2018.03.29

【ボリビア】

■黄熱病管理、強化へ El Deberの記事
保健省は黄熱病に対する管理体制を強化する。隣国ブラジルでは、人口の多いサンパウロ、リオデジャネイロ州でこの感染が広がっている。ボリビアは同国に向かう国民に接種を推奨しているが、新たに同国から入国する者について接種の有無の確認などを義務づける。未接種者に対しては、接種を受けるよう勧告するという。

■チリ外相「主権」変更はない Correo del Surの記事
チリのロベルト・アンプエロ外相は「主権の変更はない」と断じた。ボリビアはチリに対し、主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んだ。この件での弁論が行なわれているが、同外相は主権の変更については一切認められないとし、裁定に従わない可能性もあるとの姿勢を示した。

■エボ「チリは条約を守っていない」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、チリが条約を守っていないと断じた。両国は1904年に平和条約を結んでいるが、モラレス大統領はこの条約に含まれる、フリーアクセスの原則をチリ側が守っていないと断じた。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用するが、同国の社会闘争の影響でチリの貨物が滞る事態が相次いでいる。

■チリ、ボリビアに原因と反論 La Razónの記事
チリ側は、ボリビアの海のアクセスの問題は、ボリビア側に問題があると反論した。平和条約の内容に基づきボリビア側は海岸線へのフリーアクセスを求めているが、チリ側はボリビアが「自主的に」この権利を逃していると断じた。両国は1978年の断交以来、今に至っても外交関係を有していない。

■裁定は来年初めまでに La Razónの記事
国際司法裁判所による裁定は、今年の末か、遅くとも来年の初めまでに出されるという。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この問題をハーグの同裁判所に持ち込んでいる。この19日からは両国による弁論が行なわれたばかりだ。同裁判所側は、この結論となる最低を出す見通しを示した。

■BoAの事故、機材が多いせい Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の事故が多い理由は、機材が多いせいだという。民間航空局が見方を示したものだ。国内で発生する航空事故の件数の多くを、BoAが占めている。同局は同社は22機を保有し、国内でガリバー状態であるため、事故は相対的に多くなるとした。次点となるアマスソナス航空の保有機は12機だ。

■フィダルガ、本社に捜査 El Díaの記事
チェーンスーパー「フィダルガ」の本社にも、捜査の手が入った。サンタクルス市内の店舗で今週、火災が起きた。同社側は事故による出火としているが、捜査当局側は同社の運営体制に問題があった可能性を指摘している。28日、検察側がサンタクルス市内の同社の本社を捜索し、書類などを押収した。

■ガス漏れで園児らが避難 Correo del Surの記事
スクレの幼稚園近くでガス漏れがあり、この園に通う園児らが一時避難した。この事態が起きたのはヘラルド・バカ・グスマン幼稚園だ。ヘネラル・メンディサバル通りに敷設されているガス管の事故でガスが漏れ、園児らの避難措置がとられた。この事態で体調を崩す園児や近隣住民はいなかった。

■オルーロ旧ターミナル、売却手続き La Patríaの記事
オルーロ県議会は、県都の旧バスターミナルについて、売却手続きを進める姿勢だ。昨年市内に新ターミナルが完成したが、多くのバス会社は移管を拒み、この旧ターミナルを使用している。しかし整備費捻出などのためにはこの旧ターミナル売却が前提で、議会側は手続きを粛々と進める姿勢だ。この旧ターミナルは2012年に国有化されている。

■輸入タバコ、75%がラパスに La Razónの記事
輸入タバコの実に75%が、ラパス市場に向けられているという。昨年はラパスが55%、サンタクルスが44%だったが、今年はラパスが突出して多い状態だ。この背景には輸入タバコをめぐる流通の体系があるという。ボリビアはラテンアメリカ各国の中では喫煙率は低く、近年は規制も強化されている。

■オルーロ、発展にはキヌアと観光 La Patríaの記事
オルーロの経済振興のためには、キヌアと観光が必要だという。実業家で、大統領選にも出馬したサムエル・メディア・ドリア氏が指摘したものだ。世界的に注目されるキヌアの活用と、地域の観光開発がこの地の経済振興には欠かせない要素だとした。オルーロは、ボリビア経済が抱える問題の縮図があるとも指摘している。

■ロス・カルカスの動画に批判 Correo del Surの記事
ロックフォルクローレのパイオニア「ロス・カルカス」の新たなビデオクリップに、批判がある。モレナーダの楽曲「カラ・ボニータ」(かわいい顔)の映像に、チナと呼ばれる女性が映るが、伝統衣装ポジェラ(ロングスカート)が登場しない。この扱いが、伝統文化を毀損するものだとの批判があるものだ。

■セマナサンタ、警官1万人 El Díaの記事
このセマナサンタ(聖週間)の後半には、警察官1万人が警備に投入される。今週はセマナサンタで、とくに聖木曜日の28日から復活の日曜日の4月1日までは、旅行の繁忙期となる。警察は交通事故や事件を抑止するため、この時期に多くの警察官を投入している。今年は1万人規模の配備となるという。

■コチャバンバ県産薬物摘発 Correo del Surの記事
ブラジル、サンパウロの警察が、コチャバンバ県産の薬物を摘発した。押収されたのは35キロにおよぶパコ(クラック)で、その表面などには「コチャバンバ産」と書かれていた。この薬物は、GOL航空の貨物を通じて同国に運ばれたとみられる。パコは、コカイン精製時の廃棄物から作られる薬物で、効能はコカインと変わりない。


【ペルー】

■カマナでネッタイシマカ確認 Correo Perúの記事
アレキパ県のカマナで、ネッタイシマカの棲息が確認されたという。保健省が明らかにし、注意を促しているものだ。この蚊は黄熱病やデング、ジカ熱、チクングニヤ熱を媒介することで知られる。国境を接するチリ北端のアリカでもこの棲息が確認されたばかりで、こうした感染症を避けるため蚊に刺されないよう注意が呼びかけられた。

■サバンカヤ、活発な状態 Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡のサバンカヤ火山が、活発な状態となっている。観測機関によると27日にも比較的大きな火山性の爆発が発生し、周囲一帯に火山灰が降った。噴煙は3500メートルの高さに立ち上っており、今後も同様の爆発が繰り返されるおそれがある。この灰による、水源地の汚染が懸念されている。


【チリ】

■アマスソナス、国内線撤退 El Morro Cotudoの記事
ボリビアのアマスソナス航空は、チリ国内線から撤退する。同社は1年前から、アリカやイキケ、ラ・セレーナなど北部都市を結ぶリージョナル航空便の運航を行なっていた。しかし利用率が低いこと、さらにLCCとの競争が激化していることなどを受け、国内線の撤退を決めた。国際線については従来通り運航する。

■アボカドからヘビ BioBio Chileの記事
第11(アイセン)州のプエルト・アイセンのスーパー「Unimarc」で、アボカドの箱からヘビが見つかった。職員が品出しをしようと箱を開けたところ、国内中北部に棲息するガラガラヘビの一種がいたという。このヘビは通常同州一帯にはおらず、アボカドの流通チャネルに乗ってこの地にたどりついたとみられる。


【アルゼンチン】

■マクリ、公務員削減着手 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、公務員削減に着手する。同政権は国の財政負担削減のため、公務員にかかる費用を圧縮する方針を示している。自主退職者を募り、5千人を削減する目標を示した。この退職に応じた場合、24~36か月分の給与相当額を一時金として支払うという。60歳未満でも年金支給が受けられる措置も導入する。

■24歳男性、黄熱病で重体 Cronicaの記事
ブラジルで黄熱病にかかった24歳のアルゼンチン男性が、重体となっている。この男性はイスラ・グランデから帰国後に発症し、ブエノスアイレスで治療を受けている。すでに輸血で血液を入れ替えた状態で、医療機関側は肝臓の移植が必要な状態にあるとしている。国内では黄熱病により、60代男性2人が、死亡している。

■操縦士ら、抗議行動 Cronistaの記事
アルゼンチン航空とLATAMアルゼンチンの操縦士らが28日、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で抗議行動をとった。国の航空政策に対する抗議だが、ストライキではないため航空便への影響はなかった。マウリシオ・マクリ政権がLCCの参入を積極化していることに反発したとみられる。

■アメリカン、2路線新設へ Mensajeroの記事
アメリカン航空が、アルゼンチンへ2路線を新設することを明らかにした。同社は今年12月から、ロサンゼルスとブエノスアイレスを結ぶ路線を開設する。さらに来年4月には、マイアミとコルドバを結ぶ直行便を設けるという。同社は、観光、ビジネス両面での利用拡大に期待を示している。

■フライボンディ、1機停止へ Tucuman a las 7の記事
1月に参入したLCC、フライボンディは保有1機の運用を29日に停止する。同社は現在3機体制だが、このうちの1機について技術上の問題解決のため運用を停止するという。保有機材が少ないため、便のスケジュール変更などが行なわれる見通しだ。同社は機材のトラブルに加え、エル・パロマール空港の使用制限の影響を受けている。

■ガス料金、40%上昇へ Télamの記事
国内ではこの4月から、ガス料金が40%上昇する。エネルギー省が明らかにしたものだ。ガスなどの公共料金は、政府からの多額の助成で安く抑えられていた。しかしマウリシオ・マクリ政権は財政健全化を掲げ、見直しを進めている。この一環で、インフレ率を加味し40%の引き上げとなるという。


【エクアドル】

■モレノ「解放に向け全力」 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、誘拐された記者の解放に向け、全力を挙げる姿勢を示した。エスメラルダス県のコロンビア国境地域で、エル・コメルシオ紙の男性記者が誘拐されたものだ。この地域ではテロ事件が相次ぐなど、治安の悪化が起きている。モレノ政権は安全会議を緊急招集し、対応にあたっている。

■アサンジ氏を遮断 El Paísの記事
政府は、ウィキリークスの創始者、ジュリアン・アサンジ氏の外部との連絡を、遮断した。同氏はスウェーデン当局から手配されているが、在ロンドンのエクアドル大使館内にかくまわれている。同氏について、ほかの欧州の国から訴追の動きがあることを受け、情報を遮断することを決めたという。


【コロンビア】

■麻薬カルテルリーダーが死亡 El Universoの記事
麻薬カルテル「クラン・デル・ゴルフォ」のリーダーの一人が、死亡したという。警察が明らかにしたものだ。死亡したのはエル・インドことアリスティデス・マヌエル・メサ・パエス容疑者だ。コルドバ県内の農場で、死亡が確認されたという。この容疑者については、15万ドルの懸賞がかけられていた。

■難民、80%が接種受ける La FMの記事
陸路で国内に入ろうとするベネズエラ難民の80%が、麻疹(はしか)のワクチンを受けているという。経済失政による生活困窮で経済難民が、国内に殺到している。しかしこれらの難民を通じて、麻疹が国内に蔓延するおそれがあるとして、国境4個所でのワクチン接種が行なわれているものだ。多くの入国者がこれに応じているという。

■ベネズエラの妊婦、拒まれる Caracol Radioの記事
国内の多くの医療機関が、ベネズエラの妊婦の分娩を拒んでいるという。憲法法廷が明らかにしたものだ。国内に同国から多くの経済難民が押し寄せるが、ベネズエラの妊婦の受け入れが拒まれるケースが多い。医療機関側は、医療費支払いの問題を挙げている。同法廷は、ゼノフォビア(外国人憎悪)による差別の疑いもあるとした。

■アビアンカ機、石で緊急着陸 Canal Troの記事
アビアンカ航空の旅客機が、石が原因で緊急着陸した。この事態を起こしたのは、サンタマルタの空港を発ち、ボゴタに向かおうとした便だ。離陸した際に、機体の窓に石があたり、大きな音が轟いたことから機内がパニックとなったという。このため引き返して着陸したものだ。石があたった原因は、まだ分かっていない。


【ベネズエラ】

■トランプ氏、ベネズエラを見据える Caracol Radioの記事
米国のドナルド・トランプ大統領のコロンビア、ペルー訪問は、ベネズエラ情勢を見据えたものになるという。同国国務長官が明らかにしたものだ。4月13、14日にリマで米州サミットが開催され、これに先立ちボゴタも訪れる。この訪問は、対ニコラス・マドゥロ政権の包囲網を構築することが目的の一つとした。

■ビスカラ、マドゥロ排除を維持 Caracol Radioの記事
23日に就任したペルーのマルティン・ビスカラ大統領は、ニコラス・マドゥロ大統領の排除姿勢を維持する。クチンスキー前政権は、4月にリマで開催される米州サミットについて、マドゥロ大統領の参加を拒むことを明らかにした。ビスカラ大統領もこの方針を維持し、マドゥロ大統領に招待状を出さないことを明らかにした。

■レデスマ氏「解放のための制裁」 Sumariumの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ベネズエラの解放のためにさらなる制裁が必要と語った。同氏は政治弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たしている。国際刑事裁判所に、ニコラス・マドゥロ政権への告発申し立てを行なう説明の中で、制裁強化がベネズエラ国民を解放する、と断じたものだ。

■デノミは5月1日から El Comercioの記事
突然実施が発表されたデノミは、5月1日からになるという。ニコラス・マドゥロ大統領は先週、通貨を3桁切り上げるデノミを実施することを発表した。現在の通貨単位「ボリバール・フエルテ」を「ボリバール・ソベラノス」に変更する。国内では経済失政のため、通貨暴落やハイパーインフレが起きている。

■ペルーにも毎日2千人 Televisaの記事
ペルーにも毎日2千人のベネズエラ国民が押し寄せているという。経済失政による生活困窮で国外に移民する国民が増え、国連高等難民弁務官事務所(ANCUR)は「経済難民」と認めている。国境を接するコロンビア、ブラジルだけでなくペルーにも多くのベネズエラ国民が殺到している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病ワクチンで賄賂か ABC Colorの記事
パラグアイで、黄熱病ワクチン接種にからみ賄賂を要求されたとの告発がなされた。隣国ブラジルでこの感染症が広がり、保健省は同国を訪れる国民にこの接種を受けることを推奨している。保健省の警備員が、ワクチン接種を受けようとする者に10万グアラニの賄賂支払を求めていたことが告発されたものだ。