2018.02.11

【ボリビア】

■オルーロのカルナバル2018開幕 La Razónの記事
ユネスコ無形文化遺産に登録されるオルーロのカルナバル2018が10日、開幕した。早朝から深夜にかけてこの日、市街でフォルクローレのダンスのパレードが行なわれている。フォルクローレの音楽とダンスは、ボリビア国民共通の文化資源であり、国民としての連帯、統合の象徴でもある。この日、国内外から多くの観光客を迎えている。

■パレードルートに警官1800人 La Razónの記事
オルーロのカルナバルのパレードルートには、警察官1800人が配備された。国内最大のフォルクローレのイベントの参加者、観光客の安全を守るため、オルーロ県警だけでなく国内各地の警察から、警察官の派遣が行なわれている。この日、警官らは過度のアルコール摂取を防ぐため、販売店などについても指導を行なった。

■ロシア大使、カルナバルを撮影 La Razónの記事
在ラパスのロシア大使が、オルーロのカルナバルの様子を、観覧席から撮影している。ウラジミール・スピンチャン大使が招きに応じ、このイベントの観覧に訪れている。同大使は国民にもこのイベントの様子を伝えたいとして、自らこのパレードの様子を撮影した。今後、ウェブサイトを通じ動画を公開したいという。

■カルナバルにも水害の翳 La Razónの記事
オルーロのカルナバルにも、水害の影響がある。オルーロがもっとも華やかな一日を迎えている一方、先週にかけて国内で頻発した水害が翳を落とす。こうした中、パレード参加者らはこのイベント大元となっている聖母ソカボンに、被災者の安寧と早期復旧を祈ってから、ダンスなどに臨んでいるという。

■エボ、カルナバルに参加せず La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は10日、オルーロのカルナバルに姿を見せなかった。オルーロ県出身の同大統領は毎年、この国内最大のフォルクローレの祭典に参加していた。しかし先週以降国内で水害が頻発したことから、被災者に配慮し参加を見合わせたとみられる。またアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領も、姿を見せなかった。

■エボ、音楽なしのチャリャ Los Tieposの記事
ラパスの大統領府、パラシオ・ケマードでは音楽なしで「チャリャ」が行なわれた。チャリャはインディヘナ由来の、大地神パチャママに感謝を示す行為だ。カルナバルを前にこれが行なわれたが、今年は水害頻発を受け、「歌舞音曲」を自粛する形で実施された。国内では現在、5万人が住まいを追われるなどしている。

■エボ、ムニョス氏を批判 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのエラルド・ムニョス外相を批判した。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を要求し、この問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この件について、ムニョス外相の発言がボリビアの国民感情を刺激し、「攻撃するものだ」とモラレス大統領は断じた。両国間の関係は極度に悪化したままとなっている。

■水害、110の行政地域に El Díaの記事
国内で水害は、110の行政地域に被害をもたらしている。国防省が明らかにしたものだ。国内各地で大雨による川の氾濫や土砂、泥流被害が生じている。上から2番めのランクのオレンジ色警報が46地域に、3番めの黄色警報が64の地域に出されている。また同省は、国内を流れる15の河川について、今後また氾濫を起こすおそれがあると警報を出している。

■ティキパヤ、死者は5人 La Razónの記事
コチャバンバ県のティキパヤでの泥流による死者は、5人となった。この地を流れるタキニャ川が、大雨の影響で氾濫し、市街地に大泥流が流れ込んだものだ。ミルトン・クラロス公共事業相はこの泥流発生から4日が経過し、市街では後片づけが本格化しているとした。しかし今もなお、200世帯が避難したままとなっている。

■農業被害は甚大 Página Sieteの記事
ベニ県での農業被害は、甚大になものになるとみられる。同県では大雨の影響で複数の河川が氾濫し、県都トリニダやサンボルハで大きな被害を出した。県農政局によると、県内ではユカ(キャッサバ)やバナナ、コメ、パパイヤなどの作物がこの水害の被害を受けているという。今後国の食料政策にも、翳を落とすおそれがある。

■アウキサマニャ、壁が崩落 La Razónの記事
ラパスのアルト・アウキサマニャでは、コンクリート製の壁が崩落した。この事態が起きたのはハスミネス通りで、大雨の影響で地盤に変化が生じたため起きたものとみられる。一方地域の住民は2015年頃から、この壁の保全について、市側に調査などを求めていた。この崩落で、人的被害は出ていない。

■オルーロ、犬の襲撃相次ぐ La Patríaの記事
オルーロ県で、野犬が人を襲う事故が2件、相次いだ。チリプヒオでは30代男性が、セプルトゥーラスでは50代男性がそれぞれ、突然現れた野犬らに襲われた。2人は噛まれるなどし、身体に傷を負っている。2人は狂犬病発症を防ぐため、緊急にワクチンを受けた。保健局の動物検疫課は、あらためて野犬の増加に、大きな懸念を示した。


【ペルー】

■バランカ-イカ鉄道、年内調査へ El Repúbicaの記事
リマ県のバランカとイカを結ぶ鉄道について、年内にも実現に向けた調査が着手されるという。この鉄道はリマ都市圏を横断し、新たな近郊鉄道として整備が計画されているものだ。交通通信省はこの計画の具体化、事業化に向け、ルート選定などを含め、年内にも調査を本格化させる方針を示した。

■トカチェ、コーヒーとカカオの施設 El Comercioの記事
サンマルティン県のトカチェのコミュニティに、新たな施設が設けられた。この地域ではコーヒーやカカオの生産が勃興しつつある。農村部の開発計画に基づき、こうしたコーヒーやカカオの選定、研究を行なうセンター施設がこの地に設けられた。コーヒー、カカオともに世界的需要が増加し、ペルーの有力輸出農産物に育ちつつある。


【チリ】

■ランカグア、連れ去り事件 BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州都ランカグアで、女児の連れ去り事件が起きた。9日夜、この事態が起きたのはロス・ティロスの住宅地だ。お使いを頼まれた10歳の女児が歩いていたところ、通りがかった車に連れ去られた。しかし女児は、この車の男女のすきを見て、10日午前4時頃に脱出したという。女児は保護され、自宅に戻っている。

■プール、基準満たさず La Terceraの記事
サンティアゴ都市圏のプールの大半は、衛生基準を満たしていないという。市の保健局が明らかにしたものだ。市内には1700のプールがあるとみられているが、市側が基準を満たしていると認定しているのは、わずか79個所にとどまる。市側は標準化を急ぎたいが、対応が間に合わない状態にか陥っている。


【アルゼンチン】

■フライボンディ、空の便 Página 12の記事
LCCのフライボンディは、乗客を乗せない空の便を運航した。1月に運航を開始したばかりの同社だが、バリロチェ発コルドバ行きの便で、重量の問題から預け荷物を別送にする異例の扱いが物議をかもしたばかりだ。今度は荷物を便で運び、乗客らをエル・パロマール空港からコルドバにバスで輸送したという。

■潜水艦乗組員の家族ら、不信感 Télamの記事
チュブ州沖で消息を絶った海軍の潜水艦ARAサンフアンの乗組員家族らは、政府に対する不信感を強めている。昨年11月15日に不明になって以降、未だに行方の手がかりすらつかめていない。政府側は発見に注力する姿勢を示しているが、家族らは二転三転する政府側の説明に不信感を強めている状況だ。

■サルタ、孤立解消へ Télamの記事
サルタ州北部の孤立集落は、ようやく解消されそうだ。国の緊急委員会が明らかにしたものだ。ボリビア国境地域ではピルコマヨ川の氾濫で、1万人以上が避難を強いられる状況となった。この氾濫で道路が分断し、複数の孤立集落が生じていたが、これが解消する見通しとなったという。今も8500人が避難を続けている。

■AR機内で急病、緊急着陸 Cien Radiosの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、コルドバの空港に緊急着陸した。この事態を起こしたのはコロンビア、ボゴタを発ちブエノスアイレスのエセイサ国際空港に向かっていた便だ。この便の男性乗客が機内で心疾患を起こしたためとられた措置で、男性はコルドバ市内の病院に向かった。この機は数時間遅れで目的地に着いている。

■放置自転車、学生らが活用 Télamの記事
メンドサ市内で回収された放置自転車が、農村部の学生らに支給され、活用されるという。州の経済局が明らかにしたものだ。農村部には公共交通機関が不便で、通学に支障をきたす学生が少なくない。放置自転車を修理し、こうした学生らに支給し使ってもらうという。同局は資源活用の点からも、有用な政策だと強調した。

■SUBE、割引適用58% Diario Popularの記事
ブエノスアイレスの公共交通機関を、ICカード「SUBE」を使用し利用した人の実に58%が、割引の対象となった。スブテ(地下鉄)やコレクティーボ(路線バス)、近郊鉄道の運賃は1日から値上げとなったが、乗り継ぎ割引の新たなシステムが導入された。市側によると、割引対象となった人は当初予想を大きく超えたという。

■ロサリオに新水族館 Diario el Solの記事
ロサリオに、新たに水族館がオープンした。サンタ・フェ州が新たに設けたのは「パラナ川水族館」だ。この施設は、地域を流れるパラナ川の環境を紹介することが中心で、2011年から5千平方メートルの用地に建設が進められていた。国内最大規模の水族館のオープンに、およそ400人が詰めかけた。

■カルナバル連休、59億ペソ効果か Télamの記事
このカルナバル連休、国内では観光に59億ペソの効果が表れると試算された。観光省側が示した数字だ。この週末はカルナバルで、多くの国民が国内外を旅行する。この旅行者総数は219万人になると予想された。とくに人気の観光地はブエノスアイレス州海岸のリゾート地やバリロチェ、イグアスといった観光地だ。


【エクアドル】

■ベネズエラからの帰国相次ぐ El Comercioの記事
ベネズエラに居住しているエクアドル国民の、帰国が相次いでいるという。よりよい生活や仕事を求め、エクアドルからは多くの国民が各地に移民している。しかしベネズエラでは経済問題から生活の困窮が進み、2016年頃から帰国者が目立ち始めた。エクアドル政府側による、在ベネズエラ邦人の正式なデータはない。

■アエロビア、建物に配慮 El Comercioの記事
グアヤキルで計画されているアエロビアだが、古くからの建造物に対し配慮するという。この計画は市内と近隣のドゥランを、テレフェリコ(ロープウェイ)で結ぶものだ。現在、ルートなどの具体化検討が進むが、市側によると市内中心部の古くからの建造物について、影響が生じないよう、配慮を行なっているという。

■土砂災害、コスタの観光に翳 El Universoの記事
カラカリとラ・インデペンデンシアの区間で生じた土砂災害が、コスタ(海岸)の観光に翳を落としている。カルナバルの連休で、コスタのビーチなどはこの週末、観光の繁忙期を迎えている。しかしキトとエスメラルダス県を結ぶメインルートで発生したこの土砂災害で、観光客の数が減っているという。


【コロンビア】

■ELNとの交渉再開は難しい Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉再開は難しいとの見解を示した。この交渉はエクアドルのキトで続けられていたが、先月ELNがバランキージャで警察署を狙ったテロ事件を起こし、停止している。政府側としてはこの事件を受け、交渉に臨むことが難しくなったと断じた。

■カルタヘナのベネズエラ人、1万2千人 Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光都市カルタヘナにも、ベネズエラの「難民」1万2千人がいるという。同国での経済問題から、多くの経済難民が国内に押し寄せている。政府側はこれらの難民に滞在許可を出しているが、国境から離れたカルタヘナにも1万2千人がいるという。国内ではこれらのベネズエラ人に対する、排斥感情の高まりも指摘されている。

■密造酒、大量摘発 Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊のカルメン・デ・ボリバールでは、密造酒が大量に摘発された。警察によると、摘発された酒は合わせて700本にのぼるという。これらの密造酒は、市内のバーなどに安く提供されようとしていた。国内では酒の密造が頻発し、中には飲料に適さないメタノールを使用しているケースもある。


【ベネズエラ】

■国境の状況が混沌 El Paísの記事
国境の状況が、まさに混沌としている。経済失政による生活困窮で、多くの国民が国外への移民を模索している。こうした中、多くの移民を受け入れてきたコロンビアが、その数が限界に達したとして受け入れの制限を開始した。ブラジルもすでに同様の措置をとっており、陸路国境は移民の機会を待つ人であふれかえった状態だ。

■カプリレス氏「軍事介入ありきではない」 El comercioの記事
前ミランダ州知事で野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は、国内の打開事態について「軍事介入ありきではない」とした。野党が多数を占める議会の「依頼」で、米国などの介入により事態打開を図るべきとの議論がある。しかしカプリレス氏は必ずしもこれが、唯一の方法ではないとした。野党がまとまり、選挙に臨む方法もあるとした。

■野党、態度を決めきれず El Sol de Méxicoの記事
政府が4月22日に実施の方針を示した大統領選挙について、野党は態度を固めきれていない。独裁色を強めるニコラス・マドゥロ政権に挑むには、野党の結束は欠かせない。しかし一枚岩になりきれず、野党間の協調に綻びが見える状況だ。こうした中、野党はこの選挙にどう臨むのか、決定するための協議を続けている。

■また新聞が休止 Caracol Radioの記事
国内最古参の新聞が、紙媒体での新聞発行を休止した。新たにこの措置をとったのは、ララ州に本社を持つ「エル・インプルソ」だ。経済失政の影響で、新聞紙や必要な資材が入手できず、紙媒体での発行を諦めざるを得なかったという。同様の措置は、すでにエル・ナシオナル紙やタル・クアル紙もとっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病、尿検査で El Diarioの記事
黄熱病感染の有無が、尿検査でできるようになるという。サンパウロ大学の研究チームが明らかにしたものだ。現在サンパウロ州やリオデジャネイロ州でこの感染症が広がり、感染の有無を調べる検査も忙しい状態にある。この新たな手法が確立すれば、有無を容易に判別することが可能となる。昨年7月以降、この感染で国内では98人が命を落としている。

■ラテンアメリカ、恋愛小説好き El Comercioの記事
ラテンアメリカでは、恋愛小説が好まれる傾向が高いという。アルゼンチンのフロレンシア・ボネリ氏やグアテマラのクリステル・ラルストン氏のように、恋愛小説の女性の大家が、次々と誕生している。これらの作家の作品はスペイン語圏全体で売れ行きを伸ばしており、アマゾンが提供する電子書籍の販売も増加傾向にあるという。

■ウルグアイ観光、8.5%増 La Diariaの記事
この1月のウルグアイ観光は、前年同期比で8.5%の伸びを示したという。リリアン・ケチチャン観光相が明らかにしたものだ。この月に観光目的で入国した外国人は61万4766人となったという。一人あたりの国内消費額も前年同月から12.1%増え、総額は4億3900万ドルの効果となった。世界一長いというカルナバルも、観光に大きな効果をもたらしている。

■ニカラグア、ウミガメセンター El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアには、新たにウミガメセンターがオープンした。同国の太平洋岸はウミガメの繁殖地で、時期になると多くのウミガメが産卵する。しかしこのタマゴを狙った密猟なども多く、ウミガメは絶滅の危機にある。こうしたウミガメを保護するための国営の施設が、チャコセンテの海岸近くに設けられた。

■コパ航空、ルフトハンザと関係強化 A21の記事
パナマのコパ航空は、ドイツのルフトハンザ航空との関係を強化する。ともにスターアライアンスに加盟する両社は、2015年からコードシェアを行なうなど、提携関係にある。コパ航空は同社のラテンアメリカの路線網と、ルフトハンザの欧州路線網をよりつなげられるよう、この関係のさらなる深化の方針を示した。

■パラグアイ、喫煙年齢の早まり ABC Colorの記事
パラグアイでは、喫煙年齢の早まりの傾向がみられるという。世界的喫煙規制の傾向もあり、国内での喫煙者総数は減少傾向にある。しかし喫煙を若い頃に開始する傾向があり、全体の9%は12歳ころにタバコを吸い始めている。専門家は、喫煙年齢の若年化が、薬物開始年齢の早期化と関係性があるとして、注意を喚起している。



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