2018.01.18

【ボリビア】

■COB、ゼネスト突入を宣言 El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、18日からゼネストに突入することを宣言した。ギド・ミトマ委員長が明らかにしたものだ。国内では政府が企図する刑法改正や、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬強行に対する批判が高まっている。こうした動きを受け、COBも組織力を生かしてこの社会闘争に参戦することを明らかにした。

■キロガ氏「国際社会に問う」 La Razónの記事
エボ・モラレス政権と対峙する元大統領、ホルヘ・キロガ氏は「国際社会に問う」姿勢を示した。現行憲法の多選規定に関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じ、エボ・モラレス大統領が次期選挙出馬を強行しようとしている。キロガ氏はこれを批判し、国際社会にこの件を問いたいとした。政府の姿勢に外圧を加え、政府の「暴走」を避けたい考えだ。

■トリニダでゼネスト La Razónの記事
ベニ県都トリニダで17日、市民ゼネストが行なわれている。政府による刑法改正とエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬強行に反対するため、市民が企画した24時間ストだ。同様のストはサンタクルスやコチャバンバ、スクレ、オルーロなど各地で行なわれている。こうしたストの連鎖が、今後全国的な動きに至る可能性もある。

■対エボは人種主義者 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、エボ・モラレス大統領を退陣させようとする者は「人種主義者だ」と断じた。国内では政府が企図する刑法改正と、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬に反対する動きが活発になっている。副大統領はモラレス大統領による政権打倒を訴えるのは、植民地主義に基づく考え方だと断じた。

■ハーグ裁定は3月下旬 La Razónの記事
オランダ、ハーグの国際司法裁判所での裁定は、3月19日から28日の間に言い渡される。ボリビア側の代表を務めるエドゥアルド・ロドリゲス前大統領が明らかにしたものだ。ボリビアはチリに対し、主権ある海岸線を求め、ハーグに提訴した。双方の意見を聞き、同法廷側がこの裁定を下すことになった。

■マクリ、ガス拡大を要求か La Razónの記事
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領はエボ・モラレス大統領に対し、天然ガスの輸入枠拡大を求めるとみられる。両首脳の会談は昨年12月に予定されていたが、諸般の事情で延期されている。2月の開催が両国外務省の間で調整されており、マクリ政権側からはボリビアからのさらなる天然ガスの供給が求められるとみられる。

■水運のさらなる活用を模索 El Díaの記事
ボリビアの物流関係者は、水運のさらなる活用を模索している。内陸国のボリビアは、外港を国外に設ける必要があり、現在はチリ北部の港湾が利用されている。新たなオプションとして、パラグアイ川通じた大西洋へのルートの活用が模索されている。このルートについて、ウルグアイの港湾がボリビア貨物のさらなる利用を誘致している。

■大豆、2万4千ha喪失 El Díaの記事
サンタクルス県では、大豆畑2万4千ヘクタールが、大雨による水害で損なわれた。東部の農業者団体が明らかにした数字だ。国内の広い範囲は雨季に入っているが、今期はラ・ニーニャ現象の影響で雨の降り方が極端化している。各地で水害発生が報告され、農地の被害も大きくなっている。大豆はボリビアの主要輸出農産物だ。

■中国、ボリビアの電力に投資 Página Sieteの記事
中国はボリビアの電源開発に投資する。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、水力、風力、地熱、太陽光発電の開発を進めている。中国政府はこの計画を支持し、ボリビアをラテンアメリカの「エネルギー供給国」と位置づけ、国内での電源開発に協力する方針を示した。国内からは近く、アルゼンチンへの電力輸出が始まる見通しだ。

■鉄道技術本部をCBBAに La Raónの記事
ミルトン・クラロス公共事業相は、大陸横断鉄道の技術本部をコチャバンバに置く方針を示した。政府は国内鉄道網を活用し、太平洋と大西洋を結ぶ鉄道の整備計画を進めている。この技術の中枢機関をコチャバンバに置くというものだ。この計画はブラジル、ペルー、パラグアイや欧州などから、支持を得ている。

■エルアルト、狂犬病死者 La Razónの記事
エルアルトで、狂犬病感染、発症により9歳の女児が死亡した。ラパス県保健局が明らかにしたものだ。この女児は犬に顔を噛まれたが、その後適切な処置を受けていなかった。その後水を怖がるなどの特徴的反応を示し、感染発症が確認された。狂犬病は発症すると致死率はほぼ100%だが、発症前にワクチンを投与すれば高い確率で防げる。

■サンタクルス、スプレー告知 El Díaの記事
サンタクルス市は、「安全なスプレー」についての情報を近く公開する。間もなくカルナバルを迎えるが、この時期にはこどもや若者らは水をかけ合う遊びを行なう。近年はこれに準じ、泡が出るスプレーをかけ合う遊びも多く、市側は市販されているこうしたスプレーの安全性検査を実施している。安全銘柄を事前に、公表するというものだ。


【ペルー】

■6個所、依然孤立 La Repúblicaの記事
アレキパ県のカラベリ郡では、依然として6つのコミュニティが、孤立したままとなっている。同地域では14日朝、M6.8の強い地震が発生した。各地で土砂災害などが発生して道路が塞がれ、孤立地域が生じているものだ。またこの地震のため同郡の広い範囲では今も、水道が利用できない状態が続いている。

■トルヒーリョで軽度の地震 La Repúblicaの記事
ラ・リベルタ県都トルヒーリョで17日15時29分頃、軽度の地震があった。地質機構によるとこの地震の震源は54キロ南西の太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.2、震源の深さは56キロだ。市内では揺れを感じたが、人や建物への被害は報告されていない。ペルーは世界有数の地震国として知られる。


【チリ】

■法王、異例の謝罪 La Repúblicaの記事
チリを訪れているローマ法王が、異例の「謝罪」を行なった。ミチェル・バチェレ大統領、3月に就任するセバスティアン・ピニェラ次期大統領と会談した際、チリ国内で聖職者による性犯罪が相次いでいることを「恥ずべきこと」と指摘し、謝意を示したものだ。法王はサンティアゴに続き、第9(ラ・アラウカニア)州のテムコに入っている。

■メガ港湾整備を発表 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、新たな「メガ港湾」の整備計画を発表した。国内最大のバルパライソ港の改編ではなく、第4(コキンボ)州のサンアントニオに巨大港湾を整備するというものだ。この整備に向けた予算編成と法整備を進めるという。サンアントニオは第5(バルパライソ)州に近く、19世紀に現在の港湾が整備された。


【アルゼンチン】

■対中牛肉輸出に合意 Télamの記事
アルゼンチンと中国は、牛肉の輸出について合意した。アルゼンチン側は国産牛肉の同国への輸出について、この15年にわたり働きかけを行なっていた。両国間での合意を受け、新たに国産の骨付き肉、冷凍肉の輸出の道が開かれることとなった。この協議は、中国の首都北京で続けられていたという。

■マクリ、北部の振興が必要 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、国内北部の経済振興が必要との見方を示した。訪問したカタマルカで、自身の「夢」として語ったものだ。国内では南部では産業振興が進むが、一方でもともとが農業地域である北部は、産業化の立ち遅れが続いている。南北格差を是正するためにも、北部の振興が欠かせないと語った。

■バリロチェ、不明男性を発見 Noticias y Protagonistasの記事
リオ・ネグロ州のサンカルロス・デ・バリロチェ近くで不明になっていた観光客の男性が、無事発見、保護された。トロナドール山を訪れたまま9日間消息を絶っていたホアキン・サントスさん(28)が、捜索隊により無事が確認されたものだ。サントスさんはヘリでバリロチェ市内に輸送され、病院で診察を受けたが問題はないという。

■SUBE、地方都市拡大 Diario Norteの記事
運賃決済用ICカード「SUBE」の運用が、地方都市間で拡大する。チャコ州都レシステンシアと、コリエンテス州都を結ぶコレクティーボ(路線バス)で、このカードによる決済が可能になるという。このSUBEはブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)で導入され、その後近郊鉄道やコレクティーボに拡大、さらに現在は地方都市での運用開始が相次ぐ。


【エクアドル】

■シエラ・ネグラに警戒警報 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島、イサベラ島のシエラ・ネグラ火山に対し、警戒警報が出された。17日発出されたのは、上から3番めのランクの「黄色警報」だ。12日頃から、火山活動にともなう微弱な地震の観測が相次いでいる。この回数はすでに398回を数えるという。ガラパゴス諸島では2005年、チコ火山が活発化した。


【コロンビア】

■軍用ヘリの事故 El Universoの記事
アンティオキア県のセゴビアで、軍用ヘリコプターの事故が起きた。ロシア製のMI-17が飛行中、墜落したものだ。軍側によるとこのヘリには兵8人と民間人2人が乗っており、この10人全員が死亡したという。このヘリが飛行していたのは、今もゲリラ活動を行なう民族解放軍(ELN)の活動地域だった。

■ボゴタ空港、火事の誤報 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港ターミナルで、火災の誤報が流れたという。施設内に火災発生のアラームが鳴り、利用客や職員に避難が呼びかけられたものだ。この事態で施設内は混乱に至ったが、火災発生の事実はなく、システムの誤作動によるアラーム発出だった。施設内は後に、鎮静化している。

■メデジン空港、悪天候の影響 Caracol Radioの記事
メデジンのオラヤ・エレラ空港は17日朝の時間帯、悪天候の影響を受けた。空港側によると霧の発生で視界不良となり、滑走路の運用がしばらく差し止められたという。この影響でADA、EasyFly、Satenaの旅客航空便、16便が欠航した。メデジン近郊のもう一つの空港、リオ・ネグロについては問題は生じていない。


【ベネズエラ】

■野党、最終通告を批判 El Universoの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権による「最終通告」に怒りを示した。ドミニカ共和国政府の斡旋で、与野党間対話がサント・ドミンゴで行なわれている。しかマドゥロ大統領は、今週中に何らかの結論を出すよう圧力をかけ、最終通告を出したという。野党側は対話からの離脱の可能性を、あらためて示した。

■野党、テロリスト殺害展開を批判 Caracol Radioの記事
野党は、「テロリスト」殺害を批判した。昨年6月、元警察官のオスカル・ペレス容疑者が盗んだヘリで政府施設を襲い、ニコラス・マドゥロ大統領の辞任を求めた。警察がこのぺス容疑者を含む「テロリスト」7人を殺害したことを明らかにしたが、野党側はこの行為そのものがマドゥロ政権の指示によるもので、弾圧に相当すると批判した。

■公務員給与、Petro払いか Portafolioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、公務員の給与について、「Petro」での支払いを検討しているという。このPetroは、世界的な通過戦争や米国からの経済制裁に備え、同政権が導入を準備している仮想通貨だ。2月15日の運用開始を予定しているが、公務員の給与払いに使用される可能性を政府側が初めて示した。

■スーパー、武装と閉鎖と El Paísの記事
国内のスーパーの多くは自衛のため、武装したり、閉鎖したりしている。経済失政による物資不足を受け、昨年末から国内では、再び抗議デモの新たな波が起きている。こうした中、デモ隊が暴徒化し店舗やトラックを襲う略奪が相次ぐ。スーパー側は自衛のため、銃器などで武装したり、営業そのものをやめるなどしている。

■危機の中、観光振興 Caracol Radioの記事
国内の政治経済が危機に瀕する中、政府は観光振興を図ろうとしている。政府側が明らかにしたもので、近くスペインのマドリードで開催される観光フェアに政府として参加する方針だという。国内の自然観光資源などを、この場でアピールする考えだ。国内経済が逼迫する中、観光による外貨獲得を狙う。

■スリア州で交通スト El Universalの記事
スリア州では17日午前4時から、24時間の交通ストライキが行なわれている。州都マラカイボと各地を結ぶ110の路線などで、運転を見合わせるものだ。経済失政の影響で物資不足が続き、車輛の維持に必要な部品が入手できなくなっていることに抗議するものだ。またガソリン不足に対する抗議も、このストの目的となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■OEA、静観の姿勢 Caracol Radioの記事
米州機構(OAE)は、ホンジュラスの選挙問題について静観する姿勢だ。昨年11月26日の大統領選で、現職のフアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選が発表された。しかし国内からは不正選挙との指摘が相次ぎ、選挙監視にあたったOAE関係者も問題点を指摘している。しかしルイス・アルマグロ総裁はこの件について、とくに対応はとらない方針を示した。

■公民権、評価は3か国のみ El Díaの記事
ラテンアメリカ各国のうちで、公民権が評価できるのはコスタリカ、チリ、ウルグアイの3か国のみだという。米国のフリーダム・ハウスが各国の公民権の状況を評価したものだ。2017年、エクアドルでは大幅な改善が見られたとの見方は示された。一方、ベネズエラやボリビアは悪化していると指摘している。

■パナマ、LGBTの権利向上へ El Universoの記事
パナマでは、性的マイノリティの権利向上が図られる見通しとなった。先週、米州機構(OAE)の機関がコスタリカで、同性婚を基本権と位置づける決定を行なった。これを受け、パナマ政府は国内のLGBTの権利向上の姿勢を示したものだ。同性婚の法制化の可能性を探るほか、LGBTに対する差別抑止のための法案を今後検討する。

■スリナム、ハイチ人合法化 Caracol Radioの記事
スリナム政府は、国内に居住しているハイチの1800人について、滞在を合法化した。同国政府側が明らかにしたもので、この2年間にこれらの人々が許可を得ているという。地域の最貧国であるハイチでは、2010年の地震以降多くの人が国外に逃れている。この滞在許可を受け、これらの人々は国内で合法的に職に就くことができるという。

■ブラジル、LGBT殺人の増加 Caracol Radioの記事
ブラジルでは、性的マイノリティの人々が犠牲になる殺人件数が、増加したという。同国のNGO機関が明らかにしたものだ。2017年、LGBTの人々が犠牲になった事件は445件と、前の年の343件から30%増えた。国内ではLGBTの権利擁護の法整備が進み、社会的理解も深まる一方、依然としてホモフォビア(同性愛憎悪)なども根強いとみられる。

■パラグアイ、氾濫のおそれ ABC Colorの記事
パラグアイを流れる大河、パラナ川やパラグアイ川が、氾濫するおそれがあるという。同国の気象機関が警戒を呼びかけているものだ。地域での大雨の影響によるもので、とくにアヨラスでは、水位があと20センチ上昇すれば、大規模氾濫に陥る可能性があるとした。国内の広い範囲は雨季を迎えている。

■ニカラグアの漁船が不明 Caracol Radioの記事
カリブ海で、ニカラグアの漁船5隻が不明になっている。同国政府側によると、同国北部沖で操業していたこれらの船が14日から、消息を絶ったままとなっているという。難破した可能性があるとみて、捜索が行なわれているが手がかりは発見されていない。当時この一帯の海域は、荒れた状態になっていたという。

■アマスソナス、リオとサンパウロへ Ultima Horaの記事
アマスソナス・パラグアイは17日から、ブラジルのサンパウロとリオデジャネイロに乗り入れる。サンパウロ線は毎日1往復、リオ線は週3往復の運航となる。同社はアスンシオンをベースに、国際線の拡充を推し進めているところだ。同社はボリビアのアマスソナス航空とスペイン企業が、合弁で立ち上げた。



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