2018.03.18

【ボリビア】

■コスタス、海岸線では同調 Correo del Surの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、海岸線問題では同調する姿勢だ。エボ・モラレス大統領の「政敵」として知られる同氏だが、ボリビア国民の悲願である海岸線回帰の問題については、モラレス政権と同調する姿勢をあらためて示した。ハーグの国際司法裁判所の弁論には、同知事は参加を見合わせることを発表している。

■ボリビア、楽観的 La Razónの記事
ボリビア国内では、楽観的ムードが漂っている。ボリビアがチリに主権ある海岸線を求めている問題で、この19日からハーグの国際司法裁判所で弁論が行なわれる。しかし国内、とくに政界ではこの件について楽観論が広がっており、一部ではこの状況を危惧する声も上がっている。チリ側では緊張感が高まっている。

■Celac-EUサミットに前向き La Razónの記事
欧州を訪れているエボ・モラレス大統領は、サミット開催に前向きな姿勢を見せた。来年ボリビアは、中南米カリブ海諸国共同体(Celac)の議長国となる。Celacと欧州連合(EU)各国によるサミットを開催する案について、モラレス大統領が前向きに回答したものだ。モラレス大統領は19日、オランダのハーグを訪れる。

■オルーロ兵殺害、さらに2人逮捕 El Díaの記事
オルーロ県警は、兵2人が殺害された事件で、新たに2人を逮捕した。チリ国境で密輸の取り締まりにあたっていた兵らが、車輛密輸のグループに銃撃され死亡したものだ。県警はすでに3人を特定、逮捕していたが、さらに2人の関与が明らかになり逮捕したという。国境ではこの取り締まりが「戦争」に近い状態と指摘されている。

■副大統領、鉄道2社と協議 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領はサンタクルスで、鉄道2社側と協議の場を持った。国内では東部鉄道と西部鉄道に分かれているが、政府は両鉄道網を結び、大陸横断鉄道を構築する計画を進めている。この協議では国の鉄道政策が説明され、一部で噂されている職員の馘首を副大統領側が否定したという。

■サンタクルス-トリニダ道封鎖 El Díaの記事
サンタクルスとベニ県都トリニダを結ぶ道路の、封鎖が行なわれたという。ロス・トロンコスで行なわれたこの封鎖は、地域の住民が医療インフラの整備などを求めた動きだった。しかしサンタクルス県側がこの件について、住民との対話を約束したことから、封鎖そのものはすでに中止されているという。

■カミリ、氾濫で2人が不明 El Díaの記事
チャコ地方のカミリでは、川の氾濫で流された2人が、不明になっている。地域行政によるとこの15日、一帯では強い雨が降った。この影響で地域を流れる複数の河川が増水し、一部で氾濫が生じた。この水に流され、高齢の2人が不明となっているという。国内はすでに雨季から乾季に移る時期となっている。

■農業被害、1億2千万ドル La Razónの記事
この雨季のサンタクルス県の農業被害額は、1億2千万ドルにのぼるという。国内の広い範囲は、1月から2月が雨のピークだ。今季、サンタクルス県では大雨で農地が水をかぶるなどの被害が相次ぎ、大豆や小麦などに被害が拡大した。県農政局によると、県全体の被害額が1億2千万ドルにのぼると試算されたという。

■ターミナル移管、進むか La Patríaの記事
オルーロではバスターミナルの移管が、ようやく進む機運が高まった。昨年、市内では新ターミナル「エルナンド・シーレス」が竣工した。しかし多くのバス会社が既存ターミナルから動こうとせず、開店休業状態となっていた。ビクトル・ウゴ・バスケス知事は、バス会社の過半数が移管を受け入れたとして、今後移管が進むとの見方を示した。

■鉄橋の再建を求める Correo del surの記事
チュキサカ県カンパナリオの住民らは、鉄橋の再建を求めた。スクレとポトシを結ぶ鉄道用の鉄橋が、崩落したものだ。鉄道としては使用していなかったが、地域の住民や車輛がこの橋を使用しており、住民らがこの再建を求めたという。管理する鉄道会社側は、来月初めまでに結論を出す方針だ。


【ペルー】

■サクサイワマンでヘディング記録 La Repúblicaの記事
クスコのサクサイワマン要塞で、世界記録が生まれた。ヘディングでボールをつなぐ挑戦を行なったのは、パタディータ兄弟と呼ばれるフアン・カルロス・フィゲロアさんとホセ・アントニオ・フィゲロアさんだ。二人はこの神聖な場所で挑戦を行ない、9千回の記録を達成した。ギネス登録を申請するという。

■ベネズエラ難民、高学歴者多い El Comercioの記事
ベネズエラ難民としてペルーに来た人々は、高学歴者が多いという。移民局が明らかにしたものだ。とくに18~39歳の世代では、大学卒業、在学者などが多くを占めている。経済失政による生活困窮で経済難民化した同国民だが、国外にはとくに高学歴者やホワイトカラー労働者が多い傾向がうかがえるという。


【チリ】

■メチョネオ拒絶で学生負傷 BioBio Chileの記事
学生の歓迎行事「メチョネオ」を拒絶したことで、20歳の学生が負傷し病院で手当てを受けた。イキケの大学で起きたものだ。国内の大学では新入生に対し、服を破り身体に文字を書く手荒な歓迎行事がみられる。20歳の工学部の新入男子学生がこれを拒絶したことから暴力を受け、病院に運ばれたものだ。

■77歳女性暴行で男に有罪 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州で、77歳の女性に性的暴行を加えたとして、29歳の男に5年の刑が言い渡された。この男は昨年10月にこの事件で逮捕されたが、その前年の5月には実母に性的暴行をはたらいたとして取り調べを受けていたという。司法は、高齢女性に暴力をはたらいた重大な犯罪と言及した。


【アルゼンチン】

■ラガルド氏、イグアスへ La Voz de Cataratasの記事
国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は17日、ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた。同氏は16日に、ブエノスアイレスのカサ・ロサーダ(大統領府)で、マウリシオ・マクリ大統領と会談し、その後空路でイグアスに入った。ミシオネス州知事と観光についての意見交換し、その後公園を訪れたという。

■下院議会、20日に中絶審議 Télamの記事
下院議会では20日から、中絶合法化についての審議を開始する。カトリックの社会的影響力の強さから、国内では中絶はタブー視されてきた。しかしこの合法化が今、国民的議論となっている。この是非を含めた4つの案件について、下院が審議を始めるものだ。賛成派は緑色のハンカチを掲げ、合法化への支持を訴えている。

■こども760人、農薬被害か Télamの記事
エントレ・リオス州で、こども760人が、農薬の被害を受けたとみられる。州側が指摘し、告発したものだ。サンホセで、航空機による農薬散布が行なわれたが、この農薬が農場近くの学校に影響を及ぼし、多くのこどもが不調を訴えているという。州側はこの農場と散布を行なった航空会社に対し、責任を問う姿勢を示している。

■2州、フライボンディに対応求める El Comercialの記事
フフイ、コリエンテスの2州は、LCCのフライボンディに対応を求めた。同社はブエノスアイレス両州を結ぶ路線の就航を発表していたが、ハブと位置づけるエル・パロマール空港の使用制限で、先行きに不透明感が生じている。両州は同社に対し、運航の維持、確証を求めている。とくに観光業界の反発が大きいという。


【エクアドル】

■ボルボン爆発はテロ El Comercioの記事
エスメラルダス県のボルボンで起きた爆発は、テロと断定された。海軍施設で起きたこの爆発で、死傷者などは出ていない。県内のサンロレンソでは、コロンビアの左翼ゲリラ組織に関係するとみられる爆発事件が起きたばかりで、今回も同組織によるものである可能性が高いと警察が断定した。

■キト、一酸化炭素中毒 El Universoの記事
キトで、一酸化炭素中毒事故が起きた。17日朝7時30分頃、市内の消防に緊急通報があったものだ。市内の住宅内で一酸化炭素発生による中毒が起き、6人が病院に搬送された。屋内で使用された火が不完全燃焼を起こしたことによるものとみられる。大人2人が、重篤な状態となっているという。


【コロンビア】

■サントス、難民は被害者 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、国内に流入したベネズエラ難民は「被害者」であると擁護した。同国の経済失政による生活困窮で、国内にはこの2年で50万人のベネズエラ難民が流入している。数が多すぎるとして政府は、この抑止策を発動しているが、同大統領は難民そのものには罪はないとして、擁護のコメントを出した。

■ティエラボンバ島の侵食 Caracol Radioの記事
カリブ海のティエラボンバ島は、波による浸食被害が進んでいるという。カルタヘナに近いこの島は、観光客にも人気が高い。しかし近年の気候変動の影響もあり、浸食のペースが速まっていることが指摘された。島ではこの状況への危機感が高まっているが、一方で行政による積極的な保全の動きはみられない。


【ベネズエラ】

■野党、反選挙のデモ Excélsiorの記事
国内では17日、野党が選挙そのものに反対するデモを開始した。ニコラス・マドゥロ政権は5月20日に大統領選、議会選を前倒し実施する姿勢だ。しかしこれらの選挙の被選挙権について、政府の言いなりの司法が制限を加えている状態だ。野党は自由公正性がないとして、国際社会にこの選挙の無効を訴えている。

■マドリードで反マドゥロのデモ Caracol Radioの記事
スペイン、マドリードでニコラス・マドゥロ政権に対するデモが行なわれた。スペイン国内に在住する多くのベネズエラ国民が、このデモに参加した。この場では、同政権が5月20日に投票を行なうとする大統領選、議会選について自由公正な投票を求めた。多くの参加者は、マドゥロ政権が独裁色を強めていることに懸念を示している。

■サンクリストーバル、独自通貨 El Universoの記事
コロンビア国境の町サンクリストーバルでは、独自通貨の流通が始まっているという。独立系のホセ・アンドレス・エロルサ首長が導入したものだ。エロルカ通貨と呼ばれるこの通貨は、経済失政の影響で極度の不足に陥っている通貨ボリバールを補完しているという。20億ボリバール分の「エロルカ」が投入された。

■マドゥロ、ニワトリを推奨 Detoqueの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、国民に対しニワトリを飼うことを推奨した。経済失政による物資不足で、多くの国民が食糧難に直面している。こうした中、鶏卵を得るためにニワトリを飼うことを国民に勧めたものだ。一方、ニワトリの餌となる穀物やトウモロコシなども、国内では極度の不足となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル渡航者に接種勧奨 News24の記事
米国当局は、ブラジルに渡航する自国民に対し、黄熱病の予防接種を勧奨する。同国ではこの10年で最悪の感染拡大が起きており、米国人は含まれないが外国人観光客の死亡例も4件、報告されている。この事態を受け米国は16日、ブラジルに渡航するすべての自国民への勧奨を明らかにしたものだ。

■パラグアイ、マラリアフリー ABC Colorの記事
パラグアイは、マラリアフリーとなったという。保健省が明らかにしたものだ。世界保健機関(WHO)が、長期間にわたり国内で感染例がないことを受け、このマラリアフリーを宣言した。マラリアはハマダラカが媒介する感染症だ。一方、ネッタイシマカが媒介するデングの国内感染は、依然として多い。

■ニカラグア、マラリアとの闘い La Prensaの記事
ニカラグアでは今後、マラリアとの闘いが本格化しそうだという。ハマダラカが媒介するこの感染症は、国内では発生数が少ない。しかし近年、気候変動の影響でこの蚊が増えたとみられ、件数が確実に増加しつつあるという。保健省は同様の傾向を持つ近隣国とともに、この感染抑止に向けた取り組みの必要性を指摘した。

■コロン市民と対話の姿勢 La Estrellaの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、コロン市民側と対話を持つ姿勢を示した。カリブ海岸のこの町では先週、治安の改善を求めた市民グループのデモが行なわれ、この一部が暴徒化して略奪に発展し、35人が逮捕される事態となった。政府側はこの事態を重く見て、市民側とこの件についての対話の場を持つことを明らかにしたものだ。

■ウスルタン、市場火災 El Salvadorの記事
エルサルバドル、ウスルタンの市場で火災があった。17日未明、この事態が起きたのは市内南部にある市場エリアだ。店が密集した地域で発生した火が燃え広がり、食堂や雑貨店、宝石商などの11店が被害を受けた。またこの建物の2階部分に、車椅子の男性が取り残され、救出活動も行なわれた。火は午前3時40分に鎮火している。

■市議殺害、警察の銃弾か El Paísの記事
ブラジル、リオデジャネイロ市議の殺害は、警察の銃弾によるものだったとみられる。38歳の女性市議マリエラ・フランコ氏が銃弾に倒れた。ファヴェラと呼ばれるスラム街で起きた事件で、治安維持のため大量投入されている警察、軍側の展開に巻き込まれた可能性が高まった。市民間でこの市議を追悼する動きが起きている。