2018.03.22

【ボリビア】

■エボ、欧州から帰国 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は欧州から帰国した。モラレス大統領は先週末からスペインを訪れ、その後オランダ、ハーグの国際司法裁判所を訪れていた。ボリビアがチリに対し主権ある海岸線を求めている件での、弁論に立ち会ったものだ。専用機でラパスに戻ったモラレス大統領は、一定の手応えを感じたと述べている。

■エボ、チリとの対話再開の姿勢 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ政府との対話再開の姿勢をあらためて示した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この事態で両国間の対話は途絶えた状態だが、ハーグでの弁論を前に両国は、対話を行なう姿勢で一致した。モラレス大統領は裁定前に、対話の再開を果たしたいとした。

■コスタス、ブリュッセルへ La Razónの記事
サンタクルスのルベン・コスタス知事は、ハーグを訪れた後、ベルギーのブリュッセルに立ち寄った。この町に本部がある欧州連合(EU)側と、接触したものだ。海岸線問題で政府側と歩調を合わせる同氏だが、エボ・モラレス大統領の政敵の立場でもある。次期選挙強行出馬問題について、EU側と意見を交わしたとみられる。

■ゴニ、証言台に立つ La Razónの記事
元大統領のゴニこと、ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ氏が米国フロリダ州の裁判所で、証言台に立った。2003年10月、同政権の政策で国内がガス戦争に陥り、50人以上が死亡した。以後同氏は米国に亡命したが、この件についての裁判が行なわれているものだ。同氏は、軍に排除展開を指示したことはないと、自身の責任を否定した。

■レビジャリコール、手法は有効 La Razónの記事
選挙法廷は、ラパスのルイス・レビジャ市長に対するリコール手続を、有効と認めた。市民グループがこのリコールに向けた署名集めを行なっているが、市長側がこの手法に問題があるとして差し止めを求めていた。しかし法廷側はこの手法が有効であるとして、市民グループ側の動きを認めたものだ。

■ロメロ大臣、Adepcocaに問題 La Razónの記事
カルロス・ロメロ大臣は、ラパス県ユンガス地方のコカ葉生産者団体Adepcocaに重大な問題があるとした。同団体側と警官隊との間で衝突があり、40人が逮捕される事態が生じたばかりだ。同大臣は、同機関の前指導体制に問題があったことを指摘し、警官隊による取り締まりが正当であったと主張している。

■農業団体指導者、遺体で見つかる La Razónの記事
ラパス県オマスヨス郡の農業団体指導者が、遺体で見つかったという。死亡していたのはアレハンドロ・ママニ氏で、ワリナとアチャカチを結ぶ道路沿いで、死亡していたというものだ。遺体は激しい暴力を受けた痕跡があり、ビニール袋に包まれた状態だった。警察は殺人事件として捜査を開始した。

■スクレ-ポトシ道で事故 Correo del Surの記事
スクレとポトシを結ぶ道路で、交通事故が起きた。チュキサカ県のメンデス橋付近で、トラック同士が正面衝突したものだ。この事故で、双方の車輛の運転手と一方の車輛の助手の、合わせて3人が死亡している。警察が事故原因の調べを進めており、この事故の影響でこの道路は、およそ2時間にわたり通行制限がかけられた。

■22歳女性、犬に襲われる La Patríaの記事
オルーロでは22歳の女性が、犬に襲われた。この女性は自宅で飼っている犬と遊んでいた際、突然この犬に腕などを噛まれた。女性は市内の病院に緊急搬送され、手当てを受けている。犬が狂犬病の影響を受けている可能性があることから、急遽ワクチンの投与が行なわれた。県内では狂犬病感染が今も多い状態だ。

■転車台、売却の可能性 Los Tiemposの記事
コチャバンバにある鉄道遺産の一つである転車台が、売却される可能性があるという。現在この施設を所有管理するアンディーナ鉄道が明らかにしたものだ。この転車台は1904年のチリとの平和条約締結後、蒸気機関車の使用のため建造されたものだ。遺産としてではなく、鉄くずとして売却、処理されるおそれがある。


【ペルー】

■PPK、辞意表明 El Paísの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が21日、辞意を表明した。同大統領に対しては、ブラジルの建設会社Odebrechtをめぐる汚職事件との関わりが指摘され、野党が議会内で辞任を求めていた。この22日に罷免の是非をめぐる投票が行なわれるのを前に、自ら大統領職を退くことを表明したものだ。

■PPK、訴追の可能性も El Comercioの記事
辞任を表明したペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は今後、訴追される可能性もある。国内ではオリャンタ・ウマラ前大統領が、ブラジルの建設会社にからむ汚職に関わったとして身柄を拘束され、アレハンドロ・トレド元大統領にも逮捕状が出ている。汚職追及の波が現職大統領にも向けられ、辞任せざるを得なくなった状況だ。

■議会、辞任表明を受け入れへ Gestionの記事
ペルー議会は、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の辞任表明を受け入れる方針だ。議会副議長が明らかにしたもので、ルイス・ガラレタ議長がこの表明を受け入れ、手続きを開始する見通しであるという。議会がこの辞任を受け入れれば、今後の焦点は次期大統領の選出に移ることになる。

■きょうだいげんかが辞任に影響 Gestionの記事
元大統領アルベルト・フヒモリ氏のこどもの「きょうだいげんか」がペドロ・パブロ・クチンスキーペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の辞任に結びついたとの指摘がある。前大統領選で現職と争ったケイコ・フヒモリ氏と、議会議員のケンジ・フヒモリ氏の対立から、フヒモリ派を引き込もうとした現職の目論見が崩れたという。

■経済への影響に懸念 El Comercioの記事
財界からは、ペルー経済の影響に懸念する声が上がっている。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は経済通として知られており、同政権の経済政策には期待が大きかった。しかし今回の辞意表明で基盤となる政情が不安定化し、拡大を続けてきたペルー経済にも深刻な翳が生じるおそれがあると指摘する声がある。

■マチュピチュ山、土砂災害の懸念 Correo Perúの記事
国内随一の観光地マチュピチュでは、マチュピチュ山での土砂災害の発生が懸念されている。この地で土砂災害が発生し、アクセス道であるハイラム・ビンガム道に大規模落石が起きるおそれがあるという。先月以降、このアクセス道や鉄道が落石の影響を受け続けており、地域では懸念が高まっているものだ。

■サンディア郡、緊急事態 El Comercioの記事
プーノ県のサンディア郡に対し、60日間の非常事態が宣言された。地域に降った大雨の影響で、土砂災害や鉄砲水が相次いで発生したことを受けたものだ。現在同地域は雨季が終わり、乾季に向かう時季だが、今もなお雨が多い状態が続いている。この宣言を受け、この復旧工事などに国が積極的に関与することになる。

■クスコ、米国男性が客死 El Comercioの記事
クスコ市内のホテルで、米国の男性観光客が死亡した。21日未明、市内のノボホテルから、宿泊客の70歳男性が体調不良を訴えていると連絡があった。医師が往診したが、この男性はすでに死亡した状態だったという。高度が影響した、心疾患を起こした可能性が高いとみられ、警察は事件性はないと判断した。


【チリ】

■政府、PPK辞任を嘆く BioBio Chileの記事
政府は、ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が辞意を表明したことを嘆いた。エルナン・ラライン外相が語ったものだ。クチンスキー大統領は21日、自ら辞任の意思を固めたことを明らかにしている。チリ政府として、同大統領の意思を尊重する姿勢だが、「友人」が去ることに遺憾の意を示した。

■LGBT差別が増加 La Terceraの記事
国内では性的マイノリティに対する差別の告発件数が2017年、大きく増えたという。LGBT団体のMovilhが明らかにしたものだ。ホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力の告発件数がこの年、前年比で45.8%増えた。国内では「サムディオ法」により、LGBTに対する差別的行為は、禁止されている。


【アルゼンチン】

■AR、15機に被害 Infobaeの記事
アルゼンチン航空の旅客機15機に、被害が及んだ。ブエノスアイレスのアエロパルケで降雹があり、駐機していた機体に被害が及んだものだ。同社はこの事態を受け、国内線の35便を欠航とし、49便についてスケジュールを組みなおした。高需要期のセマナサンタ(聖週間)を控えており、同社は早期に運航の正常化を図りたい姿勢だ。

■ノルウェージャン、パロマール使用せず Infocieloの記事
国内参入を計画しているLCC、ノルウェージャン航空はブエノスアイレスのエル・パロマール空港を使用しない方針だ。この空港は2月9日から旅客便の供用が開始され、LCCの拠点化が図られる見通しとなっていた。しかし地元の反対などから便数の制限があり、ノルウェージャンは拠点をエセイサ国際空港に置く姿勢を示した。

■コパ航空、トゥクマン就航を検討 La Gacetaの記事
パナマのコパ航空は、トゥクマン空港への就航を検討しているという。コパ航空側が明らかにし、トゥクマンの行政側に計画を説明したものだ。同社はパナマシティとブエノスアイレス、ロサリオ、コルドバを結ぶ路線を展開している。新たに北部の拠点としてトゥクマンへの就航を計画し、分析を進めているという。

■アウストラル機が緊急着陸 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州都ポサーダスの空港に20日、アウストラル航空の旅客機が緊急着陸した。この事態を起こしたのは、ブエノスアイレスを発ち、プエルト・イグアスに向かっていた便だ。このエンブラエル機の内部で煙が発生したことを受け、同空港に緊急着陸したという。乗客、乗員は無事だったが、原因調査が続いている。

■カサ・ロサーダで避難訓練 Télamの記事
ブエノスアイレスの大統領府、カサ・ロサーダで避難訓練が行なわれる。21日午後、施設内で火災が起きたとの想定で、職員らが表に避難するものだ。この大統領府では200年の歴史上、はじめての訓練となる。マウリシオ・マクリ政権が、職員の安全確保のためこの訓練を必要と認め、実施が決まったものだ。

■保健省、麻疹に警戒 Télamの記事
保健省は国内に対し、麻疹(はしか)への警戒を呼びかけた。この感染症が近隣のペルーなどで発生し、今後国内にも影響が及ぶおそれがある。この感染症は感染力が強いため、同省はこどもや、これまで接種を受けていない成人に対し、ワクチンを受けることを推奨している。感染が疑われる事例発生の場合、すぐに報告することも求めた。


【エクアドル】

■サンロレンソ、恐怖の連鎖 El Comercioの記事
エスメラルダス県のコロンビア国境、サンロレンソでは恐怖の連鎖が起きている。この町では軍施設などを狙った爆破テロ事件が相次いでいる状況だ。21日には、市街地の車輛に対する爆破予告があり、市民の多くが不安を抱えた。レニン・モレノ政権もこの事態を憂慮し、パトロール強化などを図っている。

■TAME、ニューヨーク線欠航 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは米国ニューヨーク線を欠航とした。米国東海岸一帯が、強い低気圧の影響を受け、悪天候となっていることを受けた判断だ。21日、キトからニューヨークに向かう便と折り返し便を欠航とした。22日以降の便については、今後判断する方針だ。チケット保有者に対し、便変更や返金に応じている。

■グアヤキル、M3.7の地震 El Comercioの記事
グアヤキルでは21日朝3時34分頃、軽度の地震があった。地質機構によると震源は市内の南36.31キロの地点で、震源の強さはマグニチュード3.7、震源の深さは34.52キロだ。市内では揺れを感じたものの、人や建物への被害報告はない。国内では2016年4月16日、北部のエスメラルダス県でM7.8の大地震が生じた。


【コロンビア】

■ベネズエラから毎日4万3千人 Informe21の記事
国内にはベネズエラから、毎日4万3千人が押し寄せているとという。国連世界食糧計画が明らかにした数字だ。経済失政による生活困窮で多くのベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。国境を接し、さらに言葉の障壁が低いコロンビアは最大の受け入れ国で、今も陸路国境を多くの難民が通過している状態だ。

■赤十字、難民支援の必要性指摘 Caracol Radioの記事
国際赤十字は、ベネズエラ経済難民への支援の必要性を指摘した。経済失政による生活困窮で、多くのベネズエラ国民が国外に流出している。とくにコロンビアにはこれまでに79万人が流入したとみられ、赤十字はこれらの難民の生活安定のため、食料品や医薬品など必要な物資の支援が必要とあらためて断じた。

■ロシアン・ルーレットで少年死亡 Caracol Radiの記事
メデジンで、ロシアン・ルーレットにより17歳の少年が死亡した。ベレンのラ・マノ・デ・ディオスの住宅地で、少年らがこの危険なゲームを行なったという。このゲームの参加者には、死亡した少年の交際相手も含まれていた。警察は事件として捜査するとともに、銃器の入手経路なども調べている。


【ベネズエラ】

■難民、南米全体の問題に El Nacionalの記事
ベネズエラ難民は、南米全体の問題になっている。経済失政による生活困窮で国外に流出する国民が急増し、国連難民高等弁務官事務所(ACNUR)は経済難民と認定した。国境を接するコロンビア、ブラジルだけでなくペルーやチリ、アルゼンチンなどにも難民が殺到している。NGO団体の分析では、人口の12.5%が国外流出した。

■マドゥロ、カトリック教会に圧力 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、カトリック教会に対し事実上の圧力をかけた。間もなく、カトリックにとって重要なセマナサンタ(聖週間)を迎える。マドゥロ大統領はこの機会に、カトリック教会が社会的、政治的な働きかけを国民に行なわないよう求めた。表向きは選挙が近いことを理由としたが、国民への「煽動」を恐れたとみられる。

■ミス・ベネズエラ、異例の中止 Caracol Radioの記事
ミス・ベネズエラの選出が、異例ながら中止となった。開催直前で中止となったのは、背後で「汚職」が行なわれていたことが理由だ。大会出場者と政界などとの関係が指摘され、さらにマネーロンダリングなどの犯罪行為も報告されているためだ。主催側は事実確認までの間、コンテストを中止することを明らかにした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルラ氏への判決、26日 El Paísの記事
ブラジルの司法は、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏にこの26日に判決を言い渡す。同氏に対しては、汚職やマネーロンダリングの容疑で裁判が行われ、初審、二審が有罪を言い渡している。この判決で、12年の刑が確定する可能性がある。同氏は次期選挙への出馬に意欲を示している。

■予防接種、全土に拡大 El Diarioの記事
ブラジルの保健当局は、黄熱病の予防接種の推奨を、国内全土に拡大した。国内ではサンパウロ、リオデジャネイロ州など人口の多い州でこの感染拡大が生じている。ワクチン数に限りがあることから、これまで地域を限定し接種を推奨していたが、新たに7750万本を調達したことから、これを全土に拡大した。

■スタバ、ウルグアイへ El Paísの記事
スターバックスが、ウルグアイに初めての店舗をオープンさせる。モンテビデオ・ショッピング内にこの4月12日に国内1号店を設けるものだ。同チェーンは南米ではチリ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、ボリビアに出店しており、これで7か国めの進出だ。ウルグアイでは年内に別の店舗も設けられる計画だという。



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