2018.01.08

【ボリビア】

■再選反対キャラバン Los Tiemposの記事
国内では再び、「再選反対キャラバン」が展開されそうだ。エボ・モラレス大統領は憲法の多選規定に関わらず、次期選挙に出馬を強行する構えだ。憲法法廷はこの網疏(法の抜け穴)を認め、この出馬を容認した。しかし国民の多くはこれに反対しており、今後各地で再選、再出馬に反対するデモが繰り広げられる見通しとなった。

■エボの喪失は政治的自殺 Los Tiemposの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、ボリビアの政界からエボ・モラレス大統領が失われれば、「政治的自殺だ」と断じた。次期選挙への出馬強行の構えを見せるモラレス大統領に対し、多くの国民が反発し、反対の声を上げている。しかし副大統領は、モラレス大統領はボリビアの政治、社会改革に欠かせないと断じた。

■医療スト、中間層を開拓 Página Sieteの記事
国内で11月下旬から続く医療ストライキは、中間層を開拓している。このストは、国民皆保険の実現などを求めたものだ。国民は一般に、支配者層、被支配者層に分かれてきたが、この医療ストについては中間層が、支持を強めているという。国内では社会闘争が繰り返されているが、新たな階層の活発化が、社会の今後を左右する可能性がある。

■ガソリン不足、続く Página Sieteの記事
ラパスではやはり、ガソリン不足が起きている。国内各地で続く社会闘争の影響で、ガソリンの輸送が影響を受け、とくにラパスで不足が顕著になっているものだ。ソナ・スールの主なガソリンスタンドの前には、給油を待つ車輛の長い列ができている。ボリビア石油公社(YPFB)は早期に、正常化を図る方針を示した。

■トラック、ゼネストへ Correo del Surの記事
長距離トラック輸送業者らは8日から、ゼネストを行なう。政府が刑法の改正を試みていることに、反対した動きだ。この日、24時間のストが行なわれ、各地でデモが行なわれるほか、ポトシ県のアルゼンチン国境道、オルーロ県のチリ国境道などで封鎖が行なわれるという。9日にはポトシ、11日にはチュキサカ県で市民によるストも予定されている。

■気象機関、オレンジ色警報発令 Los Tiemposの記事
気象機関は、コチャバンバ県の熱帯地方に、上から2番めのランクのオレンジ色警報を発令した。同機関によると、チャパレ地方などでは今後、大雨が降るおそれがあるという。雷や雹をともなう可能性もあり、さらにこの雨により川の増水、氾濫が起きる可能性もある。同地域では先週にも大雨が起きており、警戒が必要な状態が続く。

■オルーロ、インカの遺跡か El Díaの記事
オルーロ県の標高の高い地域で、インカ時代の遺跡とみられる発見があった。150メートル、125メートルの大きさの壁画が発見されたものだ。この一帯には、インカ時代の交易ルートであるカパック・ニャン(インカ古道)があったとみられ、この時代に描かれたものである可能性がある。現場はチャカラの標高4500メートルの地域だ。

■犬に噛まれる被害、早くも10件 La Patríaの記事
オルーロでは、今年に入ってからの1週間で、人が犬に噛まれる被害がすでに10件、報告されている。オルーロ県は昨年、狂犬病の発生件数がサンタクルス県に次ぎ、多かった。年を越しても状況は変わらず、野犬などに人が襲われるケースが後を絶たない。インディヘナ(先住民)の習慣で、オルーロでは犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強い。

■プマ・カタリ、一時ルート変更 Página Sieteの記事
ラパスのBRT、プマ・カタリのルートが一時変更される。この措置がとられるのは市内北部に向かう、カラハウィラのルートだ。間もなく、ダカールラリーがティティカカ湖から国内に上陸し、ラパス市内に到達する。このルートはこのラリーの進路に重なるため、影響緩和のため一時ルートが変更となるものだ。

■ワリ、キヌアビール発売 El Deberの記事
オルーロのビールメーカー「ワリ」が、新たにキヌアビールと黒ビールを発売する。それぞれ「ワリ・ロッハ」「ワリ・ネグラ」というネーミングで販売するもので、同社の従来品に並行し、国内各地に供給される。キヌアビールについては、ラパスのパセーニャがすでに販売し、市場で一定のシェアを確保している。


【ペルー】

■パラカス、ホテル高需要 El Comercioの記事
イカ県パラカスのホテルは、近年まれにみる高い需要となった。ダカールラリー2018がリマをスタートし、この町が中継地となった。このためラリー関係者や観光客の宿泊が増加し、市内の主なホテルは軒並み満室という状況となった。ラリーは今後ティティカカ湖からボリビアに入り、アルゼンチンでゴールを迎える。

■マラニョン川に4人流される La Repúblicaの記事
アマソナス県チャチャポヤスのセレンディンで、地域を流れるマラニョン川に4人が流された。川べりにいた人々が、突然増水した川に押し流されたという。不明となっているのは15歳、21歳、38歳、44歳の男性で、この川で漁を行なう準備をしていたとみられる。現在下流域で、この4人の捜索が続けられている。


【チリ】

■チャイテン、28棟が被災 La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州チャイテンで発生した土砂災害では、合わせて28棟が被災したという。大統領選決選の前日である12月16日、土砂がビジャ・サンタルシアの村を襲った。防災局のまとめで、合わせて28棟が被災し、79世帯が今も避難を続けているという。この自然災害ではこれまでに、18人の死亡が確認されている。

■サンティアゴで銃撃戦 BioBio Chileの記事
サンティアゴ中心部の路上で、銃撃戦があった。6日18時頃、市内のサンパブロ通りと、モランデ通りの角のカフェ近くで起きた事件だ。男が突然じゅうを発砲したもので、この銃弾により二人が重傷を負っている。このカフェで働く女性の夫が、この犯行に至ったとみられる。この男は逃走しており、警察が行方を追っている。


【アルゼンチン】

■潜水艦捜索、体制を維持 Télamの記事
不明潜水艦の捜索の体制が、維持されている。海軍が明らかにしたものだ。昨年11月15日、チュブ州沖の海域でARAサンフアンが消息を絶った。この捜索に、ロシアの船舶を含む4隻が、捜索を続けている。未だに手がかりは見つからず、海軍側はこの作業をフットボールのピッチ上にある画鋲一個を探すようなもの、と表している。

■トレン・パタゴニコ、夏のシーズンへ Infobaeの記事
トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)は夏の観光シーズンを迎えた。リオ・ネグロ州の州都ビエドマと、内陸の観光地サンカルロス・デ・バリロチェを結ぶ鉄道だ。週に2往復運行されているが、切符の販売が伸び、指定座席の売り切れもみられる。この鉄道は、バスや航空機に比して格安で利用できるため、多くの人が夏の間、利用する。

■ロシア人観光客、殴られる La Nacionの記事
ブエノスアイレスの路上で、ロシア人観光客が殴られる事件が起きた。7日未明、この事件が起きたのはミクロセントロの5月通りとサンホセ通りの角付近だ。50歳の男性観光客が歩いていたところ突然腹部を殴られ、この間に持っていた荷物を奪われた。警察はこうした犯行が、新たな犯罪の「手口」になるおそれがあると警告している。

■新車輸入、49%増 La Nacionの記事
アルゼンチンの2017年の輸入新車は、前年比で49%もの伸びを記録した。コンサルタント企業、エコラティーナが明らかにしたものだ。この年の輸入新車は60万台を超え、過去最高となった。この年に販売された新車台数は90万台と同様に新記録で、国内での需要増加により輸入が急増したとみられる。

■タバコ、5%値上げ Télamの記事
タバコ販売のMassalinは、8日からタバコの販売価格を引き上げる。同社によると今回の引き上げ幅は平均で5%になる。マールボロはひと箱58ペソ、フィリップ・モリスは55ペソ、チェスターフィールドは46ペソとなる。タバコ葉の生産地である国内ではタバコは安く抑えられていたが、近年は世界的な傾向に合わせ価格が引き上げられている。

■暑さへの警戒続く Télamの記事
国内に対し、暑さに対する警戒呼びかけが続いている。中部から中北部にかけ、暑い空気が上空を覆っており、各地で気温が高い状態が続いている。サンティアゴ・デル・エステーロ州などでは、気温は摂氏40度を超えている状態だ。気象機関は熱中症と、紫外線への警戒、対策を国民に呼びかけている。


【エクアドル】

■クエンカ、ICカード浸透 El Comercioの記事
クエンカでは、交通機関の運賃決済用のICカードが浸透しつつある。市内ではミニバス、コレクティーボ(路線バス)などが市民の主要な交通手段となっている。このICカードによる決済のシステムを導入する車輛がほぼ100%に達し、市民の多くがこのカードを利用するに至っている。人口20万のこの町での浸透は、ほかの町のモデルとなる可能性がある。

■国外への送金、2億4680万ドル El Universoの記事
エクアドルからは2017年、2億4680万ドルが国外に送られた。中央銀行が明らかにしたものだ。国外に住むエクアドル出身者から、国内家族への送金は国内総生産(GDP)のおよそ10%を占める。一方、同時に国内から国外への送金も一般的だ。この年、国内からは39の国と地域に、この送金が行なわれたという。


【コロンビア】

■ウラバ闘争、組織的犯行か Crónica Vivaの記事
アンティオキア県のウラバで起きた社会闘争は、組織的に行なわれた可能性があるという。メデジンとを結ぶ高速道路料金の値上げに反対した動きだ。デモが暴徒化し料金所が破壊され、さらに行政官庁が略奪の被害にあった。警察は36人を逮捕したが、これらの犯行は組織的に計画されたものであった可能性があるという。

■アビアンカ、欠航続く El Espectadorの記事
アビアンカ航空の、北米東海岸への便の欠航が続いている。北米では爆弾低気圧の影響で悪天候となり、ニューヨークやニューアークの空港が大雪などで閉鎖された。空港の機能は回復傾向にあるが、アビアンカは国内とこれらの空港を結ぶ路線の欠航継続を決めた。今の時点で、再開時期は分からないという。

■カルタヘナ、殺人が増加 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは2017年、殺人件数が前年比で増加した。警察が明らかにしたものだ。この年にカルタヘナで発生した殺人は252件と、238件だった2016年に比して5.8%の増加となった。警察は、移民の増加などで従来住民間とのトラブルが増えるなどし、この増加に至ったとの見方を示している。国内主要都市ではボゴタでは殺人が減少し、メデジンでは増加した。


【ベネズエラ】

■米国、さらに制裁 El Paísの記事
米国政府は、さらなる制裁発動を発表した。ニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強めているとして米国は、ベネズエラに対する経済制裁をすでに発動している。新たに官僚ら4人に対し、米国への入国禁止や個人資産の凍結などの措置を追加することを明らかにした。すでにマドゥロ大統領などに対し同様の措置がとられている。

■国内の危機は、世界の危機に Caracol Radioの記事
野党が圧倒的多数を占める議会は、国内で続く経済危機が、世界の危機に至るおそれがあると警告した。経済失政の影響で国内では物資不足や価格高騰が続き、国民の窮乏が顕在化している。ニコラス・マドゥロ政権が価格統制を図ろうとしているが、さらなる不安定化を招き、この危機がラテンアメリカから世界に至るおそれがあるとした。

■送金、迂回ルート El Universoの記事
ベネズエラ国民は、国外との間の送金手段として、迂回ルートを使用している。ラテンアメリカでは、移民から国内家族への送金は、きわめて一般的だ。通常は国際的な金融システムを通じて送金するが、国内経済の混乱などを受け、これを迂回させているという。その方法などについては、表に出にくい状況だ。

■ポルトガル外相が来訪 El Universalの記事
ポルトガルのアウグスト・サントス・シルヴァ外相が、カラカスを訪れた。両国間の関係ミッションによる来訪で、4日間国内に滞在する。ベネズエラの高官らと会談が予定され、同行する同国企業関係者らも経済界と接触する。年末のハム危機の際、ニコラス・マドゥロ政権は同国企業の批判をしたばかりだ。

■軍、スーパーを警備 El Mundoの記事
カラカスなどでは、軍がスーパーの店舗の警備を開始した。国内では経済失政の影響で、物資不足や価格高騰が続く。国民生活が窮乏する中、抗議デモが発生し、一部が暴徒化し略奪を行なうなどの事態が相次ぐ。こうした略奪を防ぎ、治安安定を図るため、軍の兵らがスーパーの警備を行なっているものだ。

■紙不足で新聞休刊 Perfilの記事
タチラ州の新聞「La Nacion」が休刊を発表した。同社によると、経済失政による物資不足の影響で、新聞発行に必要な紙が入手できず、やむを得ず休刊を決めたという。しかし今後も、ウェブサイトを通じてニュースの発信などを行なっていくことを明らかにした。国内では政府弾圧で、複数のメディアが事業存続を絶たれたばかりだ。

■ブラジル人、送還を喜ぶ Caracol Radioの記事
ベネズエラから強制送還されたブラジル人男性が、この措置を喜んでいるという。6日、安全上の理由などからこのブラジル人は同国に強制送還となった。しかしこの男性は、ベネズエラでの拘留生活のひどさを語り、この送還により「地獄から天国に来たようだ」と述べ、喜びの声を上げたという。

■ボリバール州で小型機の事故 Venezuela al Díaの記事
ボリバール州で、小型機が墜落する事故が起きた。6日、飛行中のこの小型機が草原に墜落し、炎上したものだ。この機に乗っていた男性2人は脱出し、負傷はしたものの無事だった。この機はカナイマを発ち、アンゴストゥーラの飛行場に向かうところだった。事故に至った原因の調べが進められている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル、M5.5の地震 El Universalの記事
エルサルバドルの太平洋沖で7日午前2時55分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はエル・エスピノのビーチから63キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.5、震源の深さは30キロだ。海岸地域で感じた揺れは強く、多くの人が建物から街路などに飛び出した。また隣国ニカラグアの太平洋岸でも、強い揺れを感じたという。

■パナマ、遊泳禁止 W Radioの記事
パナマでは7日、カリブ海岸で遊泳禁止の措置がとられた。現在北米では急速に発達した爆弾低気圧の影響で悪天候となっている。この低気圧の影響で、カリブ海岸では波が高い状態となり、パナマも影響を受けているという。港町コロン周辺のビーチなどはこの日、日曜にも関わらず遊泳が禁止された。

■グアテマラ、寒波で200人避難 El Universoの記事
グアテマラでは寒波の影響で、200人が避難しているという。中米のグアテマラは、年間を通して温暖な気候が続くことで知られる。しかし現在、北米は爆弾低気圧の影響で強い寒波が到来し、各方面に影響が広がっている。グアテマラもこの影響で寒い状態となり、政府は国内20個所に避難所を設け、ここで200人が6日の夜を過ごした。

■ウルグアイ、マリファナ観光はない El Paísの記事
ウルグアイのリリアン・ケチチャン観光相は、同国はマリファナ(大麻草)を「観光資源」にはしていないと断じた。同国ではマリファナの個人使用が解禁され、売買や栽培も合法化されている。こうした流れを受け、マリファナを目的に同国を観光で訪れる外国人の増加が指摘される。しかし同大臣は、マリファナは観光資源ではなく、外貨獲得の手段ではないとした。

■セラヤ氏、調査機関を求める Caracol Radioの記事
ホンジュラスの元大統領、マヌエル・セラヤ氏が選挙の正当性を調査する機関の設置を求めた。同国では昨年11月26日に大統領選挙が行なわれ、フアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選が発表された。しかし選挙に不正があった可能性が指摘され、野党や国民によるデモが続けられた。セラヤ氏は事態打開には、専門委員会による調査が必要と断じた。

■ブラジルの観光客らが溺死 El Paísの記事
ウルグアイ、ポルテスエロのビーチで、ブラジルの観光客2人が相次いで溺死した。現地の警察が明らかにしたものだ。7日朝、このビーチで遊泳していた31歳と34歳のブラジル観光客が相次いで溺れ、死亡が確認された。このビーチには当時、ライフセーバーや監視員などはいなかったという。2人は突然の大波にのまれたとみられる。

■ウルグアイにリトル・ハバナ El Paísの記事
ウルグアイに「リトル・ハバナ」が形成されているという。カネロネス県の小さな村、サンタ・・ロサに居住するキューバ出身者が急増しているものだ。この村の人口は3700人だが、すでにキューバ人が220人を占めている。国内に移民するキューバ人は多く、モンテビデオだけで8万人を数えるが、特定の村に集中するのは初めてとみられる。

■薬物保持でブラジル人逮捕 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、薬物保持の容疑でブラジルのおとこが逮捕された。この男はこの空港を発ち、乗り継ぎを経て中東のオマーンに向かおうとしていた。しかし荷物の中から薬物が発見され、拘束されたものだ。南米と欧州、中東、アフリカなどを結ぶ新たな薬物輸送路の存在が、明らかになっている。

■パラグアイ、暑さに警戒 ABC colorの記事
パラグアイは、暑さへの警戒が必要だという。7日、気象機関が国内の広い範囲に、警戒警報を出したものだ。首都アスンシオンを含む広い地域で気温が高い状態が続き、この暑さに触発されて大雨や雷、降雹などの悪天候に至るおそれがある。アスンシオンでは今後気温が摂氏35度、チャコ地方では38度に達するおそれがある。



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