2018.03.23

【ボリビア】

■チリ、効力は否定 La Razónの記事
チリは、ボリビアとの対話を受け入れる軟化姿勢を示したものの、裁定についての拘束力は否定した。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を求め、ハーグの国際司法裁判所に提起した。この19日に弁論が行われたが、両国は直接対話を持つ姿勢では一致した。しかしチリ側は、裁定内容が主権に及ぶ場合、拒絶する姿勢を鮮明にした。

■23日は海の日 La Razónの記事
ボリビアでは23日は「海の日」だ。19世紀末、チリとの間の太平洋戦争で戦った英雄、エドゥアルド・アバロアがカラマで死亡した日にちなむ、日だ。ボリビアはチリに海岸線を奪われ、海岸線の回帰が国民的悲願になっている。今年は、ハーグの国際司法裁判所での弁論の時期と重なり、特別の「海の日」となっている。

■コカ葉農家とまた衝突 El Díaの記事
ラパスでは、警官隊とユンガス地方のコカ葉農家の団体との間で、また衝突が起きた。ビジャ・ファティマにあるAdepcocaの事務所近くで、この衝突が今週、繰り返されている。22日に起きたこの衝突でも、警官隊は催涙ガスを使用し鎮静化を図った。政府側は同機関の反社会的行為を咎め、また団体側は政府のコカ葉政策に反発している。

■テレフェリコ白線、24日開業 La Razónの記事
ラパスでは24日12時、テレフェリコ(ロープウェイ)白線が開業する。運営するミ・テレフェリコによるとこの日、同路線は無料開放されるという。市内とエルアルトではテレフェリコが都市交通の大きな役割を担っている。6路線めとなるこの白線はプラサ・ビジャロエルとサンホルヘを結び、4駅が開業する。

■オルーロ兵殺害、捜査進む La Razónの記事
カルロス・ロメロ大臣は、オルーロ県のチリ国境で兵2人が殺害された事件で、捜査が進展していることを明らかにした。密輸グループの銃撃で、この取り締まりにあたっていた兵らが殺害された事件だ。すでに容疑者グループが拘束されており、実行犯を含めた分析が捜査機関で進められているという。

■スペイン、鉄道参画 La Razónの記事
スペインが、ボリビアの鉄道計画に参画する。政府は国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ大陸横断鉄道計画を進めている。先週エボ・モラレス大統領が同国を訪れてラホイ首相と会談し、同国の計画参画表明があったとミルトン・クラロス公共事業相が明らかにした。

■国内、郵便の混乱続く Los Tiemposの記事
国内では郵便の混乱が、続いている。郵便会社Ecobolは経営破綻状態だったが、政府は同社を清算し、新会社に業務を移行させる方針を示した。これを受けEcobolは完全に業務を停止したが、多くの国民が利用する私書箱を維持することも難しくなった。国内では郵便物を扱うことが難しくなり、ビジネスなどにも影響が生じている。

■魚のコントロール本格化 El Deberの記事
サンタクルスでは、魚の販売のコントロールが本格化している。来週はセマナサンタ(聖週間)だが、この時期には赤味肉の消費を避け、魚を食べる傾向が高い。国内ではこれを前に魚の流通量が増えているが、一方で粗悪品の流通が毎年問題となる。消費者保護行政などが中心となり、粗悪品の摘発などが進められているものだ。

■リベラルタ、デング警報 El Díaの記事
ベニ県のリベラルタでは、デング感染が警報レベルとなっているという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、雨季に国内で広がりやすい。現在乾季に向かう途中ながら、この地では局地的にこの感染が多い状態にある。同じ蚊が媒介するチクングニヤ熱、ジカ熱についても、警戒が必要な状態であると現地行政が明らかにした。

■教員10人、停止処分 La Razónの記事
国内では教員10人が、職務停止などの処分を受けたという。教育省が明らかにした数字だ。授業などを通じ、差別や人種主義などの告発を受けた教員らが、処分されたものだ。オルーロで採択された現行憲法では差別などが全面禁止され、教育法45条でこうした差別に対する処分も明文化されている。

■BoA、事故が多い El Deberの記事
下院議会で、国営ボリビアーナ航空(BoA)の事故の多さが指摘された。議会で報告されたのは、2015年以降の同社の事故件数で、すでに28回を数えるという。2009年に参入した同社は、2012年にアエロスールが破綻した後は、市場内でガリバー状態となっている。事故の多さが、国内航空交通の信頼性を損ないかねないと警告された。

■盗撮で30歳男を摘発 El Díaの記事
ラパス県警は、盗撮の容疑で30歳の男を摘発したことを明らかにした。この男は、市内中心部のエストゥディアンテス(学生)広場で、女子学生のスカートの中を、携帯電話で盗撮していたという。不審な動きをする男に気づき、警察がこの男の盗撮行為を確認した。撮影された画像は、ポルノサイトなどに投稿されていたという。


【ペルー】

■議会、PPK辞任是非を審議へ El Comercioの記事
議会は、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の辞任の是非の審議に入る。ブラジルの建設会社にからむ汚職の容疑がかけられていた同大統領は21日、突然辞意を表明した。議会は22日から罷免の審議を行なう予定だったが、これを急遽この辞任の是非の審議に切り替える。早ければ23日には、辞任が認められる可能性がある。

■検察、PPKの出国禁止申し立て El Comercioの記事
検察は、ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の出国禁止を、司法に申し立てた。同大統領はには汚職やマネーロンダリングの容疑がかけられており、これを受け21日には同大統領が辞意を表明した。検察はこの捜査に関し、同大統領が国外に逃れるおそれがあるとして、最高裁に出国禁止措置を申し立てた。

■PPK辞意、経済への影響は小さい El Comercioの記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の辞意表明について、経済への影響は小さいと分析された。米国の格付け会社スタンダード&プアーズは、この表明後ペルーの格付け評価を変更しないことを明らかにした。ペルーの経済、信用力にこの事態が大きな影響を及ぼさないと判断したためだ。国内金融市場も平静だ。

■リュトの地割れ、影響拡大 La Repúblicaの記事
クスコ県チュンビビルカス郡の地割れの影響は、今も広がっている。リュトで巨大な地割れが生じ、住宅地や農地、地域の幹線道路に被害が及んでいるものだ。現地の地域行政によると、さらに二つのコミュニティにこの影響が及びつつあるという。この地割れは、もともと存在した断層の影響によるものと分析されている。


【チリ】

■ピニェラ、トランプ氏を批判 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領が、米国のドナルド・トランプ政権を批判した。米国紙が伝えたもので、ピニェラ大統領は「過去ではなく、将来を描きたい」と語っている。この報道によるとピニェラ大統領は、トランプ政権の対ラテンアメリカ政策に明確な将来像がなく、どのような関係を築きたいのかが分からないと断じている。

■エルキ、移民に朝食 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のエルキの行政は、移民に対し無料の朝食を供する方針を示した。ダニエラ・ノランブエナ首長が明らかにしたものだ。国内にはハイチから多くの移民が押し寄せ、さらに最近はベネズエラからの経済難民の流入も続く。こうした移民が「飢えない」ため、公費を使用し朝食を供するという。


【アルゼンチン】

■ネウケン、黄熱病による死者 Río Negroの記事
国内でも、黄熱病による死者が確認された。ネウケン州のシポレッティに住む69歳の男性がこの症状を呈し、その後死亡したものだ。この男性は、この感染症が広がっているブラジルを訪れたばかりで、感染を持ち帰った可能性が高いとみられる。今期初の国内死者で、保健省はブラジル渡航者への接種推奨を強化する姿勢だ。

■外相、英国との戦闘を否定 La Prensaの記事
ホルヘ・ファウリエ外相は、英国との戦闘があった可能性を否定した。昨年11月15日、海軍の潜水艦ARAサンフアンが、チュブ州沖で消息を絶ち、今も手ががりが見つかっていない。アルゼンチンが領有を主張するマルビナス(フォークランド)諸島近くであったことから、英国との間で戦闘があったのではとの憶測が起きていた。

■AR、今週末には正常化 Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の便は、今週末には正常化するという。同社が22日、明らかにしたものだ。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)に駐機していた15機が今週、降雹により損傷を受ける事態が生じた。同社は国内線の一部の便を欠航したり、スケジュールを変更したりしているが、週末までに正常に戻るとした。

■メンドサ-サンフアン道、着工へ Diario de Cuyoの記事
メンドサとサンフアンを結ぶ高速道路の建設が、いよいよ着工される。メンドサ州のアルフレド・コルネホ知事が、ツイッターを通じて明らかにしたものだ。全長17.5キロの4車線道路を建設するもので、州道34号、国道40号を補完し、両都市間の移動短縮に資するという。この事業には14億ペソが投じられる。

■ラ・ノリア橋封鎖 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのラ・ノリア橋が22日、封鎖された。およそ3時間にわたる封鎖で、この橋を通る車輛に大きな影響が生じた。コレクティーボ(路線バス)112番、165番、243番を運行するロマ・ベルデ社の運転手らが、未払い賃金の即時支払などを求めた動きだ。運転手らは、経営者らに責任を果たすよう求めている。

■シリアでアルゼンチン女性死亡 Télamの記事
中東のシリアで、アルゼンチン女性が死亡した。現地で活動する団体が明らかにしたものだ。クルド人地域で医療活動を行なっていた医師、アリナ・サンチェスさんが、ハサカ付近で起きた事故で、死亡したという。サンチェスさんは1986年、サンマルティン・デ・ロスアンデス生まれで、キューバで医学部に通い、医師になった。


【エクアドル】

■外務省、対話斡旋 El Comercioの記事
マリア・フェルナンダ・エスピノサ外相は、対話のための斡旋を行なうことを22日、明らかにした。コロンビア政府と、同国の左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との間の、和平交渉の斡旋だ。両者間の交渉はキトで行なわれていたが、ELNによるテロ事件で休止していた。サントス政権が対話再開を打ち出したことから、あらためて斡旋するものだ。

■スピリット、グアヤキル就航 El Universoの記事
米国のLCC、スピリット航空が22日、グアヤキルに就航した。同社が開設したのはフロリダ州のフォート・ローダーデールと、ホセ・ホアキン・デ・オルメド空港を結ぶ直行便だ。この路線の最低運賃は往復で455.62ドルとなっている。グアヤキルへのLCCの就航はこれが初めてで、同社は利用者への周知を図っている。


【コロンビア】

■アビアンカ、11便欠航 El Nacionalの記事
アビアンカ航空は、合わせて11便を欠航とした。米国東海岸では、強い低気圧の影響で悪天候に見舞われている。このためボゴタ、サンサルバドルとニューヨーク、ワシントン、ニュージャージーなどを結ぶ路線の欠航が判断されているものだ。同社はチケットの払い戻しや便変更を、無料で受けつけている。

■カリ、ベネズエラ食堂 El Paísの記事
カリには、「ベネズエラ食堂」がお目見えしている。経済失政による生活困窮から、国内にはこれまでに79万人のベネズエラ難民が押し寄せている。国内第三の都市カリにも多くのベネズエラ国民が居住しているが、こうした同国民への安定的食事を提供する食堂が設けられたものだ。カリ市や社会福祉団体が運営している。

■貧困率、26.9% Caracol Radioの記事
国民に占める貧困層の割合は2017年、26.9%となったという。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。貧困者の総数は1288万3千人で、前の年から38万5千人減ったことになる。都市別ではブカラマンガが12.0%ともっとも低く、ボゴタが12.4%、ペレイラが12.7%で続く。一方もっとも高いのはキブドの47.9%、リオアチャの46.9%だ。


【ベネズエラ】

■セマナサンタは省エネ期間 Caracol Radioの記事
セマナサンタ(聖週間)は国内では、省エネ期間と位置づけられた。国内では通常、聖木曜から復活の日曜までが連休だ。しかし今年は聖月曜から聖水曜の3日間も休日となり、8連休となる。仕事を休むことでエネルギー消費を抑えることが目的とみられる。国内ではガソリンや電力など、エネルギーの問題が噴出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ロナウジーニョ氏、政界への道 El Universoの記事
元フットボール選手で、バロンドールを得たブラジルのロナウジーニョ・ガウチョ氏が、10月の総選挙に出馬する可能性が出てきた。同氏はカリスマ運動系の政党から、出馬する可能性が浮上しているものだ。同氏も、ブラジルを「よりよい国にする」ため力を尽くすことに意欲を示しており、出馬の可能性を否定しなかった。

■ロシアも接種推奨 Sputnikの記事
ロシア政府も、ブラジルに渡航する自国民に対し、黄熱病の予防接種を推奨した。ブラジルでは人口の多いサンパウロ、リオデジャネイロ州などでこの感染症が広がり、この10年で最悪のレベルととなっている。ロシア保健当局はこの事態を受け、ブラジルに渡航するすべての国民に対し、接種を受けるよう呼びかけ始めた。

■ベリーズ、豪華旅行提案 Stuffの記事
ベリーズは、新たに富裕層向けの豪華旅行を提案し始めた。中米各国の間では観光客誘致の競争が激化している。こうした中ベリーズは、バックパッカー向けに力を発揮してきたが、豪華旅行のスポット、アトラクションの確保に力を入れ始めたものだ。プライベートビーチを持つ宿泊施設の開業が相次ぐなどしている。

■パラグアイ、退学多い Ñandutiの記事
パラグアイでは、学業を完遂できない学生が多いという。教育省が報告したものだ。高等以上の教育機関では、入学した生徒のうち実に6割が、このカリキュラム、プログラムを完遂できていないという。国の教育政策の欠陥が現れていると指摘し、政府や議会に対し、この問題への対処を求めたものだ。

■スタバへの期待高まる El Observadorの記事
ウルグアイ、モンテビデオでは、スターバックスへの期待が高まっている。市内の商業施設モンテビデオ・ショッピングにこの4月12日、国内1号店がオープンすることが発表された。隣国ブラジルやアルゼンチンではすでにこのチェーンは一般的で、コーヒー好きの間から国内出店を望む声がこれまでも高かった。

■生活の質、モンテビデオがトップ El Comercioの記事
南米の主要都市では、ウルグアイのモンテビデオが、市民の「生活の質」でトップの評価となった。メルセール社が世界の都市のランキングを示したものだ。モンテビデオは全体の77位ながら地域ではトップで、91位のブエノスアイレス、92位のサンティアゴが続く。全体の1位はホノルル、2位はオタワだった。