2018.02.26

【ボリビア】

■COB新委員長にワラチ氏 La Razónの記事
有力労働組合連合COBの新委員長に、フアン・カルロス・ワラチ氏が就く。エボ・モラレス政権との対峙姿勢を取り続けたギド・ミトマ委員長が、求心力低下を招き辞任した。この後を受け、ワラチ氏の委員長就任が内定したものだ。同氏の新任期は2020年までで、労使問題の解決、前進に注力する姿勢を示している。

■エボ「海岸線回帰は近い」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアへの「主権ある海岸線」の回帰が近い、との見方を示した。ボリビアはチリに海岸線を要求し、この問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。三月下旬にはハーグで弁論が行なわれる予定で、モラレス大統領は国民の悲願である海岸線回帰が迫っている、と述べた。

■ワリナで衝突、20人負傷 Correo del Surの記事
ラパス県のワリナで衝突があり、20人が負傷した。この地ではインディヘナ(先住民)の会議が行なわれだ。この場で「ポンチョス・ロッホス」(赤ポンチョ)と呼ばれるオマスヨ郡のコミュニティの人々の言い争いが衝突に発展し、合わせて20人が負傷するに至ったという。ワリナはラパスとコパカバーナを結ぶ動線上にある。

■パリ大使、アルマグロ氏に説明 Correo del Surの記事
米州機構のボリビア大使、ディエゴ・パリ氏が、同機構のルイス・アルマグロ総裁に説明を行なった。来年の大統領選に、憲法の多選規定に関わらずエボ・モラレス大統領が強行出馬しようとしている件に、米州機構側が疑問を投げかけている。この件に対しパリ大使が、説明を行なったものだ。この問題がこじれれば、同機構がボリビアに制裁を科すおそれがある。

■オルーロ、被害者支援 La Patríaの記事
オルーロ県は、爆発被害者への支援体制を整えようとしている。今月10日と13日、県都オルーロで爆発が相次ぎ、合わせて12人が死亡、60人以上が負傷した。テロの可能性があり捜査が続くが、県側はこの被害者に対する物資や住まいなどの支援体制を準備している。負傷者の中には、障害が残る見通しの者もいるという。

■サンタクルスにベネズエラの2800人 El Díaの記事
サンタクルスには、ベネズエラ国籍者2800人が、居住しているという。経済失政による生活困窮で、ベネズエラから国外への移民の流れが起きている。国境を接するコロンビアを筆頭に、多くのベネズエラ国民の流入があるが、ボリビアも例外ではない。サンタクルスのベネズエラ国民の多くは、生活が不安定な状態のままだという。

■AA、機材刷新へ El Deberの記事
ラパス乗り入れ休止を発表したアメリカン航空は、機材刷新も行なうという。同社は現在マイアミ-ラパス-サンタクルス線を三角運航中だが、7月5日からはマイアミ-サンタクルスの単純往復に切り替わる。同社はこの運航路線変更に合わせ、現行の機体を刷新し、最新鋭のものに切り替えると発表した。

■タバコ葉、転作続く Los Tiemposの記事
国内ではタバコ葉からほかの作物への、転作の動きが起きている。東部ボリビアを中心にタバコ葉は伝統的に栽培されてきた。しかし農家らによると、気候変動の影響もあり、タバコ葉からトウモロコシなどほかの作物への転換が、進んでいるという。タバコ葉が病害に弱いことが、最大の理由だ。

■アンディーナ鉄道、機関車調達 La Patríaの記事
アンディーナ鉄道は、機関車3輛を新規調達するという。同社はオルーロを起点に、アルゼンチン国境、チリ国境との鉄道を運行している。輸送力強化などのため、スイスのStadler社と、この売買契約を新たに結んだ。この調達価額は1500万ドルにのぼる。同社はこれまでスペイン製車輛を多く使用し、同社との契約は初めてだ。

■職員をマレーシアに派遣 El Deberの記事
外務省はマレーシアに、職員を急遽派遣する。同国にコカインを持ち込んだとして、スペイン在住のボリビア人男性が死刑判決を受けた。フェルナンド・ワナクニ外相はこの問題を扱うため、在東京のボリビア大使館の職員をクアラルンプールに派遣したことを明らかにした。同省はこの件について、外交的解決を図りたい姿勢だ。

■兵らがチャスキを体現 Correo del Surの記事
国軍の兵らが、「チャスキ」を体現した。チャスキはインカ帝国時代、カパック・ニャン(インカ古道)を駆け抜けた古代の飛脚だ。1879年のチリの侵攻を今に伝えようと、このチャスキ役が実質首都のラパスまで走り抜けたものだ。この侵攻時、実際にチャスキが34キロを走破し、この事実を伝えたという史実がある。

■アルゼンチンに改善要請 Correo del Surの記事
外務省はアルゼンチンの外務省と移民局に対し、改善を要請した。同国フフイ州と国内を結ぶ国境で、ボリビア国民を含む外国人に保険加入などを実質義務づける措置を取り始めたという。この突然の措置に対し外務省は憂慮を示し、説明を求めた。アルゼンチン側は、妊婦の越境などに、神経をとがらせているという。


【ペルー】

■PPK、辞任するべき61% Télamの記事
ペルー国民の実に61%は、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領について「辞任すべき」と考えている。GFKが行なった世論調査の結果だ。昨年末、議会が同大統領への弾劾、罷免の可能性を審議していたが、これを82%の人が支持した。同大統領について、アルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施から、保守層や反フヒモリ層の反発が広がっている。

■モケグア、タンクローリー炎上 Correo Perúの記事
モケグア県のパンアメリカン道でガソリンを積んだタンクローリーが、炎上する事故が起きた。県都から7キロの地点でこの車輛は、別の車輛と衝突事故を起こしたという。この事故がきっかけで火が出たもので、積荷のガソリンにも引火し、爆発的な燃え方をした。現場近くのビオンディボデガ(酒蔵)に影響はなかった。

■ピウラ、デングへの注意報 La Repúblicaの記事
ピウラ県は、県内にデングに対する注意報を出した。ネッタイシマカが媒介するこの感染症が、県内のとくに水害を受けたエリアで広がっている。県側は今後、この感染が爆発的に広がるおそれがあるとして、90日間の注意報を発出した。同じ蚊が媒介するジカ熱、チクングニヤ熱、そして黄熱病にも警戒が必要だという。

■国内に紫外線警報 El Comercioの記事
気象機関は国内に対し、紫外線についての警報を出した。夏を迎えている国内の広い範囲だが、とくに紫外線レベルが高い状態となっているという。欧州で定められている基準の、倍近い強さの紫外線が降り続いている地域もある。とくに、アンデスの標高の高い地域はもともと紫外線量が高く、警戒が必要と警告した。


【チリ】

■不明ドイツ女性、発見至らず BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園で不明になっている69歳のドイツ女性は、発見には至らなかった。この女性は昨年10月17日に入園して以降、消息を絶っている。同公園や森林組合、警察などが一斉捜索を実施したが、手がかりの発見にも至らなかった。当局側は同規模の捜索を今後また行なう方針だ。

■ビーニャ・デル・マール、レッカー移動検討 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールでは、違法駐車、迷惑駐車車輛のレッカー移動開始が検討されている。市内ではパーキングメーターの使用についての新たな条例が定められるが、この施行と同時にレッカー移動も選択肢の一つとして考えられ始めているものだ。ビーチを抱えるこの町では、観光客による迷惑駐車が問題となっている。


【アルゼンチン】

■違法中国船に発砲 El Universoの記事
海上警備艇が、違法中国船に対し発砲した。アルゼンチンの海上警備当局側が明らかにしたものだ。領海内で違法な漁を行なっていた「Jing Yuan 626」に対し、警備艇から威嚇発砲を行なったという。この事態で、中国船の乗組員らに負傷などはない。近年、領海内での中国船の違法漁が問題となっている。

■AR、通信インフラに1千万ドル投資 Télamの記事
アルゼンチン航空は、同社内の通信インフラに1千万ドルを新たに投資する。通信システムの安全性、安定性を向上させ、同時にシステムの刷新を図ることが目的だ。同社ではシステムトラブルによる遅延が起こる場合もあり、これに備える。また停電発生時のバックアップ体制も、同時に整える。

■不明潜水艦捜索、米国社と契約へ Infobaeの記事
昨年11月15日にチュブ州沖で消息を絶った海軍の潜水艦ARAサンフアンの捜索について、新たな契約が結ばれる。この潜水艦の44人の乗組員家族らが出資し、米国企業にこの捜索を委託する契約が結ばれるものだ。この契約額は25万ドルにのぼるという。チュブ州沖では捜索が今も続くが、手がかりすら見つかっていない。

■フライボンディ、トゥクマンへ Contexto Tucumanの記事
1月に国内参入したLCC、フライボンディが28日にトゥクマンに初めて乗り入れる。同社が開設するのはブエノスアイレスのエル・パロマール空港とを結ぶ路線で、最低運賃は往復で2000ペソだ。また3月1日にはアルゼンチン航空がエセイサ国際空港線を増便予定で、これにより週70便の定期便を持つことになる。

■コルドバ、B型肝炎の増加 La Nacionの記事
コルドバで、B型肝炎の新規感染者が増加しているという。保健省が指摘し、注意を呼びかけたものだ。この肝炎の感染拡大は、とくに性交渉を通じたものが増加しているとみられるという。新規感染者の多くは25~45歳の世代で、感染したことに気づいていないケースも少なくないとみられている。

■3月、暑さは一服へ El Patagónicoの記事
気象機関は、3月の月間予報を示した。夏を迎えている国内は今月にかけ、各地で激しい暑さが続く状態となった。しかし同機関によると、3月に入ると暑さは一服し、気温は例年を下回る日が増えるとみられるという。バリロチェなどパタゴニア観光はピークを過ぎ、各地でプロモーション価格が設定され始めている。


【エクアドル】

■カタラマ川が氾濫 El Comercioの記事
ロス・リオス県では、カタラマ川が氾濫した。24日朝、ウルダネタでこの事態が起きたことが報告されたものだ。大雨の影響で増水し、堤防の一部が壊れて水があふれ出したという。今の時点で住宅などへの被害報告はないが、農業被害は生じている。同県は県名が「川」を指す通り、多くの河川が流れている。


【コロンビア】

■越境ベネズエラ人、38%減 La FMの記事
コロンビアに越境するベネズエラ国民は、38%減ったという。経済失政による生活困窮で、国外に逃れるベネズエラ国民が多く、コロンビアに殺到していた。コロンビア政府側はこの入国者が限界に達したとして7つの国境での取り締まりを強化したことから、越境者が大きく減ったとみられるという。

■デノミ、実施環境整う Caracol Radioの記事
大蔵省は、デノミ実施についての環境が整ったとの見解を示した。政府は将来的なデノミ実施に向けた準備を進めてきたが、3月中旬にもこの実現に向けた法案を議会に提出するという。現行のペソの3桁切り上げを図るもので、今の5万ペソ札はデノミ実施により、50ペソ札に代わることになる。

■メデジン、デング減 Caracol Radio
記事

メデジンではデング感染が、大きく減った。メデジンの保健局が明らかにしたものだ。2016年の感染件数は345件だったが、2017年には43件と、実に87.5%減ったという。同局は、気候の安定などから媒介するネッタイシマカが減ったことが最大の要因とするが、同時に蚊への対策が進んだことも奏功したとしている。

■カルタヘナ時計塔、メンテ中 Caracol Radioの記事
カルタヘナの観光名所、時計塔は現在、メンテナンス中だという。この時計塔はその美しさなどで知られ、英国ロンドンの時計塔と並び称されるものだ。しかしメンテナンスのため現在機能しておらず、メンテ完了にはもうしばらくかかる見込みだという。このメンテ作業について、観光客らには周知されていなかた。


【ベネズエラ】

■立候補者の受けつけ開始 El Nuevo Diarioの記事
4月22日に投票が行なわれる大統領選の立候補者受けつけが、24日に始まった。ニコラス・マドゥロ政権はこの選挙の前倒しを発表したが、野党側は自由公正性がないとしてこの選挙への不参加を表明している。こうした中、立候補の受けつけは27日まで行なわれるという。マドゥロ大統領の再出馬は既定路線だ。

■野党、出方をうかがう Caracol Radioの記事
野党は、大統領選の立候補受けつけについて、政府や選管の出方をうかがっている。野党は自由公正性がないとして選挙不参加を表明している。しかし野党から出馬の機会を模索するエンリ・ファルコン氏は、自身の出馬が認められるかどうか、ぎりぎりまで判断をうかがう姿勢だ。司法が同氏の出馬を認めるかどうかが焦点となる。

■米国、自由公正選挙を求める El Paísの記事
米国政府はベネズエラに対し、自由公正選挙を求めた。ニコラス・マドゥロ政権は4月22日に大統領選挙を前倒し実施することを示し、さらに立法権の一方的掌握を宣言した制憲議会は、同日に議会選挙を行なうことも明らかにした。米国政府は自由公正、民主的な選挙を求め、実現しない場合は制裁のさらなる強化の姿勢を示した。

■レデスマ氏、国際的圧力を求める La Páginaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、国際社会に対し、ベネズエラへの圧力を強めるよう求めた。同氏はニコラス・マドゥロ政権が薬物犯罪に手を染める独裁政権であると断じ、「ベネズエラを救済、解放する」ため圧力を強めるよう求めた。同氏は政府からの弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たしている。

■EU、ベネズエラ情勢を評価 El Comercioの記事
欧州連合(EU)は、ベネズエラ情勢についての評価を進めている。ニコラス・マドゥロ政権が大統領選挙、議会選挙を4月22日に前倒し実施しようとしている件についての評価だ。26日、欧州議会はこの件を踏まえ、ベネズエラの制裁強化の是非などを判断する。スペインやフランス政府などが、制裁強化の必要性を強く訴えている。

■年金を待つ高齢者が死亡 El Nuevo Heraldの記事
金融機関の前で、年金受け取りに2日間行列をつくった高齢者が死亡した。バリナス州のサンタバルバラの銀行の前で、この高齢男性は年金を受け取るため、並び続けたという。待つ間に体調に変化が生じ、死亡に至ったとみられる。この男性の受取額は34万7914ボリバール、平行(闇)市場では1.54ドル分だ。

■アメリカン、機材大型化 Cinequoの記事
国内への路線を維持する数少ない外国航空会社、アメリカン航空が機材を大型化する。同社が運航するマイアミ-カラカス線について、現在のボーイング737型機から、より大型のボーイング757型機に変更することを明らかにした。他社の休止で需要が増えているためで、この大型化により旅客キャパシティが10%増える。

■コロンビア国境で薬物摘発 Caracol Radioの記事
ベネズエラ警察と司法省は、コロンビア国境で薬物を摘発したことを明らかにした。スリア州の国境地域で、コカインを精製する工場7個所が摘発されたものだ。原料となるコカ葉や薬品が押収され、コカイン現物も480キロが摘発されている。いずれも、コロンビアの麻薬カルテルの関与が疑われるとした。

■タマゴとマイアミへの航空券が同額
国内ではタマゴ一パックと、米国マイアミへの航空券の価格が同額だという。国内では現在、公定レートと平行(闇)市場レートの乖離が、日々大きくなっている。公定レートで販売されるカラカス-マイアミの運賃と、平行市場でのタマゴ一パックの価格が、現在ほぼ同じ水準となっているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、通貨一本化へ El Paísの記事
キューバの通貨はこの3月にも、一本化の方針が示される。同国では通貨ペソ(CUP)のほか、兌換ペソ(CUC)が使われている。この兌換ペソは経済危機に直面した1994年、この対応策として導入され、今に至る。共産党政権は2016年4月に通貨の改革方針を示しており、この3月にも通貨の新たな政策が示される見通しだ。

■パナマ、チーズ摘発 El Nuevo Diarioの記事
パナマ当局は、ニカラグア産のチーズ433ポンドを摘発した。陸路国境で、同国税関がこの摘発を行なったものだ。外国産チーズの違法な国内持込みとして摘発されたもので、持ち込もうとしたニカラグアの3人が拘束されている。パナマ当局側によると、これらのチーズは安全性などの担保がないという。



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