2017.12.29

【ボリビア】

■医療スト、解除へ El Díaの記事
国内で1か月以上続く医療ストライキは、解除となった。医師や看護師、医大生らが医療政策を国に求めた社会闘争だ。道路封鎖やデモなどを続けていたが、政府側が対話を呼びかけ、医療側はこれを受け入れた。しかしこのスト解除は「一時的」なもので、対話が前進しなければすぐにでも再開する、としている。

■教員らが同調デモ La Patríaの記事
オルーロでは教員らが、同調デモを実施した。国内では医師や看護師、医大生らによる医療ストライキが、1か月以上にわたり続く。医療政策を求めた社会闘争だが、教員らも国などに対し、教育現場の充実などの政策を求めていることから、同調デモを実施した。教員らは中心部の街路を、静かに歩いている。

■副大統領「出馬しない」 Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、2019年選挙では「出馬しない」とあらためて意思を示した。副大統領選について、出馬は市内と以前から語っていたが、この意思が固いことを示したことになる。一方、エボ・モラレス大統領は憲法の多選規定に関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じて再出馬の意向を示している。

■TAM、運航継続へ Página Sieteの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は一転して、運航を継続することとなった。空軍の一部門である同社は、二重行政の解消などを目的に公企業化されることが決まり、そのプロセスにある。しかし遅々として進まず、今年末で運航許可が切れることになり、運航停止となると発表していた。しかし航空行政が半年間の延長を認め、運航が継続されることとなった。

■国内航空、10%増 Página Sieteの記事
ボリビアの国内航空の利用は今年、10%の増加となっているという。民間航空局が明らかにしたものだ。国営ボリビアーナ航空(BoA)、アマスソナス、エコジェットの3社による国内線利用者総数は263万6301人と、239万7262人だった昨年から23万人増えた。一方今年の国際線利用は114万3598人と、6%の増加となっている。

■年末年始の旅行者増 El Díaの記事
年末年始、国内外を旅行する人は増加するという。国内では通常、セマナサンタ(聖週間)やクリスマス時期が、旅行の繁忙期だ。しかし近年、年末年始に旅行する人が増加し、ウユニ塩湖やティティカカ湖などの観光地のホテルの予約が好調だという。この時期特有のものとして、サンタクルスに滞在する人が多いという。

■尿素、新市場開拓 Página Sieteの記事
政府とボリビア石油公社(YPFB)は、尿素輸出の新市場としてペルーとパラグアイを考えている。今年コチャバンバ県のブロブロに新工場が完成し、尿素のブラジルへの輸出が本格的に始まった。今後この尿素は増産される予定で、新たな輸出先の確保が課題となっている。政府は両国と、この輸出について今後調整したい考えだ。

■コチャバンバ、リストカットが増加 Los Tiemposの記事
コチャバンバの学校では、リストカットなどの自傷行為を繰り返す生徒が顕著に増えているという。セルカドの青少年保護局によると、今年だけですでに、64人にこの行為がみられ、この数は前年比で実に30%も多い。この傾向はコチャバンバだけでなく、ラパスやサンタクルス、スクレ、オルーロなどでも指摘されている。

■赤や黄色の下着が並ぶ La Patríaの記事
国内の市場では、赤や黄色の下着が、所せましと並べられている。年越し時、新しい下着をつける習慣があり、この色が翌年の運気に関わると信じられている。人気が高いのが愛情運の赤と金運の黄色だ。オルーロ市内の市場では、クリスマス明けからこの下着商戦が本格化しており、大晦日まで続くという。

■トゥピサでフォルクローレ祭 La Patríaの記事
ポトシ県のトゥピサでは1月12、13日の両日、フォルクローレ祭が行なわれるという。市側と、オルーロのフォルクローレ団体が共同で行なうものだ。この町をダカールラリー2018が通過するが゛、これに合わせて開催されるものだ。国内の豊富なフォルクローレの音楽、ダンスを披露し、文化を発信する。


【ペルー】

■フヒモリ氏への恩赦反対デモ La Repúblicaの記事
リマ中心部では28日、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施に反対する、大規模デモが行なわれた。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が24日、この恩赦を発表してから、各地でデモが続くが、今回が最大規模となった。反対する千人規模の群衆が、サンマルティン広場を埋め尽くし、反対の声を上げた。

■特別在留ベネズエラ人、2万1千人 El Comercioの記事
国内で、移民局に特別在留が認められているベネズエラ国民は現在、2万1千人にのぼるという。経済失政による生活困窮を受け、多くのベネズエラ国民が国外に移民している。ペルーも、こうしたベネズエラ国民の救済のため、特別在留を認めているものだ。在留者は、国内で職を得て働くことも可能だ。


【チリ】

■乗客ら、LAWを批判 BioBio Chileの記事
航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)の利用者らが、同社を厳しく批判している。同社は南部のコンセプシオンなどを起点に、国内線と国際線を運航している。しかし突然、便がキャンセルされるケースが多く、利用者らから「信用できない」との評価が相次いでいる。中には短期間に数度、欠航を経験した人もいるという。

■第2州に嵐の予報 BioBio Chileの記事
気象機関は第2(アントファガスタ)州に、悪天候への警戒を呼びかけた。州都やサンペドロ・デ・アタカマ、カラマ、オジャグエといった地域では、雷をともなった激しい雨がふるおそれがある。同地域は沙漠を抱え、もともと降雨量が少ないため、小量の雨でも被害が生じかねない。28日午後から30日にかけて、警戒が必要だ。


【アルゼンチン】

■マドゥロ、マクリを猛批判 El Paísの記事
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が、マウリシオ・マクリ大統領を「ファシスト」と断じ、猛批判した。カラカスで放送された番組の中で、語ったものだ。マドゥロ大統領はマクリ政権が、年金改革を行なおうとしていることを批判し、国民の利益を考えていないと断じた。マクリ政権はマドゥロ政権を独裁国家と批判し、厳しい態度で臨んでいる。

■ドル、19ペソ台に Télamの記事
28日、通貨ペソはさらに下落した。先週1ドルが18ペソ台を記録し、さらなる下落が続いていた。こうした中この日、1ドルは18.96ペソまで下落し、ブエノスアイレス市中の両替店でのドル販売は、19.46ペソとなった。過去初めて19ペソ台での販売となったものだ。多くのエコノミストが来年じゅうの20ペソ台突入を予想している。

■リネアB、予告どおりスト Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)、リネアBは予告通り、ストライキに入った。同路線の労働組合は、職員に対する不当な扱いに抗議するため、28日午前0時からストに入ると通告していた。経営側から納得できる回答がなかったとしてストに入り、同路線はこの日、運転されない状態となっている。

■フフイ、イナゴ害 Télamの記事
フフイ州では、再びイナゴの害が高まっている。州の農政局によると、州内でのイナゴ発生量が増加しており、農作物が食い荒らされる被害が大規模ではないものの、生じているという。国内ではサンティアゴ・デル・エステーロ州などでイナゴ害が生じたばかりで、この再燃のおそれがあるとして、各方面で警戒感が高まっている。

■クラゲ、実害はない La Nacionの記事
今のところ、クラゲ発生による実害は出ていないという。チュブ州プエルト・マドリン付近の海域に、クラゲが大量発生していものだ。専門家が調べたところ、毒をもつなどの有害性のある種ではないことが明らかになった。今のところ実害はないが、長期的に今後、漁業などに影響が広がるおそれはある。

■エセイサで爆弾騒ぎ El Diario Surの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で28日、爆弾騒ぎがあった。ターミナルCの施設内に、不審な荷物が残されているのが発見されたものだ。爆発物のおそれがあるとして警察が出動し、周囲から利用客や職員らが避難した。しかしこの荷物は、単なる忘れ物であることが分かり、警戒は解除された。

■サンティアゴ、5人死亡事故 Clarín.comの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で事故があり、5人が死亡した。現場は国道34号と11号の交差点付近だ。エル・キルキンチョ社のバスが衝突事故を起こしたもので、5人が死亡したほか、27人が負傷している。このバスは、年末の買い物旅行のツアー客を乗せ、ブエノスアイレスに向かうところだった。

■LCC専用化を批判 La Nacionの記事
空軍は、ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の「LCC専用化」を批判している。新たに参入するフライボンディがこの空港をベースとすることを決め、工事が行なわれ、旅客便を受け入れる体制が整った。しかしこの空港を基地として使用してきた空軍は、LCCのみの発着に使用するべきではない、と批判した。


【エクアドル】

■エア・ヨーロッパ、キトへ El Comercioの記事
スペインのエア・ヨーロッパが、いよいよキトに乗り入れる。同社は1月2日から、マドリードのバラハス国際空港と、キトのマリスカル・スクレ空港を結ぶ直行便を開設する。使用機材は299人乗りのエアバスA330-300型機で、同社は年間9万人の輸送を狙う。同社はラテンアメリカ各国への路線展開に積極的だ。

■副大統領を燃やせ El Comercioの記事
国内各地ではホルヘ・グラス副大統領が、燃やされる見通しだ。国内では年越し時、人形や古い衣類を燃やす習慣があり、専用の人形が各地の市場で売られている。汚職容疑で職務停止状態のグラス副大統領の人形が、各地で一番人気となっている。一方、各地の行政は大気汚染防止などのため、この人形燃やしを自粛するよう、国民に求めている。


【コロンビア】

■密造酒を大量押収 Caracol Radioの記事
メデジンの警察は、密造酒を大量に押収した。年越し時、多くの人が酒を飲んで祝うため、市内ではアルコール類の販売がピークを迎えている。こうした中、警察は3個所を検挙し、合わせて1万4千本の密造酒を押収した。ラム酒やウィスキー、テキーラなどの有名ブランドの偽商品として、市場に供給されていたとみられる。

■ベネズエラ女性が自殺 Caracol Radioの記事
カルタヘナで、ベネズエラ国籍の26歳の女性が、自殺したという。仕事から帰った夫が、妻が首を吊って自宅で死んでいるのを発見したものだ。この女性は夫と3人のこどもとともに、生活苦を逃れてベネズエラからこの地に移住していた。移民のストレスや、将来性を悲観して、自ら死を選んだとみられる。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、メディア弾圧 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、メディア69社に事実上の停止を命じた。テレビやラジオ放送や新聞発行を行なうこれらのメディアの資格を停止したものだ。書類の不備などを理由に挙げているが、反政府的なメディアに対する弾圧とみられる。国内の記者らの団体は、政府によるメディア弾圧、介入だとして、国際社会に不当性を訴えた。

■肉不足はポルトガルのせい El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、このクリスマスに肉が不足したのは、ポルトガルのせいだ、と語った。クリスマスの晩餐に多用されるブタのモモ肉が国内では不足した。この原因について、ポルトガル企業によるサボタージュが原因と断じたものだ。国内では経済失政の影響で物資不足が続き、今年は伝統的なクリスマスの料理はほとんど、みられなかった。

■暴力で2万6616人死亡 Caracol Radioの記事
国内では今年、暴力により2万6616人が命を落としたという。国内のNGO組織、OVVが明らかにした数字だ。殺人などの暴力で死亡した人は、人口10万人あたりでは89件と、世界をみてもエルサルバドルに次いで高い水準にある。この死者のうち1万6046人は殺人、5336件は警察による暴力での死者だ。

■国内、抗議デモ続く El Nuevo Heraldの記事
国内では抗議デモの新たな波が起きている。経済失政の影響で物資不足が続き、このクリスマスは各家庭で特別の料理をつくることもままならなかった。こうした事態に各地で物資不足に抗議するデモが行なわれているものだ。とくにガソリン不足が続く西部では、このデモが激しさを増している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、ATM使用可能に Caracol Radioの記事
キューバでは近く、観光客が銀行自動機(ATM)を使用できるようになるという。同国中央銀行が明らかにしたものだ。ICチップ搭載のビザ、マスター、ユニオン・ペイなどのカードを使い、ATMから現金を引き出せるようになる。増加する観光客の利便性向上と、安全性確保を同時に果たす目的で、来年の早い時期にスタートするという。

■マリファナ、200人の雇用生む El Paísの記事
ウルグアイではマリファナ(大麻草)が、新たに200人の雇用を生むという。ウルグアイは世界に先駆け、マリファナの個人使用が解禁されるなど、この分野の解放が進む。新たにICCラブス社が、医療用マリファナの栽培工場を建設することが分かった。4000株を育て、同様に医療用マリファナが解禁されているメキシコやブラジルに、供給するという。

■ホンジュラス、殺人減少 El Heraldoの記事
ホンジュラスでは今年、殺人件数が大幅に減少した。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪メンバーの暗躍で、世界的にも殺人が多い状態となっている。しかし今年、人口10万人あたりの殺人件数は46件と、前年から13件も減っているという。政府がこの治安対策に力を入れたことが、奏功したと分析された。

■ドミニカ、密造酒で12人死亡 News24の記事
ドミニカ共和国で、密造酒が原因で多くの死傷者が出ている。同国当局によると先週末、ハイチ国境近くの町で行なわれた葬儀の際、家庭製のアルコール飲料がふるまわれたという。この中に、飲用としては適さないメタノールが使用され、これが原因で12人が死亡し、24人が今も治療を受けている。

■政策的ホテル改修 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは政策的に、古いホテルの改修が行なわれる。観光省が明らかにしたものだ。ピリアポリスにある「アルヘンティーノ・ホテル」に国費2200万ドルを投じて、メンテナンスと改修を行なうという。このホテルは古くからの建物で、この存在そのものが国にとって重要な観光資源と位置づけられたものだ。

■ウルグアイ、雨の予報 El Paísの記事
ウルグアイ北部に、悪天候の予報が出されている。同国気象機関によると、28日午後以降、北部地域では雷をともなった強い雨が降るおそれがあり、所によっては雹が降る可能性もある。アルティガス、パイサンドゥ、リベラ、サルト、タクアレンボなどの地域に、上から3番めのランクの「黄色警報」が出された。



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