2018.01.05

【ボリビア】

■スト権制限は見送りへ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ストライキ権の制限について、見送る方針を固めた。国内では11月下旬から医療ストライキが続き、社会への影響が大きいとしてスト権の制限が検討されていた。この検討がさらなる反発を生んでいたが、モラレス大統領はスト権の制限について慎重な姿勢を示し、今の時点では実施しないとの方針を示した。

■脳死状態の女性が死去 Página Sieteの記事
スト解除展開中に倒れ、脳死状態となっていた女性が死亡した。サンタクルス県のプエルト・パイラスでは、医療ストライキによるブロック封鎖が行なわれた。警官隊による強制解除展開の際に衝突が生じ、この女性は意識を失った状態で病院に運ばれていた。死亡したこの60歳の女性は、この展開で使用されたガス弾の影響を受けたとみられる。

■8日から48時間ストか Página Sieteの記事
トラック輸送業者らは、ストライキの通告をまだ引っ込めていない。スト権制限を政府側が企図したことを受け、長距離輸送業者らの組合が8日午前0時から、48時間のストライキ実施を通告している。ポトシ県のアルゼンチン国境道、オルーロ県のチリ国境道などで封鎖が予定されているという。組合は国の姿勢を見極める方針だ。

■プエルト・パイラ水浸し Los Tiemposの記事
サンタクルス県のプエルト・パイラが、水浸しとなっている。大雨の影響で地域を流れる河川が氾濫し、市街地や農地が水に浸かっているものだ。住宅地では、成人の腰の高さまで水嵩が達している。住民らは避難を余儀なくされており、地域行政や県、国に対し、物資などの支援を求めている。政府側は緊急の物資を、現地に送った。

■この40年で最大の雨だった El Díaの記事
サンタクルス市内をこの2日に襲った大雨は、この40年で最大のものだったという。地域の気象機関が明らかにしたものだ。この日、市内で降った雨は実に240ミリに達した。1977年に記録した320ミリに次ぐ、雨量だったという。この雨により市内では各地で浸水や冠水の被害が生じ、合わせて3人が死亡している。

■サンタクルス-ベニ道は再開 El Díaの記事
サンタクルスとベニ県都トリニダを結ぶ道路の通行は4日、再開された。2日に降った大雨の影響で道路の一部が流出するなどの被害を受け、不通となっていた。ボリビア道路管理局(ABC)が復旧工事を行ない、一部区間はアスファルト舗装になっていないものの、通行はできる状態に回復したという。

■タンクローリー、橋から落下 Los Tiemposの記事
コチャバンバで、タンクローリーが橋から転落する事故が起きた。ロチャ川にかかるムユリナ橋で、走行していたこの車輛が欄干に衝突し、突き破った。タンクローリーは勢いでロチャ川の中に頭から突っ込んだ。警察は運転手がわき見をしていたことが原因とみている。油の流出などの事態は避けられた。

■医師らがダカール妨害と指摘 La Razónの記事
ダカールラリーの国内通過を前に、ストライキを続ける医療側に逆風だ。国内では40日以上にわたりこのストが続くが、市民グループやラリーが通過する地域行政が、医療側がこのラリーの成功を阻もうとしていると指摘しているものだ。このストにより、ボリビアのイメージを低下させようとしているとも指摘されている。

■ウユニ、ホテル70個所 La Patríaの記事
ポトシ県のウユニの行政は、ホテル70個所が用意されていることを明らかにした。間もなくダカールラリー2018がスタートし、このウユニは中継地の一つとなる。このラリーをめざし多くの観光客がこの町を訪れると予想されており、市側は宿泊機関が整っていることをアピールした。ラリー通過の14~15日が、混雑のピークとみられる。

■オルーロ空港も混雑 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港も、開港以来一番の混雑となるという。間もなく開幕するだかーラリーが今年、オルーロを通過する。このためこの空港には定期便以外にも臨時便やチャーター便が多く飛来する見通しだ。空港側によると、ピークの日には57便の着陸が予想されているという。同空港は2012年2月に、既存飛行場を延伸し開港した。


【ペルー】

■ジョサ氏「悲劇だ」 El Diarioの記事
ノーベル文学賞を受賞したバルガス・ジョサ氏は、「悲劇だ」と断じた。昨年12月24日、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施を発表した。ウルグアイを訪れた同氏はこの事態を「政治的悲劇」と表し、支持しないとした。同氏はかつて大統領選で、フヒモリ氏に敗れている。

■パサマヨ事故、死者は52人に La repúblicaの記事
リマ県北部のパサマヨで起きたバス事故の死者はさらに1人増え、52人となった。パンアメリカン道を走行していたバスがカーブで太平洋に転落したものだ。警察はこの事故が、バスの前を走るトラックが車線をはみ出したことが原因と断じている。また現場から、犠牲者の搬出がすべて終了したことも発表された。

■キンビリ事故、不明者数は不明 Correo Perúの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡のキンビリで起きた橋崩落事故で、不明となっている人の数は未だ不明だ。歩行者用の吊り橋が突然落下したこの事故で、当時橋を渡っていた多くの人が、投げ出されたことが報じられている。川に流された人の捜索が続くが、被害規模が未だに判明していない。今の時点で、負傷者は14人となっている。

■アレキパ、油流出 Correo Perúの記事
アレキパ県で、油の流出事故が起きた。4日朝6時頃、この事故が起きたのはモジェンドとマタラニ港を結ぶ道路だ。走行中のタンクローリーから、積んでいた油の一部が流れ出したものだ。現在現場では、この油の回収作業が続けられている。この現場を含むルートは、環境保護などの観点から、こうしたタンクローリーの走行が規制されている道路だった。


【チリ】

■地震、年間8094回 Ahora Noticiasの記事
チリでは昨年一年間に、8094回の地震が起きたという。チリ大学の機関が明らかにした数字だ。環太平洋造山帯に位置するチリは、世界有数の地震国だ。2017年に生じたこれらの地震のうち7742件は身体に感じないもので、感じるものは352件だった。国内では2010年2月に巨大地震が発生し、また2016年9月にもコキンボ州で大きな地震が起きている。

■サンティアゴ-バルパライソ鉄道計画 BioBio Chileの記事
首都サンティアゴと、港町バルパライソを45分で結ぶ鉄道計画が示された。中国の建設会社のグループが示したもので、サンティアゴとビーニャ・デル・マールは39分の所要時間だ。建設にかかる費用は16億ドルだが、この費用について同社はチリ政府からの支出を不要としている。実現すれば年間800万人が利用すると試算された。


【アルゼンチン】

■乗組員家族、情報開示求める Télamの記事
不明となっている潜水艦ARAサンフアンの乗組員家族らが、情報開示を求めてデモ行進を行なった。昨年11月15日、チュブ州沖でこの潜水艦が消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。家族らは早期発見を求めているが、同時に正確な情報の開示も海軍と政府に求めた。不明発表の遅れなど、海軍の対応が後手に回ったことに、家族らは不信感を持っている。

■航空便、理由の分からない遅れ El Déaの記事
ブエノスアイレスの2つの空港を出発する便の遅れは、利用者には理由が分からないものだった。2日から3日にかけ、預かり荷物を扱う企業の職員の組合がストライキを実施した。この影響で出発便の多くが30~45分遅れたが、利用客のほとんどはこの理由を知らないままだったという。このストは、賃金や待遇の改善を求めたものだったとみられる。

■イグアス、一日8千人 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の入場者数は3日、7800人を記録したという。この年末年始、イグアスの滝を見学に訪れる人が多く、プエルト・イグアス市内のホテルの客室稼働率も、高い状態が続いている。公園側によると4日には、この入場者数が8千人を超える見通しだという。とくに国内観光客が今、多い状態だ。

■インフレ率、27.12% Télamの記事
国内の2017年の年間物価上昇は、27.12%となったという。民間シンクタンクのCGTが試算した数字を示したものだ。この12月の物価上昇は2.7%で、これを受け年間が27.12%となった。夫婦とこども2人の標準家庭で、月間に必要な収入は1万6547ペソだという。国の統計機関INDECはまだ、この物価上昇の数字を示していない。

■バリロチェ-サンティアゴ直行便 Télamの記事
リオ・ネグロ州の観光地サンカルロス・デ・バリロチェと、チリのサンティアゴを結ぶ直行便が開設された。チリのLATAM航空が開設したもので、この1月と2月の間、季節運航されるものだ。この路線は週3往復でこの期間中、運航される。使用機材は168人乗りのエアバスA320型機だ。両都市が直行便で結ばれるのは初めてだ。

■サンティアゴは40度に Nuevo Diarioの記事
4日、サンティアゴ・デル・エステーロでは気温が摂氏40度まで上昇した。国内中部から北部では気温が高い状態が続き、ブエノスアイレスでもこの日、摂氏37度を記録している。こうした高い気温に触発されて大気の状態が不安定になり、気象機関は今後局地的な豪雨や降雹、強風、雷などが生じるおそれがあると予報している。


【エクアドル】

■新副大統領、6日に決定へ El Comercioの記事
議会は新しい副大統領を、6日にも指名する。ホルヘ・グラス前副大統領は汚職などの容疑で、職務停止の状態が半年近く続いた。ようやく手続きがとられ、レニン・モレノ大統領は解任を発表した。これにともない、議会で新たな副大統領の選出手続きがとられているものだ。現在、女性3人がその候補となっている。

■モレノ、事故にあう El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領が自宅で、小さな事故に遭遇したという。3日、政府も「仕事始め」を迎えたが、この日の朝大統領は自宅で、熱い飲み物で軽度の火傷を負った。医師の勧めで、この日の業務の一部はキャンセルされたものの、政府としては大きな影響はないと大統領府は明らかにした。4日以降の影響はないという。


【コロンビア】

■ウラバ、ストで死者 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のウラバでは、ストライキにより死者が出た。3日、この町ではメデジンとを結ぶ高速道の利用料値上げに反対するストが行なわれた。道路封鎖が実施され、一部で衝突も起きている。地域の病院によるとこの事態で1人が死亡し、2人が負傷して手当てを受けたという。現在もこの混乱が現場では続いている。


【ベネズエラ】

■食料のためのデモ続く Infobaeの記事
国内では、食料不足を受けた市民によるデモが、続いている。経済失政の影響で国内では物資不足が続くが、この年末、国内では年越しに欠かせない食材であるハムが涸渇し、国民の怒りに火がついた。各地でデモが行なわれ、一部では略奪も報じられている。4日にはミランダ州やカラボボ州で、デモが行なわれている。

■闇市場、一ドルは12万8千Bsに NTN24の記事
国内の平行市場(闇市場)では4日、1ドルは12万8千ボリバールとなった。経済失政の影響で通貨ボリバールの暴落が、この闇市場で続いている。昨年12月31日に政府は最低賃金を40%引き上げたが、この額は闇市場のレートに換算するとわずか1.93ドルに過ぎない。この市場での1ユーロは15万5008ボリバールとなった。

■通貨発行、1000%増 Pulsoの記事
ベネズエラ中央銀行が2017年に発行した通貨は、前年比で実に1000%もの増加となった。国内では2016年10月の最低賃金引き上げ後、通貨ボリバールの暴落が起きた。同年末以降、額面の大きな紙幣の発行が相次ぎ、一方でボリバールの下落は歯止めがきかない状態だ。昨年10月以降は、ハイパーインフレに陥っている。

■銀行で利用客らが暴れる La Patillaの記事
スリア州マチケスの銀行店舗で、利用客が暴れる事件が起きた。目撃した人が、ツイッターを通じて伝えたものだ。オクシデンタル・デ・デスクエント銀行の店頭で、店内に十分な現金がないことに怒った利用客が暴れ、店の施設の一部を破壊したという。ハイパーインフレなどの影響で、国内では現金そのものの不足も続いている。

■HIV治療薬が涸渇 Plano Informativoの記事
アンソアテギ州ではHIV患者が治療、症状を抑えるための医薬品が涸渇した。経済失政の影響で物資不足が続くが、本体や原材料を輸入に頼る医薬品はとくに状況が深刻だ。HIVキャリアは、発症を抑えるため薬が必要だが、この薬が州内の薬局でストックが切れてしまった。国内には7万7千人のHIVキャリアがいると試算されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、殺人1.37%減 Caracol Radioの記事
グアテマラで2017年に発生した殺人件数は、5389件だったという。4日、同国の統計機関Inacifが明らかにした数字だ。この数字は、5459件だった2016年から75件、率にして1.34%のマイナスだ。銃器による殺人は3883件と、前年より124件の減少となった。一方で、女性が被害にあった殺人は772件と、前年比で4.4%の増加となっている。

■ウルグアイ、交通ストへ Infobaeの記事
ウルグアイの交通分野の労働組合連合Unottが4日、ストライキを行なっている。3日夜、モンテビデオでタクシー運転手が殺害される事件が発生した。同組合は政府行政に対し、交通事業者の安全確保などを求め、このストに突入したものだ。午前7時に開始されたこのストは、24時間の時限となっている。

■パナマ、外国人に発砲 Caracol Radioの記事
パナマシティで、発砲を受けた外国人3人が、重軽傷を負ったという。当局側が事件として、捜査しているものだ。負傷したのはイタリアの二人と米国の一人で、市内で突然、発砲を受けたという。行為に及んだのは2人組で、この正体などは分かっていない。被害を受けたうちの一人は、今も重篤な状態となっている。

■パナマ、パンディージャ逮捕413人 Caracol Radioの記事
パナマでは2017年、合わせて413人の「パンディージャ」が摘発、逮捕された。パンディージャは組織犯罪のメンバーで、ホンジュラスやエルサルバドルなどでその暗躍が続き、殺人や暴力などの事件の多発を招いている。国内でもこの摘発が増えており、同時に2万5千ドルの現金や銃器40丁も摘発されている。

■オリーブ缶詰に注意情報 El Paísの記事
ウルグアイの食品衛生当局は、市販されているオリーブの缶詰に、注意情報を出した。スーパーなどで販売されている「オーロ・ベルデ」ブランドのチーズ入りオリーブの缶詰から、カビなどの微生物が検出されたという。これを食べると、食中毒などを起こすおそれがあるとして、消費者に使用しないよう呼びかけている。

■エンカルナシオン、6時間待ち ABC Colorの記事
パラグアイのエンカルナシオンでは、長い車列が続いている。アルゼンチン国境に位置するこの町には、同国から多くの観光客、買い物客がこの年末年始、訪れた。このUターンラッシュが続いているもので、国境のこの車列の車は、何時間も通関を待ち続けている状態だ。平均すると、一台当たり6時間、待っているという。



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