2018.02.23

【ボリビア】

■ラパス県北部で水害 Correo del Surの記事
ラパス県北部で水害が起きている。雨季を迎えている国内だが、同地域では局地的雨で川の氾濫が相次いだ。今の時点でグアナイ、ティプアニ、そしてサンラモンで市街地が水に浸かるなどしている。地域行政によると一部で避難者もいるものの、その規模などは把握できない状態だという。同地域では先週から、水害発生が報告されている。

■ミトマ氏、辞任へ La Razónの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長が辞任を決断した。同委員長はエボ・モラレス政権との対決姿勢を強めていたが、連合組織内でこの姿勢への異論が出ていた。同委員長は政府による、組合の分断工作を指摘し引き締めを図ったが、求心力低下が顕著になり自ら辞職することを選択したとみられる。

■野党、投票結果の尊重を求める La Razónの記事
野党は与党MASに対し、国民投票の結果を尊重するようあらためて求めた。2016年2月21日、憲法改正を問う国民投票が実施され、Noが勝利した。図られた大統領の多選規定変更は認められなかったが、エボ・モラレス大統領は網疏(法の抜け穴)を通じ次期選挙に出馬を強行する構えだ。野党はあらためて与党側に結果の尊重と、出馬断念を求めた。

■税関、戦車を使用 El Deberの記事
税関の要請で、チリ国境地域に戦車が投入されているという。ボリビアとチリの間では、さまざまな物品の密輸が大きな社会問題となっている。税関はこの取り締まり、対策を強めているが、この一環でオルーロ県のパタカマヤに戦車を投入したことが明らかになった。地域の人々のデモ行動を鎮圧するため投入したものだという。

■ポオポ湖、水が戻る Los Tiemposの記事
オルーロ県のポオポ湖にも、水が戻っている。国内第二の面積を持つこの湖は、異常渇水の影響で2015年12月に、地域行政が一時「消滅」を宣言する事態となっていた。しかし今季、地域で大雨が続き、デサグアデーロ川の増水が起きる中、この湖も1300平方キロメートルの面積を回復したことが衛星写真解析で分かった。

■事件関与の疑いが強まる Correo del Surの記事
オルーロ県警は、容疑者の男の事件関与の疑いが強まっていると断じた。今月10日と13日、市内で爆発が相次ぎ、12人が死亡し60人以上が負傷した。この最初の爆発に関わったとみられる男の似顔絵が公開され、きわめて似た男の身元が特定された。県警はこの男から直接、事情を聴く方針を固めた。

■腎臓患者ら、医薬品不足を訴え Los Tiemposの記事
コチャバンバの腎臓病患者らが、医薬品の不足を訴えている。法令475号の内容により、特定の腎臓病患者に保証されている医薬品が、市中の薬局などから消えているという。700人の患者の命を維持しているこの医薬品について、流通の正常化を国などに求めるデモを予定しているという。不足が生じた原因は、分かっていない。

■オルーロのテレフェリコ、50万人 La Patríaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)はこのカルナバル時期、合わせて50万人を輸送したという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにした数字だ。市内中心部と聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは、この7日に開業したばかりだ。期間中、とくにボリビア国民の利用が多かったという。

■はたらくこども、10万人 El Deberの記事
国内では依然として10万人のこどもたちが、働いているという。政府側が7~12歳のこどもたちについて明らかにした数字だ。この中には建設業や鉱山業など、身体の危険をともなう仕事に従事する者も少なくないという。17歳以下の若者、こどもたち全体では、この数は39万に増える。その多くは、経済的事情を負うという。

■生還乗務員、チリへ Correo del Surの記事
2016年11月のラミア機墜落事故から生還した客室乗務員、ヒメナ・スアレスさんが「追っかけ」でチリを訪れている。ブラジルのチーム「シャペコエンセ」の選手や関係者の多くが死亡したこの事故では6人が生存した。スアレスさんはプエルトリコの歌手、ルイス・フォンシ氏のファンで、ビーニャ・デル・マールの音楽祭に「追っかけ」として参加したという。


【ペルー】

■LAW利用者、3日間足止め La Repúblicaの記事
チリの航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)の利用者が、リマのホルヘ・チャベス空港で3日間、足止めされている。同社のリマ発サンティアゴ行きの便が、遅れに遅れているためだ。同社の機材の問題で、ドミニカ共和国で座礁問題が生じたが、この影響が広がったものだ。この事態を受け交通通信省と消費者保護行政が、調べに着手した。

■リマで自転車フォーラム La Repúblicaの記事
リマでは22日、「世界自転車フォーラム」が開幕した。交通手段として自転車のさらなる活用を考える国際会議で、今回で7回めの開催となる。世界各国の自転車関係機関のほか、都市工学の専門家や市民団体なども参加している。リマでも自転車の利用者は増加傾向だ。このフォーラムは26日までの開催だ。


【チリ】

■保健省、渡航先変更を推奨 T13の記事
保健省は国民に対し、渡航先の変更を推奨する異例の呼びかけを行なった。現在ブラジルで、黄熱病の感染が広がり同省は渡航する国民に、ワクチン接種を呼びかけている。チリの男性2人が同国で相次いで死亡したことから、ワクチン需要が高まり、これが涸渇しかけている。保健省は不急の渡航は避け、旅行の場合は渡航先を変更することを推奨した。

■ブラジル旅行のキャンセルが増加 BioBio Chileの記事
チリ国民の、ブラジル旅行のキャンセルの動きが、すでに起きている。ブラジルの観光業の団体は、チリ国民によるホテルや航空チケットのキャンセルが広がっていることを明らかにした。35歳と20歳のチリ男性が、リオデジャネイロ州で黄熱病に感染し死亡したことを受け、この動きが加速しているという。


【アルゼンチン】

■オンセ事故から6年 Télamの記事
ブエノスアイレス、オンセ駅で起きた列車事故から、22日で6年となった。2012年のこの日、サルミエント線の列車がホームに激突し、51人もの死者を出したものだ。マウリシオ・マクリ大統領はこの犠牲者の家族らの訪問を受け、この事件を政府としても忘れず、交通機関の安全対策に取り組むと語った。

■500ペソ札に栄誉 Télamの記事
アルゼンチンの500ペソ札に、栄誉だ。スペインの機関が、2016年に発行された新紙幣の中でもっとも高い評価をし、ネクソヌム賞に輝いたものだ。現在中央銀行が発行する最高額紙幣であるこの札は、国内に棲息するジャガーが描かれている。同機関はデザインと色彩、さらに安全性を高く評価した。

■コルドバ、農業への懸念 Agrofyの記事
コルドバ州では、農業に対する懸念が高まっている。同州は小麦やトウモロコシ、大豆などの産出が多く、国内有数の穀倉となっている。しかし現在、同州の広い範囲で雨不足による渇水が生じており、これらの生産に甚大な影響が生じるおそれがあるものだ。トウモロコシは13%、大豆は11%減ると試算された。

■外交官荷物から大量コカイン Ambitoの記事
ロシア外交官の荷物から、大量のコカインが発見、押収された。ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で摘発を受けたのは、400キロ近いコカインだ。ロシアに向かうチケット保有者の預け荷物から、大量の薬物が見つかったものだ。今の時点で、ロシアの2人が当局側に拘束され、事情が聴かれている。

■アビアンカ問題、航空関係者に捜査 iProfesionalの記事
アビアンカ・アルゼンチンの問題で、検察が航空関係機関への捜査を開始した。同グループがアルゼンチンに参入する際、国内のマックエアを買収した。しかし同社は、マウリシオ・マクリ大統領の家族が株を保有しており、何らかの「政治的配慮」などがあった可能性が浮上している。国内空港を管理するアルゼンチン2000などに対する捜査が始まった。

■週末、夏の暑さ続く La Vozの記事
ブエノスアイレス都市圏ではこの週末も、日中は夏の暑さが続く。気象機関が予報を示したもので。週末は朝の最低気温は低まる傾向だが、日中は摂氏30度を超える予想となっている。また都市圏の広い範囲で、局地的な雨が降る可能性が来週中盤にかけて高まるとも予報し、各方面に注意を呼びかけた。


【エクアドル】

■グアヤキル、断水の影響 El Universoの記事
グアヤキルでは断水の影響が各方面に広がっている。市内では主要水道管の交換作業などのため、事前告知を受け断水が行なわれた。しかし予定時刻を過ぎても水道供給が再開されず、市民の多くが困難な状況に置かれている。20日18時再開予定だった地域が、実際には22日までずれ込んだケースがあるという。

■サンタクルス線、6月17日から El Comercioの記事
アビアンカ・エクアドルによる、ボリビアのサンタクルスへの乗り入れは、6月17日からになる。同社が明らかにしたものだ。同社はグアヤキル-ボゴタ-サンタクルス線の開設を申請し、今週各国の航空当局から認可を受けた。使用機材はエアバスA319またはA320で、デイリー運航となる予定だ。


【コロンビア】

■サントス、CIDHに対応求める Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、米州人権委員会(CIDH)にベネズエラ移民についての対応を求めた。生活困窮を受け移民するベネズエラ国民が激増しているが、国境を接するコロンビアには65万人が流入している。サントス大統領は「尋常ではない状況にある」として、同委員会に対し直接行動を求めた。

■カルタヘナ、国際線利用増 Caracol Radioの記事
カルタヘナ空港の国際線利用がこの1月、36%増加した。ラファエル・ヌニェス空港にこの月に国際線で到着した人の数は8万4508人で、6万2176人だった前年同月から2万2千人増えたことになる。2017年の総数は32万8483人と、2016年の27万5855人から20%増えており、この増加基調がこの月も続いたことになる。


【ベネズエラ】

■議会選も前倒しへ El Nuevo Heraldの記事
大統領選だけでなく、議会選挙も前倒し実施される可能性が高まった。立法権を一方的に「剥奪」した制憲議会が、この前倒しを議決したものだ。この4月22日に大統領選が前倒し実施されるが、同時実施が有力となっている。議会は野党が圧倒的多数を占め、ニコラス・マドゥロ政権に対する最後の「抵抗勢力」となっている。

■レデスマ氏「新たなクーデター」 La Razónの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、議会選挙の前倒しについて、「新たなクーデター」と表した。制憲議会がこの内容を決議したが、これは野党が多数を占める議会を排除することが目的とみられる。レデスマ氏は民主主義、法治国家体制に対するクーデターに等しいと断じた。同氏は政府弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たしている。

■マドゥロ、民主選挙を強調 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、4月22日の選挙が「民主選挙」であることを強調した。同政権は大統領選挙をこの日に前倒し実施することを発表し、さらに同日に議会選挙も行なう方針を示している。同大統領は民主的な選挙になると断じたが、一方で政府の言いなり状態の司法は野党候補の出馬の機会を否定している状態だ。

■貧困率は84%に El Paísの記事
ベネズエラ国民に占める貧困世帯の割合は、84%に高まったという。経済失政の影響で国内では物資不足と通貨暴落、インフレが続いている。このため賃金で生活することができない世帯が続出している状態だ。一方、極度の貧困である極貧にあたる世帯も、61.2%に高まっていると、生活コンディション調査で明らかになった。

■ペトロ、ボリバールでは買えず Economía Hoyの記事
ベネズエラ国民が通貨ボリバールで、暗号(仮想)通貨ペトロを購入することはできないという。ベネズエラ政府が創出したこの暗号通貨は、この20日から運用が開始された。来月からはビットコインなどとの取引が可能になるとしている。しかし暴落が続くボリバールを、このペトロに変えることができず、一般国民への恩恵はない。

■ブラジル、移民を移転へ Infobaeの記事
ブラジル政府は、国境に殺到したベネズエラ移民を、国内各地に移転させる方針を示した。国境を接するロライマ州にベネズエラ移民が殺到、滞留し州内の市民の生活にも大きな支障が生じていることが報告されている。このため滞在許可が出されている移民に対し、国内のほかの地に移れるよう、政策的移転を図る。

■CIDH、人道援助受け入れを求める Caracol Radioの記事
米州人権委員会(CIDH)は、ベネズエラ政府に対し人道援助の受け入れを求めた。フランシスコ・エギグレン・プラエリ委員長が申し入れたものだ。ベネズエラでは経済失政による物資不足などで、多くの国民の生活が困窮し、さらに患者の死亡やこどもの栄養不足が相次いでいる。しかしニコラス・マドゥロ政権は援助受け入れを事実上、拒絶している。

■国内航空も危機に El Nacionalの記事
国内航空会社も、危機に立たされている。経済失政や安全性の問題で、カラカスなど国内に乗り入れる外国航空会社の撤退、休止が相次ぐ。こうした中、今月には国内のアセルカ航空とサンタバルバラ航空が、休止に追い込まれた。国内の航空業界が、このまま凋む可能性が否定できない状況となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ、船で爆発 Caracol Radioの記事
メキシコ、プラヤ・デル・カルメンの港に停泊中の船で、爆発があった。21日13時頃、この事故を起こしたのはバルコス・カリベ社のクルーズ船だ。観光客ら乗せたこの船が港に着いて間もなく、この爆発が起きたという。この事故で18人が負傷している。原因は調査中だが、エンジンからこの爆発が起きたとみられている。

■パナマ運河の橋、83% La Estrellaの記事
パナマ運河の上部の架橋工事は、進捗率が83%となった。運河を管理する運河局が明らかにしたものだ。2013年に始まったこの架橋工事は、カリブ海側の港町コロン付近で行なわれている。運河の船の航行だけでなく、地域環境に配慮をしたこの橋は、運河から75メートルの高さの地点を通過する。

■ニカラグア運河、不安要素 Estrategia y Negociosの記事
すでに建設が始まっているニカラグア運河だが、不安要素が根強い。中国からの資金協力を得て、コスタリカ国境近くに新たな運河が建設されている。実現すれば太平洋とカリブ海を結ぶ、パナマ運河と並ぶ交通の要衝となる。しかし実現のための多額の費用について、まかなえるかどうか、確証がない状態だという。

■ハバナ、また音響攻撃か DWの記事
キューバ、ハバナを訪れた米国議員らが、また耳の不調を訴えているという。先週この訪問があったが、ハバナ滞在中にこの不調に陥った。在ハバナの米国大使館の職員らが2016年11月から昨年8月にかけ、「音響攻撃」を受けた可能性が指摘され、同様の不調を呈していた。今の時点で、攻撃の有無を含め、詳細は分かっていない。



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