2018.02.05

【ボリビア】

■エボに投票、22%に低下 El Comercioの記事
国民間でエボ離れが急速に進んでいる。2019年の大統領選で、エボ・モラレス大統領に投票すると答えた人が、22%に低下した。ラパスのメディアと調査会社の世論調査の結果だ。モラレス大統領は現行憲法の多選規定に関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じ出馬する方針を示している。この選挙で「誰にも投票しない」が24%となるなど、国民の政治不信が広がった。

■水害「2014年ほどではない」 El Díaの記事
国防省は、現在国内で起きている水害について、近年もっとも被害が大きかった2014年ほどではない、とした。先週後半以降、国内各地で大雨や川の氾濫による被害が頻発している。ハビエル・サバレタ国防相はそれでも、2014年ほどの大災害には至っていないとした。同大臣は現時点で、6千世帯が被害を受けているとしている。

■CAF、15万ドル供出 La Razónの記事
アンデス開発公社(CAF)は、ボリビアの被災者支援に15万ドルを供出する。雨季を迎えている国内だが、先週後半以降ポトシ、ベニ、コチャバンバ、チュキサカ、タリハ県で水害や川の氾濫による被害が広がっている。CAFはこの被害を受け、被災者の生活再建などのため、この額の供出を決めた。

■マニキ川が氾濫 La Razónの記事
ベニ県では、マニキ川が新たに氾濫したという。先週後半以降、ベニ県では大雨による川の氾濫が相次いでいる。新たにサンボルハのコダ付近を流れるこの川が氾濫し、新たな被害が生じているという。このサンボルハやトリニダ、イシボロ・セクレ国立公園などで現在、合わせて3100世帯が避難している。

■ジカ熱、15件に Página Sieteの記事
サンタクルス県内でのジカ熱感染は、15件となった。同県の保健局が、今季の数を示したものだ。ブラジルで大流行したこの感染症は、南米各地に広がっている。雨季を迎えた国内では、媒介するネッタイシマカなどの数が増え、再び感染が起きやすい状況となっている。同県での感染例のうち、10件をラ・グアルディアが占めている。

■ブラジル、鉄道はコストで断念 El Deberの記事
ブラジル政府は、同国と太平洋を結ぶ鉄道計画を、コストの高さから断念していたという。2014年、中国の周近平国家主席が南米を訪れた際、ペルーとを結ぶ鉄路建設で合意していた。しかし同国政府は、800億ドルにのぼるコストからこれを断念した。現在、ボリビア国内の鉄道網を活用する大陸横断鉄道計画が進み、ブラジルは参加を表明している。

■ミトマ氏、政府への不信感を語る Correo del Surの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長は、現政権への不信感をあらためて口にした。COBは国内への影響力が強いが、現政権とは対峙姿勢を強めている。こうした中、政府がこの分断工作を図り、新たな組合組織を立ち上げようとしたことが報じられた。同委員長は政府が、体制維持の目的で組合活動を支配しようとした、と批判した。

■オルーロ-コチャバンバ道で事故 Correo del Surの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路で、バス事故が起きた。4日午前4時頃、コチャバンバ県タパカリ郡のチャリャ・グランデ付近でドラード社とエル・アルテーニョ社の便が正面衝突事故を起こしたものだ。この事故で2人が死亡し、10人が負傷している。事故原因などについての調べが進められている。

■ユンガス、トラック転落 El Díaの記事
ラパス県のユンガス地方では2日、トラックが谷に転落する事故が起きた。午前11時頃、サンバルトロメ付近で、走行中のバスが道路を外れて、30メートル下に転落したものだ。バス車輛は大破し、乗っていた7人は負傷したが、奇跡的に犠牲者は出さなかった。ユンガスは地形上の難しさから道路事情が悪く、こうした事故が後を絶たない。

■スクレ、住宅の屋根が崩落 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレの中心部で、住宅の屋根が崩落する事故が起きた。4日午前、この事故が起きたのはスラパタ地区の住宅だ。この建物は建造から相当の期間が経過していたが、十分なメンテナンスが行なわれていなかったと市側は指摘している。この事故による、負傷者などはいないという。

■オルーロ、最後のリハーサル La Razónの記事
オルーロでは4日、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレードの、リハーサルが行なわれた。本番前最後のリハーサルには、出場予定のグループの多くが参加した。パレードが行われるルートでは、合わせて18種類のダンスが披露された。このカルナバルのパレード本番は、10日に実施される。

■オルーロ、スプレー7種 La Patríaの記事
オルーロ市は、スプレー7種について、安全と判断した。カルナバルの際、市内では泡の出るスプレーをかけ合う遊びが行なわれる。市販されているこれらのスプレーだが、この中には危険物質を含む場合があるとの指摘がある。市側は市販されている商品を独自に調べ、7つの銘柄について安全性にお墨つきを与えた。


【ペルー】

■クスコ、オイル漏れか El Comercioの記事
クスコ県で、オイル漏れが起きたという。パイプラインから、液化ガスが漏れ出たとの報告があったものだ。国の環境行政が、この現場での緊急調査を行なう方針を示した。現場はラ・コンベンシオン郡のメガントニで、流出量などは明らかになっていない。国内では北部で、パイプラインからのオイル漏れが相次いでいる。

■水痘ワクチン、定期接種に El Comercioの記事
保健省は、水痘(水ぼうそう)のワクチンについて、定期接種に加える方針を示した。国内では昨年、552件の水痘感染が報告され、2人の死者も出している。この感染症は感染力が強く、学校などを通じた集団感染が起きやすい。麻疹などと同様に、こどもに対して定期接種を行なう方針を示したものだ。


【チリ】

■エル・ロア、雨への警戒情報 BioBio Chileの記事
国の防災機関は3日午後、第2(アントファガスタ)州のエル・ロアに、雨についての警戒情報を出した。上流部の雨の影響で地域を流れる河川が氾濫するおそれがあるというものだ。地域の人々の携帯電話に、警戒を求める一斉メールが送信されている。4日未明の段階で、同地域で氾濫などは生じていない。

■バス運転手、殺人容疑 La Terceraの記事
アルゼンチンの検察は、事故を起こしたバス運転手に対し、殺人容疑で立件する方針だ。チリからパラグアイに向かっていたバスがメンドサ州の国境トンネル近くで事故を起こし、フットボール選手の少年3人が死亡したものだ。事故当時このバスは、過度のスピードを出していたことが、証言から明らかになっている。


【アルゼンチン】

■ティラーソン氏、アルゼンチンに期待 Télamの記事
バリロチェを訪れた米国のレックス・ティラーソン国務長官は、アルゼンチン政府の役割に期待を示した。同長官は、ラテンアメリカ5か国歴訪中だが、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対する包囲網構築を目指している。マウリシオ・マクリ政権に対し、この件でリーダーシップを発揮することに、期待を示したものだ。

■ロシア船、捜索撤収 Infobaeの記事
ロシア船も、不明潜水艦捜索から撤収する。昨年11月15日、チュブ州沖で海軍のARAサンフアンが消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。この直後からロシア船が、捜索に参加してきた。しかし相当の時間が経過したことなどから、ロシア側がこの撤収を決めたという。アルゼンチン海軍は、捜索体制を維持する方針を示している。

■エセイサで遺体、不明女性か Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港近くで、遺体が発見された。同空港では15日前から、到着したばかりの中国人女性が不明となっており、この関連が調べられている。遺体はマタンサ川の中で、うつぶせの状態で見つかった。女性はターキッシュエアラインズの便で到着後、荷物を残したまま消息を絶っていた。

■フライボンディ「常識を破る」 La Vanguardiaの記事
LCCのフライボンディのジュリアン・クック会長は、ラテンアメリカの航空界の常識を打ち破る、と断じた。欧米やアジアで一般化したLCCだが、南米ではまだ展開が序盤の段階だ。今年、国内市場に参入した同社は今後、南米全体でこの市場開放を果たしたいとの意欲を示し、同社がこの主導的役割を果たすと断じた。

■LATAM機、バードストライク La Mañana Neuquénの記事
LATAMアルゼンチンの旅客機が、ネウケンの空港を離陸しようとした際、バードストライクを起こした。4日11時35分、ブエノスアイレスに向けた便が離陸したが、この際に片側のエンジンに鳥が飛びこんだという。この便は離陸を中止し、点検の後13時20分に、あらためて出発したという。負傷者などはない。

■トロンキストで林野火災 Télamの記事
ブエノスアイレス州のトロンキストで、林野火災が起きている。牧草地や原野が燃えているもので、州側によると現時点ですでに、2万ヘクタールを焼失しているという。現在、政府からの協力を得ながら、消火活動が続けられているが、今の時点で収束の見通しは立っていない。


【エクアドル】

■選挙投票、粛々と進む El Comercioの記事
国内では4日、選挙の投票が粛々と進められている。国内各地の投票所はとくに朝の時間帯、投票をする人の長い列ができた。国内では選挙日前日、禁酒令が敷かれるが、今回はこの違反などで200人が逮捕されているという。この選挙の開票は、4日18時30分頃から、各地で始まる見通しだという。

■近代建築物、300個所指定 El Comercioの記事
キト市は市内300の建物について、近代建築物として指定した。市内中心部には古くからの建物が多く残り、ユネスコ世界遺産にも登録されている。しかしこの以後に建造された、特徴ある近代建築物も市内に多くある。市側はこの文化的価値を再検討し、近代建築物として指定を行なったものだ。


【コロンビア】

■商業施設で避難の騒ぎ Caracol Radioの記事
ボゴタの大型商業施設ウニセントロで、利用客らが避難する騒ぎが起きた。4日午後、この施設内で警報装置が突然作動し、利用客らや職員らが外に避難したものだ。しかしその後、施設の運営側はこれが誤作動だったと発表している。居合わせた利用者らは、当時のものものしい状況をSNSなどでリポートした。

■センソ、ベネズエラ人の把握も Caracol Radioの記事
国の統計機関DANEは、センソ(国勢調査)の目的の一つに、在留ベネズエラ国民の把握があることを明らかにした。今年下半期にセンソ実施が予定されている。正確な統計をとることが目的だが、今回は国内に流入しているベネズエラ国民の把握もテーマの一つだという。経済失政で、国内に事実上の経済亡命をするベネズエラ人が多い。


【ベネズエラ】

■野党まとまりきれず El Universoの記事
4月末までに行なわれる大統領選だが、野党がまとまりきれていない。独裁色を強めるニコラス・マドゥロ政権に対し、野党の結束は欠かせないが、最大野党ですらこの選挙の候補者を絞り切れていない。議会では野党が圧倒的多数を占めるが、与党側の強権的手法に対し結束した対応を示せない状態が続いている。

■米国、圧力強める El Paísの記事
米国政府は、ベネズエラに対する圧力をさらに強めている。レックス・ティラーソン国務長官はメキシコ、アルゼンチン、ペルー、コロンビア、ジャマイカの5か国歴訪を開始した。各国に対し、ニコラス・マドゥロ政権に対する包囲網構築を狙っている。トランプ政権はマドゥロ政権を独裁国家と表し、制裁強化などを発動している。

■カラカスで抗議デモ La Prensaの記事
首都カラカスでは4日、政府に対する抗議デモが行なわれた。市民団体などによるこのデモは、政府の経済失政に抗議し、また4月末までに行なわれるとされる大統領選挙前倒しに反対した動きだ。国内では昨年4月から7月、野党主導によるデモが連日行なわれたが、政府による圧力でその後失速していた。

■医療機能不全で3人死亡 El Universoの記事
カラカスでは医療機能の不全で、一日に3人が死亡したと告発された。経済失政の影響で医薬品の不足や衛生状態の悪化が続き、本来ならば助かる命が損なわれるケースが相次いでいる。2日に相次いで死亡した3人のケースについて、公に告発されたものだ。医師の団体は医療現場の現在を「ホロコースト」と表している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病死者、一週間で28人 Perfilの記事
ブラジルでの黄熱病感染による死者はこの一週間で、28人となったという。同国では人口が多いサンパウロ、リオデジャネイロ州の農村部などでこの感染症の拡大が指摘されている。世界保健機関(WHO)が注意情報を出したことから、近隣のアルゼンチンやウルグアイ、チリが同国訪問者に予防接種を推奨している。

■パラグアイ、黄熱病を否定 Radio Montecarloの記事
パラグアイ保健省は、国内で若い女性が死亡した件について、黄熱病の感染であることを否定した。1月15日に、この感染症に似た症状のこの女性が死亡したが、調べた結果、黄熱病ではなくB型肝炎であった可能性が高いという。隣国ブラジルで黄熱病感染が広がり、国内でもこの感染症への警戒が高まっている。

■コスタリカ、同性婚が焦点に El Paísの記事
4日に投票が行なわれているコスタリカ大統領選では、同性婚の是非が大きな焦点となっている。カトリックの社会的影響力の強さから、この問題はタブー視されていた。しかし米州機構の機関が同性婚について「基本的人権」と位置づけるなど、風向きが変わっている。有力候補者間でこの問題の賛否が分かれている状態だ。

■ブラジル、死の一月 News24の記事
ブラジルの2018年は、血なまぐさい幕開けとなった。この1月、リオデジャネイロ州では銃撃などにより、688人もの死者を出す事態となった。犯罪発生率が高い同国としても、きわめて多い水準の死者だ。またフォルタレザではナイトクラブ襲撃で14人が殺害されるなど、各地で血なまぐさい事件が頻発する月となった。

■ホンジュラスで事故 El Heraldoの記事
ホンジュラス北部で事故があり、5人が死亡した。4日朝、この事故が起きたのはヨロのエル・プログレソだ。テラとを結ぶ道路で、一台の乗用車がトランスポルテス・ミルナ社のバスに突っ込んで大破したものだ。この事故で乗用車側の5人全員が、死亡した。事故原因などについて、警察が調べを進めている。

■パラグアイ、人食いバクテリアの拡大 Radio YAの記事
パラグアイで、「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症が拡大しているという。感染が報告されているのはビブリオ・バルニフィカスで、生の海産物、水産物を通じて感染が広がるされる。基礎疾患と結びつくと、壊死などが起きるおそれがある。この感染症は南米では2001年に初めて、発生が報告された。



最近の記事