2018.02.03

【ボリビア】

■ベニ、緊急事態 La Razónの記事
ベニ県都トリニダとサンボルハに、緊急事態が発令された。大雨の影響で、地域を流れる河川が氾濫するおそれがあるとして、県側が宣言したものだ。インディヘナ(先住民)コミュニティが伝統的生活を踏襲するイシボロ・セクレ国立公園内でも、水害が起きるおそれがあるという。国内の広い範囲は現在、雨季を迎えている。

■南部5地域で水害 La Razónの記事
国内南部では5つの行政地域で、水害が起きた。ポトシ県南部のトゥピサでは、地域を流れるトゥピサ川が氾濫し、多くの住宅が水没したり、損壊したりした。このほかコタガイタ、ビジャモンテス、ヤクイバ、ビントの各地で水害が報告されている。これらの5地域では、合わせて1275人が避難した状態だ。

■18河川で氾濫のおそれ La Razónの記事
国内では現在、18の河川で氾濫の危険性が高まっている。国防省が明らかにしたものだ。雨季を迎えている国内だが、今期はラ・ニーニャ現象の影響で雨の降り方が極端化している。ポトシ、タリハ、チュキサカ、コチャバンバ、ベニ県で今後、大規模水害が生じるおそれがあると警告が発せられた。

■ピルコマヨ川増水で懸念 El Deberの記事
タリハ県では、ピルコマヨ川の増水により、懸念が高まっている。アルゼンチン国境地域を流れるこの河川だが、上流部の雨で水量が増し、氾濫するおそれがあるとの指摘がなされている。すでに下流のアルゼンチン側では、水害によりサルタ州で多くの被害が生じている。今後、同様の氾濫被害が国内にも及ぶおそれがある。

■住宅再建で緊急予算 Correo del Surの記事
政府は、水害を受けた住宅の再建支援のため、7千万ボリビアーノの緊急予算を計上した。雨季を迎えている国内だが、雨降りの極端化で各地で水害が生じている。住宅が流されたり、損傷を受けているケースも多く報告されており、政府の住宅行政がこの予算を急遽、計上したものだ。配分などについては今後検討する。

■パイラス、対水害封鎖 El Díaの記事
サンタクルス県のパイラスの人々が、地域の幹線道路を封鎖した。この地域を流れるコトカ川が増水しており、地域の人々はこの氾濫を警戒している。県や政府、そしてボリビア道路管理局(ABC)に対し、この水害対策をとるよう求めた要求行動だ。この封鎖で、多くのバスやトラックが足止めされている。

■メサ氏、チリに対する大勝利 Los Tiemposの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、ボリビアはチリに対しすでに「大勝利」を収めているとした。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求めており、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この3月19日から、双方による弁論が予定されているが、これを開催できたこと自体が「尋常でない勝利だ」とした。

■テレフェリコ、落雷の影響 Los Tiemposの記事
コチャバンバの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)が、落雷の影響を受けているという。クリスト像が立つコンコルディアの丘に向かうこのテレフェリコの施設に雷が落ちたという。この影響で伝送系のシステムに不具合が生じ、現在運転を見合わせている。今の時点で、復旧の見通しは立っていない。

■UMSA、女性が56% El Díaの記事
ラパスを代表する大学であるマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)を今季卒業するうち、56%を女性が占めるという。今期の卒業者は4187人で、このうち女性が2330人となっている。近年、女性の大学卒業者は国内全体で増えているが、同大学で卒業生に占める女性の割合がここまで高くなるのは、初めてだ。

■オルーロのカルナバル、ようやく確定 La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルの今年の日程などが、ようやく確定した。市議会が、その年ごとに整備される法案を可決したものだ。今年は2月11日にこのパレードが開催されるが、市内のこのルートなども確定することとなった。この日、国内外から多くの観光客が、市内を訪れるとみられる。


【ペルー】

■化石保持で観光客拘束 Correo Perúの記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港で、コスタリカの50歳の男性観光客が一時、拘束された。この観光客は空路でこの町を離れようとしたが、持ち出しが禁止されている「化石」を荷物の中に持っていたという。男性によるとこの化石は、イカ県内を訪れた際に購入したものだったという。

■トゥンベス、インフルエンザ上陸 El Comercioの記事
コスタ(海岸)地方北端のトゥンベスで、インフルエンザが発生した。13歳の男児が、AH1N1型に感染したことが確認されたものだ。国境を接するエクアドルで現在、インフルエンザが猛威をふるっており、ついに国内に上陸したことになる。保健省はこのワクチンを用意し、高齢者やこどもなどへの接種を推奨している。


【チリ】

■チジャン火山、活発な状態 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のチジャン火山が再び、活発な状態になっている。観測機関が明らかにしたものだ。2日昼過ぎ、また活発化が観測され、火口からの噴煙の高さが2500メートルに達したという。火口からは水蒸気が多く上がっており、活発な状態はもうしばらく続くとみられる。観測機関は今後について、注意深く見守る方針だ。

■トーレス・デル・パイネ、米国人が不明 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園で、観光で入園した米国人男性が不明となっている。このアレックス・オコネールさんは1月20日にロス・ペーロスキャンピング場に宿泊したことが明らかになっているが、以後の消息は不明だ。家族らが公園側に、この捜索を求めている。


【アルゼンチン】

■サルタ、一万人避難 Télamの記事
大雨による川の増水、氾濫の影響で、サルタ州では合わせて1万人が避難している。ボリビア国境を流れるピルコマヨ川が氾濫したもので、サンタビクトリア・エステなどで人々が避難を強いられているものだ。川の増水は続いており、さらに下流域に被害が広がるおそれもある。この川の氾濫で、ボリビア側にも影響が出ていた。

■メンドサ、バス事故 La Nacionの記事
メンドサ州の国道7号で、バス同士の衝突事故があった。2日未明、クリスト・レデントールの国境トンネルから200メートルの地点で起きたこの事故で、パラグアイに向かっていたチリの10歳から16歳のフットボール少年3人が死亡している。このほか20人が、地域の医療機関に搬送され手当てを受けている。

■マクリ、乗組員家族と面会 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、不明潜水艦の乗組員家族らと面会する。昨年11月15日、チュブ州沖で海軍のARAサンフアンが消息を絶ち、今も行方の手がかりすら見つかっていない。生存が絶望視されている44人の乗組員の家族らとマクリ大統領はこの6日、大統領府であるカサ・ロサーダで面会するという。

■ミクロセントロ、通行規制強化 Télamの記事
ブエノスアイレス中心部のミクロセントロの街路について、この4月から一般車輛の通行規制が強化される。昼夜を問わず交通量が多く渋滞も慢性化しているミクロセントロでは、街路の通行規制が段階的に強められている。4月以降は、一定条件をクリアした車輛や地域住民の車以外、通行は原則できなくなるという。

■AR、旅客新記録 Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の2018年1月の利用者は、過去最高となったという。同社が明らかにしたもので、月間利用者数は124万1766人だった。この数字は、昨年同月に比して6%多い。この月の平均搭乗率は81.6%で、定時発着率は87.0%だった。国内ではLCC参入が相次ぎ、国内市場での競争が激化している。

■ジェルバ・デ・マテ、新記録 Télamの記事
マテ茶の茶葉であるジェルバ・デ・マテの国内生産量は2017年、過去最高となったという。生産者の団体によると、この年に国内で生産されたジェルバ・デ・マテは2億5214万キロで、前年比で18.9%の増加だった。マテ茶は国内のほかブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、そしてボリビアの一部で伝統的に飲まれている。


【エクアドル】

■国会施設で爆弾騒ぎ El Comercioの記事
キトの国会施設で2日午後、爆弾騒ぎがあった。14時45分、ピチンチャ県警がこの議事堂に爆発物があるおそれがあるとして警報を出した。施設内の人々が一斉に外に避難する事態となった。警察が施設内を調べたが、不審物は結局見つからなかったという。この警報は通報によるもので、警察は悪質ないたずらとみている。

■マチャラで大断水 El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラで、大断水が起きている。地域の水道会社によると1日午後、市内に水道を送る主要水道管に問題が生じ、市内の50%のエリアに水道水を送ることができなくなっているという。ラ・エスペランサ浄水場から送られる水が現在、完全にストップしている状態で、完全復旧には時間を要するおそれがある。


【コロンビア】

■アビアンカ、ビジャビセンシオ増便 Portafolioの記事
アビアンカ航空は、ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ路線を9日までの間、緊急増便する。両都市間の陸路交通が、橋の事故の影響で支障が生じているためだ。68人乗りのART72型機を使用し、両都市間のシャトル便を運航し始める。この特別便については、片道20万ペソという低額運賃となっている。

■カルタヘナ、ライフセーバー増員 Caracol Radioの記事
カルタヘナのビーチでは今季、ライフセーバーが増員されている。カリブ海に面するこの町は国内有数の観光地で、ビーチはカルナバル連休には多くの人で賑わう。市側によると、このビーチに派遣されているライフセーバーは今季、前期に比して32%多い、70人体制だという。市側によると、増員できるほど、ライフセーバーの数も揃ってきているという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、正式に候補に Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は正式に、次期大統領選の候補となった。政府側は大統領選の実施を早め、この4月末までに行なう方針を示している。マドゥロ大統領は与党PSUVの正式な候補となった。一方、政府に事実上コントロールされている司法は、野党候補の出馬を認めない判断を次々と示し、自由公正な選挙からはかけ離れた状態だ。

■レデスマ氏、圧力強化を訴える Venezuela al Díaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ニコラス・マドゥロ政権への圧力強化を訴えた。同氏は米国ワシントンで、米州機構(OAE)のルイス・アルマグロ総裁と会談した。同氏は政府弾圧を受けていたが、スペインに事実上の亡命を果たしている。先週からチリ、ペルー、アルゼンチンを訪れ、各国に圧力強化を求めていた。

■高齢の重鎮に弾圧か El Universoの記事
野党は、ニコラス・マドゥロ政権が、高齢の野党重鎮に弾圧を加えていると訴えた。現在85歳のエンリケ・アリステギタ・グラムコ氏が、身柄を拘束されたという。同氏は1958年から、当時の軍事独裁体制と闘い続けた人物だ。政府による野党弾圧が続くが、同氏のような重鎮に力が加わったことに、野党が強く反発している。

■抗議デモ、毎日11件 RunRunの記事
現在国内では、毎日平均して11件の、抗議デモが起きているという。国内で活動するNGO団体が明らかにしたものだ。経済失政による物資不足が続くが、昨年末以降再び、市民による抗議行動が各地で活発化している。こうしたデモが暴徒化し、トラックなどを襲う略奪も、国内各地で頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、新たな遺跡発見 La Vanguardiaの記事
グアテマラで、未知の遺跡が新たに発見された。同国の研究機関PACUNAMが明らかにしたものだ。百年前に、コミュニティが消滅したペテンの森林に、この遺跡があることが新たに分かったという。複数のピラミッドなどを持つ、かなり大がかりなものと推定される。この広さは2100平方キロメートルにのぼるという。

■サンパウロ、黄熱病パニック El Paísの記事
ブラジル最大の都市サンパウロは、黄熱病パニックに至りつつあるという。先月、世界保健機関(WHO)はサンパウロ州内でこの感染症が広がっているとして、注意情報を出した。これを受け、サンパウロ市内でも、多くの人が予防接種を受けようと医療機関に殺到しているという。今の時点でこの感染症は、同州の農村部で発生しているが、都市部ではまだみられていない。

■フィデルの息子が自殺 El Paísの記事
キューバのフィデル・カストロ前議長の息子が、自ら命を絶ったという。69歳で死去したのは、フィデル・カストロ前議長の最初の妻との間の唯一の息子である、フィデル・カストロ・ディアス・バラルト氏だ。同氏は数か月前から、重度の鬱を抱えていた。1日の朝、ハバナの自宅で死亡しているのが発見されたという。

■ドミニカ、航空の混乱 El Salvadorの記事
ドミニカ共和国では、空の交通に大きな混乱が生じている。同国の航空当局は、PAWAドミニカーナ航空に90日間の停止を命じた。この突然の事態で、同社便のチケットを持つ人が、空港で足止めされる事態が相次いでいる。今の時点で同社の先行きは不透明で、経営側は同社の買収先を探していることが明らかになっている。

■リオ、月に銃撃戦20回 El Universoの記事
ブラジル、リオデジャネイロではこの1月だけで、市街での銃撃戦が20回発生した。市内に点在する、ファヴェラと呼ばれるスラム街に、さまざまな組織犯罪の巣窟があることが指摘されている。こうした犯罪組織間の抗争が頻発しているものだ。政府は軍を動員し、このファヴェラの治安対策に力を入れている。

■ウルグアイ、海に不時着 El Paísの記事
ウルグアイで小型機が、海に不時着した。この機は消防機関のもので、操縦士と副操縦士の2人が乗り、空港を飛び立った。しかし機材の不具合などを受け、プンタ・デル・エステの海に不時着したものだ。機材は海に沈んだが、2人は救助されている。操縦士は、海水浴客などが多い海岸を避け、海を選んだという。



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