2018.01.30

【ボリビア】

■エボ、ハーグの準備はできている La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ハーグの国際司法裁判所の裁定についての準備ができている、と断じた。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を求めており、この件を同司法に持ち込んでいる。この裁定が3月下旬に示される予定だ。モラレス大統領はこの裁定内容について、「空の状態ではない」とし、ボリビアにとっての「果実」があると断じた。

■密輸抑止、困るのはチリ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国境での密輸管理強化で、困るのはチリだと断じた。さまざまな物品の密輸は、南米では国境を越えた問題となっている。ボリビアはオルーロ、ポトシ県のチリ国境での管理強化を進めているが、モラレス大統領はこれまでの密輸で恩恵を受けてきたチリ側に、経済上の影響が生じると指摘した。

■水遊び、国レベルで禁止 La Razónの記事
カルナバル時期の水遊びは、国レベルで禁止となる。この時期、若者やこどもたちは、水をかけ合ったりグローボと呼ばれる水風船を投げ合う遊びを行なう。しかしこの遊びの暴徒化や水不足を受け、地域行政単位で規制の動きが広がった。政府は、異常渇水を受けて開始した国レベルでの禁止を、今年も実施する方針を示した。この措置は3年連続となる。

■21F闘争、拡大 La Razónの記事
国内では「2月21日(21F)闘争」が拡大しつつある。2016年のこの日、憲法改正を問う国民投票が行なわれ、Noが勝利し改正は否決された。にもかかわらず、エボ・モラレス大統領が多選規定を無視し、網疏(法の抜け穴)を通じ出馬を強行しようとしている。反対闘争がサンタクルスで起きたが、動きがラパス、コチャバンバに拡大する見通しとなった。

■2025年に電力普及100%に Página Sieteの記事
エネルギー担当のラファエル・アラルコン大臣は、2025年に国内全土で電力が使用できる環境整備を進める方針を示した。同大臣によると2005年時点で電力の普及は70%だったが、今は90%を超えたという。さらにこの政策を進め、2025年の完了方針を示した。政府は国内での電源開発を、積極的に進めている。

■イキケ利用貨物、10%増 La Razónの記事
チリ北部のイキケ港は、今年のボリビア貨物のこの港湾使用が、前年比で10%増えるとの見方を示した。内陸国のボリビアは、この港とアリカを、外港として使用している。ボリビアとチリの関係悪化から、ボリビア政府はこの外港機能をペルー南部のイロに移す姿勢だが、インフラ整備が必要なことから移管は進んでいない。

■チャリャパタで事故 La Patríaの記事
オルーロ県南部のチャリャパタで28日未明、バス事故が起きた。オルーロ市からポトシに向かっていたバスが、チャリャパタから9キロの地点で衝突事故を起こしたものだ。この事故で、1人が死亡し、乗客ら50人が負傷している。死亡したのは30歳くらいの男性だが、今の時点で身元は判明していない。

■ヤクイバとトリニダ、水浸し La Razónの記事
タリハ県のアルゼンチン国境、ヤクイバと、ベニ県都トリニダ近くで、浸水被害があった。大雨の影響によるもので、ヤクイバでは市街地の街路が、トリニダ近郊のラグーナ・ラ・ボンバでは街路が水に浸かった。現在国内の広い範囲は雨季を迎えており、気象機関は国内6つの県に、降雨についての警戒を呼びかけている。

■ビノ・ティント、壁が崩落 Página Sieteの記事
ラパス、ビノ・ティントの住宅地で、住宅街の壁が崩落する事態が生じた。現場となったのはサルスエラ通りで、崩落したのはアドベ(日干し煉瓦)の壁だ。この事態で、崩落した壁の直撃を受けた高齢者の男性が死亡している。市側によると、雨の影響で地盤が緩んだか、地下水の流れの影響でこの事態が起きたとみられるという。

■バンド祭、6000人が参加 La Razónの記事
オルーロで2月3日に開催されるブラスバンド祭には、6000人が参加するという。10日のカルナバルの前哨戦として行なわれるこの祭は、大人数による一斉演奏が醍醐味だ。主催側は少なくとも6000人の参加があるとした。この祭には、フォルクローレグループのリャフタイマンタ、アワティーニャスも参加する。

■2月10日広場、QRコード管理 La Patríaの記事
2月10日に行なわれるユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルでは「QRコード」が活用される。このパレードルート沿いには観客席が設けられるが、民間委託で設営されるこの座席などの管理識別に、QRコードを使用することを市側が明らかにした。この委託についての入札が行なわれたばかりだ。

■ラパス通り、大忙し La Patríaの記事
オルーロ市中心部のラパス通りは、今は年間でもっとも忙しい時期を迎えている。この街路には、フォルクローレダンスの衣装店が軒を連ねている。2月10日の、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードを控え、各店がさまざまなグループからの注文に応じ、対応するため大忙しとなっているものだ。


【ペルー】

■アビアンカ、路線拡充 El Comercioの記事
アビアンカ・ペルーは、リマを起点とする国際線の拡充を進めるという。同社はリマとアルゼンチンのメンドサを結ぶ路線の開設を発表したが、計画はこれにとどまらないとした。一方国内線については、トルヒーリョ、チクラヨ線の減便方針を示すなど、路線網の「再構築」を進める姿勢を示した。

■反フヒモリデモ続く Correo Perúの記事
アレキパでは、今も元大統領アルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施に反対するデモが、続いている。昨年のクリスマス、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領がこの恩赦実施を発表し、今年初めにかけて反対デモが各地で相次いだ。しかし恩赦が実施されたことから各地ではデモは止んだが、アレキパでは今も続いている。


【チリ】

■ワクチン、8千本投入 BioBio Chileの記事
国内には黄熱病ワクチン8000本が、投入された。ブラジル最大の人口のサンパウロ州で黄熱病感染が生じたことから、チリ保健省は同国を訪れる国民に、予防接種を推奨した。この接種を希望する国民が多く、国内各地の医療機関に長い列ができている。国内ではワクチン不足の可能性も指摘されたが、保健機関が8000本を調達、投入することを明らかにした。

■2人がカツオノエボシの被害に La Terceraの記事
第4(コキンボ)州ラ・セレーナのビーチで、2人がカツオノエボシに刺されたという。被害にあったのは成人と12歳のこどもだ。遊泳でビーチを訪れた際、被害にあったもので、いずれも命に別状はない。俗に電気クラゲと呼ばれるこのクラゲは、触手に毒性があり、場合によっては命を落とすこともある。


【アルゼンチン】

■マクリ、新たな改革 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、新たな改革方針を示した。欧州歴訪から戻った同大統領は、政治、公務員にかかる費用の25%削減や、閣僚親族の公務員採用を中止することなどを新たに示した。2015年12月に就任した同大統領は経済改革を掲げ、行きづまり感のあった当時の状況の打開に、一定の成果を出している。

■AR、助成金依存脱却へ Télamの記事
アルゼンチン航空は、2019年には助成金依存から脱却する方針を示した。マリオ・デリャクア会長が29日、語ったものだ。前政権下で再国有化された同社は、政府から巨額の助成金を受け続けている。しかし現マウリシオ・マクリ政権となり、この見直しも進んでいた。同会長は収益性の改善などを今後図り、脱却の一日も早い達成を目指すとした。

■クウェート、水に投資 Télamの記事
中東のクウェートが、アルゼンチンの「水」に投資する。同国の開発銀行が、ブエノスアイレス州ラ・プラタに計画されている浄水場への投資を発表したものだ。総事業費2億1160万ドルのうち、5100万ドルを同行が拠出する。ラ・プラタ側はこの浄水場実現で、地域の水道供給の大幅な改善、近代化が図れるとしている。

■アウストラル機でトラブル 0223の記事
アウストラル航空の旅客機で、トラブルがあった。問題が生じたのは、マル・デル・プラタの空港を発ち、ブエノスアイレスのアエロパルケに向かおうとした便だ。この便は一度は離陸したものの、車輪の油圧の異常で引き返した。乗客、乗務員に負傷などはないが、再出発までこの便は相当の時間遅れている。


【エクアドル】

■エクアドルへの渡航者、保険加入義務づけ El Universoの記事
エクアドルを訪れる観光客らは、保険加入が義務づけられる。昨年8月に成立した新法による措置で、2月1日から義務づけとなるものだ。加入しなければならないのは公的、民間を問わず、滞在中の保健医療費をカバーする保険だ。ただし陸路国境付近のみに立ち入る者については、免除措置がとられる。

■スペイン、ビザ免除を働きかけ El Comercioの記事
スペイン政府は欧州連合(EU)に対し、エクアドル国民へのビザ免除を働きかけている。シェンゲン協定加盟国に入国する際、エクアドル国民はビザが必要だ。観光やビジネスで短期入国する場合、コロンビア、ペルー国民が免除となっているように、エクアドル国民も免除対象とするよう、スペイン政府が各国に働きかけている。


【コロンビア】

■ELNとの和平交渉、凍結へ El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉を凍結した。先週、バランキージャで警察施設がテロ攻撃を受けたが、この犯行がELNのものであることが判明した。2016年のFARCとの和平合意に続き、サントス政権はELNとの交渉を重ねていたが、これを凍結することを明らかにした。

■カルナバル、中止しない Caracol Radioの記事
バランキージャのカルナバルは、中止しないという。アトランティコ県のエドゥアルド・ベラノ・デ・ラ・ロサ知事が明言したものだ。先週、この町では警察施設がテロ攻撃を受ける事件が起きた。この町は国内でもっとも華やかなカルナバルで知られるが、経済面への影響を考え、中止や縮小は考えていないと断じた。


【ベネズエラ】

■マドゥロ政権「合意は近い」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、野党との合意が近いと断じた。ホルヘ・ロドリゲス広報官が29日、語ったものだ。ドミニカ共和国政府の斡旋で、両者協議がサント・ドミンゴで始まっている。政府側は大統領選挙の実施を早め、4月末までに行なう姿勢で、政府側はこの合意を急ぎたい姿勢だ。一方、野党側は足並みの乱れが顕在化している。

■野党、選挙への模索 El Paísの記事
野党は、選挙に向けた模索を続けている。4月末までに大統領選挙が行なわれる見通しとなったが、ニコラス・マドゥロ政権打倒を掲げる野党連合間での足並みの乱れが起きている。しかし独裁色を強めるマドゥロ政権に対峙するには、結束が必要な状態で、統一候補擁立に向けた模索が続けられているものだ。

■レデスマ氏、アルゼンチンへ El Universoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領と面会した。同氏は政府弾圧を受ける中、スペインに事実上の亡命を果たしている。チリ、ペルーに続き同国を訪れたもので、ニコラス・マドゥロ政権に対する圧力を強めるよう、マクリ大統領に直訴した。マクリ大統領は、ベネズエラの次期大統領選の結果を認めないと明言している。

■通貨流通、1228%増 El Universalの記事
ベネズエラの通貨流通量は現在、149兆8千万ボリバールだという。ベネズエラ中央銀行が明らかにした数字だ。この数字は、1年前の同時期に比して、実に1228.5%もの増加となっている。経済失政の影響で通貨ボリバールは平行(闇)市場で暴落し、この影響を受け流通量が増大する結果となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、3州でワクチン運動 El Diarioの記事
ブラジルではサンパウロ、ミナス・ジェライス、リオデジャネイロの3州で、黄熱病ワクチン接種運動が続いている。世界保健機関(WHO)は最大人口のサンパウロ州でこの感染症が広がりを見せるとして注意情報を出した。感染抑止のためのワクチン投与を各地で続けているものだ。一方、これら3州の都市部では、黄熱病感染例はないという。

■米国大使館前で抗議デモ Ecodiarioの記事
ホンジュラス、テグシガルパの米国大使館前で、抗議デモが行なわれた。27日にフアン・オルランド・エルナンデス大統領が二期めについたが、野党や多くの国民は昨年11月の大統領選に不正があったと指摘している。「都合のいい」エルナンデス政権にいち早くお墨つきを与えた米国に対し、野党や国民からの反発が強まったものだ。

■パラグアイ川、警戒続く EFEの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、大河パラグアイ川の増水に対する警戒が続いている。大雨の影響などでこの川の水位が、危険水位を超えたまま高止まりしているものだ。今も2万5千人が、市側が用意した79個所の避難所に身を寄せている。川に面するバニャードス地区では、住宅地が水に浸かっている状態が、続いている。

■テメル「ルラは死なず」 El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏について、政治家として「死んでいない」と断じた。この24日、ポルト・アレグレで行なわれた二審は、初審を支持し同氏への有罪を判断した。しかしテメル大統領は、この判決でルラ氏の政治生命が絶たれたわけではないと断じた。

■キューバ、砂糖輸出を停止 Ciber Cubaの記事
キューバは、同国の主要農産品である砂糖の輸出を一時停止した。同国政府によると、大雨など天候の問題でサトウキビ生産に影響が生じ、国内の砂糖流通にも支障が生じている状態だという。このため砂糖の輸出を一時停止し、国内流通の正常化を図る。先週末以降、国営砂糖会社はこの輸出を止めているという。

■パナマ、欧州来訪者が増加 Caracol Radioの記事
欧州からパナマを訪れる人が、大きく伸びているという。同国政府が明らかにしたもので、昨年一年間に欧州各国からパナマを訪れた人の総数は22万7963人と、前年比で1万7070人、割合にして8.1%の増加となった。イベリア航空の利用者が15.9%、エールフランスが18.3%伸びるなど、直行便の利用も好調だったという。

■グアテマラで銃撃戦 Caracol Radioの記事
グアテマラシティで銃撃戦があった。29日未明、この事態が起きたのは市内南東部地区の住宅地だ。「マラ18」と呼ばれる、組織犯罪メンバーの「パンディージャ」同士の抗争が、背後にあったとみられる。この事件で、20歳から27歳の男性4人が、死亡している。グアテマラの2017年の人口10万人当たり殺人数は261件となっている。

■ブラジルからデング上陸か El Paísの記事
ウルグアイで、この夏初めてとなるデング感染が報告された。この感染例は、ブラジル国境に近いトレインタ・イ・トレスで確認されたものだ。保健省によると、このデングはブラジル国内から持ち込まれたケースと考えられるという。デングと同じネッタイシマカが媒介する黄熱病への警戒も、国内で続いている。



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