2018.03.24

【ボリビア】

■エボ、ビスカラ氏に祝意 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ペルーの新大統領マルティン・ビスカラ氏に祝意を示した。ペルー議会がペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の辞表を受け入れ、副大統領のビスカラ氏が大統領に昇格した。モラレス大統領はビスカラ政権ともとに、「兄弟国」としての信頼関係をさらに強めるとツイートした。

■海の日、例年にない盛り上がり La Razónの記事
今年の海の日は、例年にない盛り上がりを見せた。太平洋戦争で戦ったエドゥアルド・アバロアがカラマで戦死した3月23日が、ボリビアでは「海の日」だ。この19日に、ハーグの国際司法裁判所でボリビアがチリに主権ある海岸線を求める件の弁論が行なわれるなどし、今年は多くの国民がこの海の日の行事に参加した。

■エボ「最終的にチリにも利益になる」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、「最終的にチリにも利益になる」と断じた。「海の日」の23日、大統領はラパスのアバロア広場で演説した。この中で、ボリビアがチリに主権ある海岸線を求めている問題で、チリ側がこの解決を図れば、結果としてチリも利益を受けることになると断じた。ハーグではこの両国の弁論が行なわれたばかりだ。

■イキケ火災、ボリビアにも影響 Los Tiemposの記事
チリ北部のイキケの港湾近くで起きている火災の影響を、ボリビアも受けている。内陸国のボリビアはアリカとともにイキケ港を外港として使用している。この火災の影響で同港湾からの輸出が見合される事態となっており、オルーロ県とこの港を結ぶ道路を通行する、ボリビアのトラックも著しく減っている状況だ。

■ボリビア、競争力ダダ下がり La Razónの記事
ボリビアの経済競争力は、ダダ下がりの状態だ。世界経済フォーラムは、世界各国の競争力について毎年、ランキングを発表している。これによると2006年時点の97位から、2017年には121位まで後退している。ボリビア経済が上向く一方、国内体制で寡占体制や官僚主義の傾向が強まっていることがマイナスに評価されているものだ。

■IBCE、適切な港湾が必要 El Díaの記事
ボリビア通商機構(IBCE)は、適切な港湾が必要との見方を示した。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用している。しかしボリビアとチリの関係悪化から、政府はこの外港機能をペルー南部のイロに移す計画だ。IBCEは、いずれにせよボリビアにとってインフラの整った適切な港湾が必要であると断じた。

■COB、7%以上の賃上げ求める El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、政府に対し7%以上の、賃上げを求めている。新たに就任したフアン・カルロス・ワラチ委員長が明らかにした数字だ。政府は毎年5月1日のメーデーに、賃上げの幅を発表している。今季は政府との協調路線に発つ同委員長の体制に代わり、初めて行なわれる発表で、COBとしてこの賃上げ幅に期待していると語った。

■オンブズマン機関、調査開始へ El Deberの記事
オンブズマン機関は、ラパスで起きた衝突について、調査を開始することを明らかにした。コカ葉生産者団体Adepcocaと警官隊との間で衝突が生じ、40人が逮捕され、多くの負傷者が出た。政府側は同団体の違法行為を理由にしているが、団体側は過度の武器使用などがあったと訴えている。

■ファクトゥーラ書き換えで女を逮捕 El Díaの記事
オルーロ県警は、ファクトゥーラの書き換えで、県内に住む女を逮捕したことを明らかにした。ファクトゥーラは税法申告上で必要とされる領収書だ。納税番号などが記入される、正式なドキュメントとなっている。しかしこの女は、申告額を少なくするため、この書き換えを行なっていたという。

■郵便、先行き不透明 Correo del Surの記事
国内の郵便事業の先行きは、不透明感を増している。郵便会社Ecobolは経営破綻状態で、政府は新会社を設立し業務を移行する方針を示している。しかしEcobolが現行の業務を停止してしまったため、国内の郵便は空転状態だ。多くの人が利用する私書箱も機能せず、国民の多くが郵便を受け取れない状態となっている。


【ペルー】

■新大統領にビスカラ氏 El Paísの記事
マルティン・ビスカラ副大統領が、大統領に昇格した。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が21日に辞意を表明し、23日に議会がこの辞表を承認した。これを受け憲法の規定に基づきビスカラ氏が大統領に昇格し、クチンスキー氏の残りの任期を務めることとなった。辞任のきっかけとなった汚職対策の必要に迫られることになる。

■エンジニア出身の大統領 RPPの記事
新しい大統領となったマルティン・ビスカラ氏は、エンジニア出身者だ。同氏は1963年3月23日生まれで、55歳の誕生日に大統領に就任することとなった。同氏はリマ生まれで、国立工業大学の出身、これまでにモケグア県知事や交通通信相、さらに在カナダの大使などを務めている。

■米州サミット、予定通り開催 El Universoの記事
議会は、米州サミットを予定通り開催することを決めた。リマでは4月13、14日の両日、米州各国の首脳を迎えてサミットが予定されている。ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領が辞任し、マルティン・ビスカラ新大統領が就任する事態となったが、このサミットについては予定通り行なうと発表したものだ。

■マチュピチュ、3日間の制限 Perú21の記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園について、26日から28日の3日間、通行制限がかけられる。雨の影響による土砂災害が相次いだことを受け、緊急のメンテナンスを行なうためだ。この3日間、14時以降の公園へのアクセス道、ハイラム・ビンガム道の通行ができなくなる。観光当局は訪問客に対する周知徹底を図っている。

■セルバ、フリアヘ到来 El Comercioの記事
国内のセルバ(アマゾン)地方にはこの25日から、「フリアヘ」が到来する。フリアヘはこの地域の季節風で、この風が吹くと気温が急降下しやすい。気象機関によるととくに国内南部のセルバ地方で影響が生じやすく、28日頃までこの季節風が吹きやすくなるという。また同地域ではこれから、雨も降りやすくなる予報だ。

■セマナサンタ、140万人 El Comercioの記事
このセマナサンタ、140万人の国民が国内外を旅行するという。通商観光省が見通しを示したものだ。25日の「枝の日曜日」から4月1日の「復活の日曜日」までがセマナサンタで、この期間は年間最大の旅行シーズンとなる。航空、バスともに混雑がすでに始まっており、ホテルの客室稼働率も高い状態だ。


【チリ】

■パスクア島、最大30日 BioBio Chileの記事
パスクア(イースター島)に観光客が滞在できる上限が、30日となる。内務省と警察が、新たな政令の公布を明らかにしたものだ。島の非居住者は30日を超えて、この島に滞在することができなくなる。違法滞在者について、島のホテルなどの宿泊機関は、受け入れを断ることになる。ラパ・ヌイの人々の制限を求める声に、応えたものだ。

■移民に接種義務づけへ BioBio Chileの記事
保健省は国内に移り住む移民に対し、予防接種を受けることを義務づける。国内にはハイチから多くの移民が流入し、さらに昨年以降はベネズエラからも多くの経済難民が到着している。とくにベネズエラ移民の間で麻疹(はしか)の発症者が多いことから、麻疹を含む混合ワクチンの接種を義務づけることを決めた。


【アルゼンチン】

■家族ら、辞任を求める El Patagónicoの記事
不明潜水艦ARAサンフアンの乗組員家族らは、オスカル・アグアド国防相の辞任を求めている。昨年11月15日、チュブ州沖でこの潜水艦は消息を絶ち、未だに行方の手がかりすら見つかっていない。44人の乗組員家族らは、国防省側に重大な問題があったと指摘し、同大臣の即時辞任を求め始めた。

■70%、環境に不安 Adlatinaの記事
国内の消費者の実に70%は、企業の活動による環境への影響に、不安を抱えている。調査会社の調べで明らかになった数字だ。ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港がLCCの拠点となることになったが、地域住民の環境面への不安から便数が制限される事態となった。この背景に、環境に対する変化を恐れる国民が多いことがあることが裏づけられた。

■AR、10機が回復 TN.comの記事
アルゼンチン航空の旅客機10機が、機能を回復したという。ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)に駐機していた18機が、降雹による損傷を受けた。このため同社便について欠航やスケジュール変更が相次いでいた。来週のセマナサンタ(聖週間)は交通の繁忙期で、同社はこれに全機体の回復を間に合わせる方針だ。

■LATAM機、引き返す La Mañana Neuquénの記事
LATAMアルゼンチンの旅客機が、引き返す事態があった。23日、この事態が起きたのはネウケンを朝6時20分に発ち、ブエノスアイレスのアエロパルケに向かっていた7670便だ。同社によると、機体の運航上のトラブルが生じたため、引き返すことを決断したという。同便は結局、数時間の遅れで目的地に着いた。

■アビアンカ、サウセ・ビエホへ Notifeの記事
アビアンカ・コロンビアが新たに、サンタ・フェ州のサウセ・ビエホに乗り入れるという。同社が明らかにしたもので、5月2日から朝夕の2往復を毎日運航する。同社はLCCとして国内に参入しており、サウセ・ビエホへの就航は初めてだ。同社はこの新路線について、90%の搭乗率を目指すという。

■銀行、スト通告 Télamの記事
国内の銀行は、26日にストライキを行なうことを通告した。銀行員らの労働組合が行なった通告で、24時間の時限ストを予定しているという。組合側と銀行業界側は賃金引き上げに合意していたが、組合側はこれが履行されていないと主張している。現在スト回避に向け、労働省が斡旋を続けている。


【エクアドル】

■キト、タクシー闘争 El Comercioの記事
キトではタクシー運転手らによる新たな闘争が、本格化しようとしている。市内では配車あぶりーしょん「Cabify」や「Uber」、「Easytaxi」を使用する人が増えている。しかしこの使用により、タクシー利用者が減るおそれがあり、行政に対しこの規制などを求める新たな闘争が始まるものだ。

■観光ボートが沈む El Universoの記事
ガラパゴス諸島、サンタクルス島のプエルト・アヨラ湾で、観光用のボートが沈む事態が生じた。22日、係留中だったこのボートが突然沈みだしたものだ。乗客などはおらず、人的被害は免れている。またこの沈没による、油の流出などの事態も報告されていないと同国立公園側が明らかにしている。


【コロンビア】

■米国の関税、国内に打撃 Caracol Radioの記事
米国の関税により、国産産業は打撃を受けるという。Andi社側が指摘したものだ。保護主義的傾向を強めるドナルド・トランプ政権は鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税をかける措置を発動した。Andiによると国内から米国への鉄鋼、アルミニウム輸出は年間2億2600万ドルにのぼり、この関税による打撃は甚大だとした。

■200万人が大移動 Caracol Radioの記事
来週にかけて国内では、200万人が大移動するという。来週はセマナサンタ(聖週間)で、とくにこの後半には多くの人が旅行する。この交通の繁忙期を迎え、航空の利用者総数が200万人に達すると試算された。人口の多いボゴタ、メデジンや観光地であるカルタヘナ、サンタ・マルタなどの空港の混雑が予想されている。

■警察、リンチから泥棒を救助 Caracoll Radioの記事
カルタヘナの警察は、リンチを受けていた20歳の「泥棒」の男を救出した。この男は刃物を使い、携帯電話を強奪したという。しかしオートバイで逃げようとした際に、コミュニティの人々に捕えられ、暴行を受けた。駆けつけた警察がこの男を救出し、サンホセ・デ・トリセス病院に運び、事情を聴いている。


【ベネズエラ】

■緊急デノミ実施へ El Universoの記事
政府は緊急のデノミを実施する。ニコラス・マドゥロ政権は23日、新たな紙幣のシリーズを示した。この紙幣の金額は、従来の額面からゼロが3桁、切り上げられている。経済失政の影響で国内では2016年後半以降、通貨ボリバールの暴落が起きている。デノミはこれにともなう措置だが、歯止めがきく保証はない。

■コロンビア国境にワクチンポイント El Nacionalの記事
コロンビア国境の4個所に、ワクチン接種ポイントが設けられた。経済失政による生活困窮から、多くのベネズエラ国民が経済難民として同国に流出している。一方、コロンビア側では移民1000人が、麻疹(はしか)に感染したことが明らかになった。同国での流行を避けるため、国境でのワクチン投与が始まったものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病死者、340人に TRTの記事
ブラジルでの昨年7月以降の、黄熱病感染による死者数は340人となった。同国保健省が明らかにした数字だ。国内では人口の多いサンパウロ州やリオデジャネイロ州での、感染拡大が指摘されている。世界保健機関(WHO)も、この数か月間同国内の感染が著しく増加していると警告した。当局は、入国外国人にワクチンを推奨している。

■ベリーズ、レジ袋など規制へ Repoterの記事
ベリーズ政府は、レジ袋やファストフードなどに使用されるプラスチック製容器について、新たな規制を行なう。商業省だけでなく、観光省や環境省などが協力し、この枠組みを設け、同国内閣が承認したものだ。自然環境をベースとした観光を基本に国づくりを進めており、こうした物品の規制が必要と判断した。

■アマスソナス、リマへ Contacto Newsの記事
アマスソナス・パラグアイは、アスンシオンとペルーのリマを結ぶ路線を開設した。第一便が21日に運航され、リマのホルヘ・チャベス空港では同社の機体が、放水による歓迎を受けた。この路線はアスンシオンとチリのイキケを結ぶ路線を延伸したもので、同社主力の50人乗りのCRJ200型機で運航される。