2018.01.24

【ボリビア】

■憲法法廷、変更はない El Díaの記事
憲法法廷は、裁定内容の変更はないと断じた。オルーロで採択された現行憲法の多選規定にも関わらず、エボ・モラレス大統領は次期選挙に出馬を強行する姿勢だ。同法廷は、この出馬の論理となっている網疏(法の抜け穴)を有効と認め、出馬できると判断した。これに対し、国民の間で反発が強まり、各地で抗議デモが激化している。

■全国での抗議デモ展開 Página Sieteの記事
国内では23日から、全国規模での抗議、反政府デモの展開が始まった。国内では刑法改正とエボ・モラレス大統領の次期選挙強行出馬に対する反対闘争が起きていた。改正については撤回されたが、こうしたデモを主導していた市民団体らが連携し、全国で出馬反対のデモを行なうこととなった。ラパスでも、デモ隊が声を上げている。

■エボ「抗議は過渡期」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国内で激しさを増す抗議、反政府デモは「過渡期の現象」だと語った。今回のデモは、憲法の多選規定にも関わらず次期選挙に、モラレス大統領が強行出馬しようとしていることに端を発している。モラレス大統領は、こうして国民が声を上げるのは「変革期に起こりやすいことだ」と静観の姿勢を示した。

■ワナクニ氏、エボはシンボル La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、エボ・モラレス大統領は「我が国のシンボル」と語った。大統領府内で語ったものだ。ボリビアはモラレス政権の下で社会改革、革命を継続しており、モラレス大統領はこのシンボルそのものだ、としたものだ。同外相は2016年、ダビド・チョケワンカ前外相に代わり、その職についた。

■ブラジル、51人送還 La Razónの記事
昨年一年間に、ブラジルはボリビアの51人を、送還したという。同国政府が明らかにした数字だ。この年、犯罪を犯すなどして375人が強制送還されたが、ボリビアはこのうちもっとも多い51人で、以下ナイジェリアが45人、南アフリカ共和国が32人、スペインが17人となっている。ボリビア人については偽造書類保持による不法滞在が多い。

■ベニ、シャトル便運航か La Razónの記事
ラパス、コチャバンバとベニ県を結ぶシャトル航空便が、運航される見通しだ。ベニ県内では大雨により道路が寸断されるなど、大きな被害が出ている。バスなど陸路交通が機能していないことから、ボリビア空軍航空(TAM)によるシャトル便の運航が計画されている。200ボリビアーノ程度で利用できるよう、調整が行なわれているところだ。

■TAMプロセス、空転か Los Tiemposの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の公営化プロセスが、また空転している。空軍の一部門である同社だが、二重行政への批判から公営化され、監督権が民間航空局に移ることになっている。しかしこのプロセスが進まないまま、空転している状況だ。保有機の認可プロセスが停滞していることなどが、大きく影響しているとみられる。

■タリハ県で土砂災害 El Díaの記事
タリハ県で土砂災害が起きている。22日、カナレタスとエントレ・リオスを結ぶ道路で土砂崩れがあり、土砂が道路を塞いだ。この影響で、県都タリハとエントレ・リオスを結ぶ交通、物流が影響を受けている。道路を覆っている土砂は4000~4500立方メートルとみられ、撤去平常化には時間を要するとみられる。

■カルナバル、警官6000人 La Razónの記事
オルーロのカルナバルには、警察官6000人が投入される。ユネスコ無形文化遺産に登録される、国内最大のフォルクローレ音楽とダンスの祭典は、今年は2月10日にパレードが開催される。オルーロ県警だけでなく、周辺県から応援を受け、この円滑な運営と安全確保のため、6000人規模での警備が行なわれるという。

■オルーロ、トバスの日 La Patríaの記事
オルーロは24日、「トバスの日」を迎える。トバスは東部ボリビアのトバ族のダンスで、国内ではオルーロのカルナバルやラパスのグラン・ポデールなどでとくに若い世代に人気が高い。フォルクローレの都オルーロでは、このトバスの日を記念し、市街でこのダンスのデモ披露が予定されているという。


【ペルー】

■チンチェロ、新たな棚田跡 Correo Perúの記事
クスコ県バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロで、棚田、段々畑の跡が発見された。地域の建設現場で、地中から出土したものだ。インカ時代、この地域では棚田、段々畑についての高い技術があり、各地にその痕跡がある。今回見つかったこの跡も、棚田、段々畑のものとみられている。

■プーノ県でバス事故 Correo Perúの記事
プーノ県のチロタで、バス事故が起きた。タクナからプーノに向かっていたサヒタリオ社の便が衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で3人が死亡し、24人が負傷している。運転手によるとこの車輛は、走行中に突然コントロールを失ったという。警察が事故原因などについての調べを進めている。


【チリ】

■ピニェラ、閣僚を発表 BioBio Chileの記事
3月11日に就任するセバスティアン・ピニェラ次期大統領が、閣僚名簿を発表した。ピニェラ氏はこの場で、「力強い人事になった」とこの内容に満足感を示している。新政府は、とくに国内での貧困対策に注力する姿勢を示した。またこの発表に先立ち、103歳で死去した詩人ニカノール・パラ氏に哀悼の意を表した。

■漁業者、海洋公園を批判 BioBio Chileの記事
漁業者らの団体は、政府が計画する「海洋公園」を批判した。陸上の国立公園の、いわば海洋版にあたるこの公園では、海洋資源、景観の保護などが図られる。しかし国内の漁業者らは、漁業操業に大きな影響が生じかねず、産業にとって難しい事態になると判断している。政府に対し、計画の撤回などを求めた。


【アルゼンチン】

■乗組員家族、海域へ Télamの記事
不明となっている海軍の潜水艦ARAサンフアンの乗組員家族が、チュブ州沖の海域に向かうという。昨年11月15日、ウシュアイアからマル・デル・プラタに向かっていたこの潜水艦が消息を絶ち、今も行方の手がかりが見つかっていない。海軍は希望した乗組員家族の、この海域への訪問をサポートするという。

■フライボンディ機、初日にトラブルか Cronistaの記事
LCCとして国内航空に参入したフライボンディは、運航初日に何らかのトラブルを起こしたとみられる。23日、コルドバと国内3都市を結ぶ路線を就航させた同社だが、コルドバ空港に緊急着陸したとの一報が入った。これに対しフライボンディ側は、緊急着陸の事実を否定している。同社は2月から、ブエノスアイレスにも乗り入れ予定だ。

■AR機に落雷か Sur54の記事
アルゼンチン航空の旅客機に22日夜、落雷があったとみられる。リオ・グランデの空港に着陸しようとした際、機体に雷が落ちた可能性があるという。乗客や乗務員に負傷などはないが、この落雷によりこの機材にトラブルが生じ、ブエノスアイレスに向けての折り返しの便が欠航となった。

■国内にも黄熱病流行のおそれ Télamの記事
国際的な医師の機関は、アルゼンチン国内でも黄熱病が蔓延するおそれがあると警告している。世界保健機関(WHO)はブラジル、サンパウロ州でこの感染が起きる可能性があると先週発表した。ブラジルに渡航予定のある国民が現在、接種を受けようと長い行列をつくっている状態だ。しかし国内でもこの感染症が猛威を振るう可能伊勢があるという。

■ワクチン、ストックは十分 Télamの記事
ミシオネス州保健局は、黄熱病ワクチンのストックが十分にあると発表した。アルゼンチン保健省は先週、ブラジルに渡航する者に対し、このワクチン接種を推奨することを発表した。以後、国内各地で接種を希望する人が殺到している状態だ。同局によると、この夏の間のワクチンの供給については問題なく、パニックに陥る必要ないとした。

■バギーに注意喚起 Télamの記事
アルゼンチン自動車工業会は、バギーの利用について注意喚起を行なった。国内では大西洋岸のビーチ、リゾート地でバギーはアトラクションとして人気がある。しかし先週、7歳のこどもが死亡する事故があり、同機関は使用方法について周知、啓発を開始した。16歳未満の者については、使用しないことが推奨されているという。


【エクアドル】

■花卉、1万5千トン輸出へ El Comercioの記事
エクアドルはこの聖バレンタインデーに向け、合わせて1万5千トンの花卉を輸出する。キトのマリスカル・スクレ空港の貨物管理側が明らかにした数字だ。花卉はエクアドルの主要輸出農産物で、2月14日の聖バレンタインデーには世界的に需要が高く、欧米に多く輸出が予定されている。生産現場では現在、輸出に向けた準備が進められている。


【コロンビア】

■アビアンカ、BRSシステム導入 Canal1の記事
国内最大手のアビアンカ航空は、新たに「BRSシステム」を導入するという。このシステムは、乗客の預け荷物をクラウドを利用して管理するものだ。この導入により、「ロストバゲージ」が避けられ、さらに乗客はリアルタイムに自身の荷物の情報を得ることができるようになる。アビアンカ側としても、管理がより容易になる効果があるという。

■クンディナマルカ、鳥の感染症 Caracol Radioの記事
クンディナマルカ県内で、鳥の感染症が広がりつつあるという。県保健局によると、ウイルス性感染症であるニューカッスル病が県内の養鶏業などの間で、拡大しているという。この感染症は感染力が高く、野鳥を通じて広範囲に広がりやすい。人が感染することもあり、保健局は死んだ鳥の扱いに注意するよう、呼びかけている。


【ベネズエラ】

■大統領選、4月30日までに El Paísの記事
大統領選挙は、この4月30日までに行なわれるという。政府の意向を受ける制憲議会の、デルシー・ロドリゲス議長が宣言したものだ。憲法の規定に基づき、この日までに自由公正な選挙を行ない、大統領を選ぶという。独裁色を強めているニコラス・マドゥロ大統領が、再選を目指して出馬するのは既定路線だ。

■マドゥロ政権、孤立深まる El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権の、国際的孤立が深まっている。米国による経済制裁に続き、欧州連合(EU)もベネズエラに対する制裁を発表した。マドゥロ政権の幹部などについて、加盟26か国への入国禁止や在外資産凍結などの措置がとられている。欧米は反政府デモに過度の武器が使用されたことなどを重く見て、民主主義が危機に瀕していると指摘している。

■100ボリバール札、さらに延命 El Tiempoの記事
政府は、国内で流通している100ボリバール札の「延命」を発表した。ニコラス・マドゥロ政権は2016年12月、当時最高額だったこの紙幣の廃止を突如発表した。このため国内では現金危機が生じる事態となり、政府は暫定的延長を繰り返してきた。今回の措置で、この紙幣の期限は3月20日となった。現在の最高額紙幣は10万ボリバールだ。

■野党、団結呼びかけ Caracol Radioの記事
野党所属議員らは23日、ツイッターを通じ、野党の協力と団結を呼びかけた。60年前のこの日、ベネズエラでは当時の独裁政権が倒れた。ニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強める中、これに倣おうと呼びかけたものだ。国内の野党の間では、関係に綻びが生じていることが、指摘されている状態だ。

■コロンビア、大使空席に Caracol Radioの記事
在カラカスのコロンビア大使館では、大使が当面空席になる。コロンビア政府側が明らかにしたもので、両国関係に改善の兆しがみられるまで、この状態を続けるという。ニコラス・マドゥロ政権は国内で起きている経済問題について、コロンビアに責任転嫁するような言動を続けている。フアン・マヌエル・サントス大統領もこれらの発言に苦言を呈していた。

■HRW、制裁強化を求める El Intransigenteの記事
国際的な人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、各国にベネズエラに対する制裁強化を求めた。米州11か国によるリマ・グループ各国に対し、呼びかけたものだ。ベネズエラではニコラス・マドゥロ政権の独裁色が強まり、また経済失政により国民生活の窮乏が生じている。これらの状態をベネズエラ政府による「人道的な罪悪」と断じた。

■レデスマ氏、ピニェラ氏に呼びかけ Prensaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、3月に就任するチリのセバスティアン・ピニェラ次期大統領に、ニコラス・マドゥロ政権との「対峙」を求めた。スペインに事実上の亡命を果たした同氏は、サンティアゴを訪れこの会談に臨んだ。国際社会からベネズエラ政府に対する圧力の強化の必要性を訴え、ピニェラ氏に協力を求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、緊張高まる Debateの記事
ホンジュラスでは緊張が高まっている。この27日、フアン・オルランド・エルナンデス大統領の二期目の就任式が予定されている。しかし昨年11月26日の選挙に不正があったとして、野党や多くの国民がこの選挙の無効を求め、各地でデモを繰り広げている。警官隊によるデモの鎮圧行動で死傷者も出ており、緊張が増している。

■メキシコ、殺人の75%は組織犯罪 Caracol Radioの記事
メキシコで起きている殺人の実に75%は、組織犯罪がらみだという。同国で活動するNGO団体が明らかにしたものだ。政府は先週、2017年の国内の殺人件数が、この20年で最悪の数字であったことを明らかにしている。75%にあたる1万8989人は、麻薬カルテルなどの関連での殺人であったと、同団体は明らかにした。

■ウルグアイでも接種に行列 El Paísの記事
ウルグアイでも、黄熱病の予防接種に行列ができている。先週、世界保健機関(WHO)が、ブラジルのサンパウロ州で黄熱病感染のリスクがあると発表した。これを受けウルグアイ保健省は、ブラジルに渡航する人にこのワクチン接種を推奨した。これを受け、ブラジルに渡航予定のある人の接種希望が後を絶たない状態となっている。

■コスタリカ、同性婚が焦点に Caracol Radioの記事
2月4日に大統領選挙の投票が予定されているコスタリカでは、同性婚の是非が論戦の焦点になっている。今月、米州機構の人権機関が同性婚について、基本的人権と位置づけることを議決した。国内では同性婚やパートナーシップ制は制度化されておらず、法制化については賛否が分かれている状態だという。



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