2018.03.28

【ボリビア】

■エボ「チリは準備不足」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリが準備不足であると指摘した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。モラレス大統領は、チリがボリビアに対する「攻撃」を続ける背景に、国内での十分な議論が尽くされておらず、準備が遅れていたためとの見解を示した。

■両国協議はカクテルパーティ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアとチリとの間の協議は、「カクテルパーティ」のような非公式なものになるとの見方を示した。ボリビアがチリに主権ある海岸線を求める問題についての弁論がハーグの国際司法裁判所で行なわれた。この際、両国は長年途絶えている二国間協議を行なうことで意見の一致を見た。この件について、モラレス大統領が見解を示したものだ。

■チリメディア、巨額投資を報道 La Razónの記事
チリのメディアが、ボリビア政府が2300万ドルもの巨額費用を投じたことを報じている。ボリビアがチリに対し主権ある海岸線を求める問題で、ハーグの国際司法裁判所では弁論が行われたばかりだ。同メディアによると、ボリビア政府はこの対策費としてこの巨額の資金を投じたという。

■外相、アリカ北部案を評価 La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリのアリカの北側にボリビア専用の「海の出口」を設ける案について、受け入れられるとの見方を示した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求めているが、この案の一つとして沙漠地域に出口を設けることが提言されている。同外相は沙漠地域だけに居住者がおらず、チリ側も受け入れやすいとの見方を示した。

■憲法法廷、要求を拒絶 Correo del Surの記事
スクレの憲法法廷は、市民グループの要求を拒絶した。次期大統領選に、憲法の多選規定にも関わらずエボ・モラレス大統領が出馬を強行しようとしている。憲法法廷はこの根拠となる網疏(法の抜け穴)を容認する判断を下した。しかし法治国家としての立場を問われるとして、見直しが求められていた。

■消防、不十分と指摘 El Deberの記事
サンタクルスの消防は、市内のチェーンスーパー「フィダルガ」の対応が不十分であったと指摘した。26日昼過ぎ、市内の店舗から火が出て、3時間後に消し止められる事態が生じた。この火災による負傷者などはないが、防火などの対応において、フィダルガ側に問題があったとの認識を示したものだ。

■検察、フィダルガ火災を捜査 El Deberの記事
サンタクルスの検察は、チェーンスーパー「フィダルガ」で起きた火災について、原因などの追究を開始した。26日に起きたこの火災では、店舗の屋根、天井部分などが焼けた。スーパー側は事故により偶発的に起きた火災と説明しているが、検察側はこの裏づけをとるなど、事実の解明を急ぐ方針だ。

■アルゼンチン国境道、混乱続く El Deberの記事
タリハ県ヤクイバのアルゼンチン国境に至る道路では、混乱が続いている。地域の住民らの要求行動などから、国境橋が封鎖されているものだ。同地域を流れるピルコマヨ川では氾濫が生じたばかりで、政府行政などに対し支援を求めた動きだ。またビジャモンテスとヤクイバを結ぶ道路でも、封鎖が行なわれているという。

■ラパス、預金者らが抗議 El Deberの記事
ラパス中心部では、預金者らが抗議デモを繰り広げた。営業を休止した信用組合について、金融システム監督庁が判断を下した。預金者への預金の還元について、一定の割引をするという内容だ。しかし預金者らは、十分な情報もないままこの割引には応じられないとして、監督庁の前で抗議デモを実施した。

■オルーロセメント工場、近く竣工へ La Patríaの記事
オルーロに建設が進められている新しいセメント工場は、竣工が近いという。公共事業省が明らかにしたものだ。国内では現在、サンタクルス、チュキサカ、コチャバンバ県にセメント工場があるが、資材の需要増加を受け新たなプラントの建設が進められている。早ければ6月頃には、竣工する見通しであるという。

■スクレで地震訓練 Correo del Surの記事
スクレでは地震発生を想定した、大規模訓練が実施された。国内では細かい地震は多いものの、大規模な地震は多くはない。スクレでは70年前に大きな地震があったが、当時の記憶を持つ人はほとんどいない状況だ。断層型地震が起きる可能性もあるとして、避難や救助などの訓練が、市内で実施された。

■アルカンタリ、ILS設置へ Correo del Surの記事
スクレ近郊のアルカンタリ空港への、計器着陸装置(ILS)設置が、間もなく始まる。天候が悪い状態でも安全に航空機が離着陸できるよう、誘導する新たな装置だ。空港を管理するAASANA側がこの設置を発表していたもので、設置工事をこの28日から4月13日まで行なう。この設置により、国際定期便の就航への期待が高まることになる。


【ペルー】

■中国、ビスカラを祝福 El Comercioの記事
中国政府が、マルティン・ビスカラ新大統領の就任を祝福した。クチンスキー前大統領の突然の辞任により、副大統領からビスカラ氏が昇格した。中国外務省はこの件を受け、ビスカラ新政権とともに両国関係がさらなる発展を遂げることに期待を示すコメントを出した。ビスカラ政権の本格的始動は、4月になるとみられる。

■コルカ谷、観光客救出 El Comercioの記事
アレキパ県の観光地、コルカ谷で不明となっていたブラジル人観光客が、救出された。この37歳の男性はトレッキングに出かけたまま、消息を絶っていたものだ。山岳救助隊が出動し、トレッキングルートに近いエリアでこの男性を発見、保護したという。この男性は当初、アチャチワの展望台を目指していた。

■500世帯、今も避難生活 Perú21の記事
ピウラ県では今も500世帯が、避難生活を送っている。昨年のこの時期、国内の北部コスタ(海岸)一帯各地で、局地的な大雨が降った。複数の河川が暴れ、多くの住宅が被害を受けるなどした。ピウラ県ではピウラ川流域での被害が大きく、流域住民ら500世帯が、今も避難所などで生活を続けている。

■ラ・リベルタ県で土砂災害 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県で土砂災害が発生した。サンティアゴ・デ・チュコ郡のキルビルカの農村部で鉄砲水が発生したものだ。この土砂が地域の住宅1棟を飲み込み、この家に住む夫婦とこども3人の合わせて5人が生き埋めとなった。現場では現在も、この5人の捜索活動が続いている。


【チリ】

■チロエ、塗料汚染 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で、大量の塗料が流出し、川を汚染した。この事態が起きたのはチョンチのトライネルだ。ペンキなどの塗料を輸送していたトラックが衝突事故を起こし、積荷が漏れたものだ。この事態でトライネル川が赤い塗料で染まり、異様な状況となっている。

■サムディオ法、告発303件 La Terceraの記事
同性愛者などセクシャルマイノリティ差別、暴力を禁じたダニエル・サムディオ法による告発件数は、303件となったという。司法側が明らかにした数字だ。6年前、サンティアゴ市内で同性愛者の若者がホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力を受け死亡したことから、成立した法だ。LGBTに対する理解は、国内で進みつつある。


【アルゼンチン】

■国防相の責任追及 Telesur TVの記事
オスカル・アグアド国防相に対する、責任追及が始まる。昨年11月15日、海軍の潜水艦ARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶った。44人の乗組員の一人の父親が、同大臣に対する訴訟を起こしたものだ。この父親は同大臣に事故の責任があるとして、刑事罰を科すことなどを求めている。家族グループは、同大臣の辞任を求める声を上げている。

■黄熱病、国内は7件 180の記事
国内での黄熱病感染事例は、7件となった。保健省が明らかにしたものだ。このいずれもが、この感染症が広がっているブラジルで感染し、国内に持ち帰った事例だ。ネウケン州の69歳の男性など2人が、この感染後死亡している。保健省はこの事態を受け、国内にも上から3番目のランクの「黄色警報」を出している。

■60歳以上、ワクチン義務化検討 El Paísの記事
保健省は、ブラジルに渡航する60歳以上の国民に対し、黄熱病ワクチン接種を義務化することを検討している。ブラジルではこの感染症が広がり、国内に持ち帰った69歳と60歳の2人が死亡している。渡航者には接種が推奨されているが、高齢者に対してこの措置を引き上げることが検討されている。黄熱病ワクチンは一度受ければ、一生有効だ。

■イグアス空港、閉鎖を正式発表 Noticias6の記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港の一時閉鎖が、正式に発表された。滑走路補修などのため、同空港は4月15日から運用が停止され、ブラジル側のフォス・ド・イグアスの空港が代替使用される。国をまたいだ一時移管であるため、乗客をどう扱うかなど、現場での協議が今も続いているという。

■航空便、平均90% Diario Hoyの記事
この26、27日の国内空港を発着する航空便は、平均搭乗率が90%となったという。今週はセマナサンタ(聖週間)で、特に後半の聖木曜日から復活の日曜までは旅行の繁忙期となる。これを前に、すでに航空便の需要は高く、搭乗率が高い状態となった。後半については、すでに予約で満席となっている便が多いという。

■パロマール、法廷闘争が激化 Infocieloの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港をめぐる法廷闘争が、激化している。もともと基地だった同空港だが、LCCのフライボンディが拠点化の方針を示し、旅客便の運航が2月9日から始まっている。しかし騒音などを嫌がった市民らが訴え、現在は一日3便に限定されている。住民らは全面禁止を訴え、さらに圧力を強めている。


【エクアドル】

■26人が車に轢かれる El Universoの記事
マナビ県都ポルトビエホで、26人が車に轢かれる事故が起きた。26日夜、市内のビセンテ・アマドール通りとチンボラソ通りの角で起きた事故だ。この地域住民が路上でパーティを開き、ビンゴゲームを行なっていた。ここに車が突っ込み、26人が轢かれたという。重傷者はいないが、この車は現場から逃走している。

■サンロケ、殺人の日 El Comercioの記事
キト中心部の歴史景観地区のサンロケで、殺人が相次いだ。26日15時頃、酒に酔った者同士のケンカで刃物で刺された男性が死亡する事件が起きた。その4時間後、50歳の男性が強盗にあい、抵抗したところ刃物で刺されて死亡した。この中心部ではとくに夜間の治安の悪さが指摘されるが、短時間で殺人が相次ぐのは珍しい。


【コロンビア】

■航空会社、増税に反対 Caracol Radioの記事
国内の航空会社は、政府が姿勢を占めている航空関連の増税に、反対している。現在、国内航空便を利用する場合には8000ペソ、国際線については5ドルの税金が課せられている。政府は、航空関係のインフラ整備費などに充てるため、この税額を上げたい姿勢だ。しかし航空業界は、利用に影響が及ぶとして反対している。

■カルタヘナ、麻疹発生はない Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光都市カルタヘナでは、現時点で麻疹(はしか)の発生は報告されていないという。ベネズエラから多くの経済難民の流入が続くが、この事態を受け感染力の強いこの感染症の、国内での発生、広がりが指摘されている。セマナサンタ(聖週間)の観光繁忙期を迎えるが、この町ではこの感染症はないと安全宣言をしたものだ。


【ベネズエラ】

■議会、選挙の延期を求める Caracol Radioの記事
野党が圧倒的多数を占める議会は、政府に対し大統領選、議会選の延期を求めた。ニコラス・マドゥロ政権は、選挙をこの5月20日に前倒し実施する方針だ。野党側は、政権の言いなり状態の司法が被選挙権を制限するなど、自由公正性がないと批判している。こうした中、選挙を12月に延期するよう、申し入れた。

■国内、無政府化のおそれ Segundo Enfoqueの記事
5月20日に選挙が強行された後、国内が無政府状態になる可能性があると指摘された。人権問題に詳しい弁護士、マリアノ・デ・アルバ氏が指摘したものだ。この選挙結果について周辺国を含む国際社会が認めず、ベネズエラ政府を各国が承認しない状態に陥る可能性があるとした。国内が人道上の重大な局面に至るおそれがあると指摘している。

■人身売買など、300%増 El Paísの記事
国内では人身売買や奴隷労働など、人権上の重大な問題が、急増しているという。組織犯罪についての分析を進める団体が明らかにしたものだ。この4年間で、こうした問題の発生件数が、300%もの増加を示している。現時点での被害者数は19万8千人に達していると推定されている。

■麻疹ウイルス拡散が顕著に El Nuevo Heraldの記事
ベネズエラ移民による、麻疹(はしか)ウイルスの拡散が、顕著になっている。経済失政による生活困窮から、経済難民として国外に流出する国民が増加している。栄養、衛生状態悪化の中、こうした移民間で麻疹が増加しており、多くの難民を受け入れるコロンビア、ブラジルでの感染増加が明らかになっているものだ。

■こどものギャング化が進む El Nuevo Heraldの記事
国内では、こどもたちのギャング化が進んでいるという。経済失政による物資不足で、多くの国民が生活困窮に直面中だ。こうした中、こどもたちが銃器などを使用し、組織的に盗みを行なう事件が国内で増加している。中米で暗躍するギャングメンバー、パンディージャのようになることが、懸念されている。

■魚食はぜいたくに America Retailの記事
国内では魚食は、ぜいたくな行為となっている。今週はセマナサンタ(聖週間)で、伝統的にこの期間中は赤身肉の消費を控え、魚を食べる習慣がある。しかし経済失政による物資不足で、食料品全般が不足する中、魚を選んで食べられる層は限られる状態だ。販売価格は、最低賃金の10倍に達するケースもある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルラ陣営にタマゴ El Universoの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏の選挙運動陣営に対し、タマゴが投げつけられた。同氏は今年の大統領選出馬に向け動いているが、司法は汚職やマネーロンダリングへの関与を認め、12年の刑を言い渡している。こうした中、選挙運動中の車輛にタマゴが投げられる事件が起きたものだ。

■パラグアイ、デング死者10人に Tlesur TVの記事
パラグアイでの今期のデング感染による死者は、10人となった。同国保健省が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、とくに夏の時季に国内で感染が起きやすい。今季、感染が疑われた事例は1万2347件で、このうち2184件についてデングと確認されている。有効な感染予防策は、蚊に刺されないことだ。



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