2018.01.22

【ボリビア】

■エボ、刑法改正を断念 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、企図していた刑法改正を事実上、断念した。モラレス大統領はこの改正法案について、議決しないよう議会に求めた。長期化した医療ストを受け、スト権の制限などを含む措置を講じようとしたが、国民からの強い反発、抵抗が続いていたものだ。21日、テレビ放送を通じて、これを明らかにした。

■野党、勝利を宣言 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が刑法改正を事実上断念する方針を示したことを受け、野党は勝利に沸いた。野党各党や指導者らは、この撤回を求めて国内で激しいデモなどを続けていた。今回の発表について、野党側の勝利と位置づける一方、この「闘争」についてはエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬撤回まで続けるとしている。

■市民団体「次は出馬強行の撤回」 El Deberの記事
サンタクルスの市民団体は、次はエボ・モラレス大統領の選挙出馬強行の撤回だ、とした。モラレス大統領は21日、反発が強かった刑法改正を事実上断念した。抗議デモを続けていた市民団体は、憲法の多選規定にも関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じてモラレス大統領が再出馬するのを止めたい、と断じた。

■スクレ、祝賀の行進 Correo del Surの記事
スクレでは抗議デモが、祝賀の行進に変わった。21日、市内では市民団体による、政府が企図する刑法改正に反対するデモが予定されていた。しかしこの日、エボ・モラレス大統領がこの改正を事実上断念することを明らかにした。これを受け、民衆の勝利として市民団体は、祝賀の行進に切り替えた。

■エボ、12周年 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は22日、大統領就任から12年を迎える。2006年、選挙管理暫定政権から引き継ぐ形でモラレス大統領が就任した。初めてのインディヘナ(先住民)出身大統領となった。以後社会改革に取り組んだが、現在国内では次期選挙出馬強行の姿勢を示したことから、国民の強い反発を受けている。

■ベニ、大量薬物摘発 Página Sieteの記事
ベニ県では、大量の薬物が摘発された。警察によると県都トリニダから130キロの村で、コカイン600キロが発見、押収されたという。現在現場で拘束した複数の者から、事情聴取を行なっている。これらのコカインはペルーから持ち込まれたか、国内で違法精製されたとみられ、ブラジルなどの消費地に向かうところだったとみられる。

■崩れゆくユキ族 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県熱帯地方で伝統的生活を踏襲してきたユキ族の人々の生活が、崩れつつある。このユキ族は、ほかの地域の人々との接触で多くの人が結核に感染し、部族の存亡にかかわる事態に陥った。こうした中、従来の生活を捨て、都市部などに移り住む若い世代が増えたという。部族として今後、存続できるか不透明な状態となっている。

■ラクダ類、200万頭 La Patríaの記事
ボリビア国内では合わせて200万頭の、ラクダ類の家畜が飼われているという。アンデスには4種類のラクダ類がおり、このうちリャマはボリビアが世界最大の飼育頭数を誇る。このほかアルパカ、ビクーニャを含め、国内で飼育されている数が200万頭だという。ラクダ類はオルーロ、ポトシ県が主な飼育地となっている。

■外交官ら120人を招待 La Patríaの記事
今年のオルーロのカルナバルには、各国の外交官ら120人に、招待状が送られた。ユネスコ無形文化遺産に登録されるこの今年のパレードは、2月10日に開催される。ラパスの大使館の大使らなどに対し、主催するフォルクローレ委員会とオルーロ市は、招待状を送付している。この祭は国内最大のフォルクローレの祭典だ。

■オルーロ、ジャメラーダ祭 La Patríaの記事
オルーロではこの週末、ジャメラーダ祭が開催された。ジャメラーダはリャマ飼いの音楽、ダンスで、オルーロ県やラパス県で古くから踊られている。この踊りに特化した祭が開催されたもので、軽快なメロディに合わせて多くの人が踊った。この祭は、2月10日に迫るカルナバルのパレードの前哨戦の一つだ。


【ペルー】

■ロレト、増水で5棟に被害 El Comercioの記事
大雨によるウカヤリ川の増水で、ロレト県内では住宅に被害が出ている。決壊や氾濫は起きていないものの、増水した川が暴れて堤防の一部を崩すなどし、合わせて5棟の住宅に損壊被害が出ており、15棟に今後被害が及ぶおそれがある。この川の水かさは今も高止まりしており、影響は長期間続く可能性もある。

■タクナ、クラゲが漂着 La Repúblicaの記事
国内南端、タクナのビーチに、クラゲが漂着している。国内の海岸へのクラゲ漂着は珍しくはないが、大量の漂着はあまり例がない。近年の気候変動の影響で、チリでは北端にかけ同様の現象が起きていたが、これがペルーにも及んだとみられる。この中にはカツオノエボシといった、有毒のクラゲも含まれている。


【チリ】

■北部でM6.3の地震 BioBio Chileの記事
20日22時7分頃、国内北部で強い地震が起きた。観測機関によると震源はカミーニャの北47キロで震源の強さはマグニチュード6.3だった。この地震によりアリカやコドパでメルカリ震度7、ポコン・チレやクヤで同6の揺れを感じた。またペルー南部でもタクナ、モケグア、アレキパ県でこの地震による揺れを感じている。

■サンティアゴ、アンモニア漏れ BioBio Chileの記事
サンティアゴではアンモニアが漏れ出す事故が起きた。20日午後、ブインにあるアコンカグア・フード社の工場の、冷却装置のアンモニアが噴出した。このガスを吸うと死に至るおそれもあることから、施設内や周辺から多くの人が避難した。ガスの影響で5人が、病院で手当てを受けたという。消防50人が出動し、対処にあたった。


【アルゼンチン】

■マクリ、投資を探る Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、国内への新たな投資を探る。今週、ダボスの国際会議が開催され、マクリ大統領はニコラス・ドゥホブネ財務相らとともに参加する。この場を通じてマクリ大統領は、アルゼンチンへの投資呼び込みを図る姿勢だ。マクリ政権にとって、経済活性化は政権最大のテーマだ。

■フォルモサ州で避難の動き Télamの記事
フォルモサ州のパラグアイ川流域では、避難の動きが起きている。上流部での雨の影響で、地域を流れるこの川が増水し、氾濫の危険性が高まっているためだ。今の時点で、流域の50世帯が自主的に避難している。さらに下流にあたるチャコ州でも、ロケ・サエンス・ペニャに住む120人が避難している。

■パレルモが水浸し La Nacionの記事
ブエノスアイレス、パレルモの住宅地で浸水が起きた。この事態が起きたのはリベルタドール通りのサルゲロ通りとの交差点付近だ。道路の下に敷設されている水道管が破裂し、大量の水が噴き出した。この事態で一帯は水に覆われ、車が通るたびにさざ波が立つ状態となった。この周囲では2013年12月にも、同様の事態が起きていたという。

■メンドサ、近郊鉄道 El Solの記事
メンドサでは2月14日から、近郊鉄道の運転が始まるという。アルフレド・コルネホ州知事が明らかにしたものだ。整備を進めていた、メンドサ都市圏の鉄道交通がこの日から、運用を開始するという。市内では市民の交通は自動車に依存しており、この鉄道の活用で二酸化炭素排出などの削減を図る。

■カード決済、8.6%増 Télamの記事
国内の小売りでのクレジットーカード決済は、前年比で8.6%増えたという。マウリシオ・マクリ政権誕生後、国内に存在した平行市場(闇市場)が消滅し、インフレ率も収まりつつある。こうした中、カード決済を行なう人が増えているもので、同時にデビットカードによる決済も2017年、前年比で10.2%の増加となっている。カード決済額は前年比で30%増えた。

■マル・デル・プラタにゾウアザラシ La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタの海岸にゾウアザラシが現れ、多くの人を驚かせている。この哺乳類が現れたのはカボ・コリエンテスのビーチ近くだ。体長2メートルのこのアザラシがビーチに横たわっているのが発見され、多くの見物客が訪れた。夏の時期に、この海岸に姿を見せるのはきわめて珍しいという。


【エクアドル】

■国内にもベネズエラ人流入 El Comercioの記事
エクアドル国内にも、ベネズエラからの移民の流入が続くという。コロンビアとの間の陸路国境であるルミチャカでは、毎日6~10人のベネズエラからの経済移民の流入が起きている。経済失政で国内生活が困窮する中、国外に活路を見出し、移民しようとする人が増えているためだ。中には国内を通り抜け、ペルーやチリに向かう人も少なくない。

■キト北西、軽度の地震 El Comercioの記事
キト北西部で21日朝6時52分頃、軽度の地震があった。観測機関によると震源はタバクンドから17.8キロのペドロ・モンカヨ付近で、震源の強さはマグニチュード3.5、震源の深さは5.83キロだ。この地震の揺れはキト市内の広い範囲で感じたが、人や建物への被害はない。キトではこの17日にも、M3.1の軽度の地震が起きている。


【コロンビア】

■OECD加盟、実現なるか Caracol Radioの記事
コロンビアの経済協力開発機構(OECD)加盟の是非が、間もなく判断される。マウリシオ・カルデナス財務相が、同機関の本部があるフランス、パリを訪れる。コロンビアは2013年5月29日に、この加盟に向けた手続きを開始しており、この訪問で加盟是非についての最終判断が下されることとなる。ラテンアメリカではチリとメキシコの2か国が加盟している。

■タイロナ国立公園、一時閉鎖へ Caracol Radioの記事
マグダレナ県のサンタ・マルタ近郊にあるタイロナ国立公園は一時閉園となる。国内の国立公園の中でも人気が高いこの公園だが、公園内の環境面の調整のため、閉鎖の措置がとられるものだ。今月28日から来月末まで、同公園を観光で訪れることはできなくなるという。昨年一年間に、同公園は39万人の来訪を受けた。


【ベネズエラ】

■生きるための略奪 Blasting Newsの記事
現在多くの国民は、生きるか、略奪するかの瀬戸際にあるという。経済失政による物資不足が国内では続くが、昨年末以降各地で抗議デモが続き、暴徒化で商店や輸送中のトラックが襲われ、略奪される事態が頻発している。略奪は犯罪だが、多くの国民は食料を得るために、やむを得ずこの手段に出ている状況だという。

■略奪、ターゲットはトラックに Panoramaの記事
国内で頻発する略奪のターゲットは、商店から輸送中のトラックに焦点が移りつつある。経済失政で物資不足が続く中、国内では略奪事件が昨年末以降激増している。長期間続く物不足の状況で、国内の店舗には十分な食料がなく、ターゲットが確実に食料を持つトラックに変わった。政府は警察によるトラックの護衛を指示している。

■困窮からの徒歩での逃避 Vanguardiaの記事
コロンビアに逃れた「経済移民」の中には、徒歩で長距離を移動する者がみられるという。経済失政で困窮が続く中、多くの国民が国外に逃れようとしている。その数がもっとも多いコロンビアだが、ククタから入国後、移動手段の運賃が払えず、目的地まで歩くケースがある。ブカラマンガまでの195キロを歩く人も続出している。

■レデスマ氏、マドリードで声あげる La Patillaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、スペインのマドリードで糾弾の声を上げた。同氏はニコラス・マドゥロ政権の「人道上の罪」について、ハーグの国際司法裁判所に提訴する姿勢を示している。同氏は弾圧による在宅逮捕の状態だったが、コロンビアに逃れ、スペインに事実上の亡命を果たした。

■キュラソーで遺体発見 Caracol Radioの記事
カリブ海、キュラソー島近くの海で、遺体の一部が発見された。今月、ベネズエラからこの島に密航しようとしたボートが難破し、多くの不明者が出ていた。今回見つかった遺体の一部は、この事故で命を落としたベネズエラ国民である可能性が高いとみられる。このボートは、ファルコン州を発ち、50キロ沖で難破したとみられる。

■カブールでベネズエラ人が犠牲に Caracol Radioの記事
アフガニスタンの首都カブールで起きたテロ攻撃事件で、ベネズエラ国籍者が犠牲になった。市内の高級ホテルが過激派タリバンから攻撃を受け、その後銃撃戦となったものだ。同国当局によると、この事件で外国人14人が死亡したが、このうちの一人がベネズエラ国籍者で、現地の航空会社で働く会社員だった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、抗議行動で死者も La Prensaの記事
ホンジュラスで行なわれている抗議行動で、死傷者が出ている。昨年11月26日に行なわれた選挙で、フアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選が発表された。しかし野党や多くの国民はこの選挙に不正があったとし、各地で選挙無効を訴えるデモが行なわれている。この鎮圧行動で、北部の町で1人が死亡し、1人が負傷したという。

■メキシコ、殺人2万5千件 News24の記事
メキシコは2017年、過去最悪の殺人件数となった。内務省が明らかにしたもので、12月の殺人件数が2219件で、2017年の年間数が2万5339件となったという。この数字は過去最多だった2011年の2万2409人を3千人近く上回る。人口10万人あたりの殺人件数は20.51件と、昨年の16.80件から3.7件悪化した。

■アスンシオン、1万8千人避難 Caracol Radioの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、1万8千人が避難している状態だ。地域を流れる大河、パラグアイ川が大雨の影響で増水しているものだ。川に近いバニャードス地区を中心に、地域の人々が市側が用意した施設などに避難している。増水は今も続いており、氾濫の懸念が高まる。2015年、アスンシオンでは水害で一時10万人が避難した。

■ウルグアイ-中国、ビザ免除へ El Observadorの記事
ウルグアイ、中国両政府は、ビジネス目的の短期滞在について、相互にビザ免除の措置をとる。今週、中国の王毅外相がモンテビデオを訪れ、ニン・ノボア外相と会談する。この場で、このビザ免除措置についての合意がなされる見通しとなった。両国は現在、経済連携協定締結に向けた協議を続けている。

■ジャマイカ、観光500万人目指す Caracol Radioの記事
ジャマイカは、2020年に同国を訪れる観光客数を、500万人以上とする新たな目標値を示した。同国の観光省が明らかにしたものだ。2017年には同国を訪れた外国人観光客は430万人で、この経済効果は30億ドルだ。これを2020年には500万人、効果を50億ドルとしたいという。とくに欧州からの観光客の誘客に、国として注力する。

■ウルグアイ、水上バイクの事故 El Paísの記事
ウルグアイで、水上バイクの事故が起きた。プンタ・デル・エステに近いゴリティ島近くで、男性が運転する水上バイクが、停泊中だったヨットに衝突したものだ。この事故で男性はバイクから投げ出され、複数個所を骨折する重傷を負っている。警察が、事故が起きた原因などについて、調べを進めている。



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