2018.03.11

【ボリビア】

■196.5キロの国旗 Correo del Surの記事
巨大国旗掲揚は、全長196.5キロに及んだ。ボリビアにとって海岸線の回帰は国民の悲願だ。チリに対するハーグの国際司法裁判所での弁論を控え、海岸線回帰の士気を高めるため巨大国旗の掲揚が各地で行なわれている。この一環で、ラパスとオルーロを結ぶ街道で長い国旗が用意され、196.5キロに及んだ。政府はギネスブック登録申請を検討している。

■国旗掲揚の背後で事故も La Razónの記事
巨大国旗掲揚の背後で、死亡事故が起きている。オルーロとラパスを結ぶ街道で、海岸線回帰を願うための長い国旗が掲揚された。しかしこの際、ラパス県のコナニでこのイベントに参加していた車輛が事故を起こし、女性1人が死亡した。この車内からはアルコール飲料が見つかっており、酒酔いが原因であった可能性がある。

■海の2ボリビアーノ硬貨 El Díaの記事
中央銀行(BCB)は海岸線回帰の祈りを込めた、2ボリビアーノ硬貨を発行した。19世紀末の「太平洋戦争」でボリビアはリトラル県をチリに奪われ、海岸線を失った。この回帰の願いをデザインした複数種類の硬貨を、新たに発行したものだ。これらの硬貨は、通常の2ボリビアーノ硬貨と併用される。

■トルコ、大使館開設 La Razónの記事
ラパス市内に、新たにトルコ大使館が開設される。トルコ政府側が明らかにしたものだ。両国が国交を樹立して歴史は長いが、トルコは大使館は持たず、ペルーの大使館がボリビアを兼任していた。関係性の強まりを受け、トルコはラパスに大使館を開設することを決定したという。ボリビアもトルコには現在、大使館は置いていない。

■LAB、再参入諦めず Los Tiemposの記事
南米最古参の歴史を持つ元フラッグキャリア、リョイド・ボリビアーノ航空(LAB)は旅客運航再参入を諦めていない。同社は残存機を使用して国内線を運航することを申請したが、航空当局は巨額の債務を抱えることなどから難色を示している。同社は経営上の問題が噴出したことなどを受け、2009年に運航を停止していた。

■ゴニ、危険を認識 Correo del Surの記事
元大統領のゴニことゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ氏は、武力使用の危険性を認識していた。2003年10月、同政権の政策を受け国内はガス戦争と呼ばれる状況に陥り、50人以上が死亡した。同氏はこの後米国に亡命したが、フロリダ州のフォート・ローダーデールでこの件についての裁判が始まり、危険性認識を認めた。

■郵便物、13日以降受取へ La Razónの記事
ボリビア郵便(Ecobol)の郵便物について、13日以降受取が可能になるという。公共事業省が明らかにしたものだ。経営破綻状態だったEcobolの清算が決まり、新会社に移行することになった。同社は業務を停止しており、現在郵便物は宙に浮いた状態だ。13日から、受取郵便については本人確認の上受領できるようになるという。

■TAM機、緊急着陸 El Díaの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の旅客機が、緊急着陸した。この事態を起こしたのはベニ県のサンハビエルだ。トリニダからマグダレナに向かっていた旅客機が機体トラブルを起こし、サンハビエルとサンペドロを結ぶ道路上に着陸した。この事態による、乗客や乗務員の負傷などはなかったという。

■水はけの改善を求める La Patríaの記事
オルーロでは、市街の水はけの改善が求められた。市内中心部では、排水システムの不備が続き、雨季に大雨が降ると、街路が水浸しになる事態が相次ぐ。市民や商店主などが、この事態の改善を市側に求めており、市議会側もこの問題の改善に力を入れ始めている。抜本的な改善には、相当の時間を要するとみられる。

■マリファナ13トンを処分 El Díaの記事
コチャバンバ県警は、県内で押収されたマリファナ(大麻草)13.6トンを処分した。焼却されたのはマリファナ本体のほか、大麻草の苗などもだ。国内で摘発される薬物はコカインが多いが、一方でマリファナも増加し、国内で活動する麻薬カルテルの資金源になっていることが、指摘されている。


【ペルー】

■マチュピチュ、一日3800人 Portal de Turismoの記事
国内随一の観光地マチュピチュ遺跡公園は2017年、一日平均3867人の観光客を迎えたという。通商観光省が明らかにした数字で、年間来園者数は141万1279人だった。同公園は環境への影響を緩和するため、2005年からは一日上限が2500人だったが、入園時間帯をずらすなどして増員が取り組まれている。

■パラカス、古代の生活跡 El Comercioの記事
イカ県パラカスで、古代の人々の生活の痕跡が新たに見つかった。リマのカトリック大学の考古学者らのチームが明らかにしたものだ。生活や農耕の痕跡が数百個所見つかったもので、当時この地に暮らした人々の生活の解明に資するとみられる。またこの地では農耕が、すでに行なわれていたことの証拠にもなるという。


【チリ】

■本日、ピニェラ大統領就任 BioBio Chileの記事
11日、セバスティアン・ピニェラ新大統領が就任する。中道左派のミチェル・バチェレ政権から、中道右派への政権交代だ。就任式にはアルゼンチンやペルーなどの首脳に加え、関係が悪化しているボリビアのエボ・モラレス大統領も参列する。この就任式には1380人が招待されているという。

■LAW、全便停止 La Terceraの記事
航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)は9日、全便の運航を停止する決断をした。同社便のトラブルが相次いだことから15日間運航を停止し、事業体制を再構築することを決めたものだ。機材の問題からドミニカ共和国やペルーで、多くの利用者が足止めされる事態が起きていた。同社は2016年1月に航空参入していた。


【アルゼンチン】

■米国に特使を派遣へ Infobaeの記事
マウリシオ・マクリ政権は、米国に特使を派遣する。ドナルド・トランプ大統領は新たに、輸入する鉄鋼やアルミニウム鋼に関税をかけることを発表している。この件に対処するため、通商省の局長を米国に急遽、派遣することを決めた。米国政府からの発表後、マクリ大統領とトランプ大統領は電話会談を行なっていた。

■ペリト・モレノ崩落始まる Télamの記事
「ペリト・モレノ崩落」が始まるという。サンタクルス州のロス・グラシアレス国立公園のペリト・モレノ氷河が、夏の暑さの影響で崩壊する自然現象だ。この様子は観光客にも高い人気があり、多くの人がこれを見ようと訪れる。公園側によると氷河の水の状況から、数日以内にシーズンが始まるという。

■LATAMインシデント、荷物も検査 Contextoの記事
9日、LATAM航空機がブエノスアイレスのエセイサ国際空港に緊急着陸した事態で、乗客の預け荷物の全数調査が行なわれたという。エル・カラファテに向かった航空機内に煙が充満し、引き返したものだ。当局は重大インシデントとして調べを進めており、煙発生の調査として捜査犬を使用し、荷物の検査を実施した。

■エル・パロマール、アクセス問題 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港のアクセス問題は、放置されている。空軍基地である同空港は2月9日から旅客便の発着に使用され、一日3便限定ながら使用されている。しかしもともと旅客用に計画されておらず、空港への車でのアクセスインフラは、整っていない状態だ。

■サンティアゴ、光の筋 La 100の記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の空に、光の筋が見えたという。州都を含む広い範囲で10日の未明にみられたものだ。空を光の筋が走るこの姿を多くの人が目撃し、撮影した動画や写真がSNSなどに投稿されている。隕石やスペースデブリの落下などの可能性を指摘する声があるが、原因は分かっていない。

■ラ・パンパ州、悪天候被害 La Nacionの記事
ラ・パンパ州で、悪天候による被害が報告されている。この事態が起きたのは同州南部のヘネラル・アチャだ。突然突風に見舞われるなどし、市内への入り口にあたるアーチが崩落したという。このほか多くの家々などの屋根が飛ばされる被害が報告された。状況から、竜巻が発生した可能性もある。

■川に飛び込んだ青年、遺体で発見 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、ルハン川で、自ら飛び込んだ19歳の青年が、遺体で発見された。この川をクルーズする船の中で、パーティが行なわれていた。これに参加したこの青年は勢いのあまりこの川に飛び込んだという。しかし行方が分からなくなったことから捜索が行なわれ、最終的に遺体で見つかった。

■フライボンディ、コルドバ増員 El Esquiuの記事
1月に国内市場に参入したLCC、フライボンディがコルドバで職員を増員しようとしている。同社はコルドバをベースに国内線の運航を開始した。その後ブエノスアイレスのエル・パロマール空港にも拠点を持ったが、司法の判断で同空港は一日3便に限定されている。このためコルドバでの増便を図るため、職員の増員を計画しているという。


【エクアドル】

■ミラグロ、20年ぶりの鉄道 El Comercioの記事
グアヤス県のミラグロでは、20年ぶりに鉄道が復活した。市内にあるミラグロ駅に最後に鉄道便が到達したのは1998年のことだった。国内の鉄道リバイバルが進む中、この駅にもその波が押し寄せ、鉄道会社と観光省が鉄道を復活させたものだ。ヤグアチとミラグロを結ぶ41キロについて、観光列車が運転される。

■電動アシスト自転車、機能せず El Comercioの記事
キト市が調達した電動アシスト自転車は、その多くが機能していない。市内では公営の貸自転車ビシQがあり、市側は電動アシスト機能がある自転車も投入した。しかし市側によると、この機能のある自転車の実に66%は修理中で、機能を失っているという。市内ではこのビシQの利用者は、増加傾向にある。


【コロンビア】

■ベネズエラ移民の89%、支援はない El Universalの記事
国内に移民したベネズエラ国民の実に89%は、コロンビア政府からの支援は「ない」と受け止めている。経済失政による生活困窮で、国内には多くのベネズエラ国民が流入している。政府側はこうした移民に社会保障の機会を認めるなどしているが、多くのベネズエラ国民はこうした支援策を身近なものと受け止めていない実態だ。

■ティモシェンコ氏、病状は安定 Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の指導者、ティモシェンコことロドリゴ・ロンドニョ氏の病状は安定しているという。2016年にコロンビア政府との和平に合意したFARCだが、同氏は次期選挙出馬の姿勢を示していた。しかし健康問題からこれを取りやめることを発表していた。FARC幹部によると、病状は安定しているという。


【ベネズエラ】

■ACNUR、難民支援求める Caracol Radioの記事
国連難民高等弁務官事務所(ACNUR)が各国に、ベネズエラ「難民」支援を求めた。経済失政による生活困窮を受け、多くのベネズエラ国民が国外に移民している。しかし多くの同国民を受け入れたコロンビア、ブラジルで副反応的問題も生じている。同事務所はこれらの「難民」支援を各国に要請した。

■ファルコン氏「撤回も」 El Paísの記事
5月20日に行なわれる予定の大統領選に出馬する元チャベス派のエンリ・ファルコン氏は、出馬撤回もありうるとの見方を示した。ニコラス・マドゥロ政権の独裁色が強まる中、同氏は同政権からの妨害行為があれば撤回する可能性があるとした。しかしそうなれば、国際社会を完全に敵に回すと警告している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、本日投票 News24の記事
キューバでは11日、議員の選挙投票が行なわれる。605人の議員を選ぶ投票だが、今回の選挙は共産党政権発足後続いたカストロ体制の終焉でもある。4月にラウル・カストロ現議長が退任する予定で、その後のキューバを占う意味を持つ。今回の選挙の投票に臨む有権者数は、全土で合わせて800万人だ。

■都市部では黄熱病感染なし Segundo Enfoqueの記事
ブラジル保健省は、国内大都市については黄熱病感染はなく、市民にワクチン接種を推奨していないとした。国内では人口の多いサンパウロ州やリオデジャネイロ州で感染が広がり、この10年でもっとも多い感染者、死者数となっている。しかしサンパウロ都市圏やリオ都市圏では、今の時点で感染は起きていないという。

■ハバナにJICA事務局 Prensa Latinaの記事
キューバ、ハバナに日本の国際協力機構(JICA)の事務局が新たに置かれた。ハバナ市内でこれを記念する式典が行なわれ、日本からは岡本三成外務大臣政務官が参加した。JICAはラテンアメリカ各国でも長年にわたる活動を行なっているが、キューバは対象外だった。安倍晋三首相が2016年にハバナを訪れ、両国関係は新たな段階に入った。

■パラグアイ、ジカ熱確認 Actualidadの記事
パラグアイでは今季初めてとなる、ジカ熱の感染者が確認された。同国保健省が明らかにしたものだ。中部のサンロレンソで、症状を呈していた1人の感染を確認したという。今の時点で感染が疑われた事例は11件だ。国内では同じネッタイシマカが媒介する、デングの感染が各地で報告されている。

■蒸気機関車復興計画 El Salvadorの記事
エルサルバドルの文化行政は、国内の駅にある蒸気機関車の復興計画を示した。この機関車は北西部のケサルテペケの駅構内に長い間放置されている。国内の鉄道交通の歴史を後世に伝え、同時に観光資源として活用するためこの機関車のリバイバルを検討しているという。この駅は鉄道の博物館として機能している。

■フォルタレザで襲撃 El Universoの記事
ブラジル北部のフォルタレザで、襲撃事件が起きた。9日夜、市内を走行する車輛からの銃撃などが3件、相次いで発生した。これらの銃撃でこれまでに合わせて7人が死亡し、複数の負傷者を出している。同市内ではこの数か月、同様の襲撃事件が各地で発生していた。この町では昨年、殺人が前年比で96%増えた。



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