2017.12.19

【ボリビア】

■副大統領候補はぎりぎりまで調整 Página Sieteの記事
2019年選挙の与党MASの副大統領候補は、ぎりぎりまで調整がなされる見通しだ。国民からの反発は根強いものの、エボ・モラレス大統領の再出馬の方針が固まった。一方、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は今期限りでの引退を表明しており、副大統領候補選びが本格化している。選挙年である2019年まで、決定が遅れる可能性もある。

■欧州5都市で再選反対 Página Sieteの記事
先週末、欧州5都市でエボ・モラレス大統領再選に反対するデモが行なわれた。網疏(法の抜け穴)を通じ、与党MASは憲法の多選規定に関わらずモラレス大統領の再出馬を強行する姿勢だ。スペインのマドリードとバルセロナ、イタリアのミラノとトリノ、そしてスイスのジュネーブで、在留ボリビア国民による反対デモが行なわれた。

■ロドリゲス氏、対チリで楽観的 La Razónの記事
前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏は、チリとの間の政府間交渉が、前進する可能性があるとの見方を示した。チリでは17日の決選で、セバスティアン・ピニェラ前大統領が次期大統領に返り咲くことが決まった。ボリビアはチリに主権ある海を求める訴えを国際司法裁判所に起こしているが、この関連交渉が前向きに進む可能性があるした。

■新大統領府、サウナとジム併設 El Díaの記事
ラパスに建設中の新大統領府には、サウナとジムが併設されるという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。モラレス政権は警察官や兵に対し、運動習慣を持つことを呼びかけている。この一環で、大統領府内にも施設が設けられ、官僚などにも運動が推奨されるという。この新大統領府については、景観を損ねるなどの理由で、今も反対の声がある。

■アチャカチ、未だ警察戻れず El Deberの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチには、未だ警察官が戻れずにいる。この町では今年、汚職疑惑が生じた首長の辞任を求める社会闘争が激化した。このあおりで、市民団体により警察官が町の外に追いやられた状態だ。ラパス県警は早期に、警察官を再派遣する姿勢だが、未だに実現ていないという。

■大陸横断鉄道、中国への「意地」 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領が、国内鉄道網を活用した大陸横断鉄道計画を推進する背景に、中国への「意地」があるとみられる。中国はペルーとブラジルを結ぶ別ルートの建設計画を進めている。これに対しモラレス大統領は、欧州からの協力を得て国内を通過する別ルートの具体化を進めている。中国計画でボリビアが「外された」ことに、わだかまりを持つとみられる。

■BoA、アルゼンチン線欠航 Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は18日、アルゼンチン線を欠航とした。SNSを通じて明らかにしたもので、ブエノスアイレスと国内都市を結ぶ全路線を欠航とした。アルゼンチンでは年金闘争により、この日の正午から24時間、ゼネストが始まっている。国外航空会社にも影響が及ぶおそれがあるとして、この欠航を判断した。

■ポオポ、3年漁ができず La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の漁業者らは、もう3年にわたり漁が行なえない状態だという。異常渇水の影響でこの湖は干上がり、2015年12月には地域行政が消滅を宣言した。以後水は少しは回復したが、漁業ができる状況には至っていない。漁により生計を立ててきた漁業者らは現在、やむを得ずほかの仕事をしているという。

■エル・シジャル、車が燃える La Razónの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路の難所、エル・シジャルで車輛が燃えたという。18日朝、ワゴン車から火が出て全焼したもので、乗っていた2人が死亡し、こどもを含む数人が負傷している。この火災が起きたのは道路上で、走行中に何らかの理由で火が出たとみられる。警察が出火原因などを調べている。

■スクレ、また水不足 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレの高台地域では、再び水不足が生じている。異常渇水の影響でスクレを含むチュキサカ県の広い範囲が、水不足に見舞われている。このためスクレでも、水道水の供給を減らさざるを得ず、高台では水が出にくい状態となった。市側はこうした地域に給水車を向かわせ対応している。国内の広い範囲はこれから雨季を迎える。


【ペルー】

■PPKが釈明 Perú21の記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が、メディアに対し釈明を行なった。同大統領と、ブラジルの建設会社Odebrechtとの近すぎる関係が指摘され、モラルの問題から議会により、職務停止の処分を受ける可能性が高まっている。同大統領は国民に謝罪はしたものの、あくまで違法性などはなかったとの釈明を行なった。

■ボリビア国境を封鎖 La Repúblicaの記事
プーノ県とボリビアを結ぶ国境橋が18日、封鎖された。インディヘナ(先住民)であるアイマラのコミュニティが、24時間のストに入ったものだ。新たに建設が計画されている水路について、反対の意思を示したものだ。この封鎖のため両国間の人の流れに影響が生じ、地域の観光業にも及んだとみられる。

■モントリオール線、通年運航へ Gestionの記事
エア・カナダの子会社、ルージュが運航するモントリオール-リマ線は、通年運航となる。同社は観光需要の高い時期の季節運航線として、週2往復でこの路線を運航している。しかし同社は、利用が好調であることなどから、通年運航に切り替えることを明らかにした。エア・カナダはトロント-リマ線を週4往復運航している。


【チリ】

■バチェレ、電話で祝福 El Paísの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、次期大統領に決まったセバスティアン・ピニェラ氏を、電話で祝福した。17日に投票が行なわれた決選投票でピニェラ氏は、左派候補を9ポイント差で破り、当選を決めた。バチェレ大統領は大統領府からピニェラ氏に電話し、祝福した後、円滑に政権交代ができよう協力しようと呼びかけた。

■サンティアゴ市場は活況 El Paísの記事
前大統領のセバスティアン・ピニェラ氏が次期大統領に当選し、18日のサンティアゴ証券市場は活況となった。中道右派の同氏の当選で、経済面の活性化への期待感が広がったものだ。主要40銘柄は平均で、5.89%の上昇となっている。決選で敗れた候補は急進左派で、市場内では懸念が広まっていた。

■バチェレ、被災地へ T13の記事
ミチェル・バチェレ大統領は18日、土砂災害の被災地に入った。第10(ロス・ラゴス)州チャイテンのビジャ・サンタルシアでは土砂崩れがあり、住宅20棟が被害を受けた。この災害で、これまでに12人の死亡が確認され、11人が不明となっている。バチェレ大統領はこの村と、村人が一時身を寄せている近隣の村を訪れた。


【アルゼンチン】

■年金闘争、再燃 El Paísの記事
ブエノスアイレスのコングレソ(議会)前では、また年金闘争が再燃した。マウリシオ・マクリ政権が進める年金改革法案の審議を議会を進めようとしているが、これに年金受給者や労働組合、左派政党が反発しているものだ。14日にはこの抗議行動で審議が中止となり、再開となった18日にも激しいデモが繰り広げられた。

■年金闘争、負傷者50人 Télamの記事
ブエノスアイレスの年金闘争の現場では、合わせて50人が負傷し、数十人の逮捕者が出たという。年金改革法案に反対したデモの一部が、先週に続き暴徒化したものだ。警官隊が催涙ガス弾を使用し応戦する事態となった。下院議会はこの法案をこの日、強行採決し、今後上院議会で審議されることになる。

■CGT、スト突入 La Nacionの記事
労働組合CGTは、予告通りストライキに突入した。マウリシオ・マクリ政権が進める年金改革に反対した動きで、交通ゼネストが行なわれたものだ。この影響で都市内交通、都市間交通に関わらず、国内の多くの交通機関が、影響を受けている。ブエノスアイレスではコレクティーボ(路線バス)、スブテ(地下鉄)、鉄道などに影響が及んだ。

■航空便、軒並み欠航 El Díaの記事
労働組合CGTによるゼネストの影響で、18日正午以降、国内空港を発着する航空便は軒並み欠航となっている。ブエノスアイレスの二つの空港では、アルゼンチン航空、LATAMアルゼチンの出発便はすべて欠航となり、利用者に対して「空港に来ないで」と異例の呼びかけがなされた。アンデス航空、アビアンカなどについても同様の状況だ。

■海域近くに黒いもの Clarín.comの記事
チュブ州沖で、「黒いもの」が浮いているのが見つかったという。海軍が明らかにしたものだ。11月15日、この海域近くで潜水艦ARAサンフアンが消息を絶ち、今も行方が分かっていない。海軍はこの「黒いもの」が発見に至る手がかりとなる可能性があると指摘した。この乗組員44人の生存は、絶望視されている。

■ネウケン、公然猥褻 Ciudadano Diarioの記事
ネウケンでは公然猥褻の容疑で、男女が逮捕された。警察によるとこの男女は、市内の公共の場所で白昼堂々、性交渉を行なっていたという。この近所の住民が犬の散歩中にこの事態に気づき、撮影した動画をSNSに投稿し、事態が明るみに出た。警察はこの動画をもとに男女を特定し、逮捕したという。


【エクアドル】

■スペイン、ビザ免除に協力へ El Comercioの記事
スペイン政府は、エクアドル国民のビザ免除措置実現に、協力する。レニン・モレノ大統領はマドリードを訪れ、ラホイ首相と会談した。現在エクアドル国民は、欧州連合(EU)のシェンゲン協定国訪問時、ビザが必要だが、この免除に向けた協力を要請した。ラホイ首相側はこれを受け、協力を確約したという。

■高速道に突如、馬 El Comercioの記事
キト市内とロス・チリョスを結ぶルミニャウイの高速道の路上に、突如馬が現れ事態が起きた。18日朝7時頃、多くの車が高速で行き交うこの路上で起きたものだ。一台のワゴン車が避けきれずこの馬に衝突し、車は大破し、馬は死んだ。この馬は、輸送中のトラックの荷台から逃げ出し、路上に現れたという。

■ダンプカー、民家に突っ込む El Comercioの記事
キトの民家に、ダンプカーが突っ込む事故が起きた。17日未明、この事故が起きたのは市内北部、ピナール・アルト地区のマルコス・ホフレ通り沿いだ。コントロールを失ったこの車輛が正面から、住宅に突っ込んだもので、運転手は死亡している。二階建てのこの住宅は大きく破損したが、住民らは被害を免れた。


【コロンビア】

■ボゴタも観光都市 Caracol Radioの記事
首都ボゴタも実は、観光都市だという。2016年にボゴタが、観光で受けた経済効果は180億ドルと、コロンビアの観光経済効果の実に29%を占める。国内では世界遺産都市カルタヘナなどの観光地が有名だが、ボゴタでも観光による利益は大きく、観光業が生む雇用も少なくないと指摘された。一方、来訪観光客は予想ほどには伸びていない。

■10月の輸入、9.1%増 Caracol Radiioの記事
この10月のコロンビアの輸入は、前年同月比で9.1%の増加だった。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。とくに燃油などのエネルギーの輸入が22.3%、機械類が10.6%増え、一方で食品は3%のマイナスとなっている。輸入の24.2%を米国が占め、以下中国、メキシコ、ブラジル、ドイツ、日本が続く。

■ニワトリとの性交渉の疑い Caracol Radioの記事
メデジン近郊のサンヘロニモで、男がニワトリと性交渉をもっていたという。養鶏業者が警察に告発を行なったものだ。飼育しているニワトリの変死が生じ、調べたところ何者かが「性的接触」を持っていた可能性が高まった。この行為ごとに一羽のニワトリが死ぬ状態で、警察も奇異な事件ながら、捜査を開始した。


【ベネズエラ】

■死にゆくこどもたち La Nacionの記事
国内では多くのこどもたちが、死に瀕している。2014年、ベネズエラ経済は崩壊し始めた。以後、この経済情勢下で物資不足などが続き、国民の多くが栄養不足に陥っている。こどもたちをめぐる環境はきわめて悪く、飢餓や疾病などで命を落とすこどもが激増している状況だ。国内の医師の団体も、事態に猶予がないことを指摘している。

■カラカス大停電 Milenioの記事
カラカスでは18日、大停電が発生した。昼頃、カラカス都市圏や隣接するミランダ州、バルガス州の一部などで電力供給が途絶えた。国営電力会社Corpoelecの送電線にトラブルが生じたためだ。この停電は、カラカス市内ではおよそ3時間にわたり続いた。国が直面する経済問題の影響を受けている可能性がある。

■カラカス停電、交通に影響 El Nacionalの記事
カラカスで18日昼から午後に起きた大停電で、交通機関に大きな影響が出た。この停電のためメトロ(地下鉄)1号線と3号線は全線で運転を停止し、都市交通テレフェリコ(ロープウェイ)も運転を止めた。このため多くの利用者が、歩いて移動するなどしたという。またマイケティア国際空港も、離着陸の便に影響が広がった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルナンデス、勝利宣言 News24の記事
ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領が、選挙の勝利宣言をした。11月26日に大統領選挙が行なわれ、同氏は左派候補をわずかに5万票差で破ったことが伝えられた。しかし野党や国民から不正選挙との指摘が相次ぎ、国内では抗議デモが激化していた。野党や国民からの新たな反発は必至とみられる。

■野党、再選挙を求める Canal Nの記事
ホンジュラスの野党は、再選挙の実施を要求している。11月26日の大統領選挙で、フアン・オルランド・エルナンデス氏が勝利宣言した。しかし野党や多くの国民は不正選挙であると訴えている。次点となったサルバドール・ナスラリャ氏を中心に左派の野党が一致し、再選挙を求めた。野党は憲法上の再選規定が今も有効である、と指摘している。

■21日にメルコスルサミット Caracol Radioの記事
この21日、ブラジルの首都ブラジリアで、メルコスルのサミットが開催される。同国外務省は、資格停止中のベネズエラを除いた4か国の首脳と、ボリビア、ガイアナの大統領がこのサミットに参加することを明らかにした。また南米各国の副大統領や閣僚なども、一堂に会する。メルコスルとアリアンサ・デル・パシフィコとの連携などもテーマとなる。

■アスンシオン空港にも影響 Ultima Horaの記事
パラグアイ、明日心音のシルビオ・ペティロッシ空港にも18日、影響が及んだ。アルゼンチンの労働組合連合CGTによるゼネストがこの日、行なわれた。空港側によるとアルゼンチン航空やアマスソナス・パラグアイ、エア・ヨーロッパの便がこのストの影響で欠航、遅れを記録し、合わせて700人の乗客が足止めなどをされたという。

■ニカラグア、マラリア増える La Prensaの記事
ニカラグア国内では今年、マラリアの感染例が増えているという。保健省によると今年の国内感染は9663件と、昨年同期の5908件から62%も増えた。国内を含むラテンアメリカではデングなどが以前から多いが、この感染症とは異なるハマダラカが媒介するマラリアは、概して少ない傾向だった。保健省は、蚊の状況が変わりつつある可能性があると警戒している。



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