2018.01.23

【ボリビア】

■反政府デモ継続の動き La Razónの記事
国内では、反政府デモが継続される姿勢だ。政府が刑法改正を企図したが、国内で混乱が生じたことを受けエボ・モラレス大統領が事実上の撤回を行なった。しかし野党や、こうした運動を展開した市民団体は、2016年2月21日に行なわれた国民投票の結果を重んじるよう、政府に求める動きに切り替えた。モラレス大統領の次期選挙出馬を阻止したい姿勢だ。

■刑法改正撤回だけでは不十分 Los Tiemposの記事
国民の多くは、刑法改正の撤回だけでは納得していない。エボ・モラレス大統領は、憲法の多選規定にも関わらず、2019年選挙への出馬を強行する構えだ。憲法法廷はこの網疏(法の抜け穴)を認め、出馬を有効としているが、多くの国民はこれを違憲と捉えている。与党MASが、この出馬撤回をするまで、この闘争は継続するとみられる。

■サンタクルス、反政府デモ El Deberの記事
サンタクルスでは22日、市民団体主導による反政府デモが行なわれた。エボ・モラレス大統領の次期選挙強行出馬に反対し、撤回を求めた動きだ。この日はモラレス政権が誕生して12周年となる日だが、市民団体は憲法の多選規定を尊重し、次の選挙では政府が新しい体制に変わることを求めた。

■ラパスではカセロラソ El Deberの記事
ラパス、ソナ・スールのカラコトでは、カセロラソが行なわれた。政府に、2016年2月21日の国民投票の結果尊重を求め、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬強行に反対した動きだ。カセロラソはフライパンや鍋などを撃ち鳴らして行進するもので、市民団体が幹線道路の車道を塞ぎ、国民の声を聴けと訴えた。

■スクレでも反政府デモ Correo del Surの記事
スクレでも22日、反政府デモが行なわれた。国内で吹き荒れた社会闘争、抗議デモによりエボ・モラレス大統領は、刑法改正については撤回、断念した。しかし次期選挙へのモラレス大統領の強行出馬の姿勢は変わっておらず、市民団体主導により市内を多くの人々が行進し、国民投票の結果尊重を政府側に求めた。

■メサ氏、チリの表明に驚き Página Sieteの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリ側の表明に驚きを示した。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を求めており、ハーグの国際司法裁判所の裁定が3月下旬に出される。チリはこの裁定の内容に関わらず、それを尊重すると表明した。この問題での政府側の広報を務めるメサ氏はこの表明を「信じられない思い」で受け止めた、と語った。

■ワナクニ外相、チリへ La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリの首都サンティアゴに向かった。この地で、中南米カリブ海諸国共同体(Celac)と中国による、閣僚フォーラムが開催されており、この参加のため訪れたものだ。この会議は2015年に北京で開催され、今回で2回めとなる。経済協力や投資などについて、意見が交わされている。

■ソル銀行、古い建物を救う P´gina Sieteの記事
ソル銀行は、コチャバンバ市内の古い建物を救った。同行はエステバン・アルセ通りに新たな店舗を設けたが、朽ちる寸前の古い建物を修繕し、このオープンにこぎつけたという。この建物は19世紀末に起源をもつコロニアル形式のもので、この街路の名前の由来にもなっている。国内の都市部では、古い歴史ある建築物が、メンテナンス不足で崩落する事態も生じている。

■アラシータ、ミニチュア新世代 Página Sieteの記事
アラシータの市で売られるミニチュア製品は、世代交代しつつある。ラパスで24日にこの市が開幕し、エケコ人形に願懸けをする製品が売られる。もともとは家や車、現金といったもののミニチュアが一般的だったが、近年はファストフードやスイーツ、さらにはテレビゲームのミニチュアなども並べられるようになっている。

■ダンス練習も佳境 La Patríaの記事
オルーロではダンス練習も、佳境を迎えている。2月10日、ユネスコ無形文化遺産に登録されるカルナバルのパレードが予定されている。これに出場するダンスチームが現在、その練習に励んでいるものだ。市街の路上などで、パニュエロ(ハンカチ)を持った出場者らが、ダンスの細かな部分の確認などを続けている。


【ペルー】

■クスコ、バス衝突事故 La Repúblicaの記事
クスコ県で、乗客を乗せたバスとタンクローリーの衝突事故が起きた。21日22時5分頃、クスコとアレキパを結ぶ道路のキスピカンチ郡で、コンティネンタル・デル・スール社のバスが事故を起こしたものだ。この事故でバスの乗客ら30人が負傷し、重傷者はクスコ市内に搬送された。事故原因などについての調べが続けられている。

■ウカヤリ川が溢れる La Repúlibcaの記事
ロレト県内で、ウカヤリ川の氾濫が起きた。インディヘナ(先住民)コミュニティがあるフロール・デ・プンガ付近で起きたこの事態で、住宅5棟が水に浸かっているという。上流部で降った雨の影響でこの川の水位は高止まりしており、今後同様の氾濫被害が、流域各地で起きるおそれがあると気象機関が警戒を呼びかけている。


【チリ】

■ムニョス外相、尊重表明 BioBio Chileの記事
エラルド・ムニョス外相は、ハーグの国際司法裁判所の裁定を「尊重する」と表明した。ボリビアが平和条約に基づき、チリに主権ある海岸線を求めている問題だ。この3月下旬に、同裁判所が裁定を下す見通しとなったが、チリ政府はこの内容を尊重すると断じた。その上で、裁定がチリの主権を脅かすことは決してないとも断じている。

■キューバ移民増加に懸念 BioBio Chileの記事
移民局は、キューバからの移民の増加に懸念を示した。同国からの「難民」としてのチリへの移民件数は、2016年には18人だったが、2017年には2619人と爆発的に増えた。ドナルド・トランプ政権の姿勢で米国に向かうことが難しくなり、ラテンアメリカ各国に押し寄せる形となったとみられる。難民に基づく移民の、法制度の改正の必要性が指摘された。


【アルゼンチン】

■マクリ、モスクワへ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ロシアの首都モスクワに降り立った。今週行なわれるダボス会議参加に合わせた欧州訪問の、最初の訪問地だ。マクリ大統領はウラジミール・プーチン大統領と会談し、両国間の経済関係の強化などについて協議した。マクリ大統領はダボスがあるスイスのほか、フランスも訪れる予定となっている。

■コンドルが大量死 Mendoza Onlineの記事
メンドサ州南部で、コンドルが大量死しているのが発見された。ロス・モリェスとマラルグエで見つかったコンドルの死骸は、合わせて34羽にのぼる。何らかの毒入りの餌を食べ、死んだものとみられ、人為的な事件の可能性がある。コンドルは個体数が激減し、国内を含む南米各国で絶滅の危機にある。

■ラ・ボカでまた強盗事件 TNの記事
ブエノスアイレスのラ・ボカでまた、強盗事件が起きた。ラ・ボンボネラ付近で、スペインから来た観光客2人が強盗にあったものだ。割れた瓶ボトルで脅され、2人は金品だけでなく、靴までも奪われた。ラ・ボカでは昨年末、米国人観光客が強盗に殴られ、意識不明の状態に陥る事件が起きたばかりだ。

■リネアFとG、具体化へ Parlamentarioの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の計画路線、リネアFとGについて、具体化される見通しだ。すでにリネアHは一部が開業しているが、この2路線は未着工となっている。市内の総合的な交通政策に基づき、この2路線について年内にも、入札が行なわれる可能性が高まった。マウリシオ・マクリ政権もこの計画を後押ししている。

■スーパーで殺人未遂 El Paísの記事
ブエノスアイレス、キルメスのスーパーで、客同士のトラブルが殺人未遂に発展した。レジの列をめぐる言い争いの末、72歳の男が57歳の男性に対し、5回発砲したという。撃たれた男性は市内の病院に運ばれ、手当てを受けている。警察は、この72歳の男が持っていたカリブ38口径銃を押収し、捜査を進めている。

■ペソ、最安値更新 Télamの記事
通貨ペソは22日、対米ドルでの最安値を更新した。この日、ドルが買われたことからペソが下落し、1ドルは19.42ペソとなったという。昨年末に初めて1ドルが19ペソ台に突入し、その後は19.00ペソを挟む展開が続いていた。多くのアナリストは、近く20ペソ台に突入するとの予測を示している。


【エクアドル】

■ガラパゴス、船が緊急事態 El Universoの記事
ガラパゴス諸島で、貨物船が「緊急事態」に陥ったという。ガラパゴス国立公園側が明らかにしたものだ。サンクリストーバル島近くで、貨物船のバルティック・ベティナ号が何らかの問題を起こしたとみられるが、今の時点で内容は分かっていない。昨年11月にもこの船は、ガラパゴス海域でクレーンの事故を起こしたばかりだ。

■キト、建物正常化計画 El Comercioの記事
キト市は、市内の建物の「正常化」に取り組む。市内には多くの建物があるが、このうちのおよそ半数は、公式の認可を受けていなかったり、構造などの問題を抱えた「違法建築物」に相当する。市側は新たな基準で、こうした違法建築物の合法化を図る新たな取り組みを開始する。国内では地震が多く、こうした建物の対策は喫緊の課題だ。


【コロンビア】

■土砂災害、13人死亡 El Paísの記事
ナリーニョ県のトゥケレスで、大規模土砂災害が発生した。イピアレスの赤十字によると、この土砂災害により3つのコミュニティが被害を受け、今の時点で13人の死亡が確認されたという。トゥマコとパストの間を移動していた車輛が、この土砂に巻き込まれたとの情報があり、捜索が続けられている。

■世界遺産抹消のおそれ Caracol Radioの記事
カルタヘナの世界遺産登録が抹消されるおそれがあると警告された。市側が明らかにしたものだ。要塞都市の一角、サンフェリペ寺院近くに、高層集合住宅が建設される計画が進められている。これが建設されれば、世界遺産としてのタイトルが失われる可能性があるとした。この建設については、さまざまな反対運動が巻き起こっている。


【ベネズエラ】

■また衝突発生 Caracol Radioの記事
カラカスではまた、デモ隊と警官隊との間での衝突が発生した。昨年6月に、政府に対して「テロ」を企てたとして元警察官のオスカル・ペレス容疑者が、踏み込んだ部隊に殺害された。このペレス氏殺害への抗議行動が激化し、鎮静化しようとした警官隊との間で衝突に至ったという。ペレス氏の遺骸はカラカス東部の墓所に埋葬された。

■4時間並んで引き出し2ドル La Razónの記事
国内の銀行自動機(ATM)には、長蛇の列ができている。経済失政の影響で物資不足とインフレ進行が続く中、現金の不足も深刻な状態だ。ATMの利用のためには、カラカスでは4時間待たなければならないこともある。引き出し上限は50万ボリバールで、今の闇レートに換算すると、およそ2ドル強分に過ぎない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、抗議デモ続く El Universalの記事
ホンジュラスでは、抗議デモが続いている。昨年11月26日に行なわれた選挙で、フアン・オルランド・エルナンデス大統領の再選が発表された。しかい野党や多くの国民は、この選挙で不正があったとして、選挙無効などを今も訴えている。エルナンデス大統領の就任式が迫る中、デモは激しさを増している。

■アスンシオン、避難2万人に Caracol Radioの記事
パラグアイ、アスンシオンでの避難者は、2万人にのぼっているという。地域を流れる大河、パラグアイ川が増水し、大規模氾濫の可能性が高まっているためだ。この川に面するバニャードス地区を中心に、市側が用意した施設に避難する動きが広がっている。水位は高止まりした状態で、危険な状態は今も続いている。

■トゥリアルバ火山が噴火 Caracol Radioの記事
コスタリカのトゥリアルバ火山が、また噴火したという。観測機関によると新たな噴火で、火口から噴煙が立ち上り、周囲に軽量の火山灰が降った。噴煙は火口から500メートルの高さに達している。首都サンフアンから70キロのこの火山は、2014年10月から噴火活動が活発化しており、これまで活発化を断続的に繰り返している。

■パラグアイ、カタツムリ注意 ABC Colorの記事
パラグアイのアルト・パラナでは、カタツムリに対する注意が呼びかけられている。この地域では2016年頃から、侵略的外来種と位置づけられるアフリカマイマイがみられる。このカタツムリは繁殖力が強いだけでなく、人に規制するおそれがある菌を持つ可能性があり、このカタツムリ本体や通った跡を触らないよう、呼びかけがなされた。

■パナマのメトロ2号、63% Forbesの記事
パナマシティのメトロ(電車)2号線の工事の進捗率は、63%になった。市内では1号線が開業し、これに続く2号線の建設が進められている。16の駅が新設されるこの路線について、公共事業省は今年の末には、開業できる見通しであるとしている。また新たに3号線の建設計画も、具体化している。


【国際全般】

■イベリア、東京線増便 Caracol Radioの記事
スペインのイベリア航空は、マドリードと東京(成田)を結ぶ路線を増便する。同社は週3往復でこの路線を運航しているが、今年10月から週5往復に増やすという。この路線はマドリードを通じ、ラテンアメリカから日本に向かう、利便性の高いルートとなっている。一方イベリア航空は22日から、アフリカの赤道ギニアへの路線を休止した。



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