2018.03.03

【ボリビア】

■ハーグへの準備、整う Correo del Surの記事
ハーグの国際司法裁判所での弁論に向けた準備は、ほぼ整っているという。ボリビアは主権ある海岸線をチリに求めており、この件をハーグに持ち込んでいる。この19日から、この件についての弁論が行なわれることになり、この議論も大詰めだ。大統領以下30人が、このためハーグに向かう予定だという。

■コスタス知事もハーグへ Correo del Surの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事も、ハーグの国際司法裁判所に向かうという。フェルナンド・ワナクニ外相が明らかにしたものだ。ボリビアがチリに海岸線を要求している問題の弁論が予定されているが、これにコスタス知事も参加する。同知事はエボ・モラレス大統領の「政敵」の一人だが、海岸線回帰への思いは等しい。

■コカ葉、需要が増加 La Razónの記事
アンデス原産のハーブ、コカ葉の国内での合法的需要が、伸びているという。フェリペ・カセレス大臣が明らかにしたものだ。コカインの原料になるコカ葉は、国内での生産や流通が法令1008号で規制されている。しかしこの上限を拡大したことに、国連が重大な懸念を示した。同大臣は合法使用の増加を受けたもので、コカインには直結しないと断じた。

■MAS議員、暴行で逮捕 El Díaの記事
与党MASに所属するエウヘニオ・キスペ下院議員が、暴行の容疑で逮捕された。2日午前11時50分、同容疑者は警察により身柄を拘束されているという。親戚の14歳の少女に対し暴行をはたらいたもので、少女側の訴えにより逮捕に至ったものだ。現在警察が、この容疑事実などについて調べを進めている。

■ジャガー保護、不十分 El Díaの記事
自然保護の活動家らは、ボリビアのジャガーの保護体制が不十分であると指摘している。南米大陸に広く棲息するジャガーだが、現在各国でその個体数が減少していることが報告されている。活動家らはとくにボリビアは、この密猟を取り締まる体制などが甘いと断じ、喫緊に改善を図る必要性があると指摘した。

■BoA、プロモーション実施 Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)が、プロモーションを実施している。同社はこの1日から18日までの間、8千座席について最大で運賃を50%割り引き販売している。対象となるのはラパス、コチャバンバ、サンタクルス、タリハ、オルーロ、ウユニなどを結ぶ国内線で、完売し次第このプロモは終了となる。

■コンドリリ、雹の害 La Patríaの記事
オルーロ県のコンドリリでは、降雹による被害が報告されている。地域の農政局によると、28日にこの一帯で大量の雹が降ったという。この影響で農業被害が各地で報告され、とくに一部の農地では作付していたジャガイモの70%が損なわれた。今期国内で起きた雹害としては、最大規模とみられる。

■コチャバンバ、また浸水 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のコルカピルワでは、また浸水被害が生じている。今回被害が出ているのは、エスキラン・グランデだ。大雨による川の氾濫で、この地では合わせて50棟の住宅が浸水した状態となっている。同県ではこの2月、雨による川の氾濫や泥流発生で、ティキパヤなどで大きな被害が生じたばかりだ。

■オルーロ、M4.2の地震 El Díaの記事
オルーロ県で2日朝1時38分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源は同県のセルカド郡内で、震源の強さはマグニチュード4.2、震源の深さは267キロだ。震源が深かったため地表の揺れは小さく、被害報告などはない。アンデス山脈に位置する同県では、同様の地震がたびたび起きている。

■ラパス、ベニ道で不通区間 El Díaの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、ラパスとベニ県を結ぶ道路に不通区間があることを明らかにした。大雨の影響による土砂災害で、このルート上では3個所で被害が生じ、車輛の通行が見合されているという。この道路は地形条件の悪いユンガス地方を通るため、同様の被害が生じやすい傾向がある。


【ペルー】

■地割れ被害、さらに拡大 La Repúblicaの記事
クスコ県チュンビビルカス郡のリュスコで起きている地割れの被害は、さらに拡大している。巨大な地割れが生じ、農地などを破壊しながら2キロに範囲が及んでいるものだ。地域行政によると、同地域は人口粗放地域ながら、今の時点で43人が避難している状態だ。被害は道路や公共の建物にも及んでいる。

■非常事態宣言を要望 Correo Perúの記事
クスコ県は、国に対し非常事態宣言の発令を要望している。チュンビビルカス郡のリュスコで巨大な地割れが発生し、大きな被害が出ているものだ。国からの全面支援を受けられるよう、非常事態が出されることを地域が望んでいる。この地割れは断層によるものと、地質鉱山機構が原因を指摘している。

■矢に当たり男性が死亡 El Comercioの記事
マドレ・デ・ディオス県で、放たれた矢にあたり71歳の男性が死亡した。死亡したのはインディヘナ(先住民)コミュニティのディアマンテ族の男性だ。アマゾンで伝統的な生活を踏襲するマシュコ・ピロ族の狩で、放たれた矢があたったという。矢の形状などから、このコミュニティから発せられたことが断定された。

■チンチェロ、用地買い増し La Repúblicaの記事
政府は、クスコ県バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロの空港用地を、買い増すという。クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港は現地での拡張が難しく、この地に新空港が建設されることになっている。すでに用地取得は終えているが、規模を見直すことになり、さらに買い増すこととなった。


【チリ】

■メトロ、スーパー月曜に備える BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)は、5日の「スーパー月曜日」に備える。新学期が始まり、多くの学卒者が就職するなどし、この日の朝は通常とは異なるレベルの混雑が各地で起きる可能性がある。メトロはこの1日、停電で3路線の運休が起きたばかりで、運営側は混乱が起きないよう、万全の備えをすると断じた。

■マイクロプラスチック汚染進む BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州の海での、マイクロプラスチック汚染の進み具合が、報告された。環境省と研究チームが、ナッソー湾やホーンズ岬で調査を行なった。人間の活動により出された微細なプラスチック片を海洋生物が取り込み、体内蓄積している事態が報告されているが、この海域でのカニなどから、多量のプラスチックが検出されたという。


【アルゼンチン】

■2ペソ札、4月27日で廃止 Minuto Unoの記事
中央銀行は、流通している2ペソ札について、4月27日で廃止すると発表した。2ペソ札に代わる2ペソ硬貨の流通が進んでいる。すでに市中にある2ペソ札は数が少なくなったことから、この日をもって廃止することを決めた。国内銀行はこの日以後、この札は通貨としては取り扱わなくなる。市民に対し手元の2ペソ札を交換するよう求めた。

■サンタテレシータで事故 Télamの記事
ブエノスアイレス州のサンタテレシータの建設現場で2日、事故が起きた。高速道路の建設が進められている現場で崩落事故が起きたものだ。この瓦礫の中に、労働者4人が生き埋めとなっており、警察や国防省による捜索救助活動が続けられている。崩落はこの日の13時頃、突然起きたという。

■44人のヒーロー学校 Télamの記事
国内南端のティエラ・デル・フエゴ州に「ARAサンフアンの44人のヒーロー」という学校が誕生するという。昨年11月15日、同州都ウシュアイアを発った海軍潜水艦ARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶ち、未だに行方が分かっていない。州側はこの事実を後世に伝えるため、新たに学校にこの名前を採用する方針を示した。

■ペソ、また安値更新 Télamの記事
2日の為替市場で、通貨ペソは対米ドルで、また最安値を更新した。この日、ドルは10センターボ上昇して、20.54ペソで終えたという。2月に初めて1ドルが20ペソ台に突入したが、この日初めて、20ペソ台後半をつけたことになる。ブエノスアイレス中心部ミクロセントロの両替店の中には、20.60ペソをつける店も現れている。

■LAW、メンドサ線休止中 Los Andesの記事
チリの航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)は、サンティアゴ-メンドサ線を事実上、休止した状態だ。同社は6か月前にこの路線を開設したが、ここしばらく運休が続いているという。同社は機体トラブルなどが原因で、ドミニカ共和国で利用客が長期間足止めされる事態が生じたばかりで、機材などの体制の再検討を行なっているとみられる。

■フライボンディ、直前キャンセル La Gacetaの記事
国内市場に参入したばかりのLCC、フライボンディは、トゥクマン第一便をキャンセルした。同社は新たに、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港とトゥクマンを結ぶ路線の運航を発表していた。しかし機材やエル・パロマール空港の問題から、運航開始48時間前にこの便の運航を中止することを発表した。


【エクアドル】

■キト市庁舎、爆弾騒ぎ El Comercioの記事
キトの市庁舎で、爆弾騒ぎがあった。2日13時20分頃、この建物内に爆発物があるとの通報があったことから、館内に退避勧告が出された。この事態を受け、職員や利用者らがこの建物から一斉に避難したものだ。警察が捜索したものの不審物は見つからず、単なるいたずらであったとみられている。


【コロンビア】

■アビアンカ馘首、74人に Prensa Latinaの記事
アビアンカ航空による操縦士の馘首は、74人となった。同社の操縦士の組合は昨年末、航空会社として世界最長となる51日間のストライキを行なった。以後司法は、このストそのものが違法で阿多との判断を示しており、アビアンカ航空は指導的立場の操縦士らの馘首を行なっているものだ。しかしこの大量馘首で、同社の運航体制に影響が生じるおそれがある。

■カルタヘナ、ライフセーバー増員 Caracol Radioの記事
カルタヘナではこの夏に向け、ビーチに配備されるライフセーバーの数が増やされる。市側が明らかにしたものだ。遊泳者の安全性向上のため、契約するライフセーバーを前期の70人から、今期は120人と、32%増やす。こうしたライフセーバーへの講習を行ない、それぞれの質の向上も目指す方針だ。


【ベネズエラ】

■最低賃金、58%引き上げ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は1日、最低賃金を58%引き上げると発表した。この引き上げにより最低賃金額は39万2646ボリバールとなる。この額は公定レートでの換算で31.17ドル相当だが、平行(闇)レートでは6ドルほどにしかならない。引き上げは昨年12月末以来で、物価高騰と引き上げの追いかけっこの状態だ。

■選挙投票日、5月20日に El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、大統領選と議会選の投票を5月20日に行なうとした。当初この投票は4月22日に行なうと発表されていたが、野党側から延期要請があり、外圧がかかったことから5月に延期されることが選管から発表されていた。政府側はこの延期により、選挙実施の「信頼性が増す」と強調している。

■米国、選挙延期でも批判 Notimericaの記事
米国政府は、ベネズエラの総選挙の延期が報じられても、批判の姿勢を変えていない。米国はニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強めているとして厳しい批判を加え、制裁を強化している。選挙の1か月延期が発表されたが、米国はそれでもこの結果を受け入れないと断じた。また欧州連合(EU)も信頼できる選挙態勢を要求している。

■国内経済、壊滅の可能性も El Paísの記事
ベネズエラ経済の完全壊滅の可能性を、アナリストが指摘した。米国はベネズエラが独裁体制を強めているとして批判し、制裁強化を図っている。米国がベネズエラ産の原油を禁輸とした場合、ベネズエラ経済が根本から崩壊する可能性があるとの指摘がなされた。米国はベネズエラの最大の原油輸出相手でもある。

■葬儀費用が高騰 Razonの記事
カラカスでは、葬儀に要する費用が高騰している。2月時点で、葬儀や埋葬にかかる総費用の平均は330万ボリバールと、最低賃金の132か月分に達した。この額は、3か月前の昨年12月に比して、66%も増加している。国内では価格高騰が続くが、この状況が続けば「埋葬難民」が生じるおそれもある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、黄熱病死者237人に TN8の記事
ブラジルでの黄熱病による死者は、237人に達した。同国保健省が2日、2017年7月以降について明らかにした数字だ。この期間中、感染が疑われる例は2867件報告され、このうち723件が黄熱病と確認された。前年同期の感染は576件、死者は184人でそれぞれ大幅に増えている。世界保健機関(WHO)などが感染拡大に警告を発している。

■スイス人観光客が黄熱病死 Procesoの記事
ブラジル南部で、スイス人観光客が黄熱病感染により死亡した。44歳の男性は同州南部のイーリャ・グランデ(グランデ島)を訪れていたが、この感染症で重篤な状態となり2月22日に死亡した。この島ではチリの35歳男性と20歳男性も、この感染症により死亡したばかりだ。現在ブラジル当局は、入国者にワクチン接種の証明を求めている。

■ルラ氏「私は無実だ」 El Paísの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は「私は無実だ」と述べた。メディアのインタビューに答えたものだ。次期大統領選でトップを走る同氏だが、在任中の汚職を疑われ、すでに裁判所から有罪との判断を得て、上告している。同氏は「私は無実であるが、刑務所に行くことは恐れていない」とも述べた。

■マリファナ合法購入、2万1千人 El Paísの記事
ウルグアイでは、マリファナ(大麻草)を薬局で合法的に購入できる人が、2万1788人となったという。同国では世界に先駆けてマリファナの個人使用や売買などが合法化されたが、昨年7月19日から薬局での店頭販売も始まってる。この購入には事前登録が必要で、この手続きを済ませた人がこの数に達したという。

■パラグアイ、世界遺産に2件推薦 Ultima Horaの記事
パラグアイ政府は、ユネスコ世界遺産登録に向け2件を推薦した。外務省が2日、明らかにしたものだ。推薦したのはヤグアロンにある18世紀建造のカトリック教会施設と、アスンシオンにある1913年完成の近代電気設備だ。いずれもパラグアイの文化史上重要な存在で、後世に伝える価値がある判断した。

■ウルグアイ、嵐の予報 El Paísの記事
ウルグアイの広い範囲はこれから、悪天候に見舞われるという。気象機関が予報し、警告を発したものだ。国内中部から北部にかけての地域でこれから、湿った空気が上空に入り込むため、大雨や降雹となる予報で、さらに雷や強風をともなうおそれもあるという。外出する場合などに注意が必要と警告している。



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