2018.04.02

【ボリビア】

■ジョレンティ氏「ウィンウィンは可能」 La Razónの記事
サチャ・ジョレンティ国連大使は、ボリビアとチリが「ウィン-ウィンの関係」を築くことは可能との見解を示した。ボリビアはチリに主権ある海岸線を要求し、ハーグの国際司法裁判所でこの弁論が行なわれたばかりだ。同氏はこの裁定とは別に、両国が対話を継続することで両国にとって実りのある解決が可能と断じた。

■チリ、条約を遵守と主張 El Deberの記事
チリは、1904年の平和条約を遵守していると主張した。海岸線問題を受けボリビアは、この条約に定められた自由往来の原則をチリ側が守っていないとしている。しかしチリ側は、アリカ港をボリビアに開いていると反論したものだ。アリカ港湾や物流業者は、ボリビア産貨物にターゲットを絞った社会闘争を繰り返している。

■アヤラ氏、国民の意思尊重を求める Correo del Surの記事
映画人として知られるビオレタ・アヤラ氏が、エボ・モラレス政権に対し国民の意思を尊重するよう求めた。同大統領は来年の選挙に、憲法の多選規定にも関わらず網疏(法の抜け穴)を通じ出馬を強行する姿勢だ。2016年2月21日、国民投票で憲法改正が否決された事実を受け、同氏はこの国民の意思を尊重し、出馬を見送るよう迫ったものだ。

■TAM公営化、進捗70% La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)の公営化プロセスは、進捗率が70%となったという。空軍の一部門である同社は公営化され、管轄が民間航空局に移る予定だ。このプロセスが大きく進展し、70%になったことを空軍側が明らかにした。このプロセスが遅れていることから、昨年12月には同社は全便運航停止の可能性もあったが、特別措置で継続している。

■ポトシ、13人死亡事故 Correo del Surの記事
ポトシ県でミニバスの衝突事故が発生した。1日朝、ケチュアの文化圏であるノルテ・ポトシの道路で、乗客を乗せたミニバスがコントロールを失い、沿道の岩石に衝突した。この事故で7歳のこどもや新聞記者を含む13人が死亡した。ポトシ県警によるとこのミニバスは、スピード超過でコントロールを失ったとみられるという。

■アルカンタリ、ILS整う Correo del Surの記事
スクレ近郊のアルカンタリ空港では、計器着陸装置(ILS)の設営が完了したという。空港を管理するAASANAが明らかにしたものだ。同空港では、悪天候時の離着陸を支援するこの機材の新たな導入作業が進められていた。この機器は5月21日から稼働し始め、今後国際定期便が就航することが期待されている。

■コスタス知事の提訴を準備 Correo del Surの記事
サンタクルス県の地域行政首長による組織、Amdecruzがルベン・コスタス知事を提訴する方針だ。県内のインカワシでのガス資源開発で反対運動が起きているが、県側は推進する立場をとっている。このAmdecruzは、コスタス知事と対峙する与党MAS系の意見反映が強く、この提訴準備に至ったとみられる。

■ラ・アスンタ、首長辞任求める Correo del Surの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタの市民団体が、レイナルド・カルシナ首長に対し、辞任を求めた。同首長の強権的な手法により、行政の運営に大きな混乱が生じていると団体側は指摘している。この辞任要求に、一部の議会議員も賛同している。ラ・アスンタは現在、この事態のため行政が空転している。

■ルレナバケ-ユクモ、不通に El Díaの記事
ベニ県のルレナバケとユクモを結ぶ道路が、不通となっている。この道路にあるオンド橋が、大雨などの影響を受けているためだ。ボリビア道路管理局(ABC)が現在現場で、復旧に向けた準備を進めている。地域の人々や交通事業者は、この道路や橋のメンテナンスの不足が、この事態を招いたとしてしている。

■オルーロ、ノーカーデー2回 La Patríaの記事
オルーロ市では今月、2度にわたり「ノーカーデー」が実施される。この取り組みを推進するデニッセ・ビルカ市議が明らかにしたものだ。自動車の使用を原則禁止し、街路を歩行者や自転車に開放する取り組みだ。大気汚染抑止やエネルギーについての啓発のため、この8日と22日に実施する方針だという。


【ペルー】

■マチュピチュ、ドローンか Correo Perúの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡で、何者かが無人航空機(ドローン)を飛行させていたとみられる。30秒間にわたる動画その存在が確認されたものだ。マチュピチュ遺跡では、遺跡の保護のため無人、有人を問わず飛行は原則禁止されている。何者かがこの禁止行為を破り、ドローンを使用し撮影したとみられるという。

■海上でマリファナ発見 El Comercioの記事
海軍は、太平洋上でマリファナ(大麻草)を発見、押収したことを明らかにした。リマ県カニェテの海岸近くで、6つの包みが浮いているのが発見された。海軍船が確認したところ、中身はマリファナだったという。押収量は254キロで、何者かがその処理に困り、海に捨てた可能性があるという。


【チリ】

■LATAM、ストの姿勢維持 El Paísの記事
LATAM航空は、ストライキ実施の姿勢を維持している。1000人の職員が加盟する労働組合が、賃金や待遇の改善の要求行動のため、このストライキを通告しているものだ。この9日までの間に、ストライキに突入する可能性があるという。客室乗務員などが多くストに参加するとみられ、欠航となれば便運航への影響は必至だ。

■ジャガイモ3トンを処分 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では、ジャガイモ3トンが処分された。農業衛生局がこの処分を指示したものだ。ルマコで産出されたこのジャガイモが、ハエが媒介する病害に侵されていることが分かったという。ほかの地域への拡大を防ぐため、地域で産出されたすべてのジャガイモが処分されるに至った。


【アルゼンチン】

■マクリ、教育の重要性語る Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、教育の重要性を語った。同政権は経済改革を大きく掲げ、政策を推進してきた。この一方、成長の持続を図るためには、こどもへの教育が必要であるとの見解を新たに示した。国の将来を託す次世代への教育の充実が、国の発展を図る前提になると語ったものだ。

■ワクチン啓発が欠けていた Infobaeの記事
保健省は、ワクチン徹底についての取り組みと国民への啓発が欠けていたと評価した。先週、ブエノスアイレスで国内では18年ぶりとなる麻疹(はしか)感染が明らかになった。南米各地で感染が広がるこの感染症だが、混合ワクチンの普及で根絶したかとみられていた。しかしワクチンを接種させない親も少なくない状態だという。

■デビットカードはデフォルトに Télamの記事
国内の小売業の現場では、即時決済を図るデビットカードの使用がデフォルトとなる。これまでこの決済手段の導入は、小売店各店にまかされていた。しかしこれが事実上、義務化されたものだ。小売店だけでなく、診療機関やチケットなどの支払いもこのカードの受け入れを断れなくなるという。

■荷物開けの14人、起訴へ Télamの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港ターミナルCで、乗客の預かり荷物を勝手に開けて金品を盗んでいた14人が、起訴される。組織的なこの盗みが行なわれていたことが明らかになり、この14人が関与していたことが分かっている。検察はこの14人を起訴し、主犯格の2人についての裁判が近く始まる見通しであることを明らかにした。


【エクアドル】

■サンロレンソ、戦車が行き交う El Universoの記事
エスメラルダス県のコロンビア国境の町サンロレンソでは、戦車が行き交うものものしい状況が続いている。この地では警察施設などを狙ったテロ事件が相次いでおり、政府は兵らを投入してセキュリティ体制を強化している。このため市街地にも戦車が投じられており、多くの兵らがパトロールを続けている。

■インタグ橋が流される El Comercioの記事
インバブラ県のインタグの3つのコミュニティを結ぶ橋が、川の増水で流された。ベルデ川にかかるこの橋は、地域の重要な交通路で、この事態で孤立地域が生じている。大雨の影響でベルデ川の水量が増えたことが原因だ。公共事業省は、仮設橋であるベイリー橋を、設置するための準備を進めている。


【コロンビア】

■モコア、住宅復旧21% Caracol Radioの記事
プトゥマヨ県のモコアでの住宅復旧は、全体の21%にとどまる。昨年3月31日から4月1日にかけ、この町では大雨が降り、大規模土砂災害や泥流に見舞われた。330人が死亡するこの大災害では、多くの住まいも損なわれている。今の時点で住宅復旧は21%、水道管の復旧は80%となっているという。

■コヨーテ、強盗の末放置 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のウラバで、「コヨーテ」が強盗をはたらき、その上人々を放置していたことが明らかになった。コヨーテは密入国者の水先案内人だ。エクアドルやバングラデシュ、コートジボワール、インドなどからの密入国者40人から金品を奪い、食事も与えず放置していた実態が明らかになったものだ。


【ベネズエラ】

■法王、ベネズエラにメッセージ Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、1日の復活の日曜日のミサでベネズエラ国民への呼びかけを行なった。バチカンで行なわれたこの場で、法王はベネズエラ国民に「正しく、平和な道を歩む」よう語った。国内では政権の独裁化や経済失政によるさまざまな混乱が生じていることを念頭に置いた発言とみられる。

■カラボボ事件、警官5人逮捕 El Paísの記事
カラボボ州バレンシアの拘置所で起きた事件を受け、当局側は警官5人を逮捕した。先週、拘置中の人々の脱走企図をきっかけに放火、暴動に至り、合わせて68人が死亡したものだ。警察機関はこの事件に関わった警官5人を特定し、逮捕したことを明らかにした。犠牲者家族らは、政府や警察に事実を明らかにするよう、要求している。

■カラカス空港発、9万人 Noticias24の記事
このセマナサンタ(聖週間)期間中、カラカスのマイケティア国際空港を発つ便の利用者は、9万684人となったという。航空当局側が明らかにしたものだ。元来セマナサンタは年間有数の旅行シーズンで、この時期には同空港は利用者で混みあう。しかし近年は経済失政による生活困窮で、旅行を楽しめる人は少なくなっている。

■アレパは高級料理に La Repúblicaの記事
国民的な軽食として知られる「アレパ」はすでに国内では、高級料理の一つだ。経済失政による物資不足で、原料となる小麦粉や肉、チーズなどの価格高騰が生じ、手軽に楽しめる料理ではなくなっている。従来の食材と手順でこの料理を家庭でつくると、42万ボリバールもかかる計算になるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■元独裁者が死去 El Paísの記事
グアテマラの元大統領、エフライン・リオス・モント氏が死去した。91年の生涯を終えたことを家族が明らかにしたものだ。同氏は1982年から83年にかけて独裁軍事政権を率い、この間にインディヘナ(先住民)の1771人を大虐殺したとして、国際的非難を受けた。2013年には裁判で、80年の刑を受けている。

■ベラクルス、刑務所暴動 El Paísの記事
メキシコのカリブ海岸の町ベラクルスの刑務所で、暴動が起きた。アマトランにあるラ・トマ刑務所で起きたこの事態で、合わせて10人が死亡している。事態鎮静化のため、大量の警察官が動員された。暴動に至った原因はまだ不明だが、脱走が試みられた可能性がある。当局側はまだ、情報を明らかにしていない。

■コスタリカ、同性婚の投票 El Universoの記事
コスタリカでは1日、同性婚の制度化を認めるかどうかを問う国民投票が行なわれている。国内では現在、婚姻は異性間でしか認められていないが、同性間でも認めるかどうかが焦点だ。朝6時から投票が始まり、18時に締切となる。この投票は国内6600個所と、国外52個所で行なわれている。

■ブラジル、黄熱病再燃への懸念 Perfilの記事
ブラジルでは、黄熱病が再燃するのではないかとの懸念がある。国内ではこの夏、人口の多いサンパウロ州やリオデジャネイロ州で感染が広がり、この10年で感染者数が最多となった。その後新規感染は落ち着いたが、このセマナサンタ(聖週間)後半の連休に観光が活性化し、人の移動が増えたことで感染が再び増加する可能性がある。

■パラグアイ、接種月間 La Naciónの記事
パラグアイはこの4月、「予防接種月間」となる。ワクチン投与を通じて、国内からの感染の「絶滅」を図る保健省の取り組みだ、対象となるのは、現在南米で感染拡大が懸念される麻疹(はしか)や風疹などで、国民に対し家族を守るためこのワクチン接種を積極的に受けるよう呼びかける。

■キューバでトラック事故 El Nuevo Heraldの記事
キューバ東部のサンティアゴ・デ・クーバで1日、トラックの事故が起きた。乗客を乗せ走行していたトラックが衝突事故を起こしたもので、1人が死亡し、こども9人を含む21人が負傷し、病院で手当てを受けた。キューバ国内では車輛事情の悪さなどから、交通事故が頻発している状態だという。

■ニカラグア、18人が溺死 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア国内ではこのセマナサンタ(聖週間)期間中、合わせて18人が水の事故で死亡したという。セマナサンタは旅行の繁忙期で、多くの人が海や湖などでの水浴を楽しむ。31日の聖土曜日だけで、国内では7人が溺れるなどし死亡したという。太平洋岸のビーチや、ニカラグア湖に流れ込むマラカトヤ川での事故が目立つ。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱ワクチン、3年以内に El Sol de Méxicoの記事
ジカ熱のワクチンが、3年以内に実現する見通しだという。アフリカ発祥のこの感染症は、ネッタイシマカなどの蚊が媒介することが知られ、近年ブラジルを震源にラテンアメリカで大流行した。米国の機関がこの感染症へのワクチン開発を続けており、3年以内にも実用化されるとの見方を示したものだ。



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