2017.12.28

【ボリビア】

■医師ら、パイラでブロック封鎖 El Deberの記事
医師や看護師、医大生らによる医療ストライキで、再びブロック封鎖が開始された。27日、サンタクルス県のプエルト・パイラで、幹線道路の封鎖が行なわれた。警官隊突入で一度は解除されたがその後再び封鎖されている。このストは医療政策の実施を行政に求めるもので、すでに開始から1か月以上が経過している。

■パイラ、負傷者も Página Sieteの記事
サンタクルス県のプエルト・パイラでの衝突で、負傷者も出ている。医療ストライキのため地域の幹線道路が封鎖され、この強制解除を試みた警官隊との間で衝突が起きた。ストに参加していた医療側の数人が負傷し、また使用されたガス弾でこどもたちがのどの痛みを訴えるなどした。封鎖は現在も続いている。

■反医療ストのデモ Página Sieteの記事
ラパスでは、医療ストライキの終了を求めた市民によるデモが行なわれる。市民グループが呼びかけているものだ。1か月以上にわたり続くこのストで、公共病院の医療体制などが影響を受け、医療サービスを受けられない市民もいる。このストは国内の医療体制の刷新を求めたものだが、現在の医療体制を崩壊に導きかねないストに、多くの国民が不満を持っている。

■エボ、ようやく対話に言及 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ようやく医療側との対話の可能性に触れた。国内では11月23日から、医師や看護師、医大生らが医療体制の強化などを求めたストを続けている。政府側は医療側との対話に消極的な姿勢だったが、モラレス大統領は27日、医療制度改革に言及した上で、対話を行なう可能性があるとした。

■経済チャンピオンを目指す El Comercioの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、2018年にはボリビアはラテンアメリカの「経済チャンピオン」を目指すと述べた。政府としてこの年の経済成長の目標として、地域でもっとも高い4.5%を目指すことを明らかにしたものだ。この数年にわたりボリビア経済は高い伸びを示しているが、地域での一番になったことはない。

■IMF、3.9%成長予想 Página Sieteの記事
国際通貨基金(IMF)は、2018年のボリビアの経済成長が3.9%になると予想した。この数字は、ラテンアメリカ地域では高い水準だが、ボリビア政府が目標とする4.7%よりも低い。IMFはこの年のボリビア経済は成長基調が続くものの、新たな天然ガス資源発見の可能性は低く、内需や貿易くじは縮小すると予想している。

■タンボ・ケマード、4人を特定 El Deberの記事
オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードの税関施設が襲撃を受けた事件で、容疑者4人が特定されたという。26日未明、数十人の武装者らがこの施設を襲い、通関手続き中の物品などを奪って逃走したものだ。オルーロ県警は防犯カメラの映像などから、この襲撃に関わった者の特定を急いでいる。

■対中国債務、6.7%に増 Página Sieteの記事
ボリビアが抱える、中国に対する債務が膨らんでいる。中央銀行はこの額が11月末時点で6億900万ドルと、全対外債務の6.7%に比率が増えたことを明らかにした。2007年末時点での対中国債務額は7550万ドルで、この10年で実に8倍に増えたことになる。11月末時点のボリビアの対外債務額は91億830万ドルだ。

■ユンガスで事故、2人死亡 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で事故があった。ス・ユンガスのラ・アスンタでワゴン車が谷に転落したものだ。この事故で車に乗っていた73歳の男性と65歳の女性の2人が死亡した。またこどもを含む5人が負傷し、重傷者はラパス市内に運ばれている。ユンガスはアンデス高地とアマゾン低地の間にある巨大な崖の地形で、道路事情は一般によくない。

■変わり種サルテーニャが人気 Los Tiemposの記事
コチャバンバで販売されている変わり種のサルテーニャが人気だ。サルテーニャは国内で広く軽食として消費されるパイ包みだ。家族経営の店で売られているこのサルテーニャは「ピケ・ア・ロ・マチョ」や「フリカセ」、「チャルケカン」といった郷土料理を中に詰めたものだ。中には、クイ(テンジクネズミ)の肉を使ったものもあるという。


【ペルー】

■PPK、政治的自殺との指摘も El Comercioの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領について、「政治的自殺」と指摘する声がある。24日、同大統領は、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施を発表した。国内では反対の声も根強く、各地でデモが続いている。政治アナリストは、この判断で国民からの信用を失い、さらに政権運営が悪化するおそれがあると指摘する。

■恩赦実施で閣僚が辞任 El Comercioの記事
サルバドール・デル・ソラール文化相が辞任を発表した。ツイッターを通じ、「仕事の機会」を与えてくれた大統領に感謝すると述べたが、辞任の理由は元大統領、アルベルト・フヒモリ氏への恩赦だ。同氏はこの恩赦に反対していたとみられ、自身が関わる政権がこれを判断したことを受け入れられず、辞任を決めたとみられる。

■マチュピチュ、料金決まる La Repúblicaの記事
文化省は27日、2018年のマチュピチュ入場料を発表した。今回の発表では、国民、アンデス共同体各国民、外国人料金、さらにこども料金に変更はない。しかしこれまで学生料金で入場できた大学生については、この年は成人料金が徴収されることになる。この新料金は、2018年12月末までの適用となる。

■クスコ空港の壁、壊される Correo Perúの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の滑走路侵入を阻むための壁が、学生らにより破壊された。元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施に反対するデモ隊が、このデモに乗じて破壊したものだ。警察はこの破壊にら関わった学生らを拘束している。今の時点で、同空港を発着する便に支障はない。


【チリ】

■空港トランサンティアゴ、1月から La Terceraの記事
サンティアゴ市内とアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港を結ぶ路線バス「トランサンティアゴ」の運転が、1月13日から始まる。運営するメットブスが明らかにしたものだ。この「555系統」は市内のパハリートス駅とターミナルを結ぶものだ。ローマ法王の来智に合わせ、運転されることとなった。

■警察署で一酸化炭素中毒 BioBio Chileの記事
第11(アイセン)州コイハイケの警察署で、一酸化炭素中毒事故が起きたという。器具の不完全燃焼により一酸化炭素が発生したとみられ、5人が中毒症状を起こして搬送されたが、命に別状はない。またこの事態で、幹部警察官を含む60人が、一時施設外に避難した。調べによると、器具の不備で燃料が行きわたらず、この事態になったとみられる。


【アルゼンチン】

■米国、捜索から撤収 Télamの記事
米国船「アトランティス」は27日、不明潜水艦の捜索から撤収した。海軍がこの日、明らかにしたものだ。11月15日、チュブ州沖でARAサンフアンが不明となり、未だに行方の手がかりも見つかっていない。米国はこの直後からこの船を派遣し、捜索に協力していた。米国やロシアなど19か国が、この捜索に協力している。

■リネアB、ストへ La Izquerda Diarioの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBは28日午前0時から、ストライキに入るという。同路線の労働組合が通告したものだ。労使間問題について、組合に圧力がかかったことと、さらに組合員に対する差別的扱いがあったことから、ストに踏み切ることにしたという。スト決行となれば、都市交通への影響は必至だ。

■ペソ、さらに続落 La Nacionの記事
通貨ペソは27日、続落した。対米ドルでのレートはこの日、18.78ペソとなり、前日の18.62ペソから16センターボ下落したものだ。ペソは先週、初めて対米ドルで18ペソ台に突入したが、わずか1週間で19ペソをうがかう展開となっている。多くのアナリストは、来年には1ドルは20ペソに突入するとの見通しを示している。

■エル・パロマール、AA2000の管轄に Télamの記事
ブエノスアイレス、モロンにあるエル・パロマール空港は、アルゼンチン2000社の管轄となる。新たに就航するLCC、フライボンディがこの空港をベースとすることを発表し、旅客便受け入れの準備が進められていた。市内の2つの空港を運営するアルゼンチン2000が参画することで、首都圏第3空港として本格稼働することとなる。

■フライボンディ、また延期 La Nacionの記事
ノルウェー資本のLCC、フライボンディの国内参入が、また延期となった。同社は1月3日から、国内線の運航を開始予定だったが、同月末に開始時期を遅らせる。準備の遅れが原因とみられ、未だにウェブサイト上でのチケット販売も始まっていない。開始するのはコルドバとメンドサ、イグアスを結ぶ路線の予定だ。

■ブエノスアイレス、暑さ続く Télamの記事
ブエノスアイレスの暑さは続いている。27日、市内では気温が摂氏35度近くに達するところがあるなど、厳しい暑さとなった。気象機関はブエノスアイレス都市圏や州内、エントレ・リオス州に、上から3番めのランクの「黄色警報」を出し、暑さへの警戒を呼びかけている。この暑さは、週末ごろまで続く見通しだ。


【エクアドル】

■スピリット航空、グアヤキルへ El Universoの記事
米国のLCC、スピリット航空が新たにグアヤキルに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、フロリダ州のフォート・ローダーデールとを結ぶ路線を、来年3月から運航するという。同社はすでにキトに乗り入れているが、グアヤキルへのLCC就航はこれが初めてとなる。今の時点でまだ、路線認可は下りていないという。

■アエロガルが「消滅」 El Universoの記事
長い間国内で親しまれてきた航空会社の名称「アエロガル」が消滅した。アエロ・ガラパゴスを略した同社は2010年、アビアンカ航空グループ傘下に入り、名称を「アビアンカ・エクアドル」に変更する手続きを進めていた。手続きが完了し、アエロガルの名称は法的に消滅したという。保有機材も現在、「アビアンカ」への変更が進められている。


【コロンビア】

■アビアンカ、遡って賃上げ Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、操縦士に対する賃上げを遡って行なうことを明らかにした。今年4月から12月分についての賃上げ分を、今後数カ月にわたり支払うという。操縦士の労働組合はこの10月から11月にかけ、航空会社としては世界最長となる51日間のストライキを行なった。経営側はこの合意内容守り、支給を決めた。

■不明ボート、コルドバ県で発見 Caracol Radioの記事
カルタヘナで行方不明になった、観光客らを乗せたボートが、コルドバ県の海岸で無事発見された。ムクラ島に向かっていたこのボートは、強い風に煽られて漂流したという。捜索の結果、サンベルナルド・デル・ビエントの海岸で見つかった。米国人観光客を含む全員は無事で、健康状態にも問題はない。

■ボゴタ-ラ・メサ道不通 Caracol Radioの記事
ボゴタとラ・メサを結ぶ道路は、土砂崩れのため不通となっている。地域行政によると、ボゴタから74キロのヒラルド付近で大規模な土砂災害が発生し、土砂が道路の両車線を完全に塞いでいるという。重機を使用しての復旧作業が続けられているが、今の時点で通行再開がいつになるかは、分からない状態だ。


【ベネズエラ】

■ブラジル、対抗措置 News24の記事
ブラジルは、ベネズエラのヘラルド・アントニオ・デルガド・マルドナード大使の退去を求めた。ベネズエラ政府は先週、在カラカスのブラジル大使に同様の措置をとっており、対抗したものだ。ベネズエラ側と同じく、ブラジルは同氏に対し「好ましからざる人物」であることを理由に付した。ブラジル政府は、独裁色を強めるニコラス・マドゥロ政権に批判的だ。

■殺人、15.2%減 Caracol Radioの記事
国内での今年の殺人件数は、前年比で15.2%減ったという。政府側が27日、明らかにしたものだ。国内で今年起きた殺人は1万4389件で、昨年の1万6976件から、2千件以上減っている。犯罪件数全体では、昨年の21万6427件から、今年は17万1177件と、4万件のマイナスだ。国内で起きる犯罪にも、経済失政による国民の窮乏が影響しているとの指摘がある。

■国内、また略奪の連鎖 La Voz de Galiciaの記事
国内ではまた、略奪の連鎖が起きつつある。バリバール州の州都シウダー・ボリバールでは、略奪を行なおうとした20人が逮捕される事態が起きた。経済失政で物資不足と国民生活の窮乏が起きる中、連鎖的に発生した略奪が、再燃するおそれが生じている。今回の新たな「波」は、国民間にある「追い詰められた感」だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■野党、選挙無効を申し立て Caracol Radioの記事
ホンジュラスの野党は、11月26日に投票が行なわれた大統領選の結果無効を申し立てた。選管はこの選挙で、フアン・オルランド・エルナンデス大統領が再選されたと発表している。しかし野党や多くの国民はこの選挙で不正があったと考えており、選挙以後国内では結果無効ややり直しを求めるデモが頻発していた。

■アルマグロ氏、ホンジュラスに関心 Caracol Radioの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ホンジュラス情勢に強い関心を示した。11月26日に行なわれた大統領選挙について、国内から「不正があった」との指摘が相次いでいる。選挙監視団を送ったOEAもこの選挙に疑問を抱いており、米州人権機構も「問題があった」との認識を示している。国民が納得できる解決を求め、同国政府に働きかける姿勢を示した。

■グアテマラ、移転を強調 Caracol Radioの記事
グアテマラのサンドラ・ホベル外相は、イスラエル大使館のエルサレム移転を協調した。先週、ジミー・モラレス大統領がテルアビブの大使館の移転を発表していた。米国のドナルド・トランプ政権に続くもので、イスラエルのネタニヤフ政権からも歓迎を受けている。国際社会からの懸念が示されたが、同外相は手続きを粛々と進めるとの姿勢を示した。

■なりすましツイート、凍結 El Paísの記事
ウルグアイ、タバレ・バスケス大統領になりすましたツイッターのアカウントが、削除された。あたかもバスケス大統領であるように装ったアカウントが発見され、政府側がツイッターに対策を求めていた。バスケス大統領がツイッターを行なっている事実はないと説明している。ツイッター側がこの要請を受け、該当アカウントを凍結したとみられる。

■マナグア、市場で火災 Caracol Radioの記事
ニカラグアの首都マナグアの市場で、火災が起きた。27日12時45分頃、マナグアの消防に火災発生の一報が入った。公営市場「オリエンタル」の施設から火が出たもので、現在も消火活動が続けられている。今の時点で負傷者などは出ていない。この火災は断線が原因とみられている。この市場では今年5月14日にも火災が起きていた。

■中国国際、3月からパナマに La Estrellaの記事
中国国際航空はこの3月から、パナマシティに乗り入れる。同社が開設するのは北京とパナマシティを結ぶ路線で、米国のヒューストンを経由する。使用機材は380人乗りのボーイング777-300ER機で、週2往復の運航となる。パナマはこの6月に台湾との外交関係を破棄し、中国との国交を樹立していた。



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