2018.03.04

【ボリビア】

■ハーグに15人が向かう La Razónの記事
外務省は、エボ・モラレス大統領を筆頭に15人が、オランダのハーグに向かうと発表した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求めており、この件を国際司法裁判所に提起している。この弁論が19日から行なわれるもので、元大統領や上下院議長、サンタクルス県知事など15人が、この場に向かうことが決まったという。

■ワラチ委員長もハーグへ La Razónの記事
有力労働組合連合COBのフアン・カルロス・ワラチ新委員長も、ハーグに向かう。外務省が明らかにした訪問者リストに、同氏の名前が含まれているものだ。COBはギド・ミトマ前委員長が現政権との対決姿勢を強めていたが、求心力低下で委員長が後退した。ワラチ氏はオルーロ県のワヌニ鉱山の組合の委員長を長期、務めていた。

■巨大な旗、コチャバンバへ Los Tiemposの記事
「巨大な旗」がコチャバンバにお目見えした。南米最大のクリスト像が立つコンコルディアの丘に、この旗が掲揚されたものだ。この旗は、ボリビア国民の悲願である海岸線回帰を祈るため、各地で掲揚されているものだ。今月19日から、ハーグの国際司法裁判所でこの件の弁論が行なわれる予定だ。

■チリ、エボの訪問に批判も La Razónの記事
チリでは、エボ・モラレス大統領の来訪に批判がある。この11日、同国ではセバスティアン・ピニェラ新大統領の就任式が行われ、招待を受けたモラレス大統領も参列の予定だ。しかし両国間には正規の外交関係がなく、海岸線問題をめぐり極度に関係が悪化している状態でもある。下院のホルヘ・タル外交委員長はこの訪問を厳しく糾弾した。

■郵便の将来は来週以降 El Deberの記事
ボリビアの郵便の将来像が明らかになるのは、週明け以降になる。現行の郵便会社Ecobolはすでに経営破綻状態で、政府は新会社を設立し、業務を移管する方針を示している。管轄する交通通信省も、この具体的内容についてはまだ「把握していない」と答えるにとどまった。職員の再雇用など、問題はまだ山積みの状態だ。

■エルアルトに47億Bs投資 La Razónの記事
政府は、エルアルトのインフラ整備などに対し、47億6900万ボリビアーノを投資する。政府側とソレダー・チャペトン市長との間で、覚書が交わされたものだ。6日のエルアルトの記念日を前に、新たな公共事業などの約束がなされた。エルアルトはラパスの衛星都市として急速に人口が増え、インフラ整備の必要性が増している。

■CANへの貿易赤字、1億7千万ドル Correo del Surの記事
アンデス共同体(CAN)各国に対する貿易赤字額が、1億7千万ドルとなっているという。ボリビアのほかコロンビア、エクアドル、ペルーが加盟するCANは、南米の主要な経済ブロックとなっている。ボリビアにとってこの加盟国は主要輸出相手だが、貿易赤字は17年間続いていると通商機構(IBCE)が明らかにした。

■コパカバーナ道で事故 El Díaの記事
ラパスとティティカカ湖畔のコパカバーナを結ぶ道路で、ミニバスが事故を起こした。3日、ラパスを発った便がパルココ付近で別の車輛と正面衝突事故を起こしたものだ。この事故でミニバスに乗っていた6人が死亡し、8人が負傷している。事故当時このミニバスは、相当のスピードを出していたとみられる。

■61歳女性、犬に襲われる La Patríaの記事
オルーロで61歳の女性が、犬に襲われ重傷を負った。ビントとセプルトゥーラを結ぶ道路をこの女性が歩いていたところ、突然現れた野犬の群れに襲われたものだ。女性は腕などをひどく噛まれ、市内の病院に運ばれ手当てを受けている。市内では野犬の増えすぎが問題となっており、狂犬病の報告も相次いでいる。

■やり直しカルナバル La Razónの記事
コチャバンバにとっては、カルナバルのやり直しだ。市内では先月17日に行なわれる予定だったカルナバル行事、コルソ・デ・コルソスが中止となっていた。大雨被害が相次いだこととオルーロで爆発事件が起きたことを受けた措置だ。しかしこの祭がこの17日に開催されることとなり、出場登録などの手続きが行なわれている。


【ペルー】

■リュスコ、60日間の非常事態 Correo Perúの記事
政府はクスコ県チュンビビルカス郡のリュスコに60日間の非常事態を発令した。この地では2キロに及ぶ大規模な地割れが生じ、農地や住宅、道路などに影響が広がっている。地質鉱山機構は断層の影響による自然災害との見方を示しており、この発令を受け今後の対応や復旧に国が全面支援することとなる。

■博物館、本日無料に El Comercioの記事
国内の博物館の入館料は4日、無料となる。議会は昨年7月、毎月の第一日曜について入場料を無料とすることを決めている。これにともなう措置で、博物館や美術館、史跡などはこの日、無料開放される。一方、クスコ県のマチュピチュ遺跡公園については、入場制限などの関係でこの措置からは除外される。

■テレフェリコ、開業1周年 La Repúblicaの記事
アマソナス県のクエラップ要塞に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)は、開業1周年を迎えた。ティンゴ・ヌエボと要塞公園を20分で結ぶこのテレフェリコは、この型の交通機関としては国内で初めて整備されたものだ。チャチャポヤスから要塞に向かう人の60%が利用し、延べ利用者数は13万人となっている。

■LATAM、2路線の認可 Gestionの記事
航空会社LATAMペルーは、新たに2路線の認可を当局から受けた。認可されたのはクスコ-イキートス線と、クスコ-ピスコ線だ。イキートス線は7月2日から一日2往復、ピスコ線は6月14日から週2便の運航を予定しているという。同社は2004年のアエロコンティネンテ停止後、国内シェアトップの状態を続けている。


【チリ】

■パスクア島、車輛制限 La Terceraの記事
パスクア(イースター)島では新たに、車輛の「輸入」制限が実施される。交通省が明らかにしたもので、本土とを結ぶ船便で輸送できる車輛数を新たに制限するものだ。島での車輛の増えすぎを抑止することが目的だという。この島には、チリ本土からを含め、人の入域制限もすでに、実施されている。

■メトロ3号、進捗率85% La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ3号線の建設工事は、進捗率が85%となったという。昨年末に開業した6号線に続き、今年12月の開業を目指して工事が進められているものだ。交通省によると、工事は順調に進んでおり、予定通りの開業が実現できるという。この路線は全長22キロで、18の駅が設けられる。


【アルゼンチン】

■海軍、重大な異常を認識か Clarín.comの記事
海軍は、潜水艦ARAサンフアンの重大な異常を、事前に認識していた可能性があるという。この潜水艦は昨年11月15日にチュブ州沖の海域で消息を絶ち、未だに行方が分かっていない。不明になる直前、艦内で爆発が起きた可能性が伝えられているが、海軍側はこの潜水艦に異常な事態がすでに起きていたことを、認識していた可能性が浮上したという。

■エル・パロマール、閉鎖要求 Página 12の記事
NGO団体イスラ・ベルデが、ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の閉鎖を要求した。もともと空軍基地だったこの空港は先月9日から、旅客便の供用が開始されている。地元住民が使用差し止めを訴えたが司法は運航を許可した。しかし同団体は環境面への影響が大きいとして、空港としての運用終了を申し立てた。

■サンタ・テレシータ、6人死亡 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のサンタ・テレシータで起きた現場崩落事故で、6人が死亡した。2日、コスタネラ通り沿いで建設中の高速道路の現場で、崩落事故が起きたものだ。この瓦礫に労働者らがが生き埋めとなり、6人は救出され病院に搬送されたが、ほかの6人は遺体で収容されたものだ。国の機関が、事故原因の調べを進めている。

■BsAs、今季初のデング Télamの記事
ブエノスアイレスでは今季初の、デング感染者が確認された。保健省によると30歳の男性が先月下旬から症状を呈し、感染が確認されたという。男性はブエノスアイレスを出ておらず、市内で感染したものとみられる。この感染症を媒介するネッタイシマカは、ブラジルで感染拡大が続く黄熱病も媒介する存在だ。

■イグアス便、ブラジル側に一時移管 Télamの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港を発着する便は1か月にわたり、ブラジル側のフォス・ド・イグアスの空港に移管される。交通省が明らかにしたものだ。8億ペソを投じて滑走路などの補修を行なうため、4月15日から5月15日まで同空港は閉鎖される。国境をまたいで移管されるのは、異例のことだ。

■小麦と大豆、大幅な不作か Télamの記事
今期、国内での小麦と大豆の産出は、大幅に減る見通しだ。ブエノスアイレスの穀物取引所が見通しを示したものだ。ブエノスアイレス州など各地で今季、異常渇水が生じている。この雨不足の影響で、小麦や大豆の生産はこの5年で最少となる可能性が高い。この不作は、国際市場にも影響を及ぼすおそれがある。


【エクアドル】

■不明コロンビア人、遺体で発見 El Universoの記事
エル・オーロ県のハンベリ島でカヤック中に不明となっていた29歳のコロンビア人男性が、遺体で発見された。この男性は友人たちとこのアトラクションを楽しんでいたが、突然行方が分からなくなったという。ヘリコプターなどによる捜索の結果、ビーチから8マイル沖合で、遺体が発見、収容された。


【コロンビア】

■ベネズエラとの抱擁 El Comercioの記事
コロンビア国民とベネズエラ国民が2日、抱擁を交わした。国境橋のすぐ近くで、双方の国民同士がお互いを抱き合ったものだ。コロンビアのNGO団体が企画したもので、両国の友好を強く社会に訴えるものだ。ベネズエラの経済失政で、同国から60万人がコロンビアに移民したとみられるが、一方で国民と移民との間の齟齬が目立っている。

■アビアンカ、馘首91人に La FMの記事
アビアンカ航空による操縦士馘首は、91人となった。同社では昨年末、航空会社としては世界最長となる、51日間のストライキを操縦士らが行なった。司法はこのストが違法であったと判断しており、同社側は指導的立場だった操縦士への処分を断行している。この大量馘首で、同社の運航体制に支障が生じるおそれもある。

■警察官ら、爆発で死亡 El Comercioの記事
3日、カウカ県でパトロール中の警察官2人が、爆発物で死亡する事件が起きた。現場となったのはカルドノとシベリアを結ぶ道路区間で、警察車輛に対し何らかの爆発物が投げ込まれたとみられる。この車輛には4人が乗っており、2人が死亡、2人が重傷を負った。警察は左翼ゲリラ組織、民族解放軍(ELN)の関与を疑っている。


【ベネズエラ】

■米国、ファルコン氏にも制裁か La Vanguardiaの記事
米国、ドナルド・トランプ政権は次期大統領選へ出馬するエンリ・ファルコン氏に対し、制裁を科す可能性があるという。5月20日に大統領選の投票が行なわれる見通しとなったが、野党側の候補として同氏がようやく決まった。しかし米国は野党側のボイコットを求めており、ニコラス・マドゥロ政権内の人物と同様に同氏に制裁を科すおそれがある。

■マドゥロ、軍への圧力 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、国軍に対しても圧力をかけた。国軍の中で、野党を支持する24人の指揮官について、事実上の排除を命じたものだ。同大統領としては、こうした指揮官らが政府の転覆を図り、クーデターを企てることへの潜在的な恐れがある。この24人のうち13人は、軍から追われる見通しだ。

■5月20日選挙はサントスらへの戒め El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、5月20日の選挙はコロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領らへの「戒め」になると断じた。同大統領は同政権に圧力をかけるサントス大統領や米国のドナルド・トランプ大統領、スペインのラホイ首相らの名を挙げ、選挙の成功は「彼らの考えが間違っていることを証明する」と断じた。

■最低賃金、必要額の5% Venezuela al Díaの記事
3月1日に政府が引き上げた最低賃金額だが、標準世帯が必要とする収入の5%に過ぎないという。経済失政により物資不足と通貨暴落が続き、政府はこの日、最低賃金を58%引き上げた。しかし公定レートでは31ドル相当であるが、平行(闇)レートでは6ドルほどに過ぎず、多くの世帯はこの収入だけで生活はできない状態だ。

■移民か死か El Observadorの記事
多くのベネズエラ国民は、国外に移民するか、死ぬかの選択を迫られている状態だという。経済失政による生活困窮で、多くのベネズエラ国民が国外に移民しようと国境に殺到している。多くの移民を受け入れたコロンビアだが、その数が限界に達したとしてこの規制を強化している。しかし国内にとどまれば死は免れないとし、決死の思いで移民を試みている状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、また捜査対象に El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領はまた、捜査の対象となった。ブラジルでは建設会社Odebrechtを舞台とした汚職事件での捜査が続いている。同社の関連でテメル大統領はこれまでも捜査を受けてきたが、新たな案件で同大統領や現職閣僚が、再び捜査の対象となった。ブラジル国民間の、政治不信は高止まりしたままだ。

■パンディージャ3人殺害 La Prensaの記事
ホンジュラスで、ギャングメンバーである「パンディージャ」3人が殺害される事件が起きた。サンタ・アナで起きたこの事件は、警察官の恰好をした男が突然、銃撃を行なったものだ。死亡したのは21~25歳の男らで、「マラ18」と呼ばれる組織のメンバーだった。国内ではパンディージャ間の抗争で、治安が悪い状態が続いている。

■グアテマラ、大使館移転にNo Daily Mailの記事
グアテマラの司法が、在イスラエル大使館の移転にNoをつきつけた。ジミー・モラレス政権は、米国のドナルド・トランプ政権に続き、同国にある大使館をエルサレムに移転する方針を示した。しかし最高裁はこの件について審議し、5人の裁判官全員が「否」をつきつけた。中東情勢に対し最大限配慮した判断だという。

■コパ航空、パナマ人大量採用へ La Estrellaの記事
パナマのコパ航空は、パナマ人の操縦士を大量採用する。同社が方針を占めたもので、250人の新たな操縦士を確保するという。トクメン国際空港をハブとする同社は、ラテンアメリカだけでなくカリブ海や欧米への路線拡張を続けている。ベースとなるパナマ出身者を積極採用し、地域経済にも資したい姿勢だ。

■ウルグアイ、こどもの肥満 Fin de Semanaの記事
ウルグアイでは、こどもの肥満が顕著に増加しているという。同国保健省が明らかにし、警告を発したものだ。国民に占める肥満者、体重過多者の割合は、やはり増加傾向だ。同時に、こどもに占める肥満の割合もこの15年で、大きく増加している実態だという。食生活や運動習慣などが、影響を及ぼしていると考えられる。



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