2018.03.14

【ボリビア】

■国連と法王の仲裁に期待 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国連とローマ法王フランシスコ1世による「仲裁」に期待を示した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求めており、この件についての弁論がこの19日から、ハーグの国際司法裁判所で行なわれる。この裁定が出された際、国連と法王がこの実行を見届ける役割をはたして欲しいとモラレス大統領は伸べた。

■財界、ボリビアは「敗戦」 La Razónの記事
財界では、ボリビアが密輸との闘いにおいて「敗戦している」との見方が広がっている。密輸はボリビア経済を侵食する問題となっている。こうした中、オルーロ県のチリ国境で車輛の密輸を図っていたグループが取り締まりの兵らを銃撃し、2人が死亡する事態が起きた。財界側はこの事態はすでに戦争であり、政府側が劣勢にあるとみている。

■ムリーリョ議員、派兵を求める El Díaの記事
野党UDに所属するアルトゥロ・ムリーリョ上院議員は、政府に対し国境への「派兵」を求めた。密輸者による銃撃で兵2人が死亡した事件を受けたものだ。同議員は、悪質化する密輸対策で、国側の対応は不十分だと指摘した。国境地域が事実上の戦闘状態にあるとして、派兵するべきとの考えを示したものだ。

■チリ密輸、120ルート El Díaの記事
ボリビアとチリの間に、密輸に使用される通行ルートが、120も存在するという。国内陸運業者の団体が指摘したものだ。オルーロ、ポトシ両県とチリとを結ぶ違法運搬ルートが、もはや顕在化している状態だ。現地に配備されている兵や税関職員だけでは手が足りない状態で、一部は無法化していると指摘した。

■死亡兵の葬儀 Correo del Surの記事
オルーロ県ピシガのチリ国境近くで殺害された、兵らの葬儀が行なわれた。密輸の取り締まりにあたった若い男性兵2人が、車輛を密輸していた武装グループに銃撃されたものだ。オルーロ県警はこの密輸グループの3人を特定し、すでに拘束している。警察機関はこの事態を受け、国境対策の強化方針を示している。

■1月の貿易収支、悪化 Los Tiemposの記事
この1月のボリビアの貿易収支は、大きく悪化したという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたものだ。この月の輸入が8億910万ドルであったのに対し、輸出は6億7140万ドルにとどまった。前年同月に比して輸出が22%ものマイナスとなり、収支は赤字となった。とくにブラジルナッツやキヌアなどの農産品の落ち込みが目立つ。

■LABの負債、1700万Bs La Razónの記事
リョイド・ボリビアーノ航空(LAB)が抱える負債額は、1700万ボリビアーノにのぼるという。国内空港を管理運営するAASANAが明らかにした数字だ。南米最古参の航空会社LABは、2009年に全便の運航を停止している。現在、残存機を使用しての運航再開を航空当局側に求めているが、多額の負債を理由に難色が示されているところだ。

■COB、元職員らの雇用を求める La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、破綻したボリビア郵便(Ecobol)の元職員らの再雇用を、政府側に求めた。政府は新会社を設立し、Ecobolを清算処理することを明らかにしている。この新会社に、この元職員らを積極的に雇用するよう、COB側が要求した。新会社の概要などは、依然として明らかになっていない。

■ティキパヤ、コンドル救出 La Razónの記事
コチャバンバ県のティキパヤで、一羽のコンドルが救出された。このコンドルは、市街地の住宅の庭を隔てる塀の上にいるのが発見されたものだ。野生のコンドルは都市部に姿を現せることはほとんどなく、このコンドルは飛べない状態だったことから、どこかの家で違法に飼われていたものが逃げ出したとみられる。

■タラブコ、プフリャイ祭 Correo del Surの記事
チュキサカ県スクレ近郊のタラブコ村ではこの週末、「プフリャイ」の祭が開かれる。17、18日の両日に開催される「グラン・プカラ2018」では、地域に伝わるフォルクローレダンス、プフリャイの祭典だ。タラブコはケチュア起源の村で、今も独特のインディヘナ(先住民)文化が残り、毎週日曜の市は観光客に人気だ。


【ペルー】

■トレド氏の送還を求める La Terceraの記事
最高裁は、元大統領のアレハンドロ・トレド氏の送還を米国に求めた。同氏については、公共工事にからみブラジルの建設会社から裏金を受け取り、またマネーロンダリングに関与した容疑がかけられ、逮捕状が出されている。しかし渡米したまま帰国せず、事実上の亡命状態となっているもので、米国当局に送還への協力を求めたものだ。

■マチュピチュ列車、また土砂災害 Correo Perúの記事
クスコとマチュピチュを結ぶ鉄道で13日、また土砂災害の影響が生じた。朝4時40分頃、クスコから97、104キロの2地点で土砂災害が生じ、土砂が線路を塞いだ。この影響ですべての便運転が見合されたが、復旧工事の進展でその後再開されている。今月に入り同区間での土砂災害が相次ぎ、またインカ古道(カパック・ニャン)でも土砂崩れが生じたばかりだ。

■PPK、10空港建設を発表 Gestionの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、国内10個所に空港を新たに建設することを明らかにした。リマの空港の旅客、貨物混雑緩和などを目的にオクサパンパに新設し、チンボテ、マルコナの施設を拡充する。このほかイロ、ハウハ、ハエン、ティンゴ・マリア、ワンカヨ、リオハ、ユリマグアスに整備を進め、2021年竣工を目指す。

■パスコ県でやや強い地震 El Comercioの記事
パスコ県で13日12時35分頃、やや強い地震が起きた。地質鉱山機構によると震源はプエルト・ベルムデスの西17キロで、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは34キロだ。同県の広い範囲でメルカリ震度4~5の揺れが起きたが、県側によると今の時点で人や建物への被害報告はないという。


【チリ】

■LAW停止の波紋 La Terceraの記事
航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)の運航停止の波紋が広がっている。同社は運航トラブルが続出し、この9日から「一時的に」停止していた。しかし民間航空局が12日、同社の運航権を事実上剥奪する措置をとった。これを受け、同社の運航再開はきわめて難しくなった。一方、国内航空市場では影響は最小限にとどまっている。

■サンティアゴ、古い邸宅の火災 La Terceraの記事
サンティアゴの古い邸宅で、火災が起きた。現場となったのはクラウディオ・ゲイ通りとアバテ・モリーナ通りの角にある2階建ての建物だ。この火災で建物は全焼し、建物の多くの部分が崩れ落ちる状態となった。この建物はメンテナンスもされず放置されていたもので、居住者はなく、人的被害はなかったという。


【アルゼンチン】

■不明潜水艦で秘密文書か Infobaeの記事
政府と海軍の間で、秘密文書によるやりとりが交わされた可能性があるという。一部のメディアが報じているものだ。昨年11月15日、海軍の潜水艦ARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶ち、未だに行方が分かっていない。事故から1か月近くが経った12月13日、国防相と海軍トップの間で「口裏合わせ」が行なわれたという。

■フライボンディ機、またトラブル Perfilの記事
1月に国内市場に参入したばかりのLCC、フライボンディの機体でまたトラブルがあった。12日19時にコルドバからブエノスアイレスに向かおうとした便が、直前にキャンセルされたものだ。機材の技術的問題が生じたためと同社は明らかにしている。同社便については参入以降、機材トラブルが相次いでいる状態だ。

■エル・パロマール、増便できず Cronistaの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の便の増便は、まだ適わない状況だ。この2月9日から旅客便の使用が開始されたが、地域住民の訴えを受けた司法は、環境面の影響調査のため一日3便に限定している。司法側はこの件について、増便などの判断を見送る決定をした。同空港をベースとするフライボンディの体制に、影響が出ている。

■スブテ、20時からスト通告 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の労働組合は、13日20時からのストライキ突入を通告した。スブテ全路線とプレメトロがストに入るという。運営側が計画する、スペインのマドリードのメトロからの車輛調達について、安全性などの観点から各組合が反対しているものだ。当初リネアBのみのストの見通しだったが、全体がストに突入することとなった。

■AR、ポルト・アレグレ増便 Brasil Turisの記事
アルゼンチン航空は、ブラジル南部のポルト・アレグレへの便を増やす。同社は現在、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港とこの町との便を毎日1往復運航している。同社はこの路線について4月3日から、ダブルデイリー化することを明らかにした。夕方以降の往復便が追加され、96座席のエンブラエル190型機が使用される。

■アズール、ロサリオへ Sin Mordazaの記事
ブラジルの新興航空会社アズール航空は、新たにロサリオに乗り入れる。同社がこの24日から運航を開始するのは、ブラジル北部のレシフェとロサリオを結ぶ直行便だ。当面週1往復の運航だが、将来的な増便も視野に入れている。アズール航空は2008年に参入した航空会社で、ブラジルのGOL航空に続くLCCとして知られる。

■ブエノスアイレス、タクシー値上げ La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは14日午前0時から、タクシー運賃が値上げとなる。現在、日中の初乗り運賃は27.70ペソだが、この時間からは32.6ペソとなり、22時から6時までの夜間割増時間帯は39.10ペソとなる。市内では、インフレの進行にともなう運賃の見直しが随時行なわれており、今回の値上げ幅は18%だ。

■1月の入国外国人、過去最高に Télamの記事
この1月、アルゼンチンに観光で入国した外国人数は、月別で過去最高となったという。観光省が明らかにしたもので、この月の外国人観光客は26万9800人と、前年同月の24万8千人を2万1千人泡回った。国地域別では欧州が全体の27%を占めてもっとも多く、次いでブラジルの21.7%、北米の17%が続く。


【エクアドル】

■コトパクシ県で事故 El Comercioの記事
コトパクシ県の道路で、バスと小型トラックが衝突する事故が起きた。事故の現場となったのは県都ラタクンガと、ラ・マナを結ぶ道路だ。ラス・カスカーダス付近で起きた事故で、バス車輛が横倒しとなり、乗客ら18人が重軽傷を負っている。現在同県警が、事故原因についての調べを進めている。

■TAME、3路線増強 El Comercioの記事
公営航空会社TAMEは、国内3路線の便数増強を発表した。キトと東部アマゾンのエル・コカ、北部のラゴ・アグリオ、そして南部のサンタ・ロサへの路線について、増便を図るという。同社はベネズエラ、カラカス線の運休を発表したばかりで、路線や便数などの見直しを同時に進めていた。


【コロンビア】

■メタ県、新たな資源 Caracol Radioの記事
Ecopetrolは、メタ県に新たな原油資源が発見されたことを明らかにした。グアマルのモンテクリスト川近くの「ロリート1」と呼ばれるエリアの地下2500メートル付近に、この資源が発見されたという。同地域ではすでに産油が行なわれており、この新たな資源の開発の方法などについて、協議が行なわれているという。

■サントス、法王に謝意 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ローマ法王フランシスコ1世に、あらためて謝意を示した。法王が就任から5年を迎えたことを受け、コメントしたものだ。2016年、政府は左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)と和平合意したが、この合意に法王からの大きなアシストがあったことに、感謝を述べた。

■赤十字、献血呼びかけ Caracol Radioの記事
メデジンの赤十字が、献血の新たなキャンペーンを開始した。「25分で3人の命を救う」とのコピーで、市民に対し献血への協力を呼びかけるものだ。国内では売血が廃止され、輸血血液などは献血に依存するが、献血者は慢性的に不足している状態だという。アンティオキア県では、献血に協力する人は1%でしかない。

■自転車用ヘルメット開発 Caracol Radioの記事
カルタヘナの企業が、自転車向けのヘルメット開発を手がけている。国内各地で、新たな交通手段として自転車が注目され、利用者が増えている。一方で自転車がからむ事故も増加しており、自転車利用者の安全確保が急務となっている。「スペシャライズド・バイセクル社」が、国産ヘルメットの開発、販売を行なっているものだ。


【ベネズエラ】

■レデスマ氏、米州サミットへ Infobaeの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏が、4月13~14日にリマで開催される米州サミットに参加する。同氏と同じ野党に所属するマリア・コリナ・マチャード議員とともに参加することが明らかになった。レデスマ氏は政府弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たしており、国外からニコラス・マドゥロ政権の問題を指摘している。

■カラカス、LAWの150人足止め El Nacionalの記事
カラカスのマイケティア国際空港では、チリのラテンアメリカ・ウィングス(LAW)の利用者150人が足止めされている。LAWは運航上の問題が噴出し、9日から運航を見合わせているが、チリ航空当局が運航権の剥奪を決めた。この事態で、カラカスに乗り入れていた数少ない外国航空会社がまた一つ、姿を消すこととなった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、米国とオープンスカイ CN Travelerの記事
ブラジル、米国間でオープンスカイ協定が発効する見通しとなった。先週、ブラジル上院議会がこの法案を可決し、ミシェル・テメル大統領の署名で発効することとなる。両国間では移動の需要が増加しており、この協定発効で便が増加し、また新たなLCCの就航などが期待される。アメリカン航空とLATAM航空の連携も強化されるとみられる。

■アズール、リスボンへ Contacto Newsの記事
ブラジルの新興航空会社アズール航空が、ポルトガルの首都リスボンに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、ハブであるサンパウロ州のカンピーナスの空港とリスボンを結ぶ路線を、274席のエアバスA330型機を使用し運航する。一日2往復の体制で、6~7月は週3往復、8~9月には週4往復を追加する予定だ。



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