2017.12.26

【ボリビア】

■社会闘争のクリスマス Página Sieteの記事
このクリスマス、国内では社会闘争が継続された。医師や看護師、医大生らによる医療ストライキはこの期間中も止むことなく、継続された。ラパスなどでデモ行進が行なわれるなどしたもので、行政に対する医療政策の実行や、スト権制限を示した法の無効化などを求めた。クリスマス時期にこうした動きが活発になることは珍しい。

■河川12本が増水、氾濫 Los Tiemposの記事
ベニ県では、河川12本が一斉に増水し、一部で氾濫が起きている。大雨の影響によるもので、マモレ川、グアダルキビール川、ベニ川のそれぞれの水系でこうした事態が起きているものだ。川周辺の集落などでは、住宅地内に水が入り込む事態も起きている。県側によるととくにイチロ川が、大規模氾濫の危機にあるという。

■サンタクルス-ベニ道、不通に Página Sieteの記事
サンタクルスと、ベニ県都トリニダを結ぶ道路が、不通になっている。ベニ県のスクルビにある小川があふれ、この道路にかかる橋が流されたものだ。ベニ県内では複数の河川の同時増水が起きており、水の量はまだ安定していない。ボリビア道路管理局(ABC)は、水の状況が落ち着き次第、復旧工事を行なう方針だ。

■カミリ-サンタクルス道で事故 El Díaの記事
サンタクルスとチャコ地方のカミリを結ぶ道路で、事故が起きた。47人の乗客を乗せたカピナトゥール社のバスの便が、前を走行していたトラタンクローリーに追突したものだ。この事故で、運転席の近くにいた運転手の7歳の息子が死亡し、数十人が負傷している。タンクローリーは燃油を積んでいたが、流出や引火は避けられた。

■年末、詐欺への注意 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県警は県民に対し、詐欺に対する注意を呼びかけた。国内では年末に近づくほど、詐欺事件が多く発生しやすいという。この11、12月の2か月だけですでに詐欺の被害報告が50件を超えており、被害額も相当にのぼる。金をだまし取る事件だけでなく、偽札を使用した事件も頻発するとして、注意を促した。

■税関、3県で84% Página Sieteの記事
ボリビア税関の業務の実に84%が、サンタクルス、ラパス、オルーロの3県に集中しているという。サンタクルスとラパスは経済活動が活発で、かつそれぞれ国境を有する。さらにオルーロ県は、内陸国ボリビアの外港であるチリ北部の港湾のゲートだ。こうしたことから、業務がこれらの県に集中する状況となっているという。

■錫生産、増強へ El Díaの記事
国は、国内の錫生産を2018年、増強するという。セサル・ナバロ鉱山相が明らかにしたものだ。オルーロ県のワヌニ鉱山、ラパス県のコルキリ鉱山の体制を強化し、この鉱産物の生産を政策的に増やす。一日当たり国内総産出量5000トンを目指す。ボリビアは1980年代まで、錫のモノカルチャー経済だった。

■汚職は政権にもマイナス Paágina Sieteの記事
アルフレド・ラダ社会運動副相は、汚職がエボ・モラレス政権にもマイナスとなっていると発言した。国内では今もなお、汚職の報道が相次いでいる。こうした事態が、国民からの政界への不信感を高めており、モラレス政権にとってもマイナスだ、としたものだ。国民の多くは、現政権下でも多くの汚職が起きているとみている。

■Entel、イシボロ・セクレにアンテナ La Razónの記事
国営通信会社Entelは、イシボロ・セクレ国立公園内に、ラジオ用のアンテナを新たに建てる。この公園内を通過する道路建設を、政府は強行する構えだ。地域のインディヘナ(先住民)コミュニティが反対しているが、ラジオ放送といった「利益」を通じ理解を得ようとする、政権側からのアプローチとみられる。

■オルーロ、天然ガスの恩恵なし La Patríaの記事
オルーロ県は、国が産出する天然ガスの恩恵は、全体の1%にとどまるという。国内では天然ガスが多く産出されるが、その資源は偏在している状況だ。オルーロ県は「もたざる県」の典型で、天然ガス産業による恩恵はほぼゼロに近い。また国境を接するチリへの輸出は絶望的で、間接的な利益も受けにくい。


【ペルー】

■恩赦、国民を二分 El Paísの記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施発表が、国民を二分している。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が24日に発表したもので、フヒモリ氏支持派はこの報道に喜びの声を上げた。しかし逮捕の原因となった人権問題の被害者やその家族らは、リマやクスコ、アレキパなどで抗議のデモを行なっている。

■政府、人道的見地と強調 Infobaeの記事
政府側は、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦について、「人道的見地」と強調した。同氏は在任中の人権問題で25年の刑を受け、服役中だ。しかし舌癌の手術を繰り返し受けるなど健康問題を抱え、現在も不整脈などで入院中となっている。政府側は健康面と、そして79歳と高齢であることなどから、これを判断したと説明した。

■デモ、暴徒化への懸念 La Repúblicaの記事
ペルー政府は国民に対し、「落ち着いて行動する」よう異例の呼びかけを行なった。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施を発表した。しかしこれに反対する国民が、各地でデモを行なっている。政府はこのデモが暴徒化したり、暴力化することを懸念し、こうした事態を自主的に回避するよう求めた。

■タカナクイ、ケンカの日 El Comercioの記事
クスコ県の小さな村、タカナクイは25日、「ケンカの日」を迎えた。性別や年代別に分かれ、一対一で殴り合いのケンカをする祭が伝統的にこの日、行なわれているものだ。ケンカにより流した血を、大地神に捧げるというもので、地場信仰に基づくものだ。今年も多くの村人や、一部観光客も参加した。

■リマ、工場火災 La Repúblicaの記事
リマでは25日、工場火災が起きている。中心部セルカドのコロニアル通りに面するプラスチック工場の3階から13時頃、火が出た。火の回りが早いことから市内25の消防部隊から200人が出動し、消火活動が行なわれているが、今もなお鎮火していない。この工場自体が、違法操業で阿多可能性もあるという。

■Ripley、また詐欺広告か La Repúblicaの記事
チリ資本の百貨店チェーン「Ripley」の広告が、詐欺だとの告発がなされた。リマなど国内各地に店舗を持つ同チェーンは、今月17日に香水のタイムセールを行なうと広告していた。しかしこれを目当てに訪れた利用者によると、実質的にこうしたセールは行なわれていなかったという。消費者を欺く内容だとして、消費者保護行政Indecopiに通報が入った。


【チリ】

■最低賃金引き上げへ BioBio Chileの記事
政府は来る1月1日から、最低賃金を引き上げる。議会がこの引き上げにかかる法令20395号を可決したものだ。引き上げは今年7月以来で、18歳から65歳の労働者の最低賃金額は6千ペソ上昇し、27万6千ペソとなる。また18歳未満、65歳以上の労働者も同額が引き上げられ、20万6千ペソとなる。

■ラ・セレーナ空港で爆弾騒ぎ BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のラ・セレーナの空港で25日、爆弾騒ぎがあった。ラ・フロリダ空港のトイレ内で、不審な荷物が発見されたものだ。爆発物であるおそれがあるとして、立ち入りが規制される事態となった。警察が調べたところ、爆発物ではなく、単なる忘れ物であったとみられるという。その後空港内は正常化している。


【アルゼンチン】

■マクリ、パタゴニアへ Río Negroの記事
マウリシオ・マクリ大統領は家族とともに、パタゴニアを訪れた。一家は大統領機「タンゴ4」でバリロチェに入り、その後ヘリコプターでビジャ・ラ・アンゴストゥーラに向かった。一家はクリスマスから年末年始の休暇をここで過ごし、マクリ大統領は1月2日にブエノスアイレスに戻り、職務に復帰するという。

■潜水艦捜索、悪天候に阻まれる Télamの記事
25日の不明潜水艦の捜索は、悪天候に阻まれた。11月15日、チュブ州沖でARAサンフアンが消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。海軍は、この海域で新たな「物体」を観測したことを明らかにし、調べを進める予定だった。しかしこの悪天候のためこの日は、この作業を行なうことができなかったという。


【エクアドル】

■キト、レストランで爆発 El Comercioの記事
クリスマスイブの24日23時頃、キト市内のレストランで爆発が起きた。現場となったのは市内北部、8月10日通りとリオ・コカ通りの角にある「トロント」だ。調理場で使用されていたガスボンベからガスが漏れ、爆発したという。この事故で7歳の男児が死亡し、このほか13人が負傷し病院に搬送され手当てを受けた。

■トゥングラワ、収束か El Comercioの記事
活火山であるトゥングラワ火山の、一連の火山活動が収束した可能性があるという。キトの南140キロにあるこの火山は1999年以来、断続的に活発化した。2006年には火砕流が発生し、死傷者も出している。しかし現在、この火山の活動は落ち着いており、今回の活動サイクルについては収束したとの見方が示された。


【コロンビア】

■軍の演習中に落雷 Cronica Vivaの記事
ポパヤンの軍の部隊が、演習中に落雷に見舞われた。24日15時頃、軍事セレモニーのリハーサル演習を行なっていたところ、周囲に雷が落ちたという。この事態で合わせて60人の兵が、感電するなどし病院で手当てを受けた。この当時一帯では雨が降っていたが、直前まで雷が落ちる兆候はなかったという。

■ヘリコ、治安への不安 Caracol Radioの記事
アンティオキア県南西部のヘリコでは、治安に対する不安が高まっている。この町は、コロンビア初の聖人の出身地として知られる、信仰に篤い町として知られる。しかし近年、窃盗事件や強盗事件が多発し、殺人といった重大犯罪も増加しているという。ホルヘ・アンドレス・ペレス・エルナンデス市長は、緊急に治安対策をとる方針を示した。


【ベネズエラ】

■野党、自由への逃避 Televisaの記事
野党メンバーの、国外への「亡命」が続いている。11月、カラカスの前市長、アントニオ・レデスマ氏がコロンビアからスペインへと逃れた。在宅逮捕中だった同氏は、自身の表現の自由のため、この選択をしたことを明らかにしている。野党のほか、弾圧のおそれがあったルイサ・オルテガ検察長官も、コロンビアに逃れている。

■2018年、デモ激化のおそれ La Patillaの記事
国内では2018年、デモが激化し、社会不安の要因になるおそれがあるという。この4月から7月にかけ、野党の呼びかけで反政府デモが連日続いた。政府の締めつけで今は鎮静化しているが、食料不足や公正選挙の要求、さらにはインフレ抑止を求めたデモが続くおそれがあると、政治記者が警告したものだ。

■ロライマ州、緊急事態に ABC.esの記事
ブラジル北部のロライマ州は、緊急事態を発令した。食料不足や医療体制の崩壊を受け、ブラジルに逃れるベネズエラ国民が続出している。国境を接するロライマ州には、数千人のベネズエラ国民が押し寄せており、州内の医療体制が厳しい局面にあるという。人口30万人の州都ボン・ビスタでは、市民が医療を受けることが難しくなっている。

■危険人物らが脱走 Caracol Radioの記事
カラカス近くの受刑施設から、新たな受刑者の脱走が起きたという。警察によると、「きわめて危険な人物」を含む17人が、オクマレ・デル・トゥイの施設の天井を破り、脱獄した。窃盗や傷害、性的暴行などで服役していた者らで、警察は地域の人々にこれらの脱走者についての情報を求めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■イスラエル、2か国に期待 Ynet Newsの記事
イスラエルは、ホンジュラスとパラグアイの「追随」に期待している。米国に続く形で、グアテマラのジミー・モラレス大統領が在イスラエル大使館を、テルアビブからエルサレムに移すことを宣言した。イスラエル政府は、イスラエルの「首都化」の既成事実化を狙い、米国に近いこれら2か国がこの動きに沿うことを狙っている。

■ホンジュラス、発砲を禁止 La Prensaの記事
ホンジュラス政府は、国民に対し「空中発砲」を禁止した。クリスマスや年末の祝いの場で、空中に実弾を撃つケースが多いという。しかしこの流れ弾による事故が起きかねず、危険性が高いとしてこれを禁じた。空中発砲が判明した場合、逮捕などの措置をとると警告している。昨年のクリスマスには、12歳の男児が流れ弾で死亡した。

■パナマ西部で群発地震か Caracol Radioの記事
パナマ西部で、地震が相次いでいる。観測機関によると24日から25日にかけ、コスタリカ国境に近いカリブ海付近を震源とする、規模の小さな地震が断続的に発生している。観測された中でもっとも大きなものは、コイバ島近くで発生したマグニチュード4.9のものだ。群発地震である可能性もあるとして、警戒が呼びかけられた。

■リオの警官、休日返上 Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロの多くの警官らが、休日を返上した。警察側が2000人に対し、急遽勤務を命じたものだ。このクリスマス休暇、地域では犯罪が増加し、緊急に警戒態勢を強化する必要が生じたという。これから年末年始にかけ、この体制が継続される見通しとなった。観光地やファヴェラと呼ばれるスラム街などに配備される。

■密造ラム酒で中毒 Caracol Radioの記事
ドミニカ共和国では、密造ラム酒による集団中毒が起きているという。この事態が起きたのはハイチ国境のエリアス・ピニャで、このラム酒を飲んだ人々が中毒症状を起こし、これまでに10人が死亡している。当局側によると、このラム酒には飲料に適さないメタノールが検出されているという。銘柄が発表され、消費しないよう地域に呼びかけられた。


■キューバ、花火の事故 Caracol Radioの記事
キューバ中部の町で、花火の事故があった。サンタクララでは毎年クリスマスイブに、花火が打ち上げられ、音楽やダンスが街を包む。しかしこの花火の爆発の事故が発生し、こども6人を含む22人が負傷したという。この中には重傷者も含まれており、地域の病院で手当てが続く。事故が発生した原因は分かっていない。

■ウルグアイ産牛肉、日本へ El Observadorの記事
ウルグアイ産の牛肉が、新たに日本市場に輸出される可能性が高まった。両国はこの市場開放についてこの10月に、協議の場を持っていた。この結論を受け、日本側がウルグアイ産牛肉の輸入開始に向けた、準備に入ったことが明らかになった。検疫面などの条件が整えば、この輸出入が近く解禁になるという。

■パラグアイ、暑さ続く ABC Colorの記事
パラグアイは、熱波の中のクリスマスとなっている。首都アスンシオンは25日、気温が摂氏32度まで上昇し、暑さが続いているものだ。気象機関はこの暑さに触発される形で、とくに国内北部地域で今後、雷をともなった悪天候となるおそれがあると警告している。また26日以降は、国内各地で湿度が高まる予想となっている。



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