2018.02.12

【ボリビア】

■カルナバルで爆発、死傷者多数 Página Sieteの記事
ユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバル開催中に爆発があり、多数の死傷者が出ている。10日、パレード開催ルート近くの店で、液化天然ガス(GLP)のボンベが爆発したものだ。今の時点で8人が死亡し、負傷者は40人に達している。この現場では、パレード観覧者向けに料理、チチャロンの調理が行なわれていたという。

■負傷者、ラパスにも搬送 La Razónの記事
オルーロのカルナバル開催中の爆発事故で、重傷を負った9人がラパスに緊急搬送された。この事故では40人もの負傷者を出し、このうち8人が重篤な状態にある。オルーロの医療機関だけでは対応できないとして、9人がラパス市内の医療機関に搬送されたことが明らかになった。オルーロの医療機関の混乱、混雑は続いている。

■献血への協力呼びかけ Página Sieteの記事
国民に対し、献血への協力が急遽、呼びかけられた。11日、ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルパレード中、店舗で爆発事故が起きた。重篤な9人を含む40人が負傷しており、輸血血液が必要な状態となっているという。現地オルーロと、一部の負傷者が搬送されたラパスで、献血の急遽募集がかけられている。

■ティキパヤ、2人の捜索続く Correo del Surの記事
コチャバンバ県のティキパヤでは、不明となっている2人の捜索が、続けられている。先週この地を流れる河川が大雨のため氾濫し、大泥流が市街地に流れ込んだ。この影響で住宅の倒壊、損傷が相次ぎ、死者5人を出したほか、今も2人の行方が分からなくなっている。この事態を受けコチャバンバではカルナバル行事の延期が検討されている。

■116行政地域で緊急事態 Página Sieteの記事
水害、土砂災害による緊急事態を宣言している行政地域は、116に増えた。国防省がまとめたものだ。現在国内の広い範囲は雨季だが、一方でラ・ニーニャ現象の影響による雨の降りの極端化が起きている。このため各地で川の氾濫などが相次いでおり、今の時点で9600世帯が被害を受けていると同省は明らかにした。

■ベニ、医大生2人が溺死 La Razónの記事
ベニ県では川で、医大生2人が溺死した。マニキ川で溺れたのは、ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の医学部で学ぶ24歳と25歳の男性医大生らだ。2人はカルナバルの休暇でこの地を訪れていたとみられ、遊泳中に川の流れにのまれたという。溺れた経緯などについて、詳しくは分かっていない。

■農業、気候変動への備え Página Sieteの記事
国内農業は、気候変動に対する備えが必要と指摘された。カンペシーノ(農業者)の研究機関が明らかにしたものだ。地球規模で温暖化などの気候変動が生じていることが指摘されるが、国内の農業はこうした事態の影響を避けられないという。1万500人の農業者の生活を守る上でも、この対応策を早期に示す必要があるとの見解を示した。

■カルナバル明け、21F闘争 Correo del Surの記事
このカルナバル明けから、21F(2月21日)闘争が本格化する。2016年のこの日、国内では国民投票が行なわれ、憲法の大統領多選規定の見直しが否決された。しかしエボ・モラレス政権は網疏(法の抜け穴)を通じ、次期選挙に出馬を強行する構えだ。市民団体や野党は、国民の意思の尊重を政府に求める、社会闘争に突入する。

■政府、国旗掲揚の運動 La Razónの記事
政府は国旗と、海岸線回帰を願う特別旗の掲揚運動を展開する。ボリビアはチリに対し、主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この法廷で3月下旬、弁論が行なわれることになった。国民の「士気高揚」を狙い、各地でこれらの旗の掲揚を進める方針を示した。

■送金、7%増 El Deberの記事
ボリビアが国外から受け取った送金額は、7%増加したという。アンデス共同体(CAN)が明らかにしたものだ。昨年第2四半期にボリビアに送られた送金額は3億1100万ドルで、前年同期の2億9100万ドルから、3千万ドル増えた。国外に移民したボリビア人から、国内への送金は、ボリビアの国内総生産のおよそ1割を占める。

■アルゼンチン、放射線治療に協力 El Díaの記事
ボリビアでの放射線治療の導入推進に、アルゼンチン政府が協力する。ボリビアは電源開発を進める中、新たに原発導入を図る方針だ。この前段階としてエルアルトに原子力センターを設ける方針だが、この施設を核として放射線などの医療分野での活用も狙う、すでにこの分野で実績が高いアルゼンチンが、この協力を図ることとなった。

■外交官ら60人が集結 La Patríaの記事
オルーロには各国の外交官ら60人が集結した。10日、オルーロではユネスコ無形文化遺産に登録されるカルナバルのパレードが行なわれた。在ラパスの各国大使館の大使、外交官らに対し、このパレード観覧の招待が出されており、今年は60人が参加したという。国内で頻発した水害のため、エボ・モラレス大統領は参加を見合わせた。


【ペルー】

■同性婚の制度化を求める La Repúblicaの記事
国内のLGBT団体は政府に対し、同性婚の制度化を強く求めた。米州機構(OEA)の人権機関は、同性婚について基本的人権とする決定を出している。同団体はこの決定に基づき、ペルーでも同性が異性間と同様に結婚できる制度実現を求めた。ラテンアメリカではアルゼンチンやウルグアイ、ブラジルなどですでに制度化されている。

■バーニョス・デル・インカで崩落事故 El Comercioの記事
カハマルカ県の観光地、バーニョス・デル・インカの工事中の建物で、崩落事故があった。観光用の施設の建設現場で起きたもので、この事態で作業員など10人が負傷している。建設中の建物の一部に、長い人では3時間、生き埋めになる事態となった。現在、この事故原因などの調べが進められている。

■19歳青年、支援待つ Correo Perúの記事
アレキパの病院で19歳の青年が、政府からの医療支援を待ち続けている。先月14日、カラベリ郡で大きな地震が発生した。ヤウカに住むこの青年はこの地震で重傷を負い、手術などの加療が必要な状態だ。現地視察した女性相がこの青年と家族に、支援の約束をしたものの、未だに履行されていないと家族らが訴えたものだ。

■入場時間規制、段階的強化へ Bournebulletinの記事
国内随一の観光地マチュピチュの入場時間規制が、段階的に強化される見通しだ。文化行政が明らかにしたものだ。遺跡公園の入園者数は、遺跡に影響を与えない範囲で上限が定められている。しかし混雑する午前の時間帯に多くの人が立ち入れば、地盤などへの影響が大きい。今後午前入場と午後入場の時間帯の分化を政策的に図るという。


【チリ】

■メトロ利用者、月間6300万人に La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の利用者が昨年11月、6300万人に達したという。運営側が明らかにした数字だ。11月2日に新路線である6号線が開業し、月別の利用者はこの月、跳ね上がったという。また2017年の年間利用者数は6億8506万人で、前年比で2.2%の増加となっている。メトロ網では3号線の建設が進み、7号線の計画も進められている。

■中南部、暑さ続く La Terceraの記事
国内中南部では、暑さが続いている。カルナバル連休となっている国内だが、とくに第5(バルパライソ)州から第7(マウレ)州にかけてのエリアでは、最高気温が摂氏40度近くに達しているところがある。ビーニャ・デル・マールなどのビーチは、この連休を過ごす多くの家族連れや観光客で溢れ返っている。


【アルゼンチン】

■観光、新記録になる Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、この週末の国内観光が「記録的なもの」になるとの見方を示した。国内はカルナバルの連休に入っており、多くの国民が国内外を旅行している。家族とともにチャパドマラルで休日を過ごす同大統領は、観光の効果が国内全土に及んでいると指摘し、観光の経済効果が過去最高となるとの予測を示している。

■イグアスも観光好調 Télamの記事
国内有数の観光地、イグアスの滝もこの週末、好調だ。この滝観光の拠点となるプエルト・イグアスでは、この週末のホテル客室稼働率が90%を越え、満室のホテルも続出しているという。カルナバルの連休で、国内外からこの地を多くの観光客が訪れているためだ。イグアス空港を発着する航空便も、満席が多いという。

■潜水艦、増強予定だった Infobaeの記事
海軍の潜水艦ARAサンフアンの事故が起きる直前まで、軍では潜水艦の増強が検討されていたという。昨年11月15日、チュブ州沖でこの潜水艦が消息を絶ち、今も行方の手がかりが見つかっていない。海軍ではこの事故直前、潜水艦5隻を新たに導入する計画が進められていたことが分かった。この計画は現在、凍結状態となっている。

■フライボンディ、年内10機体制へ Diario de Cocuyoの記事
先月国内市場に参入したLCC、フライボンディは年内に、機材を10機に増やす計画だという。同社のジュリアン・クック会長が明らかにしたものだ。現在1機のみの使用で、2機めを交通当局から認可されたばかりだ。さらに2021年には30機体制とし、国際線の運航も開始する計画であることを同会長は明かした。

■ピルコマヨ川、モニター監視 Télamの記事
サルタ州北部、ボリビア国境のピルコマヨ川について、当局側がモニター監視を継続している。この河川は大雨の影響で氾濫し、1万人以上の流域住民らが避難する事態が起きたばかりだ。雨の降り方によっては同様の被害が繰り返されるおそれがあり、当局側が監視体制を強化しているものだ。一方、この氾濫による孤立集落は、解消された。

■1月の中古車販売、新記録 La Nacionの記事
1月の国内の中古車販売は、過去最高となった。自動車工業会が明らかにしたもので、この月の中古車販売台数は16万4683台だったという。この数は前年同月比で16.54%、前月比では4.85%の増加となっている。


【エクアドル】

■アンバトのカルナバル El Comercioの記事
トゥングラワ県都アンバトでは、カルナバルの行事が華やかに行なわれている。この週末、国内各地でカルナバルが祝われているが、この地は国内でもっとも人気が高い。市内中心部では大がかりな山車を使用したパレードが行なわれ、国内外から訪れた観光客の目を楽しませた。パレード参加者は、2万人にののぼるとみられる。

■カラカリ-リオ・ブランコ道、再開 El Comercioの記事
ピチンチャ県のカラカリとリオ・ブランコを結ぶ道路の、通行が再開された。この道路区間では先週、大規模な土砂災害が発生し、多量の土砂が道路を塞いだ。交通公共事業省が通行再開のための工事を進めてきたがこれが完了し、11日から通行ができるようになったものだ。しかし通行は当面、朝6時から17時までの時限となっている。

■グアヤス川、遺体を収容 El Comercioの記事
グアヤス県を流れるグアヤス川で不明になっていた男性が11日朝、遺体で発見、収容された。プナ島でエビ漁を行なっていたこの37歳の男性は、4日前からこの川で不明となっていた。当局側が捜索を続けていたが、この日の朝6時11分、遺体を見つけたという。この男性は事故で、川に投げ出されたとみられている。


【コロンビア】

■60人救出に注力 Caracol Radioの記事
外務省は、ベネズエラで拘束されているコロンビアの60人の早期救出に、注力する姿勢を示した。人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が、ベネズエラで政治犯としてこれらのコロンビア国民が拘束されている実態を伝えた。これを受け、外務省側もこの早期釈放を目指し、同国に働きかけていることを明らかにした。

■ベネズエラ人差別、処分強める Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ベネズエラ人に対する差別的扱いをする企業などへの処分を、強める姿勢を示した。経済問題から国内に多くのベネズエラ国民が流入し、特別許可のもと就労などもできるようになっている。しかし国内企業の間で、差別的扱いが問題となり、すでに600件の処分が下されているという。


【ベネズエラ】

■コロンビア国境、平常化へ Cronica Vivaの記事
コロンビアとの間の主要国境は、ようやく平常化に向かう。先週末、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領がサンクリストーバルと接するククタの国境付近を訪れた。セキュリティ上の事情からこの国境通過に影響が生じていたものだ。この陸路国境は、物資不足に悩むベネズエラ側にとって、まさに「生命線」となっている。

■ルビオ氏発言に反発 El Periodicoの記事
ベネズエラ政府は、米国の共和党議員マルコ・ルビオ氏の発言に、強い反発を示した。同議員が、ベネズエラでクーデターが発生し、ニコラス・マドゥロ政権が打撃を受けることに、期待を示す発言をしたものだ。政府は1973年にチリでピノチェト政権が誕生したような、背後での「米国の関与」のおそれもあるとし、反発とともに警戒感を示した。

■レデスマ氏、医薬品を求める El Nacionalの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、医薬品の供給を求めた。同氏は政府弾圧を受けた後、スペインに事実上の亡命を果たしている。マドリードの機関に対し、人道的目的での医薬品の提供、供給を求めた。経済失政で物資不足が起きているベネズエラでは、とくに医薬品の不足で多くの患者らが死に瀕している状態と伝えられている。

■現金不足が深刻化 El Nacionalの記事
国内では現金不足の状況が、さらに悪化しているという。経済失政による通貨ボリバールの暴落で、中央銀行が新紙幣を発行しても、物価上昇に追いつかない状況だ。このため市中では現金不足が生じ、アイスクリーム一つを買うにもカード決済が必要な状態となっている。アナリストは通貨暴落がさらに進むと予想している。

■休止航空会社、15社に El Carabobeñoの記事
ベネズエラの「空の孤立」が止まらない。今月、エクアドルのTAMEがカラカス乗り入れを休止した。これでこの数年で、合わせて15社がベネズエラ路線を休止したり、撤退したこととなる。ベネズエラの経済失政による経済上の問題と、さらに乗り入れについての安全性の問題から、航空会社らがこうした休止、撤退を決めているものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パナマでM5.4の地震 El Universalの記事
パナマで10日23時45分頃、やや強い地震が発生した。観測機関によると震源はチェポの北西47キロで、震源の強さはマグニチュード5.4、震源の深さは11キロだ。この地震で首都パナマシティなどではっきりとした揺れを感じたが、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するパナマは地震が多い。

■カタール、パラグアイに投資 ABC Colorの記事
カタールは、パラグアイに投資を行なう。グスタボ・レイテ産業相が同国を訪れ、カタールで同国高官と会談し、合意したものだ。カタール側は新たな投資先としてのパラグアイに、強い関心を示していたという。とくに食品工業分野に、カタール側は投資を進める姿勢だ。レイテ大臣はこの後、オマーンを訪れる予定だ。

■スキミングでアルゼンチン人逮捕 El Paísの記事
カードをスキミングし、偽造カードを作成、使用したとしてアルゼンチンの2人が、ウルグアイで逮捕された。レプブリカ銀行の利用者らが、自身の口座から残高が消えたと警察に訴えていた。捜査の結果、この2人がスキミングと偽造カードによる引き出しに関わっていたことが明らかになったという。ウルグアイ警察は、余罪がある可能性もあるとみている。

■サル殺し、続く Naciónの記事
ブラジル、リオデジャネイロ州では、「サル殺し」が続いている。現在同州を含めたブラジル国内では、黄熱病の感染拡大が起きている。この感染症について、サルからネッタイシマカを通じ感染した可能性が指摘される。黄熱病を嫌がった人々が、サルを無差別に殺しているというものだ。州内農村部で、殺されたサルの死骸が多く、見つかっている。