多くの国民は、この選挙に不正があったとみており、抗議と選挙無効を訴えるためのデモが今も各地で続いているものだ。テグシガルパでは高速道路が封鎖された。

■背後にベネズエラか Caracol Radioの記事
ホンジュラス政府は、国内で続く抗議デモの背後に、ベネズエラやコロンビアの左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が控えるとの見方を示した。11月26日の選挙結果について、不正があったと訴える国民のデモが続いている。左派政権の誕生を画策し、資金援助などが行なわれている可能性が高いと指摘したものだ。

■メキシコ、花火爆発 News24の記事
メキシコで15日朝、花火が大爆発する事故が起きた。現場はメキシコ州のサンロレンソ・オクテユコで、花火を保管していた場所で何らかの理由で爆発が生じ、4~6棟の建物が損傷を受けた。この爆発で4人が死亡し、5人が負傷している。メキシコではクリスマスから年末年始、多くの花火が消費される。

■大統領きょうだいが不明 La Tribunaの記事
ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領の女きょうだいが、不明となっている。イルダ・エルナンデス氏が乗った空軍ヘリコプター消息不明となっているものだ。このヘリはテグシガルパの基地から、コマヤグアのパルメロラに向かっていた。現在、空と陸からこの不明ヘリの捜索が続けられている。

■ニカラグア、M4.1の地震 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアで16日午前0時38分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はマサチャパの南西116キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.1、震源の深さは10キロだ。首都マナグアなどで揺れを感じたが、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するニカラグアは、世界有数の地震国の一つだ。

■元フットボール選手を手配 TyC Sportsの記事
パラグアイの元フットボール選手が、国際手配された。同国検察が手続きをとったのは、アルゼンチン出身でパラグアイ国籍の、ジョナサン・ファブロ容疑者(35)だ。義理の娘にあたる5歳の幼女に対し、性的な要求を行なった容疑がかけられている。同容疑者はかつて、パラグアイ代表にも選出された。

■ウルグアイ、来訪者345万人 Montevideoの記事
ウルグアイをこの1~11月、観光で訪れた人の数は、345万人に達したという。リリアン・ケチチャン観光相が15日、明らかにした数字だ。これらの観光客が国内で消費した額は、20億8千万ドルと、過去最高を記録しているという。同大臣は12月末までに、この来訪者数が400万人の大台に近づくことを期待した。

■ウルグアイ、熱波到来 El Paísの記事
ウルグアイは、今季一番の暑さに見舞われている。気象機関によると16日、国内西部から中部にかけて、最高気温が摂氏39度まで上昇するという。首都モンテビデオでも37度、プンタ・デル・エステでも33度まで上がる。この暑さに触発され、同日夕方以降国内の広い範囲は雷雨など、激しい天候の変化に見舞われるおそれがある。



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