2017.12.24

【ボリビア】

■医療スト、一か月に El Díaの記事
医師や看護師、医大生による医療ストライキは、開始から1か月が経過した。医療政策を国などに求めた動きで、今も各地でデモが続き、ラパスでは警官隊との衝突が繰り返されている。政府側は一時、交渉に臨む姿勢を示したがその後再び「無視」の状態となり、対話が実現しないまま膠着化した状態だ。

■医療スト、クリスマスも継続 Correo del Surの記事
医師や看護師、医大生らによると医療ストライキは、クリスマス期間中も継続する。開始から1か月が経過したこのストだが、未だに政府側との対話が行なわれない状態だ。こうした社会闘争は、クリスマスや年末年始には実施が避けられることが多いが、参加した組合などはクリスマス期間中も闘争を継続させることを明らかにした。

■COB、スト権制限に反発 La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、政府がストライキ権を制限したことに強い反発を示した。ギド・ミトマ委員長がメディアに語ったものだ。国内で起きている医療ストを受け、政府は医師などのスト権の制限を明らかにした。しかし同委員長は、ストは労働者の正当な権利で、政府の都合により一方的に制限される必要はない、と牽制した。

■ピニェラ-ムニョス会談 Los Tiemposの記事
チリの次期大統領に決まったセバスティアン・ピニェラ氏と、エラルド・ムニョス現外相が会談した。サンティアゴで行なわれたこの会談で、両者は「ボリビアからの圧力には屈しない」という姿勢で一致した、ボリビアは平和条約に基づきチリに主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■サンハビエルが浸水 El Díaの記事
ベニ県のサンハビエルが浸水した。県都トリニダから26キロのこの町は、いわゆる「ゲリラ豪雨」に見舞われ、町の排水機能を降雨量が上回った。このため街路が浸水、冠水し、サンハビエルの行政は地域に緊急事態を発令した。同県を含む国内の広い範囲はこれから本格的な雨季を迎えるが、今夏はラ・ニーニャ現象の影響で雨の降り方が極端化する懸念がある。

■オルーロ、雨の長期化予報 La Patríaの記事
オルーロでは今季の雨が、長期化するおそれがあるという。オルーロの気象機関が予報を示したものだ。県内は1~2月が雨のピークだが、今期は4月頃まで雨が降りやすい状態が続くおそれがあるという。県都オルーロでは21日、局地的な雨が降り、市内の街路で冠水や浸水などがおきたばかりだ。同様被害がこの夏を通じて、繰り返される可能性があるとした。

■キヌア価格、続落中 Los Tiemposの記事
キヌアの国際価格が、続落している。アンデス原産の穀物であるキヌアは、その栄養価の高さから国際的に注目された。しかし2013年の「国際キヌア年」をピークに、国際市場での需要が減っている状況だ。このため国際価格は2016年以降だけで、12%も下落している。オルーロ、ポトシ県の生産者の間でも、この生産の先行きに不安が生じている。

■ゴマは好調 El Díaの記事
サンタクルス県など東部のゴマの生産は、好調を維持している。世界的な需要の増加などを受け、国内ではこのゴマの生産が広がりつつある。2017~2018シーズンの国内作付面積は21万ヘクタールにのぼる見通しで、60%はすでに植えつけを済ませている。現場では現在、この生産コストを下げる努力が続けられている。

■チュキサカ、中国企業を告発 Correo del Surの記事
チュキサカ県で、また中国企業への告発があった。同県の公共工事を中国企業が受注し、工事が行なわれていた。現場で、ボリビア人労働者が車輛に轢かれる事故が起きたが、同企業は労災などの手続きをとらなかったという。中国企業の国内進出が増える中、賃金未払いや労働法違反などの告発が、激増している。

■肉価格は上昇 El Deberの記事
国内ではクリスマスを前に、肉類の価格が上昇している。24日のクリスマスイブの食卓を飾る料理のため、例年肉類の価格はこの時期、上昇する。とくに祝いの料理に各地で多用される豚肉の価格は、一年でもっとも需要が高まるだけに顕著に上昇する。一方、野菜や穀物などこのほかの食材については、価格は落ちついているという。

■オルーロ、ターミナル規制 La Patríaの記事
オルーロのバスターミナル周辺では、規制が強化されている。クリスマスから年末年始、国内では旅行や帰省客の増加で、バス利用者が増える。バスの便が増える一方、オルーロでは経由便が手数料支払いを回避するため、バスターミナル周辺で乗客を乗降させるケースが多い。行政側はこの摘発に、全力を挙げる姿勢だ。

■スクレ、クエカで祝う Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレでは、「クエカ」でクリスマスが祝われた。あらゆる年代の男女数千人が、市内でこのダンスを繰り広げたものだ。ペルーの「マリネラ」を起源とするこのダンスは、国内ではおもに4種類があり、スクレは「クエカ・チュキサケーニャ」の中心地だ。このダンスはボリビア、そしてスクレの人々の文化的な基盤となっている。


【ペルー】

■PPK、国民に約束 El Paísの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、国民に対し、汚職対策の強化を図ることを約束した。同大統領に対し議会は職務停止を可決するおそれがあったが、政権側による野党の切り崩しで回避したばかりだ。ブラジルの建設会社との「近すぎる関係」受けたものだが、同大統領は汚職の撲滅に向け、取り組みを強化することを約束した。

■ウマラ氏夫妻に温情 El Comercioの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、オリャンタ・ウマラ前大統領と、その妻のナディネ・エレディア氏に温情的判断をした。この夫妻には汚職の容疑がかけられ、身柄が拘束されている。しかしこのクリスマスを3人のこどもと一緒に過ごせるよう、政府として配慮するという。こどもの一人の誕生日である27日まで、この措置をとる。

■北朝鮮との外交関係、凍結へ El Universoの記事
ペルー外務省は、北朝鮮との外交関係について、凍結すると発表した。今後15日以内に、同国にある大使館を閉鎖し、国内の北朝鮮大使にも出国を求める。核開発や軍事的挑発を行なう同国について外務省は、「好ましからざる国だ」と不信感を示した。国連が北朝鮮に対する新たな制裁を可決したばかりだ。

■クスコ、ケンカ祭り El Comercioの記事
クスコ県サントトマスのタカナクイでは25日、伝統の「ケンカ祭り」が行なわれる。性別やん台に分かれ、一対一で参加者らがなぐり合うものだ。この祭は流した血を大地神に捧げるもので、アンデスのインディヘナ(先住民)のコミュニティ各地にみられる。タカナクイでのこの祭は、こうした祭の中でもとくに規模が大きく、内外に知られる。


【チリ】

■集団移転判断を批判 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チャイテンの首長は、政府によるビジャ・サンタルシアの集団移転判断を批判した。この地で土砂災害が発生し、15人が死亡し、7人が依然不明となっている。新たな土砂災害のリスクがあるとして政府は集団移転を判断したが、首長側は住民の意思をまったく無視した決定だと批判した。

■トレン・セントラル、正常化へ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンを起点とした鉄道サービス、トレン・セントラルは正常化に向かう。この鉄道の労働者らが、就労環境の改善などを求めこの3週間にわたり、ストライキを続けていた。使用者側との交渉がまとまり、24日から段階的に、鉄道運行が正常化に向かうことになった。


【アルゼンチン】

■海軍、また新たな物体 Télamの記事
海軍は、またチュブ州沖で新たな「物体」を観測したことを明らかにした。11月15日、海岸から430キロのエリアで、潜水艦ARAサンフアンが消息を絶った。未だにこの手がかりも見つかっておらず、海軍は捜索を続けている。新たに観測されたこの「物体」が手がかりになる可能性があるとして、海軍側はさらなる調べを進める姿勢だ。

■ブエノスアイレスで停電 Télamの記事
ブエノスアイレスでは23日、広い範囲で停電が生じた。電力会社Edesurの管轄エリアでは2万300世帯、Edenorでは4万1700世帯で、一時電力が使用できなくなった。両社によると、悪天候の影響で送電網にトラブルが生じたための事態だという。ブエノスアイレスでは電力供給に脆弱さがあり、夏にこうした停電が比較的よく起きる。

■悪魔の喉笛で自殺企図 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園で、男性が自殺を図ろうとしたという。イグアスの滝のビューポイントであるガルガンタ・デル・ディアブロ(悪魔の喉笛)で22日、この男性は身を投げようこの町に移動した。しかし家族らが通報し、警察や職員が目を光らせたため、この事態を未然に防ぐことができた。

■AR機、またドローン衝突 Transponder1200の記事
アルゼンチン航空の旅客機にまた、無人航空機(ドローン)が衝突したという。この事態が起きたのはブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)だ。この空港を発ちチリのサンティアゴに向かったボーイング737型機に、何者かが飛ばしたドローンが当たった。しかし大きな被害はなく、同機は目的地に向かった。

■ピラマールが水浸し Info Cieloの記事
ブエノスアイレス州のピラマールが、水浸しとなった。局地的な雨が降ったため、市街地が浸水、冠水したもので、複数の車輛が水没する事態となった。州内各地で突発的な天候の変化が生じ、このほか雹が降ったり、送電線が切れるなどの被害もあったという。ラ・ニーニャ現象の影響で今季、雨の降り方が極端化する可能性が指摘されている。

■1ドル、22~23ペソの可能性も Télamの記事
中央銀行の元総裁、アルド・ピグナレリ氏は、来年末には1ドルは22~23ペソという為替相場になる可能性があるとの見方を示した。先週、1ドルは18ペソ台に突入し、その後18ペソ台前半で推移している。一部のシンクタンクは、来年末には20ペソ台となるとの見方を示したが、同元総裁はこれを上回る下落となると予想した。

■銀行、十分な装填 La Nacionの記事
銀行各行は、自動機(ATM)への十分な量の現金の装填を心がけている。クリスマスから年末年始、銀行の休みが続く中、ATMは24時間営業だ。しかし現金需要の多さから近年、こうした時期に自動機内の現金が涸渇するケースが相次いでいた。今回、各行は涸渇を避けるため、十分な量の装填を行なっている。

■マル・デル・プラタに1万5千人 Télamの記事
このクリスマス、ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタには1万5千人の観光客が訪れる見通しだ。大西洋岸のこの町は、ブエノスアイレス首都圏から手軽に訪れられるビーチリゾートを抱え、人気の観光地だ。クリスマスからこの年末年始にかけても、各ホテルの予約は好調に推移している。


【エクアドル】

■コトパクシで集団食中毒 El Universoの記事
コトパクシ県で集団食中毒事件が起きた。パングアのラモン・カンパーニャにある学校のイベントで、鶏肉料理を食べた人々が次々と、腹痛や嘔吐などの症状を示したものだ。地域の病院によると、これまでに72人が手当てを受けたという。この料理に使用された食材を通じた中毒とみて、原因の調べが進められている。またマリスカル・スクレ空港も、各地に向かう利用客の混雑が始まっている。

■キトのターミナルも混雑 El Comercioの記事
キト発のバスの便も、混雑している。クリスマスや年末年始を控え、旅行や帰省で移動する人が増加するためだ。キトゥンベ、カルセレンの二つのターミナルをこの週末に発つ人の総数は、16万8千人達すると、市側は予測している。


【コロンビア】

■アビアンカ、3千便増便 El Paísの記事
最大手のアビアンカ航空は、このクリスマスから年末年始向けに、3千便を増やす。この時期、多くの国民が旅行をしたり、故郷に規制するなどするため、移動の需要が伸びる。この需要増加に応え、同社は国内線と国際線、合わせて3千便を増やし対応する。すでにボゴタのエルドラード空港は、混雑が始まっている。

■メガネグマの子を保護 Caracol Radioの記事
メデジン近郊で、野生のメガネグマの子が保護された。母グマとはぐれた状態となっていたこの子グマは、バジェ・デ・アブラで発見されたという。このクマは、サンタ・フェにある動物園に引き取られ、保護された。アンデスに広く棲息するこのクマは、現在は個体数が大きく減り、絶滅の懸念がある。

■北サンタンデール、襲撃事件 Caracol Radioの記事
北サンタンデール県のベネズエラ国境の町で、襲撃事件が起きた。22日夜、ティブのラ・クアトロの集落で、ビリヤードをしていた人々が突然現れた武装者に銃撃を受けた。この事件で2人が死亡し、3人が負傷している。地域で活動するゲリラ組織が、この攻撃に関与していた疑いがあるという。


【ベネズエラ】

■ブラジル、カナダ大使退去へ Caracol Radioの記事
在カラカスのブラジル、カナダ大使が国外退去となる見通しだ。政府の意向を受ける制憲議会は、両大使がベネズエラにとって「好ましからざる人物」にあたると発表した。デルシー・ロドリゲス議長は両大使が、ベネズエラの主権を侵しかねないと断じている。両国は、野党が圧倒的多数を占める議会を、立法機関としてこの8月に認めている。

■コロンビア在住者、55万人 El Universalの記事
現在、コロンビア国内に居住するベネズエラ国民の数が、実に55万人に達しているという。経済失政による生活の困窮を受け、国外に逃れる国民が続出している。とくに地理的に近く、言葉の障壁もないコロンビアは、もっとも身近な移民先だ。この数字はコロンビアの移民局が明らかにした数字で、同国はベネズエラ移民の在留に特別の配慮を行なっている。

■ガソリン、数日待ちも La Nacionの記事
ガソリンを得るために、数日にわたり待たなければならない事態となっているという。西部のタチラ州やスリア州などでは、ガソリンの涸渇が生じている。国営オイル会社PDVSAは、米国による制裁の影響で流通に問題が生じたと説明している。ガソリンの不足で物流に滞りが生じ、さらに物資不足が広がるおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス「年末休戦」 Caracol Radioの記事
ホンジュラスの野党は、年末年始の「休戦」を発表した。11月26日に行なわれた大統領選に不正があったとして、国内では各地で抗議、反政府デモが続く。しかしクリスマスや年末年始を穏やかに過ごすため、これらの行動を一時中断したものだ。左派のサルバドール・ナスラリャ氏は、1月5日に行動を再開することを発表し、国民に参加を求めた。

■テメル、汚職対策強化を約束 El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、汚職対策を強化することを国民に約束した。国内の政界では、汚職報道が相次ぎ、国民からの不信感が続いている。自身も汚職の疑惑をかけられたテメル大統領は国民に対し、対策が不十分であったことをわび、その上で徹底のための新たな法整備を急ぐ考えを示した。

■メキシコ、殺人年 ABC Colorの記事
メキシコにとって2017年は、「殺人年」だった。政府の公衆安全局は、この1~11月に同国内で起きた殺人件数が2万3101件だったことを明らかにした。この期間で過去もっとも殺人件数が多かった2011年の2万2409件を上回り、過去最悪となったという。11月、もっとも殺人が多かったのはゲレロ州で190件、バハ・カリフォルニア州が178件で続く。

■グアテマラ、国際線増える Prensa Libreの記事
グアテマラは来年、国際線の路線が増加する見通しだという。民間航空局が見通しを示したものだ。運航開始時期は未定ながら、ラテンアメリカ路線を強化しているスペインエア・ヨーロッパが、近く就航する予定だという。さらに欧州のLCCであるWamosや、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空も、就航に意欲を示している。



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